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2021-05-30 13:02

第402回 映画「ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット」

katasumi402.m4a 今回はDCコミックの映画「ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット」をお話ししました。 4時間の大作ですが、本当にあっという間に観終わりました。 劇場公開版とは全く違う作品となっていますので、おすすめです! 【ワーナー公式サイト】 https://warnerbros.co.jp/home_entertainment/detail.php?title_id=57551 【番組公式Twitter】 https://twitter.com/kitakatasumi @kitakatasumi ご意見、ご感想は #北九州の片隅 でお願いします。
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みなさんこんにちは。大葉でございます。
今回は映画「ジャスティス・リーグ・ザック・スナイダーカット」
この作品についてお話してみたいと思います。
2017年に劇場公開されたDCコミックスをベースにした、いわゆるアメコミ映画
ジャスティス・リーグのディレクターズカット版ですね。
この作品ですね、ザック・スナイダーが監督してたんですけれども、
制作途中でご家族に不幸事がありまして、精神的ショックが大きくて続けられないということで途中拘板して
マーベルのアベンジャーズ1作目を監督しましたジョスウェドンが途中から引き継いで
追加撮影をして劇場公開版を作り上げたという経緯があります。
当初の劇場公開版が上映時間がほぼ2時間で、まあ手堅くまとめていると言えばいるんですけれども、
出てくるキャラクターが多くてアクションも多い割には上映時間が2時間ということで、かなり駆け足の展開となってしまって
キャラクターの描写も薄くなってしまったということで、大ヒットというわけにはいかなかったんですね。
この作品でヒーローチームを組むのが、バットマン、スーパーマン、ワンダーウーマン、アクアマン、フラッシュ、サイボーグ
このメンバーなんですが、スーパーマンとバットマンは前作
バットマンvsスーパーマンに引き続いての登場。そしてこの作品の中でワンダーウーマンも登場してますので、
まあこの3人は特に深い描写がなくても大丈夫だと。 もともとスーパーマンもバットマンも過去何度も映画化されているので
今更スーパーマンはこういう人で、とか バットマンはこういう人でということを一から説明する必要はないんですけれども
残りのアクアマン、フラッシュ、サイボーグは この映画がこのシリーズの中ではほぼ初出演と
アクアマンはこの後に単独主演作があるから まああれだったんですけれども
できればそれぞれのキャラクターの単独主演作を先に撮った後、ジャスティスリーグをやれば
マーベルのアベンジャーズと同じようにですね盛り上がったと思うんですけれども 2時間の枠の中でこれだけのメンバーを
入れてギュッと圧縮してやるというのはかなり至難の技で 公開当時自分も見ましたけれども
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可もなく不可もなくという感じでしょうか 失敗作とは言いませんけれどもかなり不満が残る出来だったと記憶しています
公開のほぼ直後くらいから特にアメリカのファンの間では元々のザックスナイダーが監督した
バージョンというのが撮影はしたけれども編集されないままそのデータが眠っていると そして当初の予定は劇場公開版とは違うストーリー展開だったと
いう話が流れてきて 署名活動とかいろいろあって
監督ももう一回やりたいと手を挙げて最終的に当初は否定的だった映画会社も予算を 追加出資してやりましょうという形で動き出したという感じですね
今回ですね完成しましたザックスナイダーカットは 上映時間が4時間
一気に倍ですね しかもですね劇場公開版の時に
ジョス・ウェドンが追加撮影したシーンはこのザックスナイダーカットでは一切使ってないと なので全てザックスナイダーが当初予定していた
シーンで構成していると さらに今回のこのザックスナイダーカットを制作するにあたってキャストを集めての追加撮影も行われています
アメリカでは今年の3月に配信開始 そして日本では5月26日から配信が開始しまして
ブルーレイとかは6月25日からリリース予定となっています 自分はですね
amazon ビデオの有料レンタル 400円ぐらいだったんですけれどもこれで見ました
ちなみにこちらにはですね 20分ちょいやるメイキングもついてましたんで
トータルでほぼ4時間半というかなり長尺で 一気に見るのが難しかったので2日間分けて
それでも2時間2時間ぐらいになっちゃうんですけれども 完成いたしました
結論から言うとですね もう全く違う映画ですね
もちろん出てくるキャラクター同じだしストーリーの骨格部分 基本的な部分は当然同じなんですが
前半部分はかなり各キャラクターの描写が増えてますし 後半部分特にいわゆるそのクライマックスのラストバトルというのは
先ほど言いましたように劇場公開版の時に追加撮影されたシーンは一切使われてなく 元の形で編集し直しているので全然違う展開で
えっこうなるのこうなるのえーみたいな感じで その意味では本当に新作を見るのと変わらない感じでしたね
