AIの危険性と影響
はい、おはようございます。業務瞬殺エンジニアの加門です。
今日から3日間配信し続ける【三日間チャレンジ】というお時間がやってまいりました。
月に1回、もしくは2ヶ月に1回ね、こういう風な感じで3日間で徹底解説ということをやっていこうと考えておりましてですね、
3、4回目かな、ぐらいになるんですけれども、今回のテーマはですね、【AIは人を操るのか】というテーマでお話ししていこうかなと思っております。
生成AIがね、発達していっているわけなんですけれども、その生成AIの利便性が語られる一方で、その危険性というのも語られております。
例えばセキュリティの問題、著作権の問題、こういったものもあるんですけれども、一番何というか、クリティカルと言っていいのか、ドラマティックと言っていいのか、人を煽動すると言っていいのかわからないんですけれども、
生成AIが人を操るんじゃないのか、みたいなことをおっしゃる方がちょくちょくいます。
映画のね、ターミネーターだったりとか、あとマトリックスみたいな世界観のことを多分おっしゃってるんだと思うんですけれども、
じゃあ、この操るというのはいろいろあるんですけれども、一番よく聞くのはですね、依存してしまってですね、人が堕落してしまうんじゃないのかというふうなお話でございます。
結構不安視されている方も多いですし、だからこそAIを使うのは良くないんだみたいにですね、おっしゃる方もいらっしゃいます。
じゃあ、その不安、本当なのかということを、この3日間で徹底的に語っていこうと思っております。
語った上でですね、さらにじゃあ、僕たち、私たちが取るべき対処方法とは何か。
それはですね、私の知見、見知、立場からですね、語っていこうと思っております。
本当はもう1日分で収録したんですよ。さっき収録したんです。
そうすると30分超えたんですね。
30分超えちゃったんで、よし、3分割した方がいいなというふうに思いまして、3分割をしようと思って今取り直しをしております。
というお話は裏話なので、この裏話はですね、誰にも言わないでいただければなと思います。
さあ、これから本題に入ってまいりますが、まずはタイトルコールからやっていこうと思います。
過去の事例の重要性
この番組は業務瞬殺エンジニアの加紋が業務効率化とITニュースを語るチャンネルです。
まあ、何と言いますかね、今日のテーマはAIは人を操るのか全編ということでね、お話ししていきますけれども、
そのお話の前に過去の事例を見ていくということが大事でございます。
人によってはですね、過去の事例なんて参考にならないから見なくても良いというふうにおっしゃる方もいます。
活動家の方に結構多いんですけれども、ロジカルではないですよね。
過去の事例、背景、文脈というものが今に脈々と続いているわけでございます。
過去があるからこそ今があるわけですね。
人生においてもですね、僕はもう40歳になるんですけれども、
この40年という歴史があって僕という人格が形成されているわけでございます。
なので僕という存在をですね、ちゃんと理解しようと思うとですね、過去40年の間に何があったのかということを知らないといけません。
なんかピーター・ティールの話でね、よく何ですか、都市伝説みたいなことをしゃべっている人いますが、
じゃあピーター・ティールのことをちゃんと背景知っているのかというとね、誰も知らないはずなんですよ。
知っていたらね、あんなこと言えないんですけれども。
なのでそういう過去の事例、過去の背景、過去の文脈というものをちゃんと理解していくということが
専門家として名乗るのであれば重要であるということになります。
また経営者である以上はですね、最新情報を追うだけではなくて、過去どうだったのかという情報だったりとか、
リサーチですね、各企業とかがリサーチしてたりとか、あと研究者がリサーチしてたりとかしているので、
そういうリサーチの内容とかもちゃんと把握する必要があります。
その把握していますかということもですね、ちゃんとやっていかないといけないなと思っておりますので、
投資判断をする上でもですね、情報の精査というのをやっていく必要がございますよということで、
今回、初回、前編はですね、過去の事例から現在を見ていこうと思っております。
技術革新と人間の能力
まず結論から申し上げます。
結論から申し上げますと、技術革新とともに人は何かしらの能力を失っていっているということになります。
それでは一つ一つ見ていこうかなと思っております。
一番古い発明品というものはですね、私文字だと思っておりますが、文字の話をし始めるとですね、かなり古くなっちゃうので、
ちょっとね、現代に寄せていきたいなと思います。
