選挙報道における「ワッペン」とネット選挙の影響
この時間は日替わりコメンテーターによる 解説で日々のニュースを掘り下げる
ブラッシュアップ。 火曜日は、RKB神戸金史解説委員長です。
神戸さん、おはようございます。
おはようございます。
おはようございます。
今日は新聞見てますけど、やっぱり選挙の話が多いですね。
そうですね。
あの、ワッペンっていうのが新聞にあるんですよね。
一面とか社会面の記事に、今日も明日も明後日も、こういうテーマは共通してやってるんですよっていうのを示すために。
はい。
西日本新聞も、一面のトップに、減税ポピュリズムの渦っていう記事が出てますけど、そこについてるワッペンは、
懇命延長2025サインインセント。
懇命延長、これ珍しいなと思って。
毎日新聞なんかは課題の現場っていう普通の感じなんですけど、西日本新聞の懇命延長っていうのは、なかなかすごいワッペンだなと。
もしかすると今回の選挙をこんな風に位置付けた方がわかるかもしれませんね。
あの、ネット選挙になってですね、去年からね、急にね。
非常にこう、動画を見ていろいろ投票行動を考えたりする人も増えてきてますし、
そういう中でまあ、虚偽の情報なんかも入ってきて、まあ兵庫県知事選挙とかね、いろんなことが。
今まで投票って言ってる?
はい。大阪に住んでいた時に何度か行ったことがあります。
周りはどうだった?
周りは、やっぱり土日にあるっていうので、学生時代アルバイトしている子とかはそっち優先しちゃって、なかなか行かないっていう子もいましたね。
まあ、期日前もね、今行けますからね。
昔と違ってね、投票しやすくはなってるかなとは思うんですけど、
今年は、特に今回の参議院選挙はやっぱり関心が高いのかなという気がします。
メディア報道の「量的な公平」から「質的な公平」へ
どう?
はい。
周りの印象とかそんな感じはするかな?
はい。
私もなんかね、ちょっと今回投票率上がってくるのかなっていう気もしているんですよね。
したいですよね。
まあ、投票率が低すぎるのがね、日本の問題でもあったんで、
こうした選挙の記事もね、今まで選挙が始まると公示、告示された後はですね、
誰かの候補の得になってはいけないとかいうことで公平にやろうっていう感じがすごい強かったんですけども、
例えばテレビなんかでも各党の候補者を取られるときに秒数まで揃えたりしてね、
およそ20秒で1人やったら他の人も20秒ずつにしたりとかしてたんですけど、
そういった量的な公平よりも質的な公平にちゃんと移って、
伝えるべきものをちゃんと伝えていかないといけないんじゃないかっていう理論もメディアの中ではね、
急激に強まっています。
そういう中で今、新聞もテレビも選挙どう報道するかっていうのを日々取り組んでいる状態ですね。
それは動画の中に、SNSの動画の中に真実があってメディアは何も伝えてないじゃないかっていう批判もあるからですよね。
それは一面そういう点があるなって反省しなきゃいかんなと思う反面、
じゃあどこまで公平性を少し形を崩してでも、
トータルで毎日毎日見てたら、毎日毎日読んでたら公平になってるよっていうのも僕はいいと思ってるんですけど、
その日のニュースでここの候補が多いとかね、そういうことはあってもね、
トータルとして質的な公平が保たれればいいんじゃないかなと思っています。
で、TBSさんのニュースで、
参議院選挙の序盤情勢と政党の動向
昨日参議院選挙の序盤の情勢が出てたんですけど、
これはもちろん僕らJNN各局の取材なんかも加味しているわけですけどもね、
与党・自民・公明が議席を減らす降参が大きい、
50議席獲得できるかは微妙だと。
50議席というのは過半数に達するから、非常に重要な数字なんですけどね。
立憲民主党は選挙区で県庁。
議席を大きく伸ばす見込みなのが国民民主党・参政党。
参政党は補助票も取り込んで、
選挙区でも議席を獲得する可能性があるという報道がね。
今回の特徴は、今まで野党が共闘できずに、
分散してしまうという流れが今までもありましたけど、
今回補助がちょっと分散したものが受け皿として参政党と言われていますよね、今のところ。
そういう傾向ですよね。
共産党はちょっと厳しい状況。
それから社民党も1議席を獲得できる区が微妙な情勢ということです。
今こうやって2つの政党も言ったのは、
やっぱり質的な公平を考えているからこういうふうに言っているわけですよね。
どこどこは取り上げないとか、いうふうにしないように。
全部が全部取り上げられないので、一定の基準を設けながらやってはいます。
それが説明できるような報道であればいいんじゃないかということを意識しながら今やっているわけです。
プロのジャーナリズムとネットメディアの比較
毎日新聞の一面には、立命館大学の準教授の谷原司さんという方が、
少し大きめな意見を述べている記事が載っていました。
資座というタイトルになっていましたけど、
プロのジャーナリズムは、情報が正しいか検証し判断して強弱をつけて報道する。
一方、YouTubeの政治経済チャンネルはそこまで編集せず、視聴者に判断を委ねるスタイルであるため、
ネットメディアユーザーには透明性が高いと映るのだろうというふうに言っています。
これはそんな感じが若い人だからするのかな、やっぱりね。
そうですね、こちら側が判断するということで、
あまり隠さずにオープンなことを言っているのかなというふうに、
何かを隠しているのかなというふうに、何か編集が入ることによって、
思ってしまうというのは若い人たちはあるかもしれないですね。
そうなんだよね。
でも、全部を全部そのまま流してしまったら、メディアの存在意義はほとんどなくなっちゃって、
やっぱりここで注目すべきはここですよということを公平に、
それから公正に提示できるかが僕らのプロの仕事だと思っています。
フェイクニュースとメディアの役割
この谷原すかさんの記事の中で、ある調査では自分は批判的指向ができるという
自己評価の高い人ほどフェイクニュースに騙されやすいという結果になった。
自分は大丈夫だと思っている人ほど偏った情報空間の中にいるのかもしれない。
どれを見てもいっぱい動画ってあるわけだから、分かんないですよね。
そういうときに、これはメディアでもきちんと取り上げていたなとか、
一つの判断軸にメディアの情報をしてもらえたらなとは思っているんですよね。
例えば本当の嘘を言っていたら、それをそのまま取り上げて広めることが
メディアとして相応しいかと言われたら、そうは僕らは思わないので、
ただそれをそのまま判断を認められたらそうだと思ってしまう人もいるかもしれない。
ニュースもしっかり見ていただきながら言っていただけたらなと思いますね。
選挙の投開票日と今後のコーナー紹介
7月20日が投開票です。
さて、キャッチアップ80分過ぎにお送りするコーナーではどんな話題か。
引き続き選挙でいきたいなと思っています。
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