1. 神田大介の経験
  2. 推し活 その1
2024-11-05 10:12

推し活 その1

サマリー

アイドルオーディション番組の影響で、ファンが推しを応援するための活動が注目されています。このエピソードでは、ファン投票やその背後にある心理、さらに推し活に伴う経済的な仕組みについて探ります。

アイドルオーディションの影響
私が仕事をやっている方のポッドキャストにですね、ニュースの現場柄っていうのがあるんですけれども、
それで聞いた番組がですね、すごい私にとっては衝撃的で、ちょっとその話をしようかなと思うんですけどね。
1681回のですね、アイドルオーディション番組の沼、ハマったら見えた光と業の深さっていうね、タイトルになってます。
4人の記者、全員女性だったんですけどね、が話をしてて、どなたも何がしか推しがいるっていうね。
今だけ推しがいるってことは本当に珍しくなくなりましたですよね。
しかも男女であったり年代ってのは関係ないって感じがしますけれども、の話をしていて。
結構ね、やっぱりねえらいなというか素晴らしいなと思ったんですけれども、もうセキュララに自分の話もしてるんですよね、記者がね。
本当こういうことができるってのは大変素晴らしいなと思うんですけど。
でね、びっくりしたんですよ。
というのはその中の一人の方はね、自分の推しがいると。
で、そのオーディションがあって何ですか。上の方に進んでいくにはですね。
ファンの投票が必要なんですよね。
その投票が一定集まるとあるいは多いとその次に進めるっていうそういう仕組みらしくてですね。
で、自分の友達あるいはですね。
もう大学生の頃からその人は会社で働いてるわけですから、大学生以来会ってないような人とかにラインでメッセージとか送って。
久しぶり元気みたいな感じで元気でどうしたら突然実はちょっとお願いがあるんだけどみたいな感じでね投票を頼むと。
でさらにそこに驚いたんですけど投票した後にその投票を本当にしたっていうことをスクショをね送ってもらってたっていうわけですよ。
スクリーンショットね。
推し活動とその仕組み
1日1票投じられそうなんですけど。
おおって思いましてね。
これは選挙とかと同じなんですよね。選挙も組織の投票の場合例えば労働組合とかは典型的ですけれども。
投票に行きましたって言ってそのね。
投票した人が投票済み賞っていうのもらえるんですよね。
あれ持ってくることによって投票したっていうことの確認をすると。
まあまあもちろん誰に投票したかまではわかんないんですけど。
てかそれやったら本当にねもう違法なんじゃないですか。
それはねやっちゃいけませんよね。
誰に投票したかってもうまさに思想信条の自由の根幹ですから民主主義国ですからね。
ですけれどもとりあえず投票したってことはそれでわかると。
だからそうか投票その政治以上ということになりますよね。
誰に投票したかもそこでは多分わからない。
わかんないのかなスクショね。
まあどちらにせよ同じようなことをやってるってことですよね。
こういうのってしかし相当強い気持ちがないとできませんよね。
だって私もそのありましたよ学生の頃友達だったやつから突然連絡があるって。
大体あれですよねマルチ方法の売りつけですよね。
何回かありましたけど2、3回あったかな。
高校時代の同じクラスで別に全然仲良しグループに属してなかったやつからいきなり連絡があったりとか。
だいたいろくでもない話でしたもんね。
本人もそのことはこの番組の中で喋ってる記者もよく自覚していて。
あの時私は狂ってたっていう言い方をしててね。
まあ確かになっていうあんまりそのやっぱり本当の表現じゃないじゃないですか。
自分のことを表現するにしても狂ってるっておかしな言い方になりますよね。
まあでもそれに沿いないなとは本当に思いましたよね。
それを自分が自覚できてるっていうところが本当に良かったなとは思いますけれども。
いやーただ全然これは特別な話でもなんかあるなと思うんですよね。
スクショを送らせるっていう行動が私にとってはすごく特別な感じに見えましたけれども。
そこまでしなくてもっていうことはあるだろうし、それに類することはあるんだろうなと思いましたね。
やっぱりそういうことで連想するっていうと、例えばホストですよね。
これもねだからすごく線引きが曖昧になってるみたいで。
