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みなさんこんにちは、大葉です。 今回は映画「ザ・フラッシュ」こちらについてお話ししてみたいと思います。
日本では6月16日金曜日から公開となりました。 同じ日に
スパイダーマンアクロス・ザ・スパイダーバースも公開となりまして、 マーベル映画DC映画の新作、しかもどちらもマルチバースを取り扱ってるというね、
この2本が同日公開ということで、 アメリカでは公開日違うんですけれども、ネット見るとね、どっちを先に見るべきかね。
そういったことで悩んでいる方も結構いらっしゃったようで、 自分も昨日スパイダーマンの方を見に行きまして、
今日フラッシュを見てきました。 時間的には公開初日に2本とも見るという方法は取れたんですけれども、
スパイダーバースを見ても頭がもうフル回転してしまってですね、 さすがにここでフラッシュ見たらもうキャパシティ超えるだろうと思って、
落ち着いて今日こちらのザ・フラッシュ見てきました。 フラッシュというのはですね、超高速で移動することができるキャラクターで、
ドラマシリーズとしてはかなり人気があってですね、 もうすぐ日本でも最終シリーズシーズン9が配信開始となりますけれども、
映画版の方はね、このドラマとは違うキャストで、また独立した作品となっています。 ちょっとややこしいのがですね、このドラマ版の方のフラッシュもマルチバースを扱ってまして、
アローとか、スーパーガールとか、 デイジェントオブトムアローとか、そういった作品とのコラボ会とかもあるんですけれども、
何年か前のそのコラボ会の中で、 この劇場版の方のフラッシュが
ゲスト出演して、ドラマ版フラッシュと共演するというシーンもあったりしてですね、 なかなかの面白い展開もあったんですけれども、
今回のこの映画版フラッシュなんですけれども、 登場作品としては一つ前になります。
ジャスティスリーグ。 これをですね、一応見てた方がいいかもしれません。
ただストーリー的にはですね、直結はしてないんですね。 だから話の展開としては、ジャスティスリーグ知らなくても全然いいんですが、
ただどうしてもこのフラッシュというキャラクター、バリー・アレンですね。 彼とバットマンとか、スーパーマンとか、そういった他のDCキャラクターとの関係性、
どういった関係、どういった立ち位置であるかということは、 ジャスティスリーグを見てた方がわかりやすいかな、
という程度なので、見なくてもだいたい見当はつくんですけどね。 見ておくとより一層面白いかもしれません。
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ちなみにですね、このジャスティスリーグ、劇場公開版と ザック・スナイダー・カットという、いわゆるディレクターズ・カット版があるんですが、
もしこれから見ようと思う方はですね、もうぜひ ザック・スナイダー・カットの方を見ていただければと思います。
時間が4時間、めちゃ長いんですけれども、 ただし4時間が本当にあっという間に過ぎるぐらい、めちゃくちゃ面白くて傑作なので、
できればこちらの方を見てもらいたいなと思っています。 ザ・フラッシュの方なんですけれども、そのジャスティスリーグのことを一応受けて、
他のね、バットマンとかあるいはスーパーマンとの絡みもあるんですけれども、 この超高速で移動できるフラッシュがあるときその最高スピードで走ると、
時間を超えることができるということに気がついて、 しかもこの主人公のバリーというのは、子供の頃に
母親が殺されてしまって、しかも無理地の罪で父親が 収監されて裁判を受ける立場になっていると
いうことで、なんとか父親の無実を証明したいと努力してるんですけれども、 まだ身を結んでいないと。
ただその時間を遡るという方法を見つけたことによって、 バリーはどうしても母親を助けたくなるんですね。
まあ母親を助けるということは当然父親も助けるわけですけれども。 バットマンことブルース・ウェインにそれをやると世界にものすごい影響があると
忠告されたにもかかわらず、やはり母親を救いたいということで、 時を遡って歴史を変えてしまうと。
本人的にはあくまで母親を助けるためだけだったんですが、 とてつもない影響を世界に与えてしまうというね。
よくタイムトラベルもの、例えばこれ劇中でも何回もタイトル出てましたけど、 バックトゥーザーフューチャーとかね、いろいろありますけれども、
通常過去に遡って、そこで何かやらかすと、そこで時間が分岐して、 別のタイムラインが発生する。
本来の歴史と違う歴史が動き始めるというのは、 他の映画とかね小説とかでもよくあるんですが、
今回のこのザ・フラッシュでは、そういったね時間分岐というのもあるんですが、 その時点から変わるわけではなくて、過去まで変わってしまうと。
どういうことなのかっていうのは、劇中で説明があるんですが、 こういうこのタイムパラドックスの展開、説明というのは面白いなと思ってね、今回見ましたね。
そのために、バリーもね、もちろん良かれと思ってやったことが、 とんでもない事態を巻き起こしてしまって、世界線が大きく変わる。
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しかも、地球にものすごい危機が訪れてしまう。
でも、自分が知っているあの人たちと連絡がつかない、どこにいるかもわからないというね、 追い詰められてしまうわけなんですけれども、
ここからどういうふうにバリアレン・フラッシュが世界を救っていくのか、 というところがね、非常にテンポ良く、面白く描かれています。
上映時間が144分ということで、かなり長いんですが、 結構ね、笑えるシーンも多かったりするし、見どころも良いし、
