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おはようございます。今朝は長崎の出島ワーフに来ています。
出島ワーフもですね、営業再開していまして、結構昼間なんかは人が来ています。
夜はね、多分時短営業が続けられていると思うんですけれども、結構人は来ています。
長崎、コロナ落ち着いたわけではないとは思うんですが、
非常に大学も対面授業を一部開始したりとかして、
少しゴールデンウィークの頃に比べれば、少しは平常状態に戻っているのかなという気がしています。
授業、対面が始まったということで、1年生向けの授業で先日、先週は著作権に関するお話をさせていただいたんですが、
何が著作物なの、何が著作権の法律に反しているの、何がパクリなのというお話をさせていただいて、
微妙なラインというのはあるんですよね。
例えばパロディーであったりオマージュであったりという元ネタがあるんだけども、
これはもう意図的にやっていて、見てる人に元ネタに気づいてほしいというものは別なんですが、
パクリですね。
例えば音楽である曲ととても似てるけどこれどうなのとか、ある歌詞がとても似てるけどこれどうなのとか、
というものの例で、90年代の楽曲なんですが、
まだ現在も引き続き活動されていて、先週はサブスクリプションも解禁された、
ビーズというバンドの曲を教材にしてお話をさせていただきました。
ある楽曲に関してはアレンジャーの方がパクリだったんだけどね、みたいなことまで言われている楽曲があるんですけども、
そういったこと、これなかなかYouTubeの上で流すわけにはいかないので、
音楽ですから、それこそ著作権で保護されていますから、
家庭に流すわけにはいかないので、
授業の中の教材ということであれば例外的に認められるんですが、
こういったものは対面授業と前提に設計された法律ですから、
なかなかこういったYouTubeでお話しすることができなくて、対面でできてよかったなと思っている次第です。
先週といえば、皆さん残念でしたね、日本のほとんどの地域で見ることができなかった月食がありました。
しかも怪奇月食というね、月が完全に隠れてしまう現象がありました。
しかもスーパームーンという一年で一番月が地球に近い時に起こる月食で、
もう一つ大きい珍しい現象だったんですね。
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それは何かというと、月の出と同時に月食が始まる。
太陽が沈んで直後に月が昇ってくる。
その月の出と同時に月食が起こっている。
これはギリシャ語のセレネとヘリオスからできているんですね。
このセレネというのが月の神様で、ヘリオスが太陽の神様。
エジプトのヘリオポリスという街がありますが、これはギリシャ人がつけた名前で太陽の神様の街ですね。
ポリスは街という意味ですから。
このセレネの方ですね。
これが月の神様ということだったんですけれども、
古代ギリシャの人たち、実は月の神様は3人いらっしゃいました。
おそらくギリシャ人の固有の神様はセレネで、
そこに土着の信仰が混じって月の神様それぞれいたのが合流したということなんだと思います。
あと一人がアルテミスという、これも女神ですね。
セレネは女神でアルテミスも女神で、もう一人ヘカテという女神が合流しています。
だから月の神様は3人いたことになっちゃうんですね。
ただ古代ギリシャ人たちは理屈をつけて月は姿を変えていくから、
たぶんおそらくなんですけれども、新月をヘカテに割り当てていたと思います。
上限の月か下限の月なのか、あるいは欠けている月と満月だったのか、
ちょっと僕はよくわからないんですけども、
セレネ、おそらく満月あたりはセレネということになってたんじゃないかなと想像するんですけども、
もうちょっと調べてからまたご報告したいと思います。
セレネとアルテミスというのが代表的な月の神様お二人になります。
この古代ギリシャの時代が過ぎて、古代ローマの時代、古代ギリシャの前世紀って非常に短くて、
本当に前世紀と呼べるのはもう30年ぐらいしかないかもしれないんですけども、
その後長く古代ローマの時代が続きます。
古代ローマの神様は、ごめんなさい、古代ローマの人々は、
