なるほど。ありがとうございます。
はい。
兵庫から京都に来られたの?
はい。
距離的にはね、だいぶ関西圏の方、やっぱ京都の大学集まっているなとは思いますけど、京都行きたいなというか、京都の大学進学したいなというのがあったんですか?
そうですね、はい。高校が、それこそ官学の近くとかだったので、みんな結構官学やっぱり行く学生が多かったんですけど、
単純に一人暮らしをしてみたいなっていうところと、あとは、大学が立命館の産業社会学部のメディア社会専攻だったんですけど、そのメディアをちょっと学んでみたいなっていうところがあったので、
両親に相談して、ちょっと頑張れば通えたんですけど、一人暮らしもしたいので、ということで、親に相談をして、立命館に進学して、一人暮らしを始めたっていう感じです。
そっからね、コーヒー好きで、カフェの店員さんになってみたいなところに行ったと思うんですけど、大学からずっと京都にいらっしゃるわけじゃないですか、京都はこのまま残りたいなとかの思いはあったんですか?卒業されるタイミングとか。
そうですね、あの、やっぱ移住してきて、京都すごく、なんか自分にとって居心地のいい街だなっていうのはすごく感じていて、なんかそれこそ、コーヒー屋さんとか行ったら、ゆっくりしたところで、小さいお店ですけど、楽しそうに働かれてる方の姿とかを見て、
こういうふうに自分も好きなことをやりながら、なんかのんびり暮らしていけたらいいなっていうのを、結構京都の街で感じる機会が多かったので、まあ卒業しても京都にいたいなっていうのは、そうですね、2回生ぐらいの時に思ったかもしれないですね。
はいはいはい。
はい、最初はあの実家が兵庫だったので、まあなんか大阪とかの企業就職して実家戻るんかなみたいなのを、なんとなくイメージはしてたんですけど、2回生3回生ぐらいの時にはもう京都ずっと住んでたいなっていうのは感じましたね。
へえ、そうなんや。結構じゃあ、今日学生時代も、なんかこうお気に入りのカフェとか色々巡る中で出会ったり、自分もなんかこういう場所やってみたいなとかの思いはそこから広がっていった感じだったんですか?
そうですね、まさに自分も20歳ぐらいの時に、そのコーヒーとかにはまりだしたというか、ほんとたまたま実家から友達が遊びに来て、休憩、普通に河原町から遊んでて、どっかでお茶しようかっていう時に、Googleマップでカフェって調べたらめちゃくちゃピンがバババって出てきて、こんなあるんやみたいな。
で、なんか初めて行ったとこが結構あたりのとこで、で、めっちゃじゃあ京都喫茶店とかカフェとかあるし、なんか大学の間に時間ある間に結構色んなとこ行こうと思って、結構そっから京都でガッツリ遊ぶようになったりとかして、それもこうあいまって、なんかいつか自分もこういう風にカフェの店員さんやりたいなみたいな思いはありましたね。
そっからじゃあ色々京都での活動につながっていって、色々京都の名前はどういう意味で名付けされてるんですか?
そうですね、一応二つあって、なんか一個はもうなんか単純に、その小文字の英語表記なんですけど、なんか好きなんですよ。その単純にビジュアルというか、伝えが。
このIRを京都の小文字でね、書くんですよね、アルファベットで。
小文字の色々が可愛くて、なんか単純に好きなんですけど、っていうのが普通に一つあるんですけど、もう一個はなんか色んなことにチャレンジしていけたらいいなっていう思いであったり、色んな人と関われたらいいなっていうところがあったりという意味で、
なんかそういう、もう本当にそのまま色んなことしたいから、色々京都にしようみたいな感じでつけたっていう感じですね。
なるほど。
色々京都での活動としては、最初はそのコーヒーの販売を一人で始めたみたいな感じだったんですか?
そうですそうです。本当にちっちゃいところ、レンタルスペースキッチンを借りて、一人でコーヒーを入れるっていうところからスタートしましたね。
そうなんですね。僕が知ってる色々京都の、初期の頃知らないので、後からの部分しか知らないですけど、かなり若い、特に女子の女性の学生さんたちがたくさん集まっている団体なんだなっていう印象はあって、
そこまで広がっていくところに何があったのかみたいな、そのコーヒー好きの女子たちが集まってきて、自然と私たちもやりたいみたいな感じで広がっていったのか、その辺どんな感じだったんですか?
