奏でる細胞。奏でる細胞は、サイエンスと音楽を愛する2人が、アメリカ・インディアナから楽しく奏でるようにおしゃべりする番組です。
こんにちは、ゆりかさん。
こんにちは。
今日はですね、まず、ゆりかさんに面白いオープニングトークをしてもらって。
なんでそれって。
面白くなったら、面白くなったねって話で、面白い話一つできたねってところで、本題スタートっていう風にしてほしいんですけど、いいですか?
うん。
なんかあります?
最近面白かったこと?
オープニングトークだから、気楽な話でもなんでもいいんですけど。
気楽な話?
ソータ君のお母さんが最近よく聞いてくださってるそうなんで、ソータ君のお母さんが喜ぶ感じで、お話をお願いします。よろしくお願いします。
ソータ君のお母さん、アメリカに住んでいて困ることって言えば、皆さんは食べ物だったとかお風呂だとか温泉だとか言うかもしれないんですけども、それはやっぱり女の口なんですよね。
やっぱり困ることと言ったらば、大切な家族と離れて住むっていうことなんです。
困る困る。
大切な家族っていうのが若い頃には励ましてくれる存在であるから、会いたい存在なんだけれども、だんだんこの歳になってくると離れた家族っていうのは追い行く家族になっていって、私もね父の死を経験しましたけれども、
まさかと思っていることがもちろんまさかなことではなくて、ちゃんと順番にやってくるんですよね。
私は父のちょっと早かった死をいつも思ってるんですけれども、じゃあまだ私には母がいるし、タスさんにもお父さんとお母さんがいるし、さあどうやって対応していこうか。
どうやってもっともっとコミュニケーションをとっていこうかっていうことに、私のこれからの人生が使われていくんだなっていうふうに思ってるんです。
子育てがなんとなく一巡りしたからね、私は長男が大学に行くことによって、一通りの教育機関とその先生方を見て、そこにまつわるご両親とお友達ができてっていう人巡りしたから、
なんとなく娘と下の子っていうのは想像つくんだけれども、やっぱり両親のことを思うとどうしようかっていうことになって、
タスさんのね、お父様はアメリカに10年以上住まわれたことがあるから、もしかしてもしかしてもしかしてもしかして、最後俺はアメリカでもう一回挑戦するんだっていかねないんですよね。
可能性としてね、あり得る話ですよね。
まあね、1%でもあるっていうのはさ、ほとんど人がないわけなんだから、1%あるってことはすごいことよ、それって。
0か1かって言ったら100%あるってことだからね。
どうしようかなって思ったときに、私一人で対応することができないと、タスさんは拒絶したからね、第1位。
無理じゃないのって僕は言ったんだよね。でもユリカさん的にはそんなことないよと。
なんて言ったって私には。
諦める必要ないよと。
私には開くバディがいると。
オール開くバディのバイク乗りたちを集めると、こうなんかエンジンが組めるんですよ。
タスさんの。
うちの父親は中型免許を持ってるんですよね。
大型でしょ。
違う、中型中。
中型。
そうか、中型免許を持ってるから。
いや、中型って結構大きいんだよ。
いや、知ってる知ってる、相当よ。
そして、そこの前、左、右を固める3人を。
守ったのですか。
そう、集めたらば、タスさんのお父さんも楽しくアメリカの農道、ないしは郊外の高速道を。
まあ、ニエナの道なんて大体まっすぐで広いから。
爆走できるんじゃないかなと思って。
結構楽しい毎日なんじゃないかなっていう風に思ったわけ。
僕にね、サジェストしてくれたんだよね。
ありがとうございます。
私は面倒は見きれないかもしれませんが、私のスタディバディたちがお時間を。
すごいよね、ゆりかさんね。
はい、わかりました。
じゃあ、オープニングトークいいですか、ゆりかさん。
つかめました。
つかめるもん、何もしてやっぱりダメだからさ。
ちょっと置いとこうか。
え、どういうこと。
いつもね、元気がないのよ、朝。最初が。
元気になったよ、つったら入る。
元気になるね、話ね。
えっと、私シカゴに行ったの。
出張でシカゴに行って。
そして、あれ、シカゴとても混んでるなって。
コービットが終わって、もう結構経つから、その影響かな、なんて思ったりもしたし。
だけど、シカゴにしては珍しく、嵐と嵐の間に行ったのね。
嵐と嵐の間に。
そうそう、前日とんでもない嵐で、シカゴの郊外の街とかなんかは停電がまだ続いてるっていう。
私がいたシカゴのシカゴ中のシカゴは何でもなかったんだけども。