決してアクションシーンばかりというわけでもないので、 非常に見やすかったですね。
あっという間に、体感的には2時間かかってないぐらいに、 あっという間に話がタッタッタッと進んでいった感じがしましたね。
具体的なストーリー展開はこれ以上言いませんけれども、
そうそう、これは絶対言っとかないといけないのが、 今回の一番の目玉と言っていいのは、
かつて、ティム・バートンが監督しました1989年のバットマン、 1992年のバットマンディターンズで、
主人公のブルース・ウェイン、バットマンを演じた マイケル・キートンが30年ぶりに再演するということで、
これは本当にすごかったですね。 かなりね、今回メインキャラだし出番も多いわけですね。
亀尾出演とかいうレベルではなくて、 マイケル・キートンのバットマン、大活躍します。
しかもね、その活躍シーンにかつての映画で流れたダニエル・フマン、 作曲のメインテーマがかかってくるというね、
もうあの音楽でマイケル・キートンのバットマンが登場すると、 もうなんか泣きそうになりましたね。
自分もね、その2作品もリアルタイムで映画館で見てますので、 あの時の感動をまた映画館で味わえると思わなかったし、
最近のマイケル・キートンはMCUの方ではね、 スパイダーマンの敵役のバルチャーとか悪い役で出てまして、
正直言うと顔はどちらかというと悪役顔なんですけれども、 今回は年をとって重みを増したブルース・ウェイン。
いい感じで演じてましたね。 非常に、やっぱり存在感っていう単語は使いやすいからあんまり使いたくないんですが、
やはりこれを見ると、このマイケル・キートンという役者の存在感の大きさを改めて実感しました。
もう出てきただけで、他のキャラクターがやっぱり霞んじゃうんですよね。 それぐらい重みがあるというか。
30年以上経って、同じキャラクターを再現するというのは、 演じる側もいろいろな思いとか覚悟あると思うんですけども、
よくぞ再登場してくれたと。 これは本当に感謝しかないですね、ファンとしては。
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これマルチバースを扱った映画なんですが、前回お話したアクロス・ザ・スパイダーバース これとはまたかなり違ったマルチバースの描写をしています。
裏表と言っていいのかな。 どちらが良い悪いというわけじゃなくて、マルチバースというものでもこういう見せ方があるのか。
最近のMCUもマルチバース・サーガというくくりで、ドクターストレンジ、マルチバース・オブ・マッドネスとか スパイダーマン・ノーウェイホームとかでマルチバースを扱ってて、他にもあるんですけれども、
正直そういった作品よりも、今回のこのザ・フラッシュの方がマルチバースの設定とか、マルチバースの見せ方は上手いと思います。
さらに言えば、基本的にはこの作品単独で完結してます。 次回に続くという形には、なってないこともないんですけれども、きっちりエンディングを迎えることができますので、そこでも見やすいと思いますね。
DC Extended Universeというくくりで、DCコミックをベースにした映画、世界観を共有する映画シリーズというのがずっと作られてたんですが、
まあいろいろ大人の事情とかいろいろあって、今後は今まで MCU の方でガーディアンズ・オブ・ギャラクシーシリーズを監督してました、
ジェームス・ガン、彼が中心となって世界観の再編成を行うと、DC Universeという名称になるのかな。
なので、これまでのDC Extended Universeとは直接的には繋がらない作品になるということで、結構発表されて混乱も招いているところもあるんですが、
今回のザ・フラッシュ、これがある意味、その DC Extended Universe の世界観を
次の DC Universe に繋げていくような、そういった役割を担っている部分もあります。
ただ、今のところその新しいシリーズの方でこのフラッシュが出てくるのか、どうかまだ正式には発表なかったと思いますけどね。
ちなみに、次の新しい体制でのスーパーマンの映画はジェームス・ガンが監督、
そして新しいバットマンの監督を、本作を監督しましたアンディ・ムスキエディ、この人が監督をするということで、こちらも期待していいんじゃないかなと思います。
でもできればね、今回のこのエズラ・ミラーが演じましたザ・フラッシュ、続きをね、見たいなぁと思いますけどね。
このエズラ・ミラーがちょっと私生活でいろいろやらかしたもので、このザ・フラッシュ、公開ができない、遅れ入りになるんじゃないかとか、
いう話が一時期あったりもしましたし、その一方で トム・クルーズがこの映画の評判を聞いて、
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映画会社に頼んで、自分の家で極品に試写会をしてもらって、大スターだからね、できることなんですけれども、それを見たトム・クルーズが
絶賛したというね、トム・クルーズとこういったね、アメコミヒーロー映画というのは接点がないと思うんですけれども、彼が絶賛したと、
まあそういったのもね、宣伝効果には役立ってるんじゃないかなと思いますけどね。 何やともあれね、このザ・フラッシュ、
これもね、やはり大画面で見るべき映画だと思いますので、 配信とか待つよりはぜひ映画館、できるだけ設備の良い
映画館で見ていただきたいと思います。 ジャスティス・リーグのことを言いましたけれども、正直見なくても大丈夫だと思います。なんとなく想像はつきますし、
大抵の人はバットマンとかスーパーマンとか聞けば、なんとなく見たことがなくてもイメージは持っていると思いますので、それぐらいで見ていただいていいと思います。
はい、というわけで今回は映画ザ・フラッシュ、 こちらの作品についてお話しさせていただきました。
それではまた!