私もそんなに詳しいわけでも取材したわけでもないんで本当に聞きかじった知識をしゃべってるだけなんですけど。
ホストってまずあるじゃないですか。
悪質なホストクラブって話題になりましたよね。
売りかけ金とかをかける。
まあ何ですか要するに借金というか付ですね付。
女性客に対して付で酒の注文とかさせて。
高いものだったら何百万とかするわけですよ。
でそれを付けっていう形にする。
で払わせるわけなんですけども払えないじゃん。
そろそろ何百万もね。
じゃあここで働いたら付って風俗とかをあっせんして働くと。
あるいは売春ね。
だから大久保公園とか問題になりましたけれども。
あれなんかもやっぱりルポを読んだりするとホストに使うためにそれをやってるっていうのが。
話がいっぱい出てきますもんね。
っていうのとあんま変わんないじゃないですか。
その番組の中で話も出てきたんですけども。
なんで働いてるのかっていうとその推しに使うためだ。
推し活動のためだっていう風に。
みんな幾度のような感じで言うわけですよ。
もちろん程度とかいろいろ違うんでしょうけれどもとはいえですよね。
そうなんですよ。
それは本当に実感するんですけど。
人間って自分のためにはやっぱりあんまり働けないんじゃないかな。
ずっと前も言ったかもしれないですけど思ってるんです。
で私ももし自分のためにしか働くことができないっていうことになったら絶対やってないですもんね。
際してがいるからやってますよもちろんね。
別に相手は誰だっていいと思うんですけどもやっぱりなんか自分のためだけに働く仕事をするっていうのって人間って恐らくできない。
これ不思議なもんですよね。
昔のその昔だと原始的な時代だと狩猟をしたり農耕をしたりって自分たちが食っていくためだったわけじゃないですか。
今の仕事って食っていくためではないので他の理由が必要なわけですよね。
っていうところ。
これって実はかなり豪の深い話じゃないですか。
家族のために働くっていうのはすごく正当化されやすいですよね。
ただじゃあなんで正当化されやすいかっていうと原始の生活に近いからじゃないですか。
原始の時代でも人間というのは集団を作ってそれで狩猟とか集団でやってたっていうふうに教科書に書いてありましたよね。
うまいこと狩りができない人っていうのは木の実を取ってくるとかそういうことで集団に貢献して。
あと狩りって獲物取ってきても一人で食べきれないからみんなで分けるんですよね。
その代わりにもらった分はまた別の機会に帰ってくるっていうそういうやり取りがあって。
だから人間って社会を作ってるわけですよね。
っていう直接的なそのやり取り利害関係に家族っていうのはかなり近しいからそういう仕組みが理解されやすいけど。
やっぱり推しってなった時に不穏なものを感じるのはその間にマージン取っていく人がいるってことですよね。
アイドルとかもその単純にアイドルとファンの関係性ではもちろんないわけじゃないですか。
その番組の中ではプロデューサーの存在が出てきてましたけれどもプロデューサーとかももう画面に映ってる段階でも演者の一人ですよね。
映ってない人が10倍ぐらいいるでしょう。
当たり前ですけれども広告代理店だったり芸能事務所だったりっていうね。
その人たちの取り分が相当多いわけじゃないですか。
でさらにそこにスポンサーであったりとかメディアとかも全部絡んでくるわけですもんね。
その一人のアイドルとファンの間に発生するお金で食ってる人ってものすごいたくさんいるっていうそういう構図ですよね。
しかもそこってあんま可視化されてないわけじゃないですか。
社会的な価値観の変化
やっぱりそこがね。
まがまがしそうな感じちゃうんですよね。
どうしてもね。
全然あのお仕方を否定するわけでは何でもないんですけれども。
見えない金の動きっていうのがあるっていうのは気になっちゃうんだよなぁ。
ただこれもね。
極めて難しいなと思うのは。
国家だってそうですよね。
税金の流れって我々逐一把握してないじゃないですか。
フランスに住んでて思ったのはフランスって比較的日本に比べると分かりやすいんですよ。
目的税が多いんで何のためにこの税金があるっていう説明が結構あるんですよね。
だけど日本ってとりあえずドカッと集められて消費税とか所得税とか集められて使い道は議員が決めてるって形ですもんね。
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