結構嵐の次の日に行ったし、その後も、その3日後も嵐が来るよって言われてる間だったから。
あれ、そういう予報の割にはずいぶん街の中に人がいるなと思っていて。
歩いてたら、結構黒いTシャツ着てる人たちが多いのよ。
いいですね。
なんだろう、なんだろうと思って。
そして意外とアジア系が多いわけ。
これ、こんなにシカゴってアジア系多い街なんだと思って。
でもね、今度ね、だんだん目が慣れてくると、黒いTシャツにピンクの字が書いてるのよ。
黒でピンクと。
黒でピンク。
黒でピンクな人たちが来てたわけ。
たくさんご存知で。
あれですね。
Kポップアイドルのブラックピンクが来てたの。
ブラックピンク。
ブラックピンクがね。
で、そのコンサート会場の近くのホテルにいたんだけれども、もう夜8時からのコンサートに向けて、昼ぐらいからどんどんどんどん人が集まってきて、
変日だもんね。
そこで多くの人たちのこの集団の服装について、私は見る機会があったんだけど、私とっても気になったのがね、結構若めのカップルが手をつないで同じTシャツを着てるのよ。
ブラックにピンクの字でブラックピンクって書いてるTシャツを。
結構面白いなと思って。
ファンにしたら当たり前なのかもしれないけど、じゃあ私がコンサートに行くときに、私がコンサート用のTシャツを買いました。
同じTシャツをたっさんが着て、私と一緒にコンサート会場に行くんだろうかって思ったわけ。
次にちょっと年齢に分けてちょっと考えてみたのね。
やっぱり私たちよりずっと若いカップルなわけ。
そうだよね。
20代、30代のカップル。
30代って結構さ、遠熟みを増した人たちよね。
今は結構ね、男性もブラックでピンクなわけよ。
ピコピコパンチみたいなもの持ってるの。
ピコピコハンマーね。
ピコピコハンマー。ピンクが横についてて真ん中が黒でピコピコって頭をピコンって叩く暴力性の低いハンマーね。
それを持ってるの。女子は持つの。
女子が持つんだ。
女子が左手で持ち、右手は彼氏の手をつなぎっていうカップルがいるわいるわいるわいるわ。
あれは何?あのスタイルを。
ブラックピンクのハンマーで何叩くんだろうね、そしたらね。
片手は彼氏を持ち、片手はハンマーを持ってるんだ。
で、コンサート会場に行くわけよ。
アメリカでも日本でもだけどコンサート会場って大きな荷物持って歩けないからみんな小さなカバー持って歩いてて。
セキュリティーでダメなんだもんね。
あれなんだろうなってすごい気になっちゃったっていうのが私のシカゴの思い出。
そうそう、たつさんが後からそういうことなんじゃないなんて言って、そういう2025年を私はシカゴで見たのねと思って。
面白かった。
いいよね。
ありがとう、それはすごくよかった。そしてなんと奇跡的に今回のテーマにぴったりの話をしてくれました。
え、何の話?
今回8月の科学系ポッドキャストの日のテーマはなんと色なんです。
あ、ブラック&ピンク?
いきなりオープニングでブラック&ピンクを話してくれてありがとうございます。
で、今回のホストがですね、FAラジオ。
高橋さんとクリスさんがやっている番組なんですけど、
ものづくり系の専門家の2人がですね、いろんなことについて語ってくれるすごい良いポッドキャストなんですけど、
今回初ホストとして出してくれたテーマはこの色っていうことなんですね。
あ、いいね。
めちゃくちゃいいテーマをなんか考えてくださって。
で、何喋ろうかと思ってたんですけど、
考えてみると僕たち科学教室ではいつも色を使っていろんな科学をしてきたにもかかわらず、
過去のポッドキャストで僕ら色ってそんなに話してない。
あ、そう、匂いの話ばっかりね。私が鼻がピンク鼻ばかりに。
なんか色の話したの覚えてるのあります?
私たちが?なんだろう。なんだろうね。匂いに終始してる。
代表的なやつが、2-13奏でる廊下。
早門に来ていただいた回ですね。
380ナノメートルの光。紫色ですね。
この紫色の光を浴びると、非常に若返りのスイッチが入るっていうことで、
朝目覚めた後、午前中とかにね、紫色の光を浴びるとですね、
体に良いっていうのをですね、研究結果を元にですね、早門が話してくれた。
もう聞くだけで若返りができるっていう回があります。
思い出しました?思い出しました。
アルマジュロとかサメとかが認識するような光の色ですね。
そういうお話をしてくれた非常に面白い回がありました。
あとはですね、色の足し算と引き算をやってくれてた人、誰でしょうか、科学教室で。
私たちもやったけど、ロジックKと一緒にやったやつ?