現代に寄せていこうと思った時に、発明品として一番わかりやすいものというとですね、15世紀に登場しました。
活版印刷ですね。活版印刷がある前とできた後ではですね、全然違ってまして、活版印刷がある前はですね、本を手書きで書いてたんですね。
写し書きをしていたんです。で、活版印刷が行われた後はどういうふうなことになったのかというとですね、書籍の大量出版が可能になったわけですね。
まあそれは当たり前ですよね。一冊一冊手書きで書いてるのと、ガッチャンコー、ガッチャンコー、ガッチャンコーとやるのとやったらですね、大きく異なるわけでございます。
これによって本を写し書きをする、まあ書き写すというお仕事がなくなりましたし、またそれまで口頭で伝えていた伝承を口頭で伝える必要がなくなったわけなんですね。
その結果どうなったのかというとですね、スピーキング能力を失うことになりました。なのでお仕事もなくなったし、スピーキング能力もですね下がりましたよねというお話でございます。
で、他に17世紀のお話になるんですけれども、懐中時計が登場しました。懐中時計が登場する前はですね、外にいるとき、昔の人は天体の動きで時間というのを把握してたんですね。
太陽はこの位置にあるから何時だねとか、月はこの位置にある、月じゃないのか、星はこの位置にあるから何時だねとか、そういうふうにですね、把握していたわけです。
それが懐中時計が登場したおかげでですね、正確な時間を手軽に把握することができるようになりましたとなったわけですね。
となるとどうなったのかというと、天体の動きから時間を把握するという能力が失われました。
19世紀になると写真というものが生まれるわけですね。写真のおかげで絵画よりも繊細かつ詳細に今というものを手軽に保存できるようになったわけです。
もちろん当時は手軽と言っても昔の写るんですパシャンみたいなね、今のスマートフォンパシャンみたいな感じの小型ではないので大きいんですけれども、そうは言っても昔の絵画は何日も描いてたわけですね。
一つの風景を描くのにも。とっても大変。
ルイ・ナンセイとかいうあの人たちの写真もね、ずっとあのポーズでビシッと決めてるわけですよ。
ヨーロッパの映画で見ていただくとルイ・ナンセイみたいな人がですね、画家さんに描いてもらってるんです、肖像画を。
その時にじーってしながらやってて、お腹すいたからそばに仕えてる人が王様とかね、ルイ・ナンセイの人に食べさすみたいなことをやったりとかしてるわけですよ。
そういう風なぐらいですね、本当に固定みたいな、超絶大変みたいなあったんですが、写真はパシャーンて撮って終わりみたいな、すごいお手軽だったわけですね。
じゃあその結果何が起こったかというとですね、絵心を皆さんは失いましたという話になります。
また一瞬の風景を記憶するという能力も失ったわけなんですね。
女性の方がまだここあるんですけれども、昔の人はもっとですね、一瞬の風景というのを記憶する能力が高かったというふうに言われております。
20世紀に入るとですね、どうなったかというと一気に技術革新が進んでいきました。
例えばですけれども、自動車がございます。
自動車の普及が行われた結果ですね、どういうふうになったのかというと、輸送手段の大幅な変革、改革が行われたわけですね。
それまでは馬とかに乗っていたわけなんですけれども、馬に乗る必要がなくなりました。
馬に乗る必要がなくなったということもあるんですけれども、誰でも簡単に長距離の移動ができるようになったということはですね、
私たちの強靭な足腰というものも失ったということになります。
昔のその白黒写真で、鶴ヶから京都まで歩いて行っていた女の人の写真とかね、ありますし、江戸時代は飛脚か、飛脚というのがいました。
じゃあ今飛脚ってね、東京から大阪までブワーンって走ってたわけですよ。往復してたわけです。
あの能力ありますか?今日本人でいうとないわけですよね。
これが今バイクとか車とかの発達によって代替されましたよねというお話になります。
他何があるのかというと電卓がありますよね。
電卓で何が起こったのかというと、私たちから暗算能力だったり、あと数字を見る能力を欠除させました。
九九もなかなか言えなかったりとか、数字を見る能力が明らかに下がったよねというのはこの電卓の影響があります。
技術革新と認知能力の変化
次ワープロですね。ワープロによって何が行われたかというと、手書きで文章を書く能力というのが下がりました。
パソコンが1990年代に訪れます。
インターネット時代がやってくるわけですね。
そうするとさらに加速します。文字変換機能というものが登場します。
皆さん使ってますよね文字変換機能。
