1. Kanayafrica
  2. 067. 情報の単位「ビット」〈S..
2022-07-24 17:00

067. 情報の単位「ビット」〈STEAM NEWS第88号振り返り〉

情報の単位「ビット」についてお話ししてみました.

YouTubeはこちらから👉 https://youtu.be/T2GcMNTZw_4 

ニュースレターはこちらから👉 https://steam.theletter.jp/posts/47261d70-08fd-11ed-b7fc-d968884fbb85 

【140字まとめ】情報の単位「ビット」について解説します.1ビットは,確率1/2の現象が起こったことを知ったという「情報量」を表しています.例えばコイントスの結果は1ビット(正確には1シャノン)の情報なのですね.そして中国の易経によれば,6ビットで森羅万象を表すことができるそうです.

 #情報科学 #長崎水辺の森公園 #STEAM教育

サマリー

サンドウィッチ伯爵に関する都市伝説や先生の講義時間の調整について話されます。

サンドウィッチ伯爵の都市伝説
いちです、こんにちは。
今日もですね、長崎水辺の森公園から
ポッドキャストの録音と、それからYouTubeの録画等をね、させていただいています。
YouTubeでね、ご覧になっている方、相変わらず季節感のない格好ですみません。
今週もですね、なかなか慌ただしくて、ついにですね、
僕、ご飯食べるときは、もう仕事のことは考えないようにしようとしているんですが、
ご飯の時間もね、短いので、長くても5分、10分とかなので、
その間だけは仕事のこと離れようとしてたんですが、
ついにですね、その時間も惜しくなって、
今週はサンドイッチを食べながら、キーボードを打つというね、
品の悪いことをしていました。
僕、左手、人差し指の先端をね、なくしたという事故があって、
その時にね、今後一生、キーボードは片手で打つだろうと思って、
片手入力というのを練習していたんです。
僕が使っているMacに入っているMacOSですね、
最初から、片手キーボード入力というメニューがあって、
片手で入力できる配列というのは用意されているので、
その練習をしていたんですが、そんなことが逆に経ってしまって、
ここまで来てしまったかと思ったんですが、
今は落ち着いて、ちゃんとご飯の時間と仕事の時間というのをね、
分けられるぐらいには落ち着いてきました。
サンドウィッチというと、都市伝説なんですが、
サンドウィッチ伯爵が家計ポーカーですね、
ポーカーかどうか分からないですね。
家計、カードゲームにこうじる余り、執事に、
パンに肉とかチーズとか挟んで持ってきてって頼んだと。
家計の相手、カードゲームをやっている相手がですね、
俺もサンドウィッチと同じやつをくれって言ったのが、
サンドウィッチの語源だというふうにね、
言われていると、これは都市伝説だと言われています。
実際にはその伝説のもとに、第4代サンドウィッチ伯爵、
ジョン・モンタギューという方は海軍大臣を務めていたりとか、
政治家であったので非常に忙しい方で、
とてもね、カードゲームをしていたとは思えないというふうに、
後の電気作家の方は言っていらっしゃいます。
時代的にも第4代サンドウィッチ伯爵の時代に
既にサンドウィッチってあったようなので、
もし食べていたとしたら、食べていた可能性は高いんですが、
仕事中にサンドウィッチ食べてたんじゃないのって、
遊びでね、遊びに熱中するあまりサンドウィッチ発明したというのは、
都市伝説じゃないのということをね、言われています。
面白いことに、直系の子孫の第11代サンドウィッチ伯爵という方、
現役の伯爵がいらっしゃるんですが、
彼がアメリカでサンドウィッチ伯爵というですね、
サンドウィッチチェーンを始めていらっしゃいます。
アジアでも展開していて、日本にはまだないんですが、
ソウルにはね、試点が出ているそうです。
コロナということもあって、テイクアウトにも対応されていて、
ウェブサイトを見ると、結構おいしそうなサンドウィッチの写真が並んでいました。
伯爵のクラブサンドみたいなのがあってね、すごいおいしそうでした。
早く食べてみたいなと思うんですが、
そんなサンドウィッチの話を思い出しました。
授業時間と余談
今日はね、実は何で忙しかったかというと、
授業は通常通り続いていて、
そこにね、学内の会議であるとか、
ファカルティディベロップメントといって学内の研修ですね、
そういったものも必ずやらないといけないので、
そういったことが重なっていって、
会議が2つ重なるとかですね、そういったこともあって、
会議2つ重なった時は両方ともリモート参加にさせてもらって、