そうですね。最初でも本当に全然うまくいかなかったというか、やっぱり大学卒業してから始めたので、その友達とかも全然いなかったので、
これどうしようかなっていう、現実的にどうしようって考えたときに、それこそ大学でメディアのことを学んでいたので、やっぱSNSが強かったら結構若い人来てくれるんちゃうかなっていうところで、
結構SNSで発信力あるような人たちとコラボみたいな形で、例えばその作家さんとかのイラストレーターさんとかの自分のグッズの物販とカフェを掛け合わせたイベントみたいな感じで、
漢字をやってみようとか、なんかフォトグラファーさんの写真の展示と、それコーヒー飲みながら楽しめるみたいなイベントにしていこうみたいな感じで、
結構そのSNSで発信力ある方とコラボというか関わるようになって、そっから人が増えてきたような感じがあって、
その頃には結構お客さんとして若い人が、SNSとか触ってるような若い方が来てくれるようになって、
いろいろ京都自体のインスタグラムも、今1000人超えてるんですけど、だいたい1年目ぐらいで多分500人ぐらいとかには行ってたと思うので、
そこでメンバー募集をして、その時に集まってきたのが、それこそ若い女性ばっかりで、
最初は結構あれですね、男性後編かなっていうのをずっと感じてたんですけど、
でも結構学生メンバーを募集したのも、コロナが大きいですね、
コロナの卒業して、だから僕の1個下が卒業式できなかったみたいな結構ひどい年だったので、
コロナもあって、やりたいことあってもチャレンジできへん、学生たくさんいるやろうなっていう思いもあったので、
学生メンバーを募集したので、募集した時にはもう結構なんか学生の好きなようにやらしてあげたいなみたいな感じは思ってたので、
で、その最初に募集したメンバーの、それこそ女の子たちが、いろいろ京都の世界観みたいなのを作ってくれて、
で、そこに憧れるようにしたの世代が、また女の子がどんどん入ってきて、
で、今の状態になってるっていうのが、いろいろ京都の現状というか、なので予想はしてなかったですね。
もうちょっと男女バラバラのクリエイティブな、おしゃれな男女が入り混じるような団体になるんかなと思ってたんですけど、
そこはちょっと想像はしてなかったんですけど、結果なんかうまくいってるのかなっていう気はしてます。
なるほど。結構じゃあそういう若い女性の方々が興味を持ってくださって、今いろいろ京都っていう団体が成り立ってるんだなと思うんですけど、
小高くんの立ち位置的には、そういう若者と地域をつなぐっていうのが一つのキーワードになっているのかなとは思っていて、
いろいろ京都での活動でもまさにそういうことをされていらっしゃったと思いますし、今今年から新たにまちづくり共同コーディネーターとして、
浮世区の方でも、そういう地域との架け橋になるような働き方とかをしていこうとされている最中だと思うんですけど、
そういう地域と若者みたいなキーワードってどこから出てきた部分とか、そのきっかけになったこととかって何だったんですか?
