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みなさんこんにちは。おーばです。 今回は映画「あきら」
こちらについてお話してみたいと思います。 4月から始まりました午前10時の映画祭シックスティーン。
こちらの第一弾が大友克弘監督のアニメ映画「あきら」ですね。
1988年公開の映画ですけれども、 自分公開時に見まして、その後多分レンタルビデオだったかな。
1回ぐらい見たんですけれども、もうそれもね20年以上前のことなんで、 本当に久しぶりにね、今日劇場でこのあきらを見直しました。
なので結構ね忘れてるかなぁと思ってたんですが、 実際映画が始まるとね、だんだん記憶が蘇ってきて、
あ、このシーンあった。 あ、このシーンの次のシーンではあのキャラがこういうセリフを言って、こういった動きをしてとか
いうことがね、だんだんもう記憶が蘇ってくるというか、 よくもまあ覚えてるなぁということをね、我ながら感心しましたけれども。
で、この映画、漫画家の大友克洋が初めてアニメーションの劇場版の監督をしたということで、
当時話題になりまして、えっと自分はこの作品の前、 例えば気分はもう戦争とかドーム
そういった作品でね、大友克洋の漫画は読んでまして、 で当時
連載中の秋田を作者本人が映画化するというのをね、聞いて驚いたというか、
おーすげーなぁと思ったんですが、 実は似たような例がその前にありまして、ご存知の方ね、多いと思いますけれども、
宮崎駿監督の風の谷の直しか、あれもね、 宮崎監督がアニメ雑誌のアニメイジュに連載してた漫画を
連載を中断して、自ら劇場用映画として作って、 映画の制作が終わったらまた連載再開して、
次の作品の準備が始まったらまた連載を中断してという感じでね、 だいぶ時間かかったんですけれども、最終的にはね、
原作漫画無事に完結させたわけなんですが、 この秋田も同様にですね、
確かこれコミックスが4巻ぐらいまで出た段階でしたかね、 映画制作に入ってしばらく連載は中断して、
映画の制作が終わった後、無事にね、漫画も完結という感じでしたね。 こういうふうな感じでね、
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漫画を描いている作者本人が、しかも連載途中、 まだラストが明らかになってない段階でアニメーション映画にしてまとめるっていうのはね、
近いところでは、松本玲司の銀河鉄道3-9の劇場版もありましたね。 松本玲司は監督ではないんですが、かなりね、ガッツリ関わって、
原作漫画と、あとテレビシリーズも続いている途中で、映画を公開して、 メーテルの正体とかね、3-9の終着駅を先に全部明かしてしまうというね、
これまたすごいことを当時やりましたけれども、 どっちにしてもね、あまり多くない例ではありますよね。
この作品ですね、公開当時、 自分が見た感想としては、
とにかく作画がすごい。 よくもこんなに枚数使って
動かしているな。ビルとか建物の破壊シーンが本当に多いんですね。 アクションもありますけれども、そういった作画のすごさと、
音楽のすごさですね。 この音楽、もう一度聴いたらね、多分皆さん忘れないと思うんですけれども、
非常に印象的な音楽が流れまして、 今回ね、映画館で見ることによって、
配信とかね、ビデオではなくて、 四方からこの音楽が聞こえてくるというね、この効果、面白さ。
いやー、もう堪能しましたね。 ただ、個人的な感想で言えばですね、
作画と音楽はすごいけれども、 ストーリーはちょっとなんだろうなというところを当時思いまして、
で、今日も見てね、やっぱりなんだかなというところは正直ありましたね。 結局、タイトルにもあります。
アキラ。 これの正体というか、何だったのかというのは、一応ね、説明はあるんですけれども、
結局、その話の流れというか、作画のね、パワーに押し流されたというべきか、押し流したというべきか、
まあそんな感じでね、見てる間はあまり気にならないんでしょうけれども、見終わると、
で、結局この話って一体ね、何だったんだろうかというね。 あとさらに言えば、登場キャラクターに、
正直、自分的にはあの感情移入ができないというか、 金田とかね、哲夫とかいますけれども、どちらにもそんなに感情移入できないし、