右の耳はこっちの会議で、左の耳はこっちの会議みたいなね、
ことをして乗り切っていたんですが、
突然にこの授業と会議と重なって、
その会議もですね、今年はですね、
学生委員長という仕事をさせていただいていて、
何をやるかというとね、
学生が何か警察のご厄介になったとかいうとですね、
そのたんびに呼び出されてですね、
授業とかも中断して呼び出されてですね、
その前後策を考えたりとかしないといけないということで、
いろいろ通常通りの授業というのもできないことがあって、
今コロナということもあって、
授業とか必ず録画して残しておくか、
あるいはZoomなんかでリアルタイム中継のどちらかはしないといけないので、
それだったらということで、授業全15回あるんですけれども、
そのうちの2回とか3回とかは録画講義ということにさせてもらって、
僕がカメラに向かってしゃべって、
それを学生は1週間の間好きなタイミングで見て学習してくださいというふうにさせてもらっているんですね。
これは文科省を設けしている方法です。
今日も先ほど授業を1本取らせていただいて、
講義時間ってほとんどの大学、
我々長崎大学も同じく90分なんですが、
東大だと110分、115分かな。
以前勤めていた美術大学で80分というところもあったんですが、
大体90分。
ただ僕よりもさらに世代の上の先生の話なんかを伺うと、
版書からスライドのプロジェクターに変わったときに、
同じ90分でも内容が1.5倍から下手したら2倍ぐらいに増えて、
学生大変になっているんじゃないですかみたいな話をされていて、
その先生と話していて、動画講義になるとさらに周りの撮り方とかが、
教室の空気感とかが分からなくて一方的にしゃべっちゃうので、
さらにまた1.5倍とかの分量になっちゃっていて、
学生もそれを例えば10秒飛ばしとか2倍速とかで見たりするので、
すごい密度が上がっているというようなことをされていて、
僕も以前90分の動画って上げていたんですが、
さすがにそれは学生の負担もあるし、
こちらも一方的に教室の空気を読まずにしゃべるというのも難しいなと思って、
なので詰め込み気味に時間を短くして、
45分とか60分とかで、
あと有力のある学生はこちらのトーク、
僕は授業の中でよくテッドトークをご紹介するんですけれども、
こちらのリンク先のトークを見ておいてくださいみたいな形で時間を調整したりとか、
講義動画の時間を調整したりとかさせてもらっています。
それを先ほど撮ってきたところなんですね。
その講義動画の中で、
特に対面の授業だと雑談を挟むことが多いんですよね。
やっぱりスライドを使うとその分、
番書の時間が削られる分、学生としてもちょっと行き詰まる。
どんつきに当たるという意味ではなくて、息が苦しくなっちゃうと思って、
今大きな船、5頭からの船が帰ってきました。
息苦しくなっちゃうかなと思って、余談を挟むんですが、
さっきYouTube向けに講義動画を撮っていた時にもついつい余談を挟んでしまって、
これはあんまり講義動画って残るものなので、余談ばかり入れてもあれだなと思って、
独立してYouTubeに話しておけばよかったなと反省した次第です。
どんな話をしたかというと、
ちょうどデザイン関係の授業で原健也先生のリーデザインという本、
もともとは展示会の本からの引用で、
今僕の電話かと思ったら違いました。今電話の音が鳴ったんですが、
そのリーデザインという本の中から熊健吾さんのデザインの例として、
ゴキブリホイホイの思い出
ゴキブリホイホイの熊健吾バージョンというのを紹介させていただいたんですよ。
そのゴキブリホイホイの思い出として、僕が学生時代にNTTの研修に行ってました。
東京の三鷹の三鷹プラザという、今は多分なくなっているお宿がありました。
そこが部屋にゴキブリがすごい出たんですよ。
入った初日にすごいゴキブリが、明かりつけた瞬間カサカサってゴキブリが避難していく姿が見えるぐらいで、
すぐにゴキブリホイホイを買いに行って組み立てたんですね。
ゴキブリホイホイってよくできていて、屋根があって入り口があって玄関があって足吹きマットがあって、
足吹きマットを越えると粘着性の床があって、その先にいい香りがするゴキブリの餌が置いてあるわけですよね。
餌なのか香りだけなのか分からないんですけど、それを作って置いた瞬間に、
右のドアと左のドアから入り口から足吹きマットを越えてゴキブリがサーッと入ってきて、
粘着質のところで捕まっちゃってたんですけれども、
一晩置いておいたら、ゴキブリが数が多かったので、
2匹3匹しかばねを越えて塗り越えていってて、
ついに真ん中の餌にたどり着いたであろう跡があったんですね。
