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おはようございます、いちです。
長崎は今日も晴れたので、またアウトドアで録画と録音をしています。
YouTubeでご覧になっている方は、後ろにですね、眼鏡橋、長崎の名所の一つの眼鏡橋が映っているのを見えるかなと思います。
実は今年2020年なんですけれども、台風10号が長崎に接近していまして、長崎といわず九州全体、西日本全体に接近していまして、この後ですね、大雨というかもう史上最大級の台風に見舞われる予定なので、
ちょっとこんな録画はしばらくできないかもしれないんですけれども、今日のところ、原子の前の静けさなんでしょうか。
お天気も良いので、こうやって外で録画、録音をさせてもらっています。
先日、Twitterを見ていたんですけれども、僕はツイハイなんですけれども、とある、僕がフォローしているとある大学の教授がですね、こんなつぶやきをされていたんですね。
表授会で、どうしても対面授業を再開したいという先生がおられた。
その表授がおられた。
理由をよくよく聞いてみると、対面授業で昔話がしたい。
しまったと思ってですね、というのは、僕みたいなおっさんになると、その先生がおっさんかどうかわからないんですけども、
僕みたいなおっさんがですね、昔話をすると、大抵、舞遊伝か自慢話になってしまうんですね。
これはもうしまった。今まで学生さんにつまらない話を聞かせすぎたかなとか、反省したんですけども。
ましてね、それをまたYouTubeとかPodcastとかで喋っているのは何事だと思ったんですけども。
学生さんの中にはですね、例えば僕なんかは工学系、理工学系の学部で教えてますので、
考古学とかエジプト学とか全然興味がないとか、世界史なんかも全然やらなかった。
僕が学生の頃そうだったので、そういう学生さんいたりとか、あるいは海外に全く興味がないという人がいるかもしれないので、
そういった人にですね、ちょっと刺激になったらいいなというか、視点を広く持ってもらえたらいいなとか。
究極的には工学、エンジニアリングっていうのは文化を作っていく。
何を作っているんだ、機械を作る、コンピューターを作る、エンジンを作るだけじゃなくて、
最終的に文化を作っている学問なんだ。
だからこの文化の歴史を知るっていうのは重要な鍵なんだということを伝えられたらと思って、
こんなお話をさせてもらっています。
今日もね、前置きが長くなってすみません。
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今日はエジプトのお話をしていけたらなと思ってるんですけども、
エジプトの話もたくさんあるので、
今日は最初の最初、僕とエジプトの出会いとのお話をしていければと思うんですが、
2002年ですかね、冬ですね。
エジプトに初めて行ったんですね。
初めて行ったのが一月間エジプトだったんですけども、
しかも砂漠だったんですけども、
当時はエジプトエアが成田空港から海路まで直接、海路国際空港まで飛んでいたので、
飛行そのものはそんなに難しくありませんでした。
今みたいに手郵便探してとかいう必要がなかったので、その苦労はなかったんですけどね。
ただ成田空港は朝早く出るので、我々は当時大阪にいたので、
前の日に岐阜の大垣のソフトピアジャパンというところで学会があったんですよね。
深夜のうちに成田着かないと朝の便に間に合わないとかで、
確か夜の間に最終で成田空港まで行って、
夜の成田空港って観空もそうでしたけど何もないんですよね。
日文字思いしながら朝を迎えて、
そこで東高大の亀井先生という、
エジプトでずっと研究されている工学系の先生がいらっしゃって、
その先生のチームと初めて顔を合わせて合流して、成田空港で合流して海路まで行きました。
その時も何持って行ったらいいんだろうとか、
現地下手したら停電がしょっちゅうあるからロウソクとか持ってかなきゃいけないのかなとか、
いろいろ情報が何もわからず苦労したんですけど、
この話はまた一回機会を設けて持ち物編というのでお送りできればと思うので、
そこはスキップさせてもらって、
海路に着きました。
現地の亀井チームにはエジプト人メンバーもいて、
現地のエジプトの研究所のメンバーもいて、
海路空港で合流して、
じゃあホテルとってあるから泊まりに行こうということで移動したんですけども、
そこがですね、
エジプトよくご存知の方も、
そこっていうようなマニアックな場所で、
当然僕が初めてだったのでそれが普通だと思ったんですけども、
海路郊外のヘルワンという町だったんですね。
ヘルワン、結構大きな町ではあるんですけども、
本当にね、町の外れ、
海路ってすごい大きいんですよ。
その海路の外れで、
一応地下鉄が走ってるんですよ、海路から。
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途中で地上に出るんですけども、
その終着駅で、
本当にね、端っこって感じですね。
大阪から見たら、
重曹とか、
中津ではないね、やっぱり重曹とか、
三国ぐらいの印象ですかね。
すいませんね、関西ローカルの話でね。
東京の方とかわからないかも。
もちろん長崎の方もわからないかもしれないんですけども、
そのぐらい外れの場所で、
そこにジャパンパレスホテルってホテルがあって、
たぶんエジプト側のメンバーは、
ジャパンパレスホテルだから日本人にいいだろうと思ったんでしょうね。
なんでジャパンパレスホテルっていうかっていうと、
ホテルの目の前がジャパンパレスって日本庭園?
