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2024-03-04 19:28

#05 八丈島からやってきた!立命館大学・食マネジメント研究科に所属しながら、京都のコミュニティキッチンのマネージャーとして奔走する佐藤宇宙さん

東京の八丈島で育ち、大学進学を機に、京都へやってきた佐藤宇宙さん。立命館大学の食マネジメント学部に入学し、現在は同学部の大学院に所属しながら、京都を拠点に食領域の課題解決を行う株式会社Q’sが運営するコミュニティキッチンDAIDOKOROのマネージャーも務めています。20代の彼女は、日々何を考え、何に注力しているのか。日々の京都での暮らしなども含め、ざっくばらんにお話しいただきました。


▼佐藤宇宙さんが働いている株式会社Q'sの記事はこちら(求人募集は終了しました)

https://kyoto-iju.com/works/q-s/


▼佐藤宇宙さんのnote

https://note.com/_spacesr/


▼今回のトーク内容

佐藤宇宙さんの経歴/八丈島と京都の違い/株式会社Q'sでどんなことをしているか/宇宙さんが考えるコミュニティキッチンとは?/清水五条での暮らし/今後の展望


▼番組概要

京都の様々なプレイヤーが集まり活動している様子や「居・職・住」について、鴨川でゆっくりしながら雑談する番組。記事に載せきれなかったことや、日々の生活のことなど、音声コンテンツならではの情報もお届けします。ホストは「京都移住計画」のメンバーが務めます。


▼出演

メインパーソナリティ

中村千波:⁠https://twitter.com/chinamaily⁠

京都に生まれ、大学卒業まで一貫して京都で過ごす。学生時代から「納得できるキャリア形成」に強い興味を持ち、人材業界へ就職。東京・大阪での勤務を経験し、京都へUターン。「これもいいし、あれもいい。」多様性が生まれる生き方・働き方を探究・探求している。


ゲスト

佐藤宇宙(さとうそら):https://lit.link/en/spacesr#

1999年生まれ。東京八丈島育ち。立命館大学の食マネジメント学部へ入学、同学部の大学院に進学(現在は休学中)。2022年、京都を拠点に食領域の課題解決を行う株式会社Q’sに入社し、同社が運営するコミュニティキッチン・DAIDOKOROのマネージャーを務める。とにかく食べることが大好き。趣味はバスケ。


