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いちです。おはようございます。ようやくですね、まとまった時間というか休みが取れたので、またポッドキャストとYouTubeの方を再開していこうかなと思っています。
今日はね、公園に、水辺の森公園に来ていて、この後ね、収録終わったら、Kindleを持ってきているので、趣味の本と、それからお酒のボトルを持ってきているので、飲みながら楽しもうかなと思っています。
大学はですね、今入試と入試の準備のシーズンで、推薦入試が始まっていますし、中にはもう受験したよという方もいらっしゃるかもしれません。
それから、推薦入試ね、それから一般入試、これから受けるよという受験生の方で、聞いてくださっている方、見てくださっている方いらっしゃるかもしれません。
僕が所属している長崎大学情報データ科学部って、去年は倍率が低かったんですよ。
受かりやすかったとも言えると思うんですけれども、それだけにね、僕入試委員長を務めているんですけれども、今年もだいぶ気合を入れて広報活動なんかもさせていただいています。
このポッドキャスト動画をご覧になっている方、今年じゃなくても、来年受験します、再来年受験しますという方も、長崎行ってみてもいいかなと思われる方は、ぜひご相談いただければと思います。
僕の前任地の長崎県立大学もいい大学ですので、長崎大学、長崎県立大学、長崎の大学っていうのも、4年間の修学旅行と思ってね、
選択肢に入れていただけると嬉しいなぁと思っています。
ここね、ずっと毎週ニュースレターは欠かさず送らせていただいてたんですけれども、今日はね、一番新しいニュースレターの中から宇宙のトイレの話題をお届けしようと思っています。
ちょっとカンニングをさせてください。
タイトルがね、ほら、前沢裕作さん、ゾゾタウン創設者の前沢裕作さんがロシアのソユーズ宇宙船で国際宇宙ステーションに行かれましたよね。
今ちょうど滞在中で、今本当に宇宙をね、回っているところなんですけれども、
彼がね、インタビューで宇宙に着いたら最初何をやりたいですかって言われて、トイレかなって言われたんですね。
ニュースレターのタイトルもね、前沢さん宇宙でトイレどうするのっていう風にね、させていただいたんですけれども、
やっぱり実際に最初に宇宙飛行士が宇宙到達して最初にするのはトイレらしいですね。
宇宙を地上でトイレは済ませて、なおかつ急にうんちしたくなったりとかならないように寒潮もしていくそうなんです。
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ロシアの場合は整理食塩水をモンドーム用でぶち込んで、一種の超洗浄をしてお腹の中に何もない状態にはするそうなんですが、
上がっちゃうのはね、そんなに1時間かからないでしょうけども、上空でドッキングまでに数時間かかることがあるので、トイレに行きたくなると思います。
ソユーズ宇宙船にもトイレというのは、座ってするトイレもちろんないんですけども、掃除機みたいなトイレというのが備わっているそうです。
ソユーズの場合、ロシアの宇宙船のトイレというとは台も章もできるそうなんですけども、
もともとアメリカ側が持っていたトイレというものは、ほとんどトイレと呼べるようなものではなかったそうで、これね、いろいろ話が残っています。
ニュースレターでもご紹介させていただいたんですけれども、アメリカ側で最初の宇宙飛行士、つまり世界で2番目ですね。
世界で最初というのは、旧ソビエト連邦、今のロシアのガガーリン、滞在中に少佐になった方ですね。
打ち上げ時は中尉だったそうなんですけども、打ち上げ中に2階級、特診なんでしょうね。
ソビエト連邦政府としてはもう帰ってこないと思ったので特診したんでしょうね、ガガーリン少佐。
ガガーリン少佐はトイレには行っていないみたいなんですが、ただ記録によると彼が乗ったボストーク1号にはトイレの試作機が積まれていたそうです。
ソ連時代のことなので資料があまり残っていなくて、ただボストークの556号にはトイレが乗っていたという記載が残っているので、
おそらく1号にも試作機が乗っていたというのは穴がち外れではないのかなと思います。
一方のアメリカ側の最初の宇宙飛行士がアラン・シェパードという人で、マーキュリー3号に乗られた方で、
彼は打ち上げが長引いちゃったんですね。地上で待機が長くなっちゃって、当然宇宙服も着ているし、テレメトリーで例えば心拍とか汗の状態とかっていうのを電気的に記録して地上に送っているわけなんですけども、
そんな状態で宇宙服も着ている中でトイレに行きたくなったんです。おしっこしたくなったんですよ、宇宙服着てて。