そうです。ロジックKがゲストとして参加してくれたのが、2-29、鼻地が出るほど面白い数学っていうことですね。
ただ、この回はめちゃくちゃ面白くて鼻地が出るほど、何問を解くとですね、鼻地が出ちゃうっていう。
得意体質のね。
本当に数学を夢中になってる人は、何問が解けたとしても鼻地が出るっていう。
人生の中で鼻地が出たのはその時だけっていう、すごい話なんですけど。
すごいよね。博士取ったんだもんね。
彼が子供たちに、科学教室の子供たちに色の足し算、引き算をね、いろいろ教えてくれたっていう。
物理学者なんですけども、その回があって。
ポッドキャストの中では喋ってないんですけど、色と言うと僕はロジックKを思い出すなという話なんです。
家がさっそくこだわりだね。
いやだってそれを計算してお家買ったのっていう話になって、してないって。
何この奇跡ってやつでこの家買ってよかったっていう話になるわけよ。
毎回聞く度に俺笑っちゃうんだよね。
アメリカで怪奇日食見える場所いっぱいあったんだよ。
たくさんあったんだけどテキサスの方は曇りかなんかで見れなくて、
でボストンの方も曇りか雨かなんかで見えなくて、インディアナだけ完璧だったっていう。
しかもチャットの庭は何の位置も変えずにいつものバーベキューの場所、いつもの机の場所、いつものバックヤードの芝生。
すごくバッチリ見えるのよ。
すごいよね。
とにかくまず体というか体で感じる温度の急激な変化。
もちろん色もねすごく暗くなって。
そして動物たちのざわめきが突然止まって。
街がシーンとなったの。
不思議な時間ね。
もちろんね運転なんかできるような状況じゃないから突然暗くなるから。
もちろんみんな見てるっていうこともあって街が静かになったんだけど動物も静かになって。
ね。
なんかとにかくね人生で一度はね見た方がいいっていうのはあれ本当かもしれない。
すごいね。
もうほとんど日食の回帰日食になる直前までみたいなのは僕ら体験したことあるんだけど、
回帰日食はね全然違うんであれはね本当に経験した方がいいなというのは実感した。
ということで回帰日食の話で終わりにしようかなと思うんですけど。
色の話いろいろしたんですけどもブラックピンクから始まっていかがでしたか。
そう実はね科学教室では色に注目し始めてから女の子の心を捉えるのに大成功したことがあって、
私はこの色っていうものに対して特に科学教室ではとっても大事にしてきたことだったから、
今回色っていうものの話ができてとっても嬉しかったです。
今の話ねゆりかさん本当に大事で、科学教室やってる時に例えばゴムで板を飛ばすみたいなことをしたとするよね。
ちっちゃなロケットみたいなのを作るとするけど、その時に日本の今までの実験の仕方だと和ゴムに木みたいなのを持ってきて色がないんですよ。
だけど同じ実験を和ゴムをカラフルにして、そして飛ばすロケットを様々な色。
赤、ピンク、黄色いろんなのをね準備して好きなの選んでいいよって言った瞬間に女の子たちがその実験に対して夢中でやってずっとやり続けたりするんだよね。
そうなの。初めはねこの理科の教科書にあるようにベージュの和ゴム、そして木は割り箸とか決められたもので実験を行って教科書のようにやろうと思っていたんだけども、
たまたまそんなの、たまたまというかアメリカになかなか売ってなくて綺麗な色の色とりどりの和ゴムを買って割り箸もそもそもアメリカにないもんだから棒を用意したわけ。
いろんな色のたまたまだったのあれは。あんなたまたまの面白い話なくて。
はい。それはもう本当に最初の方に気づいたゆりかさんの気づきだったと思うんですよ。
女の子たちがカラフルにすることによって物理学実験に対しての興味が全然違うと気づいた。
全然違う。
それからはもううちの科学教室の代名詞みたいになったよね。カラフルにやるっていうのはね。
とにかくその時に集められるいろいろな色の道具を集める。
そしてお花の色だったりだとか自然のものでもできるだけいろんな色を集めるっていうことをしたり、いろんな形を集めるっていうことに終始したね。
もちろん実験の質によっては白じゃなきゃいけないこともいっぱいあるんだけども、色っていうものにとってもこだわって材料集めをしました。
そうだね。だからペーパークロマトグラフィーとかをやる時にも様々な色のペンを準備して様々な形で実験してみて、みんながあれどうしてこれ似てるのにこんなに違うのみたいなことをやり始めたら、じゃあこっちの色でやったらどうなるかとか。
いろんな組み合わせを子どもたちが作り出すのよね。
ずっと実験できるみたいな状況になるんだよね。色がたくさんあると。
そしてピタゴラスイチみたいなのを作る時にも、それを落としてあげるコースの色をね、自分で選べるって思うと、例えば単なる板とボールが落ちるっていう組み合わせでも、その色を青いレールで作るか赤いレールで作るかピンクで作るかっていうことに時間をかけて、そして作ってそこを走るところを観察する時とか、
すごくね、色がたくさんあるだけでみんながなんか気持ちを込めてワクワクしながら本当にやれるっていう。
なんかあれマジックっていうか。
でね、僕たち科学教室のみんなで同じ色のTシャツ着ようとかって言って、緑のTシャツを揃えたりするんだけど、Tシャツに今度つける名札とかをみんなで今度色を選び始めたり、そこに名前書くペンとかもいろんな色で好きな色で書いていいよっていう風になってくと、やっぱりどうしても自分はこの色で書きたいとか、
僕は鳥の巣作る時に鳥の巣の色は絶対この色にするとか、すごい子供たちのこだわりが出てきて、すごく面白かった。
面白かった。とっても面白かった。
実験をする前にその道具から、ちょっとしたものさしみたいなやつとか、ちょっとした実験の保護眼鏡、みんなの目につける、万が一のために保護眼鏡をするんだけど、その眼鏡すらうちらカラフルなのやると、私はピンクの眼鏡をどうしてもつけたいとかね。