そうですね、いろいろ京都を団体にした段階でも、まだ僕自身はその地域というところに全然関心がなくて、
で、確か2年目ですかね、いろいろ京都始めた2年目ぐらいの時に、1年ですかね、1周年目の時ですかね、1周年目のイベントの時に、
1年目ですね、1周年記念イベントをした時に、それこそ堀川商店街でやったんですけど、
結構若い人がたくさん来てくれて、レンタルスペースの前にちょっと行列ができるみたいなこともあったんですけど、
堀川商店街って、そんなに普段若い人がたくさん来るような場所でもないので、すごい異様な光景だったんですね。
なかなかね、日常で見ない、商店街どうしたんだぐらいの。
そうなんですよ。で、その行列を行ったら、これの方とかが通り過ぎていくみたいな光景が、
なんかそれこそ、同じ世界に住んでるのに、使ってるSNS違うだけで、なんか別の世界住んでるみたいな、みたいなのをなんか感じて、
確かに。
なんかそこに結構面白さもありながら、でも、活動続けていく上で、やっぱり京都の人たちに愛されるような団体というか、
で、ありたいなっていう風なところから、そういう地域っていうところに目を向け始めて、
で、その地域の方たちから、そういう自分の自己紹介をしたときに、若い人を巻き込んでみたいなことをお話しすると、
その地域というところで、若い人が全然いないみたいな、それこそ担い手不足とかよく聞きますけど、そういった課題があることを知って、
で、なんか自分が培ってきたような、そういう経験というか、知見みたいなものが、地域に少しでも活かせるんじゃないかなっていうところと、
単純に自分が住んでる町で、好きで住んでるので、なんか自分が好きで住んでるこの町に、自分の培ってきたものが活かせるのであれば、
何かやってみたいなっていう風に、地域に目を向けるようになったという感じですね。
そうなんですよ。じゃあ、なんか入り口はその地域で何かしたいというよりかは、活動の延長線というか活動の中でその地域でやったら、
意外とそこって意識しないけど身近にあったんだみたいな感じがあったんですかね。
そうですね。まさにそこで、やっぱり大学では別に地域のこととか研究してた意味でもないので、
その、ある意味地域の外から見た地域みたいなのが、多分結構鮮明に他の方より見えたのかなっていう感覚はあって、
なんかそこで、他の方だとちょっと見えにくいような課題が、なんか僕にはちょっとこう見える部分もあったのかなっていうのは、
今思えばそういう風にも感じますね。
で、そこで自分の何か力が活かせるかもしれへんなぐらいの感じで、ちょっと溶け込んでいったという感じですね。
なるほどね。
はい。
なんかまさにそこでされてきたスキルというか経験が、新たに今、まちづくり共同コーディネーターっていう、
どちらかというとその行政、まあ区役所に属すると思うので、その行政視点で、なんかこう、活動をいろいろするようにもなってきてるんかなと思うんですけど、
そのまちづくり共同コーディネーターになったきっかけとかは何だったんですか?
きっかけは、もともと普通にこう、求人で出ていたんですね。
そのまちづくり共同コーディネーターを募集しますというのが、まあ京都市のホームページに出ていて、
で、結構僕の周りの方から、「大谷君、これどう?」みたいなのを、ほんと4人、5人ぐらいの方から、
めちゃめちゃ推薦されてる。
連絡が来て、なんかそういった経験がこれまでになくて、なんか自分の中では、なんかやりがいある仕事だなっていうふうには感じてましたし、
まあ僕が地域に入ったときに、そのいろいろ原職の方が、それを支えてくださったっていうのもあったので、
自分もいつかやってみたいな、みたいな思いはあったんですけど、そのまあ年齢的にはまだ僕20、今28なんですけど、
なかなかこう若い人がやってるイメージがなかったので、まあどうせ応募しても無理やろうみたいな思いはあったんですけど、
まあでもそういう、なんか複数人の方から、あの、これどう?っていう案内をされるっていう機会ってあんまりないことですし、
なんか、それこそ今流行りのメタ認知じゃないですけど、
あ、外から見ても大谷君向いてるんじゃないって、そういうふうに見られてるんだなっていう、なんかそのときに、
あの、こう自分のふわっとしたところがちょっとこう改造で上がった感じがあったので、で、まあ応募するのはただやし、応募してみようと思って、応募したら、
なんと採用いただいたという。
最年少の、おそらく。
そうです、今、はい、原職の方では最年少ですね、はい、原職の中では。
コーディネーターはその、まちづくり共同コーディネーターって名前ついている通り、
まさにその町の中のいろんなプレイヤーの方とか、まあ市民の方と触れ合ってつながりながら、
