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みなさんこんにちは。大葉です。今回は映画「ザ・クリエイター創造者」 こちらについてお話してみたいと思います。
監督がキャリス・エドワーズ。 えっとこの人ですね。
2014年にモンスターバースの第一作となるゴジラ。 そして2016年にスターウォーズのスピンオフであるローグワン。
そういったSF対策を監督しまして。 今回結構ローグワンから間が空いて7年ぶりですかね。
ザ・クリエイターが先日公開となりました。 自分的にはですねこのゴジラそれからローグワン。
いいシーンもあるんですけれども全体としてはちょっとなぁというところもあったりして 大絶賛まではいかなかったんですが
後々聞くとですね特にローグワンについては かなりプロデューサースタジオ側からの干渉があって
自分で作りたい作品にはならなかったというふうなことがあったみたいですね。 しかもローグワンという作品
スターウォーズの実写スピンオフ映画としては初めての作品で 決してね悪い作品じゃないけれども
うーんというところも結構あったりしてあれだったんですけれども そういった作品に比べると今回のザ・クリエイター
一言で言えばかなり良かったですね。 ストーリー的にはですね
人間とAI、機械との対立を描くというね そういった作品過去たくさんありましたし
一番有名なのはターミネーターですよね。 でターミネーターも1作目では
ショラツネが演じる ターミネーター、殺人ロボットというのは完全に敵だったわけなんですけれども
2作目では 人間と機械が分かり合えるという描写にシフトしていって
まあこれはねそのショラツネがこの時点ではもう大スターだったんで 今さら悪役にもさせられないという
まあメタ的な余裕もあったとはいえ まあそういうふうにねシフトしていったと
で今回のこの映画ザ・クリエイターでは人間とAI
ロボットと人間、機械と人間との対立というのが描かれるんですが
すべての人間がすべてのAIと対立しているわけではなくて 人間側にもかなり
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そのAI、機械との共存を望んでいる人たちが多い だから完全にターミネーターの1作目のように機械対人間というふうに
二極化はしてないというところが結構ね面白かったし しかも舞台の大半がアジア、チベットとかね
その辺りでずっとロケやってますので 通常のいわゆるSF特撮映画というのは
まあ宇宙のねどこかの全く違う星とか宇宙空間とか あるいは近未来のアメリカとかね
ブレードランナー的な日と日と雨が降っているような描写とか まあいろいろな映画があるんですけれども本作では基本的にはそのアジアの
山とか川とか田んぼとか あるいはチベットの山々とかそういうのが背景に使われているので
まあ絵面的にも非常に綺麗であるし ある種
今までのハリウッドで作られてきた SF映画とは違う視点、違う絵面、違う世界観を上手い具合にこう作り上げてるなぁという感じでしたね
何よりですね驚いたのが 今こういったご時世なのでこういう高額予算を使う
SF特撮映画というのは やはりシリーズものとか有名な原作を基にしてあるのがほとんどなんですね
例えばこのギャレス・エドワーズ自身が監督をした ゴジラとかスターウォースとかね
そういったシリーズものフランチャイズものとかね あとはマーベルとかDCのようなアメコミものとか
そうですね あるいはデューンのような有名な原作があるものとか そういったものじゃないとなかなかね
スタジオが高額予算を使わせないというところがあって映像化難しいんですけれども この作品はもう完全にオリジナル作品
そもそもギャレス・エドワーズ自身が監督でありプロデューサーであり 脚本も書いていると
なので聞くところによるとかなりスタジオとの交渉が難航したというか 制作の豪裁が出るまでかなり苦労したと
最終的にスタジオを説得したのがともかく予算を抑えるということで 本作品の予算は公式には8000万ドル
wikipedia の方で見るとですね ローグワンが2億ドル ゴジラが1億6千万ドル
それらの作品に比べると半額以下の予算で作っていると でもねあの実際映画見てもらうと
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そんなに予算少ないのと 8000万ドル自体がね もちろん高額ではあるんですが
ローグワンやゴジラに比べると半額と思うような絵にはなってないんですね 逆にびっくりしてこれだけ結構ね
CGも使ってるし特撮もね使ってるし ドッカンパック音爆発もしてるし
かなり超対策に見えるんですがこれが8000万ドルでできてるというのに非常に驚いたと
まあ作品の評価として制作費が安いから面白いというわけじゃないんでしょうけども それにしてもねこれはちょっと驚きましたね
特にね 作品の後半に出てくる巨大な戦車とか
宇宙空間から地上の機械たちAIたちを攻撃する 戦闘母艦みたいなやつがあるんですが
これらの兵器のこの巨大感の描写というのがものすごくてですね これは本当にねぜひ映画館で見てもらいたいんですが
この巨大感あの配信とかで見てもね家のテレビで見ても絶対あの 感じられないのでもぜひぜひ劇場の大きなスクリーンで見ていただきたいんですが
このあたりの描写とかも見て これで8000万ドル
ローグワンの半分以下とかね ちょっと本当に驚きました
まあそういうところでねちょっと前半に言いましたけれども アジアの風景とかでロケをしているというのも多分予算対策もあったと思うんですけれども
切り詰めるところは切り詰めてで使うべきところにはかっつりお金を費やして 作品の完成度を上げているというふうに思いましたね
なのでまぁ今までね何作かこのギャレスエドワーズの作品見てきましたけれども 本作は今のところ自分としては一番のお気に入りですね
もちろんね突っ込みどころは正直あるちゃあります あまり言うとこれネタバレになりますから言いませんけれども
例えば本作脇役で渡辺健が出てます ゴジラにもね出ててこの監督の作品としては2作目の出演になるんですけれども
この渡辺健 後半にあることが起こるんですけれども
その後再登場してくるシーンではそれがまるで何もなかったかのようにしれっと出てるとか 他にもねいろいろあるんですよ突っ込みどころは
向こうの映画によくあるね怪しげな日本語の描写とかね あったりするんですけれどもそういうところをひっくるめてね非常に楽しめる作品
ではありました あとですねこれはの今からご覧になる方ぜひ押さえておいていただきたいポイントとして
犬と猿には注目していただきたいと思います それとですねこれはもう偶然の一致と思うんですけれども
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ちょうど今ネットフリックスでオリジナルアニメとして浦沢直樹原作のプルート もともとがの手塚治虫の鉄腕アトムの地上最大のロボットというエピソードを
リブートした漫画なんですけれどもこの作品のアニメ版が配信がちょうど始まったところなんですが こちらもね人間とロボット
の存在の仕方 理解できるかどうか対立せざるを得ないのかというところをね
まあ結構このザクリエイターと共通する部分が描かれてまして まあたまたまね同じ時期に配信公開となりましたけれども
非常にこの作品も面白いので 機会があればこちらのねプルートの方もね
見ていただいてザクリエイターと見比べていただくというのも面白いんじゃないかと思います 何をともあれねこの映画
劇場で見ておかないと後でテレビとかね パソコンとかタブレットで見てああと思うと思いますのでぜひ
8000万ドルで作り上げた巨大感というのを 劇場の大きなスクリーンで体感していただければと思います
はいそういったわけで今回は映画ザクリエイター 創造者
こちらの作品についてお話しさせていただきました それではまた