はい、どうもDMMの亀山です。亀っちの部屋、久々にやってまいりました。特別版です。よろしくお願いします。
はい、聞き手は音声プロデューサーの野村貴文が務めます。
今日のテーマはですね、ビットコイン480億円盗まれた男っていうテーマなんですけど、
これはいろいろ聞いてしまったの大丈夫ですか?
はい、はい。書くまで聞いてますんですけど。
じゃあちょっと私の方からどんどん聞かせていただこうかなと思うんですけど、
まず5月31日ですね、DMM.comのグループのDMMビットコインから、
ビットコインおよそ480億円相当の不正輸出が検知されたというふうに発表されてるんですけど、
ちょっと改めてその日に何が起きたかっていうのをお話いただいてもいいですか?
はい、はい。昼頃かな、昼。もう2時か3時だったと思うんだけど、
連絡がきてね、480億相当盗まれましたと。補填お願いしますと。
そういう連絡が昼に来たんですか?
そういう連絡が来ましたね。
どうする?どういう感じなの?って言ったら、まだ原因はよくわかってませんと。
ただ盗まれることは間違いなさそうなんで、
夕方ぐらいにはマスコミに出ると思われるんで、
それまでに会社としては、ビットコイン側から何とかリリースしないといけませんと。
なんでそれまでに決めてほしいんですっていうことで、
結局はそうじゃないと、ビットコインは子会社なんだけど、会社一体つぶれてしまうという形になるんで、
うちらとしてもね、デイムの看板を背負って非常にしょうがないよということで、
上がったやつで補填しようということで、
それ自体は本当なんか数分の話で、
じゃあいいよ、それ出していいよっていう感じかな。
そうなんですか。
そういう感じ。
俺も日頃BSも理解してるから埋めれるなと思ってはいたんで、
上がったやつこっちからお金増資しましょうという感じで。
そうなんですね。
480億円という金額もその時に言われたんですか?
そうだね、大体これくらい金額になりますと。
普通に考えると結構すごい額じゃないですか。
まあそうだね。
まあ参ったなと思ったけど、
現場が一番ビビってるというか。
なんでね、あんまり現場自体常にかなり参った感じだったから、
ここで攻めてもしょうがないし、
本人たちのせいでもないしということで、
じゃあ頑張れと。
お金は用意するから、
なるべく取り戻してくれよという一言ではあったかな。
亀山さんのその時の思考の流れとしては、
もう聞いた瞬間にこの500億円近くというすごい大きいお金なんですけど、
これはもう出さなきゃいけないなっていうふうに一瞬で思ったってことなんですか。
そうだね、出せなかったら困るなって思ったけど、
一応計算したらあるなと思ったから、
これは出さなきゃっていうか、
どちらにしてもなんていうかな。
昔はコインチェックがあったじゃない。
はい、ありました。
記者会見見てたから、
あれなんかも結局保証したわけじゃない。
そうですね。
だけど多分、いろんな事情があって、
本当は記者会見では検討してますとか検討中ですとかって言ってたと思うんだよね。
やっぱりあの段階で検討してますって言うと、
フクロウさん好きに会ってたじゃない。
どうなんだみたいな。
まあまあまあ、確かに厳しかったですね、世間の声も。
やっぱりそうなるよりは、
盗まれたと同時に保証しますって言っておいたほうが、
ユーザーも安心するし、
どちらにしても保証するのが早いほうがいいかなと。
まあ言うことかな。
せめて信用、彼ら帰ってくるかわかんないんだけど、
せめて信用だけ守っておこうと。
不幸中の対策みたいな。
そういう感じかな。
そうなんですね。
差し支えなければなんですけど、
500億円っていう金額って、
500億円しかない中の500億円ってとんでもないじゃないですか。
でも例えば5000億円ある中の500億円って払えなくはないって感じなんですけど、
どれくらいのインパクトあるお金なんですか?
そうだね、どれくらいかな。
1、2年で戻せるかなっていうくらいの金額ではあるし、
かといってキャッシュ自体が、
そうだね、一応、
昔も言ったと思うけど、
ちょっと今投資しきれてないっていう状態の中で、
ある程度溜まってて、
純資産が増えてた段階だったから、
ちょうどすぐ出せるキャッシュもあったっていう感じではあったかな。
そうなんですね。
確かにそうですね、前のインタビューで、
数年来あんまり事業投資をされてなくて、
キャッシュが割とあったっていうふうにおっしゃってましたね。
そうだね、利益、半分くらいできたんだけど、
やっぱ半分くらいはやりきれないなっていうので、
溜まってきたと。
それもとで持ち株買いにしようかとか言ってたわけですよね。
増えていくからということで。
なんでね、
参ったとは思ったけど、
とりあえず会社としては維持できるなという感じだったかな、
基本的にはね。
そうなんですね。
そうですよね、持ち株買いも今あれですよね、
従業員の方がDMMの株持たれてますよね。
そうだね。
今回流出すると、そこは少し時価総額が下がるってことなんですかね。
それは下がったね、ちょっとね。
だから上がって下がって戻ったみたいな感じになったから、
初めから買った人は損してないんだけど、
今年買った人はちょっとマイナスになった。
こないだ第1回株主投下やったんだけど。
そうなんですね。
ちょうどこの流出トラブルの後に株主投下があったんですか。
そうそう、ちょうどその時期だったんで。
そうなんですね。
今回も今年もこれだけできてますっていう表ができてたのよ。
この時期があったら、
すいませんって来年はこうなりそうですっていう。
そうなりますよね、インパクトとしては。
今回ってもう事件が起きた原因っていうのは、
総括とか原因給明っていうのはされてるんですか。
いやまだ今現場ではいろいろやってる最中。
はいはいはい。
なんでね。
実際問題は俺もその決裁した後はほとんど会話してないのよ。
そもそもほら、俺よくわかってないじゃない。
セキュリティとかね。
買われたこともないっておっしゃってましたよね。
そうそう。
だからそうだね。
そういう感じで現場に任せてたんで。
今回実際これが元に事故が起きたんで、
それで言えば改め一応お詫びしておかないといけないのは、
基本現状どういう感じかというのは、
うちらとしてはまず同市は住んでますと。