なんかそこでの共同を促していく、なんか本当につなぎ手のような役割なんですかね。
そうですね、あの、ベクトルがなんか2つ、大きく分けると2つあって、
1つは、今おっしゃっていただいた、地域のプレイヤーの方々にベクトルが向いていて、
まあそういった方々をご支援であったりとか、サポートするようなお仕事なんですけど、
もう1つが、実はその区役所の職員の方にもベクトルが向いていて、
今年度からですね、もともとは京都市の職員だったんですけど、
区役所の職員に変わりまして、各区役所に1人いるような状態なんですけど、
区役所内の職員さんに対しても、例えばその地域にもっと顔出していきましょうみたいなところであったりとか、
まあそういったところを刺激するような役割も、実はまちづくり共同コーディネーターの中にはあって、
ただ、なかなかその審査ものなので、なかなかそこは最初なので難しいなっていう感じもあるんですけど、
その双方に対してつながりを促進するようなお仕事にはなりますね。
じゃあ、もう本当に民間というか、市民側もやし、行政側も混ぜ込みながら活動するところのポジションにいらっしゃるような感じなんですね。
そうですね、まさにはい。
本当にすごい今の京都でもですし、日本全体でもある種必要なポジションがなんだなっていう印象はあって、
かつ今最年少、28歳で最年少で、若者の目線とか立場からのその活動もいろいろあると思うんですけど、
街づくりっていろんな、すごい広い言葉じゃないですか。
いろいろ、街の方々の性別とか年代とかやってることとかによっても、
街との距離感って全然違うなと思っていて、そこをいろいろ見てるコーディネーターとしての立ち位置の大変さもあるなと思っていて、
特に若者が地域とそもそも関わるきっかけって別にない。
穂高くんも最初別に地域に関心があって始めたわけじゃないって先ほどおっしゃってましたし、
そこをつないでいく役割って何ができるんだろうかとか、
今その立場から感じてる街づくりの課題感とかってどんなものなのかなって聞いてみたいなと思いました。
そうですね、結構難しいところではあるんですけど、
あくまでこれ僕の個人的な意見ではありますけど、
地域に出ている学生さんはやっぱり地域に興味があるから出ているというところで、
やはり行政の職員だったりとかっていうのは、そういったところから声を拾い上げるしかないというところで、
要は地域に興味がある学生の声しか拾い上げられていないにも関わらず、それが若者全体としての意見なんだみたいな、
そういう捉え方をされてるなっていうのは、行政に入る前からずっと思っていて、
なので、行政の方が言う最近の若い人ってこうこうこうなんだよねって言ってることと、
自分の周りの若い人が言ってることがもう全然違うみたいなのがあって、
なので、どっちが正しいかっていうのはまた別問題になると思うんですけど、
やはり全体的に見ても地域に出ている学生さんっていうのはすごく少ないと思うので、
実はそのボリュームゾーンの声を拾い上げられてないっていうところ、
逆に言うとボリュームゾーンのニーズを捉えられてないっていうふうに言い換えることもできると思うんですけど、
そこが一つ地域に若い人がなかなか関わりしろがないっていうところの一つの大きい要因なのかなとは思っているので、
そういった方々のまずニーズであったりとかっていうところを拾い上げていくっていうところが必要になるんじゃないかなとは感じますね。
なるほどな。
特にコロナ禍も影響してたのかもわからないですけど、
街に出ていくみたいな機会って少ないなというか、
僕の時の話をちょっとだけすると、学生時代、地域なんて一切興味正直なかったですし、
地域っていうキーワードで物事をそんなに捉えたことが最初なかったんですけど、
清町通りっていう京都の繁華街の清掃活動している街のボランティア団体みたいなのがあって、
そこにたまたまサークルの先輩からのお誘いで参加して、
初めて京都の地元の人たちというか、地域と触れ合う現体験が僕はあって、
たまたま誘われたから行って、その先にいたから出会えたけど、
自分から行こうとしてもそもそも地域がどこにあるのかとか、どんな人たちがいるのかって全然わからない世界すぎて、
繋がるきっかけも考えもそもそも思いつかないなっていうのは正直あって、
そういう、ただ多分きっとマジョリティのたくさんボリュームゾーンとしてはいらっしゃる、
そういう地域との接点がない学生さんたちとか若者たちって、
どうアプローチしていくのがいいんだろうかとか、どう働きかけていくのがいいんだろうかみたいなのは結構難しい問いだなと思っていて、
その辺ってどう考えてるとかありますか?