自分たちの神様と古代ギリシャの神様を一対一に対応づけていったんですね。
辞書を作っていったんですね。
古代ローマの神様で月の神様で、
ルナーという神様がいました。
きっとこのルナーはセレネと同じ神様だろうということで、
ルナーイコールセレネということになりました。
これはもう言葉が英語に残っています。
セレネの方は、例えば月面図というものをセレノグラフと呼んだりとか、
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それから有名な小説、アーサーシー・クラーク・川崎の海という傑作SF小説があるんですけども、
そこにセレネ号という宇宙船が出てきます。
月遊覧船ですね。
これ遭難しちゃうんですけどね、月で。
そういった話にセレネ号という名前が出てきます。
月探査船でルナーという人工衛星があるんですけども、
セレネはさすがに作品があるから、名前として使いにくいかもしれませんね。
遭難しちゃいますからね。
それから元祖にセレンというものがあります。
酸素の下の方ですね。
酸素でしょ、イオンでしょ。
セレンでテルルでポロニウムですね。
というふうに元祖の宗教の酸素をたてにいくとセレンというのが出てきます。
これは割と最近見つかった元祖で、その一つ下のテルルより後に見つかったんですね。
テルルが古代ローマの地球を表す神様、テラ。
大地の神様ですね、テラ。
ギリシャではガイアという神様に相当するんですけども、
テラを表す神様の名前からとったテルルの一つ上にいるから地球の上に浮かんでいるということで、
セレンという名前がつきました。
これ月と全然関係ない元祖です、金属なんですけどね。
人間にとっては必須元祖の一つで、
欠乏するとセレン欠乏症という症状があるそうなんですけども、
ほとんどの食品に、野菜にもセレンはごく美容入ってますので、
もうそれで十分ということのようです。
少なくとも日本の食事をしていればセレンを欠乏することはないです。
例えばビーガンの方であってもセレンは十分取られているということになろうと思います。
何が言いたいかというと、サフィリとかでセレンを取らなくても大丈夫ということですね。
ちょっとマスクが崩れてきた。
対面授業すると不織布マスクを使いなさいと言われるようになりまして、
今日から不織布マスクを使っています。
テルルがあってセレンがあって、これYouTubeで流していいんですかね。
三祖族ってね、今ちょっと頭の中で数えたのは、
高校生の時に覚えた覚え方があって、
三祖族はO、S、一番上が三祖族でOでしょ。
二番目がEOでSでしょ。
三番目がセレンでSEでしょ。
その次がテルルでTEで、最後がポロニウムでPOなので、
オスの正規は鉄砲という覚え方を高校生の時にしたの。
それがまだ頭にあって、上から順番に数えていったんですけども、
それは置いといて、テルルの上にセレンがあって、
サリエンの名前が残っている。
ルナーの方ですね、ローマ、ギリシャのセレネがローマで、
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ルナーになった。
ルナーの方はいろんなところに学術用語として名前が使われています。
例えば月食はルナーエクリプスというふうに言います。
ムーンエクリプスで通じないことはないんですが、
ちょっとバカっぽく聞こえます。
ルナーエクリプスというと月食ということになります。
ルナーね、よく使うと思います。
それからアルテミスの方、ギリシャの神様アルテミスの方は、
古代ローマではディアナという神様と同一意識されました。
英語読みがダイアナですね。
これは女性の名前によく使われています。
ルナーも使いますけどね、ダイアナーもよく使いますよね。
ルナーというとハリーポッターに出てくるルナラブグッドを
僕はすぐ思い出しちゃうんですけども、
ルナーであったりとかダイアナーも、あるいはダイアンの方もですね、
英語の中では、英語圏では女性の名前としてよく使われています。
これも日本語で言うと、月の入る女性の名前ありますよね。
ニュースレターの中で、先週ね、月食の日に流させていただいたんですが、
例えば女優の美月さんという方、美しい月と書いて美月さんという方いらっしゃいますけれども、
