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みなさんこんにちは。大葉です。
今回はアニメ「僕の心のヤバイやつ」
こちらについてお話してみたいと思います。
えーっとですね。
この春アニメの中で、
特に今年の春アニメっていうのは激戦というか、
推しの甲、
鬼滅の刃、
彗星の魔女、
ドクターストーン、
君は放課後インソムニア、
続編あるいは新作、
入り乱れて、
なおかつ評価の高い作品が多い中で、
ダークホースというか、
ここまで非常に完成度が高く人気が出るとは、
思われてなかった作品なんですが、
えーっと、これですね。
桜井の龍による漫画原作がありまして、
自分がこの原作を読み始めたのは、
3年ぐらい前なんですね。
当時ね、まだそのアニメ化されるとか、
全く情報が出てなくて、
ずっと単行本やネットの連載を読んでて、
そしてアニメ化が去年でしたか、
発表された時には、
いや本当にね、よっしゃーと、
この面白い漫画がついにアニメになるんだ、
絶対面白いはずだとね、
確信しておったんですが、
ふた上げてみるとですね、
ここまでアニメのレベルが高いとは思わなかったですね。
この作品ですね、
東京都の中学校を舞台にした、
主人公市川京太郎、
非常に陰キャで、
中二病で、
妄想癖が多くて、
友達少なくてみたいな、
本当にね、漫画オタク、アニメオタク、ゲームオタクで、
昔の自分を見るような、
いや昔じゃないな、
今の自分を見るような感じなんですが、
この市川京太郎と、
彼が好きになるクラスメイトの山田杏奈、
近寄りもかなり背が高くて、
美人で、スタイルが良くて、
モデルもやってて、
たまにテレビにも出て、
映画とかドラマにも出て、
という本当にアイドル的存在なんですが、
性格は結構、天然ボケが多くて、
しかも大食いで、
時間があれば学校の図書室で、
バリバリお菓子を食べてると。
アニメでもやってましたけど、
まぁ寝る寝る寝る寝るとかね。
どう考えてもそんなもん学校で食うなよ、
というものをいろいろバカバカ食ってるというね、
見た目と性格のキャップがデカいんですけれども、
この二人がひょんなことから、
元々クラスメイトだったけど、
だけど特に話をすることはなく、まあ存在ぐらいは知ってたけれども、特にインキャのイチカにとってはもう
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タカネの花というか、むしろ自分の妄想の中ではもう殺してしまいたいような、もうこの性格のねじれたイチカがいいんですけれども
まあそういう山田に対して、まあ少しずつ会話が進んでいって
アニメで言うと第3話のラストで、 初めて自分が山田のことを好きというふうにイチカは自覚するんですね。
ここの演出もですね、基本は原作通りのシチュエーションなんですが、 なーんていうんですかね、原作をさらに深掘りして、なおかずもっとエモーショナルにする
アレンジが施されてまして、放送されたアニメ版見た時に、 こう来たか、いやこれ絶対こっちの方がいいやん、と
特にアニメ的にはもうこれ、この演出ありありや、というぐらい 感動してしまってですね
この監督さんすごいなぁと、まあ前は前はね 思いながら見てたんですけれども
この前12話の中で少しずつ2人が近寄ってくる まあ言うてもでも中学生ですからね
そんなに激しい恋愛でもないし、なかなか好きと言っても正面切って告白することもできず
作品の作りとして、これ原作もそうなんですが、イチカワの主観、イチカワの心の声、ナレーションでずっと進行していくんですね
ただ山田の方について言えば 心理描写、心の声というのは一切出てこないんですね
まあコードを見ていればもちろん考えていることわかるんですが、このシーンで本当にどう思っているのか
もっと言えば、いつの時点からイチカワを恋愛対象としてこう意識するようになったかというところは推測するしかない
だからそれは読者や視聴者側の視点とイチカワの視点が一致していると
でも気がつくと少しずつ近づいていくという感じで、この辺りの関係性と原作、アニメ版の描写というのも非常に上手いなぁと思って見てました
自分的にはですねもう一人推しのキャラがいてですね、クラスメイトで元々山田杏奈の友達であった
関根萌子、山田はいつも萌えと呼んでるんですけれども、割と見た目が茶髪で派手っぽくて
結構軽い感じに見えるんですけれども、実は非常に頭が良くて、常にテストでも学年のトップクラスにいて
なおかつ非常に友達思いであって、山田とイチカワの関係をいち早く気がついて、しかもそれを口にすることはなく
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さりげにこの二人をサポートしていく、気を使っていく場合によっては自分が傍覇点になっていくという
非常に気遣いができる、なかなか萌えというのはいいキャラでですね
アニメ版の方でも原作以上に非常に細かい気遣いをして、この辺りのアニメならではの演出も上手いなぁと思うんですけれども
ある意味動かしやすいキャラクターかなと思うわけですよね。山田とイチカワだけではなかなか動かないところに
この萌えというキャラクターを入れることでまた一種関係が活性化されるというか、別の視点で入ってくるというか
そしてこの萌えも二人の関係をね、ひと知れず応援してフォローしてるんですけれども、口では結構
あの辛辣なことを言って、二人がちょっとこう近づいているところを見て
やっちゃったの!とかね、やっちゃったんだ!とかね、いっつもそういうことを言う
だからイチカワの方からいっつもピッチ扱いされてるんですけれども、ただ次第にイチカワも
この萌えの性格を配慮してくれることを気がついて、萌えとも友達になっていくというね、その辺りのイチカワの
人間関係が進んでいくという描写も良かったんですよね。 他にもね、面白いキャラ面白いシチュエーション何本でもあるんですけれども
原作が今8巻まで出て、まだ連載中でもあるんですが、今回アニメ化された第12話までがちょうど第4巻のラストまでなんですね。
早くも来年1月からアニメ第2期放送開始ということが発表されまして、同じ12話で行くとなるとおそらく
第2期は原作の5巻から8巻のラスト。 この8巻はね
イチカワとヤマダたちが修学旅行に行くというまあね、一大イベント会で、そしてもうこれはぜひね、読んでいただきたい、見ていただきたい名シーンがあって
いやこれ第2期のアニメのラスト近くでこのシーンアニメ化されたら多分間違いなく自分泣いてしまうんじゃないかというぐらい良いシーンが8巻にはあるので
第2期のアニメ化も非常に楽しみです。 何はともあれね、この僕の心のヤバいやつ
現時点での見放題配信はAmazonプライムビデオだけかな。 あと原作のコミックスが8巻まで出ておりますので、単行本は電子化もされてますので
コミックスでも電子版でもどちらでもお読みいただきたいと思います。 この原作もねあのパッと見はあのギャグ漫画っぽく書かれてるんですけれども
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いやもちろんね別にお笑いはあるんですけれども、ちょっとしたコマのちょっとしたキャラクターの表情が
その時はさっとね読み進めていっても後でまた読み直すと非常にこう伏線というか
ここでこういうことだったからこのキャラはこの表情をしてるんだとか いうことがねたたって非常に深読みができる
2度読んでも3度読んでも楽しめる漫画なので原作の方もね よろしければお読みください。
というわけで今回は僕の心のヤバいやつ こちらの作品についてお話しさせていただきました。
それではまた