そうですね、やっぱり難しい問題ではあるんですけど、
大きくは僕は二つあるかなと思っていて、
一つは、そもそも若者が興味を示すようなコンテンツから入り口を作っていくっていうパターンですね。
京都市内でわかりやすいところだと、循環フェスとかですかね。
一応循環フェスもそういう環境のこととか、いわゆるSDGsですね、
循環型社会のことをテーマにしたイベントではありますけど、
あえてそこをそんなに全面に出さずに、古着の採点みたいな見せ方をしているので、
そこに集まる大学生って古着が好きで行ってるみたいな、
そういう環境問題に興味があるから行ってますっていうわけではなくて、
古着が好きだから行ってますっていう。
どっちが多いかって言ったら、やっぱり古着が好きな学生とかの方が多いんちゃうかなって、
これはもちろん感覚ですけど、っていうふうには感じているので、
あえてそういう本来の目的を隠すじゃないですけど、
そこへの動線はしっかり残しつつ、
若者に刺さるようなパッケージングをして入り口を作ってあげるっていうところが、
まず一つかなっていうところと、
もう一つは、僕結構大学の役割が大きいかなと思っていて、
例えば大学はまさにそういうボリュームゾーンの学生さんとかもたくさんおられるので、
そこでそういう地域のことを学べるまでいかなくても知れるような機会みたいなのを、
大学と行政がうまく連携をして、
例えば大学の中でそれこそお話しさせてもらえるような機会とかを連携して作っていくことができれば、
そこである意味地域っぽくないような、まさに僕みたいなっていうとあれですけど、
例えばそういう行政とか公務員みたいなところにちょっとイメージとして、
堅苦しいと言ったらいいですけど、
堅いイメージというか真面目なイメージがあったり、
あんまり自由に動けないようなイメージを抱いてる方ってたぶんたくさんおられますし、
僕自身もそうだったんですけど、
でも実際関わってみてまさかさんもそうだと思うんですけど、
めちゃくちゃアクティブな方たくさんおられるじゃないですか、
市の職員さんとかにも。
なので、そういったイメージをあえて払拭するような形で、
新しい行政というか、それこそ市長がおっしゃってるような公共の在り方みたいな話になると思いますけど、
そういうイメージを覆すようなきっかけみたいなのを、
行政と大学が連携してそういう学生にしっかり提供していくっていうところが、
結構大きい役割としてはあるのかなという気はしていますね。
とにかく面白いことをやっていきたいなというふうには思っていますね。
そっかそっか。別のコーディネーターになる前のお話で、
かわいいサミットっていうかわいいをテーマにしたイベントやりたいみたいなご相談を
いただいたことがあって、
さっきおっしゃってた若者たちがそもそも地域に興味がないっていうときに、
若者軸での興味を持っていただけるようなものがあって、
その先に地域との接続がようやくあるみたいな話なのかなと理解していて、
そういうかわいいものとか、おいしいものとか、
そういう古着とか、いろんなテーマあるんかなと思うんですけど、
そういう若者目線でワクワクするというか、
そういうのを仕掛けたいなあみたいな思いとかもあるんですか?
そうですね。それこそ最近読んだ本に、
魅力を頭で処理するか、心で処理するかみたいな話が書いてあって、
やっぱり最初は心らしいんですよね。感覚ですね、要は。
そこで魅力を感じてから、要は頭の方に向いていくと。
例えば、いい商品があって、単純にこれめっちゃかわいいとかめっちゃかっこいいというところで、
まずグッと惹かれて、そこから、でも実はこの商品はこうこうでってなって、
そこで頭を使って魅力を感じるみたいなのが、ちょうど最近読んだ本に書かれてあって、
まさにこれだなというふうに感じていて、
やっぱり京都の地域ってすごく歴史があったりとかっていうところも含めて、
やっぱり頭で処理する魅力がたくさんあるのかなというふうに感じていて、
そこにある意味、プレイヤーの方たちは力を入れてきたので、
どうしてもそっちを発信したくなってしまうじゃないですか、歴史のこととかも含めて。
なんですけど、実は先に心で魅力を感じる方が先なので、
特に若い世代とかは、そういうSNSとかもそうですけど、
ある意味心をいかに最初に動かせるかっていうところがすごく大事なので、
なんかそこさえ動かすことができれば、
全然そういう地域みたいなところにもしっかり興味は向けてくれるんじゃないかなとは感じているので、
なんかパッと見、これの何が地域やねみたいなふうに見えるものでも、
実はしっかり動線を作って、若い人が楽しんで、
結果としてそれが地域につながってたみたいなことを、
それこそウキヨクでもどんどんやっていけたらいいなというふうには思っていますね。
なるほどね。めちゃめちゃ大事な視点ですね。
そうですね。なんかすごくうまく言語化してくれてたので、その本が。
っていう感じですね。
確かに。いや、なんかそれしかけてほしいなっていう気持ちはめちゃめちゃありますし、
参加したいですもん。そういう場があったらね。
ありがとうございます。
いやー、そうかそうか。なんかそれはね、これから多分作っていくっていうまさに最中だと思うので、
その辺の発信はこれから聞きたいなと思ってますし、
なんかあと、ちょっとまだ触れられてなかったですけど、
小高くんが京都いいなと思ったところの具体的な場所なのか、お店なのか、文化なのか、
みたいなところとかもちょっと伺っておきたいなと思っていて、
小高くんの好きなところで聞かれたらなんて答えます?