うーん、まあ脇の方が面白いと言えば面白いんですけれども、
まあどちらにしてもね、見てて楽しいかと言われれば、 あまり楽しくないかなという感じではありましたね。
ええ。 もちろんね、ものすごい作品で、日本のアニメ史上に残る作品なので、
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この機会にね、やっぱり映画館で見るべき作品だと思うんですけれども、 まあ多分これでしばらくね、もう見直さなくてもいいかなというふうに、
自分的には感じてしまいました。 大友克博アニメのね、監督何本もやってますけれども、
自分的にはどれも乗れなかったですね。 いくらすごい漫画家であっても、アニメーションの監督をしたら、
傑作は作れるかというと、必ずしもそうではない。 手塚治虫もそうだったし、
もともとアニメーター出身で、漫画も書くけれども、監督もやった安彦義一もそうですよね。
漫画とアニメってやっぱり近いものだけれども、全く違うものでもありますんで、
まあその辺りの難しさはあるのかなと思ったんですけどね。 それとこの作品、作画なんですがものすごい枚数使ってて、
しかも当時の超一流のアニメーターをずらっと揃えてまして、 これ本当に見応えがあるんですが、
これいわゆる2コマ撮り。昔のフィルムベースで言うと1秒間24コマあって、
ディズニーの初期の作品、例えば白雪姫とかバンビとかピノキオとか、ああいった作品は1秒間に24枚の絵を描く、
いわゆるフルアニメというやつで、非常に滑らかに動くわけですね。 日本はですね、
とっかかりは、それこそ手塚治虫の鉄腕アトムかなと思うんですけれども、 初期の投影動画のアニメーションはまた別にして、
鉄腕アトム以降の日本のアニメって基本的には、 3コマ撮りって言うんですかね。
要は1秒間24枚の絵がいるところを、 3枚ごとに1枚描くという計算にして1秒間8枚にする。
これは作業時間の短縮、アニメーターの負担軽減とかいろいろあるんですが、 あともちろんね、予算的な問題もあるんですが、
まあそういった感じで日本のテレビアニメ始まって、 その後劇場版のアニメでもそれがベースになって、自分らなんかもその動きに慣れてるんですが、
このアキラは2コマ撮りなので1秒間12枚の絵を使っているので、 3コマ撮りに慣れた目からすると結構ヌルヌル見える。
フルアニメほどいかなくてもヌルヌル見える。 これがね果たしていいのかどうか。
3コマ撮りに慣れた目からすると、 ちょっと動きすぎるなぁという感じがして、
まあ他のアニメーションでも、 通常は3コマ撮りで、ここはというポイントだけね、2コマとか、 あるいはそのフルアニメーションでやるっていうのはあるんですけれども、
ずーっと2コマ撮りで描かれてるんで、 このヌルヌル度が変わらず続く。これはこれですごいことなんですけれども、
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まあそれに若干の違和感をね、 公開時にも感じて、やっぱり今回見ても若干思ってしまいましたね。
そういえば確か、 押井守監督の軌道警察パトレー版の劇場版1作目。
これも確か当初は2コマ撮りで行く予定が、 作画監督、超一流のアニメーターの人なんですが、
彼がメリハリをつけるために、 3コマ撮りでやらしてほしいと、押井監督に言って、
それを監督は了承したとかいうのを、 インタビューで読みましたけれども、
実際のところ3コマ撮りのアニメで全然問題はないかなと思うんですけれども、 このあたりはね、もうかなり技術的な話になるんで、
気になる人は気になるでしょうし、気にならない方は全然どうでもいい話かもしれません。
何はともあれね、久しぶりにもう本当にすごい予算をかけて作られた アニメーション映画を見てね、堪能させていただきました。
そして午前10時の映画祭、次の週末からの上映が、 1995年公開の押井守監督作品
ゴースト・イン・ザ・シェル 攻殻機動隊。
これもね、また劇場でね、見ることができるというのは非常に嬉しいですので、 忘れずにね、映画館に行きたいと思います。
はい、そういったわけで今回は映画アキラ こちらについてお話しさせていただきました。
それではまた。