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2020-05-20 32:03

第176回 新谷哲(WizBiz株式会社代表取締役社長)【前編】

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今回は、「社長に聞く in WizBiz」のインタビュアーである、WizBiz株式会社代表取締役社長新谷哲の素顔に迫る特別編。

新谷哲が会社経営をするうえで大切にすることや、倒産の危機を乗り越えた方法、さらには人生のターニングポイントについて語ります。経営のヒントが得られる内容となりますので、ぜひお聞きください。




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社長に聞く＀inWizBiz
こんにちは。本日の社長に聞く＀inWizBizは、いつもと違うパターンでお届けしたいと思います。
今回はこの番組、社長に聞く＀inWizBizの制作配信をサポートしていただいております、
企画株式会社の代表取締役、プロインタビュアーの早川耀哲さんをゲストにお迎えしています。
早川さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。ご無沙汰しております。
早川さんは2年ぶりのご登場でございます。
改めて簡単に自己紹介をお願いできませんでしょうか。
はい、ありがとうございます。キクタスという会社の代表をしています早川予兵衛と申します。
現在、この社長に聞く＀inWizBizをはじめとする、さまざまな企業や個人、公共機関などのですね、
ポッドキャスト配信のお手伝いをさせていただく一方で、
インタビュアーとして国内外の魅力的な方々のお話を集め届ける仕事をさせていただいています。
今回早川さんはなぜ今日、本日2年ぶりにお呼びしたかというと、
どんなお話をお届けするのかなんですが早川さん。
はい、そこは僕がお話した方がいいかなと思うんですけども、
答えはとてもシンプルで、新谷社長にインタビューをするためにお邪魔させていただいていました。
リスナーの方はこれまでね、170回以上さまざまな形でインタビューも含めてこの番組配信してきたと思うんですけども、
肝心の新谷社長のインタビューの回ってないですよね。
はい。
これ意外とあったらちょっと困るんですけど、ないことをですね、
この間番組聞いててふと気づいて、これやっぱり東大元暮らしだなと思って、
僕も前回ゲストに出させていただいて、経営者の端っくれとしてやっぱり新谷社長のインタビュー聞きたいなと思って、
たださすがにね、新谷社長がご自身をインタビューすることできないと思うんで、
実は前々からね、ちょっと非公式というか緩い感じで打診させていただいてたんですけど、
実はね、やっぱり今回ね、やっぱりこういう状況になってしまって、
直接東大を目にかかってインタビューさせていただきたかったんですけど、
今回オンラインでインタビューさせていただいてるんですけど、
やっぱりまさに今、もうこれまでね、新谷社長も何万社、何十万社、ちょっとわかんないですけど、
会社見てこられて、経営者見てこられて、ご自身も経営されてきて、
その新谷社長が今どんなことを考えているのか、日頃どんなことを考えているのかっていうのを、
まさにその部分も含めて今お聞きしたいなと、
それはきっとリスナーの方にも何かヒントになるのかなと思って、
こうし混雑でお願いさせていただいた次第です。
はい、ありがとうございます。巻きつかれてしまったというか、
捕まってしまったというか、そんな感じなんですが、
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それではぜひよろしくお願いしたいなと思います。
はい、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さあ、ということで、お邪魔しているんですが、
ここから僕がちょっとハンドル握ってもいいでしょうか。
お願いします。
はい、やっぱり新谷社長といえば、僕も配読して今、
手元にKindle版ですけど、ちょっとありますけど、
この社長の孤独力出版されて、本当に個人的にも、
ああっていう、どちらかというと耳が痛いようなですね、
これやっていけばよかったみたいなことがたくさん書いてあるんで、
今日ね、そこに書いてあることもですけど、
どちらかというと書けなかったこと、書き切れなかったことなんかも含めて、