そうですね、これちょっと深い話していいですか?
ぜひぜひ。
あの、多分それを5年前ぐらいに投げかけられてたら、
あの、カフェがいっぱいあるとか、
あの、程よくいいなか程よく便利なかみたいな、
まさにそれこそ、たぶん心で感じるような魅力に近いと思うんですね。
歴史がどうとかっていうことよりかは。
なんですけど、なんか最近僕すごく感じるのは、
あの、京都って必要ないものに価値を見出すみたいな美学が、
なんか自分にすごくしっくりくるんですよね。
なんか、最近それが言語化できたんですけど、
例えば、あの、ま、町屋とかはわかりやすいと思うんですけど、
別に町屋を解体してマンション建ててもいいし、
今だったらホテル建ててもいいと思うんですけど、
そうじゃなくて、その町屋の良さを残しながら、
こう、新しく変えていくみたいな、
なんかそういう動きが、京都ってたくさんあるなと思って、
で、そこになんか僕はすごく魅力を感じるというか、
なんかこう、必要じゃないっていうところを、
結構、すんなり受け入れてるというか、
すごい言語が難しいんですけど、
なんか、今の時代、こんなんいらんやんみたいな、
でも、ここに価値を見出すから面白いよねみたいな話をよく聞くんですよね。
なので、なんかそういったところが、
僕はなんか結構、自分にも当てはまるなって思うことがあって、
結構、あんまり僕、その学校とかも、
めちゃくちゃちゃんと行ってたわけじゃなくて、
なんか高校の時とか1ヶ月ぐらい休んで、
そこからもなんか集合全部行ったみたいな、
ほとんどないぐらい、結構ネガティブな人間で、
なんか自分ってこう、社会で必要とされてないんやなみたいな、
結構、追い目を感じて生きてきたみたいなところがあって、
で、なんかそこに対しての反発心みたいなのが、
なんか昔はあったんですけど、
なんか今は、それを結構すっと受け入れられるようになって、
たとえばその、自分ってやっぱネガティブやなっていう思いがあって、
それをポジティブな人間を目指そうと思っても、
やっぱりネガティブな人間って、やっぱり無理なんですよね。
で、結局、あ、やっぱ俺ポジティブなれへんわ。
もう全然あかんわ、俺ってなって、
結局なんか落ち込んじゃうみたいなのが、昔ですごく…
ないものねだりしても…
はい、多かったんですけど、
ネガティブですけど何かみたいな感じというか、
で、なんか京都って、なんか本当にそういうのが多いように感じるんですよね。
たとえば、まあセンスとかもそうですね。
あの、今ハンディの扇風機とかあるんで、
センスってまあ、その本来の用途としてはいらないじゃないですか。
で、いらないですけど何かみたいな、
その、そこのなんかスタンスがすごくかっこいいなと思ってて、
なんかそこに結構僕すごい、なんていうんですか、
美しさみたいなのを感じるので、
なんか自分に当てはめた時に、
あ、全然その、そこのネガティブな部分を受け入れて、
そこに価値を見出すことに、
それが美しいみたいになったら、
自分もそうありたいなみたいな。
自分って別に社会で必要とされてるかどうかわからないけど、
そんな自分にどういう価値をつけれるんだろうみたいな、
そこのアクション自体に、
なんか美しさみたいなのを見出していけたらいいなみたいな。