まず船外に出て宇宙服脱いでトイレに行ってってやると、また何時間もかかるので、ミッションコントロールから、地上の慣性官からの指示で、もう宇宙服の中でしろと、そのままお漏らししろというので、地上でお漏らしをしてから上空に行っています。
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最初のアメリカ人宇宙飛行士のアラン・シェパードの滞在記録っていうのは確か15分とかなんですよ。
なので、NASAはトイレいらないと思ったみたいなんですけども、虫が今飛んできた。
トイレはやっぱり必要だったということですね。
その後、マーキュリー計画、ジェミニ計画、アポロ計画という風に続いていくんですけども、
ジェミニ計画は、ロシア側、ソビエト連邦側が宇宙飛行士を先に宇宙に飛ばしたので、アメリカは2人だという風に飛ばすということで、ジェミニって双子っていう意味ですね。
それを聞いてソビエト側は急遽3人飛ばすんですけれども、ジェミニ計画、これもやっぱりトイレがなかったんですね。
NASAはアポロ計画で月に行こうとしていたので、ジェミニ計画でできるだけ長い期間宇宙に滞在させようとしたんですね。
2週間地球周回軌道に乗せるということを実験をしています。
2週間なので当然トイレの問題出てくるわけなんですけれども、当時はアメリカ側はまだ男性宇宙飛行士しかいなくて、
トイレと言っても掃除機ですね、本当に形も掃除機と一緒でおしっこを吸い取るだけだったんですね。
おしっこはその後宇宙船外に、宇宙に放出していたようです。
非常にキラキラと光って、水分を宇宙に放出すると一瞬で凍るのでキラキラ光ってすごく綺麗だったそうなんですけれども、
問題はうんちの方で、これは一つはトイレが用意できなかったのと、もう一つは地上に持って帰って、
うんちの中にカルシウムがどれだけ溶け出しちゃったかを知るために、成分分析するために持って帰るという指示があったそうなんですね。
どうしたかというと、ビニール袋、英語ではプラスチックバッグですけれども、
プラスチックバッグの中にうんちをして、しっかり封をして保存しておくと。
封をしておいても、実はうんちの中って大腸菌がいるんですよね。
大腸菌ってうんちの中の栄養をパクパク食べてメタンガスを発生させますから、放置しておくとガス爆発するんですよ。
プラスチックバッグが、ビニール袋がうんちって発酵するので爆発するんですよ。
NASAが考えた解決策は、うんちバッグの中に防腐剤を混ぜて、殺菌剤ですね。
混ぜて蓋をしてよく揉み込んで、ビニール袋を揉み揉みするんですね。
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そうするとよく混ざって大腸菌が死滅して爆発しなくなる、そういうものだったんですね。
みなさん、キュウリとか白菜の浅漬けってあるじゃないですか。
ジップロックにお野菜を入れて、お塩を入れてよく揉み込んで、ちょっと発酵させる。
発酵、うまくいくのかな。
乳酸発酵なので、乳酸菌が付いているものに関して、あれ足すんですかね。発酵させる。
これ結構しっかり乳酸菌つけないと、他の食中毒菌とかが増えちゃうこともあるので、家庭でやるのはかなり危険というか、難しいと言えば難しいんですけども。
ジェミニの宇宙飛行士たちは、うんちを浅漬けのように揉み揉みして殺菌すると。
当時の1970年代、60年代、70年代のアメリカ人宇宙飛行士が浅漬けのコツとか知っているわけなくて、揉み込みが足りなかったんですね。
ジェミニ2週間のミッションの7日目にうんちが爆発したらしくて、宇宙船の中はうんちまみれですよ。
その時に登場していたのがジム・ラベルという宇宙飛行士で、後にアポロ11号で月を一周して、それからアポロ13号で事故があって、地球には生還するんですけども、アポロ13という映画になっている方なんですけども、
ジェミニに乗って帰ってきた時に、港あるあるで今船が出てきました。結構長く響いてますね。
インタビュアーに宇宙どうでしたかと聞かれて、ジム・ラベルは君、トイレの中で7日間過ごしたことはあるかと毒づいたと言われています。
その後、アポロ計画になってもトイレは整備されなくて、ジム・ラベルはトイレつけろ、トイレつけろと散々言ったんですけども、アポロ計画中はトイレがつかなくて、おしっこを吸い出す方の掃除機はあったんですけれども、やっぱりうんちバックだったそうです。
多少改善はされたそうなんですけども、ジム・ラベルは運の悪い人で、アポロ11号では船長が途中で下痢になってしまって、下痢を袋に入れるってやったことありますかね?