▼京都移住計画

WEBサイト:⁠⁠⁠https://kyoto-iju.com/

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鴨ラジオ。皆さん、こんにちは。鴨川でゆっくりしたいラジオの時間が始まりました。パーソナリティーの中村千奈美です。
今回は、京都移住計画に関わってくださる方をゲストにお呼びしながら、ご自身の移住体験談を深く語ってもらう回になります。
ゲストは佐藤空ちゃん。なんと宇宙と書いて空と読みます。すごく壮大なお名前ですね。
空ちゃんの簡単なプロフィールなんですけれども、立命館大学の食マネジメント学科というところの今、大学院を休学しながら、私たちツナグムのオフィスが入っているクエスチョンというところが京都市役所前にあるんですけれども、そこのコミュニティキッチン、台所で働いています。
なんと彼女は東京の八丈島、聞いていらっしゃる方の中で知っている方はどれだけいるんでしょうか。から京都市に移住をして、というふうな移住体験談を持っている方になります。
実際に移住してみてどうだったのか、あとはお勧めエリアであったりとか、日々こんな暮らし方してるよ、そんなことをいろいろと伺っていけたらと思います。空ちゃんよろしくお願いします。
簡単に自己紹介のところはダダダッとお伝えをしたんですけれども、改めて空ちゃんのことを教えてください。
ほとんどちなみさんがしゃべってくださったんですけど、私はとにかく食べることが好きで、食に関わる勉強を大学でして、その後もお仕事も食に関わることをやらせてもらっています。
あと趣味ではバスケが好きで、いつもバスケをやっています。今日はよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。めちゃくちゃ珍しいのが出身が八丈島。どんなとこなんですか?
一応東京都にはなるので、島内の走っている車は品川ナンバーなんですけど、
そうなんや。
コンビニもない、何もないというのが魅力の島で、東京から300キロぐらい離れていて、船だと10時間、飛行機だと1時間弱っていう距離の島になっています。
空ちゃんはそこで生まれて、ここまでずっと?
一応東京生まれなんですけど、民宿をおばあちゃんがやっていて、生まれて生後1ヶ月で八丈島に行って、
03:09
年に5回八丈島と東京を行き来するみたいな生き方をしていて、高校の時に家族で移住をして、正式に島に住んだんですけど、
一応自分の中では故郷みたいな気持ちではあって、東京生まれ八丈育ちみたいな感じです。
そうか。じゃあ都会の東京っていうところも経験はしてあるし、今回は京都移住もしてあるけど、八丈島移住っていう、移住を結構経験豊富にされてるということですよね。
コンビニがなかったりであるとか、周りが海っていうのは多分京都との大きな違いやと思うんですけど、
そんな中、どんな経緯があって、京都市に住もうかなって思ったんですか?
八丈島に高校までしかないので、大学に進学したいってなった時に、島を出るっていうのは決まっていて、
その中で都内に進学する子が多いんですけど、私の中では全国どこでも引っ越しの労力一緒かなみたいなので、北海道から沖縄まで見ていった時に、
立命館の職マネジメント学部っていうのが、ちょうど私が進学するタイミングで一期生で誕生するっていうところですごく興味を持って、
滋賀県の方なんですけど、キャンパスは関西の方に一人暮らしで上京してきたっていう感じですね。
すごく職への思いが強いと思うんですけど、これはどんな経験から来てあるんですか?
そうですね。実家が八丈島で民宿をやっていて、小さい時から料理をすることだったりとか、
食卓に真ん中に職があって、お客さんが集まってきて人が繋がるみたいな場がすごい好きで、そういう場だったりとか、職に関わる仕事をしたいなっていうのを思ってっていう感じです。
じゃあ、幼少期の頃からずっとそばにあった職っていうところが、仕事っていうところにも結びついて、そして選ばれたのは、京都というよりも、滋賀にキャンパスがあるんですけど、烈年館大学に行かれたということなんですね。
違いってめちゃくちゃあるような気がするんですけれども、八丈島の暮らしと、滋賀のところに通ってがあるから、京都市に住み始めたのは?
京都市は、昨年の7月に引っ越してきたので、ちょうど半年ぐらいにはなります。
八丈島と、まず滋賀との違い、あと滋賀と京都の違いとかって、なんか感じることあります?
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そうですね。例えば電車走ってないので、島は。それも違いですし、食べ物は結構、なんか魚の、日本海のお魚と八丈島の安寧帯地域のお魚で、味が全然違うなっていうのを感じたりとか、
あと、関西来たときに、関西弁というか、みなさんの話し方に、結構衝撃を受けたのは、覚えてますね。
それは、いい意味ですかね。
すごい。はい、いい意味です。
結構、いろんな環境を自分の中でも、越境して入っていったというか、そこってどうやって慣れていったんですか?