ダイアナとかの語感、日本語に訳すとそんな感じですかね。
ルナーの方に関しては苗字もあるようです。
スペインの貴族でデイルナーさんという方がいらっしゃって、
貴族ですし、これは日本語にすると餅月さんみたいな感じかなと。
デイルナー、当時は白尺とか黄尺とか、スペインですから、ヨーロッパですから、
呼び方は違ったと思いますけども、デイルナー、白尺なのか黄尺なのか、
黄尺2種類ありますけども、黄尺なのかわからないですけども、
デイルナーさんという方もいらっしゃいました。
後に教皇になられています、デイルナー教皇になられています。
こんな形で月というのは非常に文化に影響を与えてきたもので、
月食という月が隠れてしまう、食べられちゃうという現象に関しては、
いろんな国でやっぱり大騒ぎになったようです。
月食、今回はほとんどの地域で見られなかったと思うんですけれども、
次の機会、今年の2021年の11月にもう一度あります。
こちらは部分月食なんですけれども、98%の食ということで、ほぼ回帰月食ということですね。
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それから2022年、来年の11月にもう一度この回帰月食があります。
日本で見られます。
こちらは完全な回帰月食なので、晴れるといいなというか、
今度は完璧見れる場所に行きたいなと思っています。
そうなんですよ。
ここね、今港なんですけども、ここから船が出ていて、
後藤列島へ行けるんですけども、
後藤列島に福江島と一番大きな島に天文台があってですね、
そこが観光客に開放されているので、
そこで月食見れたらいいななんてことを今妄想しています。
月とね、それから神話のお話しさせていただいたんですが、
日本では、ちょっと数は少ないんですけれども、
月読み神社、あるいは月読み神社というものがいくつかあります。
大本はひょっとしたら長崎の池にある月読み神社、
月読み神社と読みするんですかね。
月読みという神様を祀っている神社があって、
おそらくそこが大本で、
伊勢神宮にも月読みを祀っているお宮さんがあります。
それから京都の松尾大社のすぐ横に、
月読み神社というね、月読みを祀っている神様がいます。
月読みというのは、アマテラス大神の弟とされています。
男神か女神か、小神か女神かということは、
古事記には書かれていないそうなんですが、
通称男の神様ということになっています。
アマテラス大神も、男説もあるにはあるんですが、
一応女神で通っていますので、
アマテラス大神がいて、弟の月読みがいて、
太陽と月ということになります。
兄弟ということになっています。
アマテラス大神、ご案内の通り、
5世代の孫が神武天皇という日本の皇室の始まりとされていますから、
月読みも天皇家の親戚というか、皇室の一人ということになろうかと思います。
月読み神社をお参りして、今度は月食を見れるようにと、
ご相談していこうと思っています。
今年も多分一気には何度も足を運ぶことになると思うので、
ご相談しておこうと思っています。
最後にね、月といえばこれは伝説なんですけども、
中国の東大の詩人の李博という方が、
段年、ずっと死中酔っていらっしゃったそうなんですけども、
お酒に酔って、湖に浮かぶ月、
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湖に月が反射していたんでしょうね。
それを捕まえようと思って、
湖に飛び込んで、でき死したという、
これ多分本当のことではないと思うんですけども、
酔っ払っていたのは事実でしょうし、
湖に反射する月というのは大変美しいものですから、
飛び込みたくなる気持ちはよくわかる。
実はこのデジマンワーフもですね、
今は時短営業で7時とかに終わっているかもしれないんですけども、
以前はよくここで仲間とお酒とか飲んでたりとかして、
しかも月が見えるんですよ、
海に反射して月が見えるんですよ、
すごく綺麗なんですよ。
いつかこの月を捕まえてしまうんじゃないかという気がしています。
そんな場所から今日はお届けしました。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
市でした。
では。