しかも急に燃え落ちちゃったみたいで、袋に入れるのも間に合わなくて、多分ですけども水蹴りだったんでしょうね。ブシャーってなっちゃって船内、液状のうんちまみれ、しかも無重力だから、あちこち液状に飛び回ってるわけですよね。
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それが月の裏とかの出来事だったそうで、なんとか掃除機でちょっとずつ吸い込みながら地球に帰還したそうなんですけども、ジム・ラベルはまた臭かったというふうに言ってます。
アポロ13号でもトイレはつかなかったんですが、宇宙船の事故で彼は3人は命からがら帰ってくるんですけれども、ヒーターがね、電気系統を止めたのでヒーターを止めちゃったので、漏れ出したうんちに関しては匂いがあまりしなかったということをジム・ラベルは言ってます。
アポロ計画の後、アポロ宇宙船を利用して作ったスカイラブという国際宇宙ステーションの一つ前の宇宙滞在施設なんですけれども、そこは一応トイレがついていました。
なんか今見ると壁に便器が貼り付いててひょっとするような形なんですけれども、NASAはあまりトイレに興味がなかったんでしょうかね。
当時のロシア側はかなり高度なトイレを作っていて、国際宇宙ステーションでもロシアのミール宇宙船なんかのトイレを利用して国際宇宙ステーションにも納品されていて、アメリカ側もロシア製のトイレを購入して使っていたようです。
去年かな今年かな、3期目のNASAが開発した新しいトイレが投入されていて、こちらはテッドトークなんかでも紹介されています。
新しいトイレは火星往復に耐えるように新規設計されたもので、だいぶ普段見慣れたトイレに近づいています。
このニュースレターをお送りするにあたって資料をずいぶんと調べさせてもらったんですけど、皆さんトイレの話が大好きなんですかね。
いろんな方がそれぞれトイレにまつわるストーリーを書かれているんですけど、中には結構まゆつばなものも多くて、
できるだけ二次資料から一次資料を読んだら一次資料を探して、正確性を期してニュースレターでお送りしているので、そちらもまた読んでいただければと思います。
というわけで今日のポッドキャスト、YouTubeは宇宙のトイレにまつわる話題でした。
ニュースレターの方では写真なんかもいろいろ入れてますので、今見てみようかな。写真が結構出てるんです。
最新型のトイレに関してはニュースレターの中でご紹介しているテッドトークを見てくださいということなんですけども、
他の話題として、ちょっと盛りだくさんで忙しい時に書き切って書いちゃうんですよね。1万字超えてるんですけども、
例えば女性宇宙飛行士だと困る問題とかもあるんですけれども、それもニュースレターに書かせていただいてますし、
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うんちは宇宙に捨てるのか持って帰るのか、先ほど健康チェックのために持って帰ってた例があるんですけども、
最近は別の方法で処分してたりとかもします。それからロシアの方がトイレについては進んでたんですけども、
有名な逸話でボールペン、ボールペンは宇宙で使えないから、
NASAがものすごい経費をかけてスペースペンというボールペンを開発した、一方ロシアは鉛筆を使ったという都市伝説があるんですけれども、
それの真実なんかもニュースレターに書かせていただきました。
よかったら無料で読めるので登録していただければと思います。
というわけでまた次回のポッドキャストyoutubeでお会いできればと思います。
今日は聞いてくださってありがとうございました。
いちでした。では。