この文字変換機能を使うことによってどういう風になったのかというと、漢字を思い出すということができなくなりました。
メールやチャットが流行したことによってますます手紙によるコミュニケーションというのがされるんですね。
そのことによってさらに漢字を思い出すことができなくなるわけです。
また記憶の仕方にも変化が生じます。
例えばハンバーグのレシピを覚えるというのがこれまでの記憶の仕方だったわけですね。
じゃあ今はというとですねハンバーグのレシピの探し方を覚えるという風になっております。
こういう風にですね情報そのものを記憶する能力というのが低下して、情報そのものよりも情報の探し方を記憶する傾向が強くなったという風に言われているわけですね。
で次カーナビですね。
カーナビが何を失わせたのって思うかもしれませんが、
カーナビによって指示通りに進むだけで到着します。
ということはすなわち地図を見る能力を失ったということになるんですね。
紙の地図を渡されてもどこここみたいになるわけです。
それだけではなくてですね空間認知、道筋の記憶能力、自分の位置の把握する力というのも低下しました。
あと携帯電話が普及したことによってですねこれまで携帯電話が普及する前はですね電話番号を記憶していたんですけれども、その記憶するという必要性がなくなりました。
でインターネットを持ち運べるようになったためですねますます文字を書く必要性というのがなくなってですね漢字を思い出せないという風なことも起こりました。
でスマートフォンの普及によって様々なアプリケーションが開発されました。
でその一つとしてですね音楽のストリーミング再生というものがあります。
これによって音楽がその時代時代を映し出す鏡ではなくてですね消費する存在という風になりました。
これがどういうことかというとですね昔の人はですね例えばこのアーティストのこの曲が流れてた時代はこういうことが起こったとかこの曲が流れた瞬間にすぐに歌詞を思い出して歌うことができるとかそういう風なことが日常であるわけですよね。
人によってはですね認知症であらゆる記憶がなくなったにも関わらず音楽が流れるとその歌だけを歌えるみたいなそういう人も中にはいるという風に聞いております。
それぐらい人の記憶能力というのは高かったわけですね音楽と密接に絡んでいたという風に言われているんですけれども。
じゃあ今はというとですね商品になっているわけなのでアーティスト名も歌詞も知らないという音楽が多くなってきております。
これはなぜそんなことになってるのかというとですね音楽を聴きながら作業をするでなんかかっこいい曲が流れたなぁで終わりみたいなそういうことが多くなったからになりますね。
またSNSの発達がスマートフォンの流行によってですね引き起こされております。
これによってですねどういうことが起こったのかというとですね情報の精査ができていない不確かな情報に人は晒されるようになったんですね。
つまり情報が多すぎるということになります。
情報が多すぎることによってですねどうなったのかというと正しい情報ではなくて自分が得たい情報にだけアクセスするということになりました。
その結果どうなったのかというとですね情報を自分で精査せずに受け取るだけ受け取るという脳死状態の人が多くなったよという話になります。
というふうにですねこれまで技術革新とともに私たちの能力というのは失われていっていたわけですね。
生成AIの影響
生成AIだけには限らないというお話になります。
なので生成AIは人を操るんだみたいなことをおっしゃってる方もいらっしゃいますけれども
じゃあ過去はどうだったのかというとですねこのようにワープロだと人から文字を奪いましたしカーナビだとですね空間認知能力を失わせましたし
インターネットはですね私たちの記憶の仕方を変革させましたし情報そのものを記憶するんじゃなくて情報の検索方法を記憶させるというですね
なんて言うんですかあんまり良くないことを引き起こしているわけでございますよ。
でこういうふうにですね一つ一つ見ていくとですね実は…みたいなことが結構あります。
なのであの生成AIがこうなんだみたいなことを言うのはちょっと違ったんだよねっていうことになります。
じゃあじゃあじゃあ生成AIは私たちのどんな能力を失わせるのかというお話になるわけですね。
ここらへんはすごく気になると思いますね気になっちゃうと思います。
でもここからはですね次回になるんですね。なぜならもう17分も喋ってるからでございます。
なので次回明日も放送させていただきますのでぜひ聞いていてください。
はいということで今日はこの辺で終わろうと思います。
はいまた次回の放送でお会いしましょう。
カモンでしたバイバイ