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特にですね今回のこのザックスナイダーカットでは新登場のキャラクターのサイボークという 全身ほぼほぼ機械になった
キャラクターがいるんですが 彼が主人公に近いぐらいあの描写が増えてました
事故にあって瀕死の重傷を負って 科学者である父親に
全身を改造されてしまって気がつくともう全く人間とは言えない体になってしまった まあある意味悲劇の主人公なんですが
彼が絶望の淵から立ち直って仲間と一緒に世界を守るために 戦い始めるという描写がかなり
メインストーリーで語られてますので劇場公開版とは本当に印象が異なる キャラクターになってました
あとフラッシュというですね高速で走り回るキャラクターがいるんですが 彼もですね劇場公開版よりかなり描写が膨らんでまして
劇場公開版だとですね軽口が多くてちょっとおちゃらけた 3枚目的なキャラクターなんですけれども
今回のバージョンではもちろんそういったところもあるんですが きっちりヒーローらしい活躍もしますし
ある意味彼の活躍で とんでもない展開が訪れると
これは見てのお楽しみなんですけれども 劇場版とは全く違う活躍をしてくれます
ちなみにフラッシュはテレビドラマとしてもう何年もやってまして 自分も今シーズン6を見てるところなんですけれども
アメリカのDCドラマフラッシュ以外にアロー、スーパーガール、レジェンドオブトマロー、バットウーマンとかいろいろあるんですけれども
毎年1回その各番組がコラボする いわゆる本当にアベンジャース的なスペシャル番組が年に1回放映されてるんですね
去年放送されたもう5週にわたる大規模な コラボ会の中ではこの映画のフラッシュと
テレビのフラッシュが 共演するという
これはなかなかですねすごいシーンがありまして あのいわゆるマルチバース多元宇宙の展開をテレビドラマの方ではもう最初から組み込んでるので
映画のこの世界もそのマルチバースの一つという中で展開されてまして2人のフラッシュが出会うというね
これは テレビの方を見せて
おーすげーというふうに感動しました さてこのザックスナイダーカットなんですけれども
今から見たいと思われる方はそうですね最低限前作のバットマンvsスーパーマン これは見ておいてください
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本当にこのストーリーが直結してますので これを見とかないと
本作におけるバットマンの行動原理とか スーパーマンがなぜこういった形で登場してくるのかということがもう全く意味がわかりませんので
これは必ず見ておいていただきたいと思います そしてもう一つですねこれはあまりあの
事前情報は流れてなかったんですが 今回のザックスナイダーカットはいわゆるワイド画面ではなくて
ほぼほぼ正方形に近いようないわゆるアイマックスの価格ですね そちらの方で配信されています
なので普通のテレビとかで見ると 両脇左右に黒みが出るような
だから価格だけ見るとなんか昔の古いモノクロ時代の映画を見ているような感じには なっているんですけれども
もともと実際それで撮影してですね 通常の劇場公開であれば上下をトリミングして横長でやるというものだったんですけれども
今回はもう撮影時のフォーマットをそのまま活かしていると なので最初見てるときちょっと違和感があるかもしれませんけれども
これですねあの劇場公開版の例えばブルーレイとか借りて 両方同じシーンももちろんありますので見ていただければわかるんですが
明らかに劇場公開版の方はその撮影時の同じシーンでも上下を切ってるというのがわかりますので
損をしているとかいうことではありません 左右を切ったわけではなくてある意味オリジナルの形に戻していると
そして何よりですねストーリーも アクションもものすごくてもう見始めたら左右の黒みなんか全然気になりませんでしたね
本当にあっという間に見終わって もう一回見たいなぁと思わせてくれる劇でした
この形で元々の劇場公開がされてたら また今後のその
DCコミックの映画シリーズの展開が変わったと思うんですが とはいえ4時間の劇場公開は正直厳しいので
もし可能だったとしても前後編みたいな形に分けるのか ないしはテレビあるいは配信での
1時間の4話分のミニシリーズみたいな形でやってたのか いろいろですねあの想像してしまいますけれども
どちらにしても 一旦劇場公開された作品が
オリジナルの監督で改めて 追加撮影再編集されてもう一度日の目を見たということは
これは非常にあの珍しいケースですし 今のようにネット配信での視聴環境が整備されたから
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それだからこそ 出来上がった作品だと思います
ザックスナイダーカットは本当にその絵作りも全てがうまくいってますので 興味のある方はぜひ一度ご覧になっていただきたいと思います
ネットでザーッと評価見ても基本的に皆さん高評価ですね まあ100%までいきませんけれども
ざっくり9割以上の人は非常に高評価をつけてるんじゃないかと思います 4時間という長さちょっとビビるかもしれませんけれども
一旦見始めるとあっという間に見終わりますので ぜひチャレンジしていただければと思います
はいそういうわけで今回は映画ジャスティスリーグ ザックスナイダーカット
この作品についてお話しさせていただきました それではまた
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