そうですね。でもなんか、島に住んでいたときは本当に、隣のご近所さんも家族みたいな感じで、一緒に夕飯食べたりとか、すごい人との距離が近いのが当たり前の環境だったので、
知り合いを作って、つながるみたいなのは、すごい、自分の中では人生を楽しむために必須っていうところで、大学時代は家に人をすごい呼んで、それこそコミュニティキッチン的に、夕飯をみんなで作って食べるみたいなのは、よくやったりとかしてました。
じゃあ、島暮らしの中で大事にしてきたものを、持ってきたというか、やっぱり自分の核となるところは、これだなっていうので、どっちかっていうと、そこの場に完全に適応しにくというより、自分の大事にしているものも合わせながら、暮らしを作っていた感じなんですよね。
素敵。
今、少しコークッキングみたいな話もあったりはしているんですけれども、食マネジメント学科のインまで行って、そこから先で、今、活動としてはどんなことをしているんですか?
今は、コミュニティキッチンで、キッチンのある130人くらいあるスペースの運営をしているんですけど、そこで皆さんが懇親会とかをしたりするんですけど、その時にキッチンがあるので、皆さんでちょっと料理対決的なことができたりとか、
懇親会以外ではイベントを職のことでやる方にお貸しして、ちょっとうちもサポートしたりだとか、本当に何ができるっていうと幅広いんですけど、それの全般の運営をしています。
そうですね。この私たちの京都移住計画を運営しているつなぐむが、立ち上げから関わっている京都市役所前にクエスチョンっていう、はてなはてなって書かれた建物の一番上の階にですね、今話があった、コークッキングだと伝わりにくいので、コミュニティキッチンの場所があって、そこの上であったりしてあると思うんですけど、コミュニティキッチンって多分なじみない方多い気がしてて、
09:18
なんかそらちゃんなりに咀嚼するとこんな言葉だみたいなのってありますか?
はい。コミュニティキッチンを象徴する自分の中ですごい印象に残っているエピソードがあるんですけど、京都の北の方から地元のおばちゃん軍団がキッチンにやってきて、地元の京都料理をみんなで一緒に作るっていう、地域のPRのイベントに一緒にお手伝いさせてもらったことがあるんですけど、
その時に一人の方とすごい友達みたいになって、あんた今度地元の祭り来なさいよみたいなことを言われて、そのまま遊びに行って、その地域の祭りにお手伝いをして参加してみたいな経験をして、
そんなキッチンでいろんな人と出会って繋がり、食で繋がるっていう場がコミュニティキッチンかなっていうふうに思ってます。
たしかに、私自身も8回で行われるいろんなクエスチョンに集う、それこそ大先輩になる人とか、肩書きがとんでもない人とかも含めてみんなで餃子を作ろうっていうイベントに参加させてもらった時に、
食の前になるとみんな多分平等なんですよね。あの人なんか餃子包むの下手くそやなとか、なんかやたら焼き加減が最高じゃないですかみたいな。
なので、子として人と人が食を通じて繋がれるのがコミュニティキッチンなんだろうなっていうのを今の話を聞きながらもすごい思いましたし、
そらちゃんにとっても繋がりを大事にしてるから、そこが頑張れる場所なんだろうなっていうのを思いました。
去年の7月から、最初は八丈島から滋賀、そして京都市っていうところに移住をしてきはったと思うんですけど、どのあたりのエリアに今住んではるんですか?
はい。今は最寄りで言うと清水五条駅なんですけど、
めっちゃいい。
東山区がエリアになります。
そうですよね。多分観光で来てはった方も聞いてはるのかもしれないなと思うんですけども、清水五条はちょっと北の方に行くと、
繁華街ではないけれども、京都のまさにいろんな中心となってるような買い物ができたりとか、ご飯屋さんもギュッと集まってたりっていう場所であったり、
徒歩圏内になるのかな、清水寺も。ちょっとあるかも。
そうですね。1キロ以内ではあります。
っていうような形でも、京都らしさをかなり満喫できる場所なのかなっていうところに、彼女は住んでいるんですけども、
ここの場所を選んだ理由であったりとか、こういう場所やなって自分自身が思う。清水五条周辺、東山区みたいな印象ってあるんですか?
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そうですね。引っ越しの時に、不動産の方に条件として、近所の八百屋さんに話しかけて話し込めるようなエリアに住みたいっていうのを言って、
紹介してもらって、本当に実際住んでも、そんな環境があるなっていう、ローカルをすごい感じるエリアですね。
そうか。観光も近くにあるけど、個人商店みたいなところで、会話しながら買い物するのも結構日常的にあるような。
そうですね。
そのエリアに住んでる中で、もちろん平日はこの台所、コミュニティキッチンに携わってっていうのがメインやと思うけれども、休日の楽しみ方とかって、どんな感じで過ごしてあるんですか?
休日は、よくマルシェとかに遊びに行ったりとか、おいしいものめがけて、市内のいろんな場所に行ったりとかしてますね。
