1. 神田大介の経験
  2. 大阪の人たちが自分の言葉で喋..
2025-06-01 06:29

大阪の人たちが自分の言葉で喋っていた

サマリー

大阪の万博では、人々の自然な振る舞いや大阪弁を通じて、関西の人々のユーモアや親しみやすさが強調されています。東京の公共空間では見られない心のこもったコミュニケーションスタイルが、新鮮な体験として描かれています。

関西の人々のユーモア
万博に行って、すごい印象的だったのが、実は関西の人が奇策であるという事実なんですけど。
例えばですね、万博会場待ちで、9時会場だったんですよね。私たち9時の会で、8時半ぐらいから並んでたんですけれども、並んでいるときに諸注意があるわけです。
缶・瓶は持ち込めませんと。アルコールもダメですというのね。それを繰り返し言うわけですよ。
そしたら、その中に一人のおじさんが、皆さん、缶・瓶の持ち込み禁止されています。アルコール類も禁止です。間違えたらアルコール持ってきてしまったという方、今ここで飲んでください。
これ、絶対マニュアルに書いてないでしょ、こんなこと。自分のおじさんの判断でそれ言ってますよね。
なんかね、その感じ、自分の言葉でちゃんと喋ってるなぁと思って、東京のイベントでこんなこと言う人いないと思うんですよね。
言い切れませんよ、もちろんね。でも想像つかない。それこそ不謹慎だって言われるんじゃないかみたいなことで口つぐむ人の方が絶対多いと思うんですよ。
この感じね。会場内の案内の人とかもすごい皆さんね、おじさんが特に気さくな感じの人よく見ましたね。
これね、まっすぐドンツキまで行ってとか、関西弁丸出し言ってくれるのすごいんですけど、すげえ親切だなと。
で、あとだからマニュアルに頼らずに対応してる人が結構多くてですね、それは嬉しかったのと。
あと、これは俗人的な話なんで、大阪にもいろんな人がいますから、その人がたまたまってことだと思うんですけど、
見通すじ線ね、大阪大道明の見通すじ線地下鉄に乗ってたときに、夕方だったんですけども、僕ら万博から帰るときだったんですけども、
車掌さんがね、もう本当にこの人はまた自分の言葉で喋る人で、
本当にいつも車内がゴミがありまして、ご迷惑おかけしております。
本日夕方から夜にかけては気温が下がるということで、皆様ぜひお気をつけてこの先ご移動をお願いしますみたいなですね、何か言ってたんですよ。
気象予報士会みたいなことを。
いやー、聞いたことないですけど東京で。
多少アドリブ聞かせる人はいますけど、ほぼいないですよね。
マニュアル通りのことしか喋んない。
なんでしょうね、あの感じ。
自分の言葉で喋ってるんですよね。
あと、基本的に家族でいて、お年寄りも結構万博にいらっしゃってるんで、地下鉄なんかで遺跡を譲ったりとかそんな場面もあったんですけども、そういう時もね、ありがとうねとかっていうのもね、
明らかに東京で遺跡を譲った時よりも、すげーありがとうって言ってもらえるし、
それから、その人が降りるときにもう一回来て、さっきありがとうね、助かったわーみたいなこと言って降りていく。
東京との違い
いやいや、そういう人もちろん東京にもいるんでしょうけど、あんまりいなくない?って、たまに遺跡譲りますけど、そんなこと言われたことない気がしますけどね。
いや、ないってことはないのかな。あんまり記憶ないですね。っていう感じ。
てかなんかみんな心から喋ってるなっていう。
東京の人って心とか気持ちで喋ってないですよね、ああいう地下鉄とか公共空間みたいなとこで。
これがね、なんか非常に新鮮でしたね、私にとってはね。
人間ってやればできるじゃんってか、やっぱ東京が狂ってるのかなって思いましたね。
だからその万博自体は、前回のやつで言いましたけども、予約予約また予約っていう攻略情報を必須みたいな感じなんですよね。
だからね、もうそれに疲れてるんですよね、攻略法に。何でもそうじゃないですか。
例えば無痛分娩しようと思ったらですね、そういうお医者さんを見つけなきゃいけない。あんまりいないんでね。
都道府県によってないと思う。全くないってところがありますけど。
だとしたら、要するに県でやるとしたら、それも調べなきゃいけないでしょう。全部自分で。
里ヶ谷出産とかをするのかしないのか、公的不乗はどの区で、どの市で何が行われているのか、全部調べなきゃいけないですね、自分でね。
で、そこで有利になるように立ち回る。補活とかもそうですよね。
生まれるところからずっと攻略法を求められるんですよね。
それをライフハックとか言ってるみたいですけれども、いやいやいや、ただ生きるってことはできないのかよっていう感じしますよね。
ずっとそうでしょう。だから、いわゆるお受験、小学校受験、中学受験、大学受験、高校で受験すれば高校受験。
そういうね、攻略法だし、会社に入ってからも、そもそもどの会社に入るのかとか、何じゃらかんじゃらね、正解みたいなのがあって、それは情報さえ集めていればできてみたいな価値観あるじゃないですか。
それにうんざりなんですよ、結局。人生に正解とかないでしょ、やっぱ。
マジで。
どうにもね、疲れますよね。
だからマニュアルによってない言葉を喋れる大阪の人たちって別にそこの正解を求めてないと思うんですよ。
正解はおそらくね、マニュアル通り喋ることなんですよ。別にその日の夜にかけて気温が下がるとか言う必要ないんですよ。
アルコールここで飲んでくださいとか言っちゃダメでしょむしろ。
だけどみんなね、それでふっと並んでいる疲れが取れるわけじゃないですか。笑いになって。
僕はそういうことを言える人間でありたいなって思いましたよね。
06:29

コメント

スクロール