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日替わりコメンテーターが独自の切り口で多様な視点を提案するキャッチアップ! 火曜日は、RKB神戸金史解説委員長です。
映画、ティダの運命。ティダとは太陽と書くんですが、沖縄の言葉ですね。ティダの運命が全国で公開中で話題になっていますけど、福岡市でもいよいよ今週末、18日の金曜日からKBCシネマでかかることになりました。
今日はですね、TBSテレビの監督をされた佐古忠彦さんにスタジオにおいていただきました。
おはようございます。よろしくお願いします。よろしくお願いします。
佐古さんの声を聞けばすぐに思い出す方がいっぱいいらっしゃると思いますけども、
築地市立ニュースツリーのキャスターを96年から10年ですね。
はい、ちょうど10年でした。
本当によく見てます。それから、ドキュメンタリーのプロデューサーなどもされた後にホド特集。
そして映画をね、手掛けてこられてますが、テーマとして沖縄を選ばれていて、沖縄の戦後支援の映画を作った今回4本目ということなんですね。
ライフワークですね、沖縄。
そうなりましたね、結果的に。
やっぱり今、監督さんからご紹介あった96年から参加した築地市立ニュースツリーという番組で、
築地市さんの横に座ったことが大きなきっかけだったかなと、やっぱり沖縄と関わることがですね。
築地市さん思い出すごかったですもんね。
そうなんですね。やはり築地市さんが朝日新聞の記者時代に復帰前の沖縄の特派員だったんですよね。
沖縄に行って、築地市さんの誕生日は6月23日なんですけども、祈礼の日なんですよ。
その日がそういう日だということを知ってから、その日から自分は自分の誕生日を祝えなくなったということを言ってたんですよね。
それがやはり築地市さんの中でも沖縄に対する思いというのはそこから多分始まって、
そして番組では本当に多くの先輩のディレクターたちが沖縄に行ってはいろんな特集を作って帰ってきてたんですけど、
いつの間にか自分もそんな存在になって、ちょうど私が2・3に参加したのは96年という年でしたけれども、
その前の年に少女暴行事件という大きな事件があり、大変な事件でしたね。
そのあたりから基地の実装というのが本当に大きく全国にも伝えられることになり、
そして普天間基地の未だに続く移設問題ということの大きなスタートにもなった年だったんですよね。
ですからやはり沖縄に行く機会がずいぶんどんどんと増えていって、気がつくと30年近く経っていたということになりました。
今回の映画では沖縄のリーダー、県知事の人たちの群像を描いていますが、
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特に太田正英さん、第4代ですね、90年から98年、それと第7代の尾長武さん、14年から18年、この2人が主な、
主人公にして描きました。
予告編の音をお聞きください。
その果てにたどり着いたものとは、
ティダの運命。
ティダ、太陽という意味なんですね。
あとリーダーを示す言葉。
かつて相当古い話で、王国時代になるんですけれども、
首長、首長と書いて、今の首長とは違いますけれども、王国ですからね。
リーダーを表す言葉でもあった。これは象徴的な言葉だなと思いまして。
実は運命という言葉もですね、
初代沖縄県知事のやら長平さんの復帰の日の日記の中に運命という言葉が随分出てくるんですね。
リーダーの運命ということになるけれども、それはそのまま、やはり沖縄のリーダーは、
ある種の民意の象徴でもありますので、
共に歩んできたこの歴史の中で、まさにリーダーを描いているようですけど、実はそこを通して見えるのは、
沖縄の民衆の歩みだというふうに私は思っているんですよね。
その意味でもティーダの運命、リーダーの運命だけれども、これは沖縄そのものの運命であると。
そんな観点からこの映画を作りました。
拝見しましたけど、大田さんが、学者だった大田さんが周りから押されて知事になっていく。
その知事をですね、自民党の若きリーダーだった尾長さんがですね、猛烈に攻撃してますね。
そうなんですよね。
すごいですね。
もうやはり政党陣としての振る舞いだったんだろうなと思うんですけども、
とにかく県政を奪還するためには、この知事を引きずり下さらなければということで、
まさに今おっしゃったように猛烈に追及攻撃をしていくんですよね。
本当に言ったら悪いんですけど、かなりの人相に見えてですね、悪役ですよね。
そうですね。当時の構図からいけばですね、とにかく県民の中でもとても、
まさに捕獲揃ってもう大田さんを支持していくという時代がありましたから、
そういう意味では、その中でいかに県政を奪還するかということに、
政府の方針ともちょっと違うところがあって、尾長さんは本当にその先頭に立っていたという時代があって、
今でこそですね、尾長さんが安倍政権と戦っていた頃の表情なり、その姿をみんな覚えてますから、
数十年前にそんな姿だったのかというのは、沖縄の人でも忘れてたとか知らなかったとか、
そういう人たちもいますね。
時代って10年ぐらいで、僕らみたいな年齢の人間からするとたった10年前なんだけど、
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若い世代からしたら10年前のこと知らなかったりしますよね。
そうですよね。
尾長さんは戦うリーダーに見えたかもしれないけど、その戦うリーダーだった尾田さんを引きずり下ろす主人公だったわけですよね。