まさに最初の1匹が俺のしかばねを越えていけって言って倒れて、
次の1匹もまた俺のしかばねを越えていけみたいな感じで、
ゴキブリがフリッジになって、粘着面を通り越えて餌にたどり着いていたということがあったんですが、
熊ケンゴさんのゴキブリホイルのデザイン、詳しくはリーデザインという本を読んでいただければ写真が載っているんですが、
そういったことがなくはないかなというデザインでした。
熊ケンゴさんがそこまで考えて設計されたかどうかは書いてなかったですけれども、
そんなご紹介をさせていただきました。
やっと本題というか、YouTubeでお伝えしたいことが、
二振法について
毎週スティームニュースというニュースレターをお届けしているんですが、
前回第88号の内容を振り返っておこうかなと思います。
第88号は少し難しいお話だったかもしれないです。
情報の量というお話をさせていただきました。
ビットという単位の説明をさせていただきました。
今日はすごく簡単に、ビットの元になる考え方、
二振法という考え方をお話しできればなと思います。
我々、特にアジア人は十振法というのを慣れています。
指が10本あるから、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10ですよね。
指を伸ばして数えるという方法もありますが、これでも10ですよね。
西洋だと十二振法というのが根強く使われています。
一ダースですね。十二振法だと12個で一セットなので、
二人でも三人でも四人でも分けられるので、
そうそう困ることはない。
十振法だと三人で分けられないので困るでしょうというところなんだと思います。
コンピューターの世界で使われるのは二振法なんですけれども、
二振法ってじゃあ不便じゃないのって思われるかもしれないんですが、
実はすごく便利で、片手、例えば5本の指があると、
5本で、5じゃなくて32まで数えることができるんです。
どういうことかというと、
指を立てる方向で行きましょうか。
こうしようか。
こっちはちょっと行儀が悪いのでこうしますね。
これ怒りを表すジェスチャーなのでこうしますね。
32までというのはゼロから数える32個なので、
31までですね。
17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31と、
ゼロから31までなので全部で32個の数が指5本で数えられるというね、
これが二振法です。
32まで。
インドバングラディッシュでは、前もYouTubeでお話ししたかもしれないんですけれども、
片手で20まで数えると関節を使ってね、
1、2、3、見えますかね。
1、2、3、4、5、6、7、これ今思えばこれ、
ポッドキャストでも配信してたんですが、
ポッドキャストの方への説明を忘れてました。
YouTubeでご覧になっている方は今動画で指を折って数えるのを示したんですが、
ポッドキャストの方に説明すると、
親指を最初グーにしておいて親指1本立てると1、
人差し指1本立てると2、親指と人差し指を1本立てると3、
中指を1本立てると4、中指と親指を1本立てると5という風にして、
指を1本上げ下げしていくことで、
0から31までの32個の数字を表すことができるという、
これが二振法という考え方です。
この指の1本のことをビットという風に計算機科学の世界では呼びます。
1ビットという指1本分ですね。
指が上がっているか下がっているかという情報を伝える。
この上がっているか下がっているかという情報が、
あらゆるものの情報の単位として考えることができるわけですね。
上がっているか下がっているかどちらかだけなので、
それは起こる確率が半分のこと、
例えばコインを投げたら表が出ました、裏が出ましたというのは
指1本で説明をすることができるので、これ1ビットの情報という風に言います。
日本の石川県ではだいたい年を通して雨が降る日というのは2分の1なんだそうです。
なので雨が降りましたよ、あるいは雨が降りませんでしたよという情報も、
指を上げるか下げるかのどちらかだけで話が通じるので、
1ビットの情報ということになります。
というわけで、今回は余談ばっかりお話をしたんですが、
ビットというのは指の上げ下げのことでしたというお話をさせていただきました。
今日も聞いてくださって、見てくださってありがとうございました。
また次回のPodcast、そしてYouTubeでお会いできればと思います。
Steam.fmの方も音声だけなんですが更新していますので、よかったらそちらも聞いてみてください。
ではまたお会いしましょう。市でした。
17:00

コメント

スクロール