日本宮殿?
ジャパンガーデン?
どっちか忘れちゃいました。
ジャパンパレスだったと思うんですけど、
日本宮殿だったと思うんですけども、
そういうのがあって、
次の日入ってみたんですけども、
全然ね、日本じゃないんですよ。
たぶん中東から見た、
誤解した日本のイメージをそのままガーデンしたんだと思うんですけども、
そのジャパンパレスホテル、今でも営業してます。
トリップアドバイザーで調べたらまだ営業してました。
僕入ったとき、最初に目に入ったのがカウンターにね、
ホテルが四つ星とか三つ星とかって星を誇らしげに貼ってるじゃないですか。
星二つで三つ目星があった跡があって、
これ一個星剥がしたんだなとか剥がされたんだなっていう、
自分で剥がしたとは思えないのでも剥がされたんでしょうね。
ランク落ちたのかと。
我々調査機材持ってるから荷物重いんで、
何階ですとか言われて、
エレベーターで上がろうとするじゃないですか。
エレベーターがね、乗るでしょ。
荷物乗っけるでしょ。
我々一番最後にエレベーター乗ろうと思ってて、
隊員を見送ってたんですけども、
エレベーター乗った隊員がドアチーンって閉まってガタンゴトンって音がして、
チーンってしてまたドア開いたらまた乗ってるんですよ。
何と、なんか3階か4階かやってなんかね、
ドリフトのコントみたいに何回も出てくるんで、
何これと思ってたんですけど、どうもエレベーターがパワーが足りないらしくて、
目的地帰りの直前までは行くんだけど、また降りてきちゃうみたいな感じで、
結局ね、階段で荷物を持って上がりました。
重かったです。
僕は学生と一緒に、当時泊まってた大学の学生と一緒にもアイ部屋で泊まってたんですけども、
だから学生が荷物を頑張って一緒に運んでくれたので、
それは助かったんですけども、なかなか観察が鋭い学生さんで、
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部屋着いた途端にカレンダー見てて、
僕一月って先ほど申し上げたんですけども、
大変です、あと32日間ありますって言われて、
2人でドヨーンとしました。
1日多いって感じですね。
しかも寝る前にベッドがあったんですけども、
足元に蟻が大量に発生してて、
5階か6階だったんですけども、蟻と思って、
でもこれベッドの上までは来ないだろうなと思って、仕方なく寝るかと思って、
ひょっとしたら危ない蟻かもしれないのでできるだけ触らないようにして、
その晩は長時間のフライトでもあったので泥のように眠ったんですけども、
朝起きたら蟻が全滅してたんですよ、蟻全滅。
何かと思ったらガス漏れ、プロパンガスなんでしょうね、空気より重いから、
ベッドの下の方、空気がなくなって蟻が死んでて、
これもっと寝てたらプロパンガスがベッドの上まで来て、
自分たちも窒息してたんじゃないかと思って、
ゾワゾワっとしたんですね。
そんなこともあって、
ちょっとジャパンパレスホテルはあんまりお勧めしないな。
当時のレートでたぶん一泊で200円ぐらい、
ワンルーム200円ぐらいのレートだったんじゃないかなと思います。
朝になって、朝アザーンっていうとお祈りの、
覚醒器からお祈りの声が聞こえてきて、
強制的に目が覚めちゃうんですけども、
ジャパンパレスが隣にあるから屋上から見てみようと思って、
屋上を登って行ったら、当時衝撃だったのは、
建物が未完成で放置されてるんですね。
で、後で知ったんですけども、
エジプトでは建物をわざと最上階は完成させずに置いておくと、
完成させるとそこで成長が止まるという言い伝えがあって、
わざと未完成なのを置いていくと。
未完成なのはいいんですけども、
それがですね、なんかどうも、
泥レンガというか、日干レンガなのか土レンガなのか、
レンガで作ってあったみたいで、
レンガとモルタルで作ってあったみたいなんですけどね、
ところどころ溶けてるんですよ。
これでエジプト人のメンバーも来たので、
なんかこれ、溶けてるよって聞いたんですよ。
そしたら雨が降ったら溶けるって言われて、
え、そのままでいいの?雨滅多に降らないからいいんだって言われて、
それがエジプトなんだと思って、
ちょっと衝撃を受けたというお話でした。
もうちょっといいことも話さないといけないんですけども、
今日はヘルワンのお話を立ててもらいます。
ヘルワンはとても治安は良さそうなところで、
街の中猫がウロウロしていて、
僕の法則なんですけども、猫がウロウロしている街はいい街なので、
ヘルワンもちょっと匂いきついところとかあったりするんですけども、
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いい街でした。
そこから数日ヘルワンに滞在してから、
カルガオアシスっていう南のサハラ砂漠の真ん中にある大きなオアシスに移動するんですけど、
その話また次回できればと思います。
今日も聞いてくださってありがとうございました。
それでは。