そうなんですよね。ところが尾長さんが尾田さんと同じ立場に立った時に、
そこに至るまでにもだんだんと尾長さんの中でも変化がもちろん見えていくんですけども、
それまで否定していたはずの尾田さんの手法であるとか考え方にどんどん乗っかっていくんですよね。
乗っかるというか、2人が歩みも言葉も重なっていくんですよ。
それはなぜなのかということを考えると、そこにこそ沖縄の歴史があるし、
もっと言えば、この国が沖縄にどう相対してきたのかの答えがそこにあるんだというふうに思うんですね。
この映画は琉球放送の創立70周年の記念の作品ではないですよね。
なおかつ監督はTBSテレビの佐古さんがされている。
本土の人間が沖縄に対してどう向かい合うのかという、
佐古さんなりの一つの取り組みの姿勢を見せているようにも感じたんですよね。
今回は、今までは沖縄の外から見る視点を大切にしてきたつもりでいたんです。
でも今回は、もちろんそこも大切にしながら、沖縄からのメッセージという思いも実は込めたんですよね。
これまでずっと今の状態を放置してきたのは一体誰なんだということで、
つまり常に少数派と多数派の構図があるわけですよね。
沖縄と沖縄圏外ということでいうと。
確かに民主主義というのは多数決で決まるものですけれども、
そうは言っても少数の意見を全く聞かずにですね、
少数派の上に多数派がずっとあぐらをかき続けているこの状況が、
それでも民主的と言えるのかどうか。
そこを私は多数派に対して問いたいなという思いがありました。
もちろん私も含めてですよ。
ですのでそこをこの30年に及ぶ辺野古を巡る歴史を今回描いてますけれども、
それを改めて見た時にね、
そう放置してきた多数派がこれをどう捉えますかと、
そんな問いかけのつもりでもありました。
この国にとって沖縄とは何かと、
こちら側はもう勝者するような映画になっているなと。
そうかもしれないですね。
これはそのまま実は太田さんが学者時代からずっと問い続けてきたテーマでもあるんですよね。
私も何かあると太田さんのところに行っていろんなことを取材し、
そして教えてもらってきたんですけれども、
やっぱりその都度、常にその沖縄というものはこの日本にとって何なんだということをね、
いつも問いかけられてきたような、そんな気がしてるんですよね。
沖縄戦の悲惨な出来事が背景にある、
そしてアメリカの占領下にはずっと長く置かれたということ、
沖縄の特殊な要素だと思うんですけれども、
そこの苦しみが、保守も革新も含めてですね、
沖縄にはやっぱりそこにあるわけですよね。
そこに対する思い入れがある戦争をしてた世代の中央にはあったようにも僕は感じているんですよね。
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実は太田さんも尾長さんもここも言葉が重なるところなんですけれども、
かつては橋本総理や梶山官房長官のような沖縄を理解してくれてる人がいた。
今はそういう人がいないっていう頃、同じ名前を出したことがあるんですね。
さらに言えば尾長さんが何を言ってたかというと、
政府が沖縄に対してやろうとしていることは昔も今も一緒だと。
しかしかつては沖縄に対して申し訳ないという様々な歴史上のことを踏まえてね、
そう接してくれるから我慢ができたんだと。
でも今はそれがないっていう、そういうことを言ってたんですね。
とんでもない暴言もこのところ自民党の議員が言って大騒ぎになりましたし。
そうですね。
常に歴史を否定する発言というのがずっと出続けている。
沖縄にとってみればですね、
例えば様々な住民の貴重な証言を長きに渡って積み上げてきた上で、
例えば軍隊は住民を守らないという大切な教訓があるんですよね。
昨今のそういった歴史を否定する発言そのものは、
まさにその住民にとっての教訓を否定する、
そしてそれを攻撃する、そんな発言としか言いようがない。
そんなふうに思いますね。
ペシミズムって言葉も映画の中にちょっと出てきましたね。
あまりに本土のいい加減な態度に疲れ果てて、
展望がもう見えなくなっている悲しい現実も一部描かれていたかと思います。
その言葉は実はまさに筑史哲也さんが残した言葉でもあったんですよね。
今回ニュース2・3での筑史さんは毎日多事相論というコラムを持って、
一つコラムの形でしたけれども、
今回はその言葉をですね、この映画にも残したいと思いまして残しました。
これね、見てちょっと僕涙しそうになりました。
これライブで僕見てました。
筑史さんの思いがね、未だにこう解決されないまま沖縄の人たちの立場もね、
そのまま来ちゃっていることに非常に考えさせられる映画、ティーダの運命ですが、
7月18日金曜日にKBCシネマで公開ということで、福岡でもやっと。
実はこれ3月22日に沖縄で先行公開をいたしまして、
ずっと全国私もこの作品を持って今回っている旅の途中でもあるんですが、
ようやく福岡に帰り着きました。
で、18日から公開ですけれども、
翌19日には劇場にお邪魔してですね、
舞台挨拶をやることになっておりますので、
ぜひ劇場でお待ちしておりますので、皆様にお目にかかりたいです。バイバイ。
ティーダの運命、ぜひ劇場でご覧になってください。
今日は監督の佐藤忠彦さんにスタジオにお越しいただきました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
この時間キャッチアップをお送りしました。
数学教師芸人の高田先生だよー。
12:02
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