あとは、一人飲みとかも近くの居酒屋で行ったりとかしてます。
マルシェって、結構いろんな地域で行われるもんですか?
そうですね。遠い時は大山崎の方まで、原付バイクで行ったりとかもします。
原付持ってあるよね。なるほど。
はい。
ちなみに大山崎は、知らない方はサントリーの有名なあれがあったりとか、
あとは大阪に結構近い場所には行ったりするんですけれど、いろんな場所で食に関われる機会は多いんだなっていうのも感じながら、
おすすめのスポットみたいなので行くと、どこになるんですかね?結構食、酢じゃないですか。
本当にいろいろあるんですけど、うちの近くのスーパーで、ハッピーロクハラっていうスーパーがあるんですけど、
ローカルなお名前ですね。
そこは昔ながらのスーパーで、魚屋さんと惣菜屋さんと漁屋さんが統合してできたようなスーパー。
お魚を選んでいると中からおっちゃんが出てきて、このホッケおいしいよみたいな感じで50円引きシールを貼ってくれるみたいなスーパーに行くのがすごい好きで、
買い物の時間とかも自分の中では憩いの時間になってるなって感じです。
めちゃくちゃいいですね。
一人で飲みに行ってとか、すでに作ってもらってハッピーってなる場所も多いと思うけれども、
自分で作るのも楽しいし、その過程も楽しめるスーパー、その人との出会いみたいなのがあるのが、住んでいる地域、
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地域というか、そらちゃんなりの京都の楽しみ方なんだなっていうのは聞きながら感じましたが、
本当に八丈島から、東京という都会のところももちろん経験したことはあるだろうし、
いろんな場所を経て、そして京都市に移住をスタートされていると思うんですけど、
生活を楽しむためのキーワード、そらちゃんにとっては何になりますか?
一言にはまとまってはないんですけど、
この間、京都の方が主催されているバスケの大会に出場させてもらって、
その時に、とある納豆屋さん、京都市内の納豆屋さんの納豆を参加賞としていただいたんですけど、
その納豆屋さんともお仕事でお付き合いさせてもらっていて、
明日、大豆を買いに行かせてもらって、
私のご近所にある麹屋さんに麹を買いに行って、
8階の台所で味噌を大量に仕込もうかなと思っていて、
そういった暮らしと人の繋がりとお仕事が混ざり合っているようなのがすごく心地が良くて、
京都に住む魅力をすごい感じているなっていうのはあるので、
仕事と生活が混ざるみたいなのがキーワードかなと思います。
めっちゃ素敵ですよね。よく食住一帯、食住近接とか言われるけれども、
まさにそれが自分の好きな分野というか、物で繋がっているというのも、
すごい心地よいことなんだろうなと思っていて、
食も好きだからその関連で、いつの間にか味噌を好きな人同士のものを集めて作りますようになったりとか、
あとは、とっかかりのところがもともとずっと言ったバスケからという共通点があったりとかなので、
どんなキーワードであっても仲間になったりとか、好きに持っていけることができるんだろうなっていうのを聞きながら感じました。
本日ゲストでいろいろお話をしてくれてたソラちゃんが活躍中のコミュニティキッチンを運営しているQ'sという会社。
実は京都移住計画でも記事を掲載しています。
今日のお話を聞いてみて、食に関するところって京都でこんな場所があるんだってあったりとか、
人と繋がるみたいなところに興味がある方はぜひ記事も読んでみてください。
そしてソラちゃん、いろんな体験を京都にやってきて積んでいると思うんですけれども、
これから先でこんなことやってみたい、みたいなのってあるんですか?
はい。今私、お仕事を通していろんな人の繋がりだったりとか、
食のお仕事ってこんなにたくさんあるんだっていうのをすごい知る機会が多くて、
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私が学生の時を考えると、まだまだいろんな人がそういうお仕事、食のこととかを知らなかったりとか、
キャリアの選択肢っていうのは狭まってしまっているなっていうのをすごい感じるので、
そういったところに届けるような活動ができたらいいなっていうのは今後思っています。
ありがとうございます。自分自身がこの京都での生活を楽しむだけじゃなくて、
感じたことをもっといろんな人に対しても伝えていくっていうのは、
素敵なことを今後も挑戦していくんだろうなというふうに感じました。
ソラちゃん、今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
今日のお話を通じて、やっぱりそれぞれの京都移住っていうところの物語があるなと感じましたし、
まだまだ楽しみ方であったりとか魅力って人それぞれにあるからこそ、
私たちも聞きながら見つけられるなっていうふうに感じました。
それでは皆さん、次のカモラジオでお会いしましょう。さようなら。
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