もし伺えればいいなと思うんですけど、
やっぱり、まさになんですけど、
この状況下でのアドバイスの前にシンプルに聞きたいんですけど、
新谷社長、今経営者になられて、ちょうどどのくらいですか。
会社が10年目なんで、もうちょっとで8月末で10年経つところですね。
丸10年になるところですね。
まさにその10年、そしてその前も会社、上場企業でいろいろやられていて、
それも含めてなんですけど、広い意味で新谷社長、
仕事におけるターニングポイントっていくつかあったと思うんですけど、
その中で今一つ、最大のターニングポイント、これなかったら今の自分ないな、
自社ないなでもいいんですけど、何か挙げるとしたらどんなことでしょう。
それ一番難しく、昔、師匠に社内でインタビューを常務の時にされた時に、
ブレイクスルーする瞬間をインタビューする番組というか、
冊子、社内報だったんですけども、
ブレイクスルーするタイミングがないって結論になったんですね。
あら、ない。
結局淡々とコツコツと積み上げて、
正直言うと、仏教で言うと今しか生きるなだし、キリスト教で言うと今を生きるということになるんですけど、
そういう時、目の前の目の前のことを必死に一生懸命やる。
それだけやってきたんで、もっと言うと社長になりたくなかったし、
やるつもりも全くなかったし、
昔から仙台支援長になる時も、東の責任者やる時も、
役員になる時も常務になる時も断ってきたんですけども、
結局なってきた常常級より当初一部常常級で常務までやったわけですが、
全部そんなに責任を負いたくないんですね。
意外ですね。
だから何でもやりたくない感覚というかですね、
できれば裏方がいい。
だから今日のこのインタビュー、僕がインタビューされるのは本当はあまり好まない。
僕がインタビューする方が裏方がいい感じなんですね。
僕もそっちがいいです。
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だから早川さん、司会側の人間なんで、
できれば社長も辞めれたら、ウィズビの社長も辞めれたら嬉しいぐらいな感じなんですよ。
そんなこと言っちゃっていいんですね、これ。
うちの社員たちよく知ってますので。
ですから別にそこまで執着はしてない。
なので、ブレイクする瞬間っていうのは結構一番難しくて、
淡々と一生懸命やってきて、たまたま運が良くて、
たまたま今の自分がいるだけなんで。
だからちょっとね、ターニングポイントって一番難しい。
どこだろう。
全部じゃ全部だし、毎日じゃ毎日だし、
過去に学んだことが10年後とか5年後とか20年後に生きてきてるんで。
ターニングポイントって言われると、ほぼ毎日になっちゃうんですけどね。
そういう意味では過去にあったことが、
何年後、5年後、10年後に生きてくるっておっしゃいましたけど、
例えばこの1年、3年、5年、どんなスパンでもいいですけど、
過去にまさにあったことが生きてきてるっていうことで具体的に言えることはありますか。
例えばですね、勉強してきたわけですが、
会社っていうのは経理年作らなきゃいけないってもともと知ってたわけですよね。
それでウィズビで対象したとき、ゆっくり作ろうと思ってたのに、
社内がうまくいってなかったので経理年先作った。
途中から急に思い立って私は経理年作ったんですね。
70項目ぐらいにわたる冊子なんですけども、
これちょうどこんな感じで冊子なんです。
こういうふうに何枚、何ページにもわたる冊子になってる感じなんですけども、
これを毎日朝朝礼で読まして、
かつ社員が読み、社員がコメントを言い、それに私がコメントを言う、
もしくは役員がコメントを言うっていうのをやり続けてた。
かつ日報にも必ず全社員、私も含めて日報を書くとき、
そこにその1項目1項目必ずこれについて何かしら書かなきゃいけない
というのがうちのルールで、それを定めた。
そしたらですね、それをやったことによって結果的に何が起こるかというと、
やっぱりうちに会わない社員は辞めてくる。
うちに会ってる社員は残ってくる。
採用もうまく採用できてくる。
そのうち不正が見つかったのは日報から見つかって、
なんかこの社員課長おかしいからうちの取締役にチェックしといてって言って、
言い残したら当日か翌日ですね、
元部下と飲んでたら不正が発覚するわけですね。
いい感じに図をしてたんですね。
それは経理念作ってたからなんですね。
じゃあそれはいつその経理念っていうのが重要だって学んだのって、
その前の時代の私がベンチャーリンクという会社にいたときに学んでて、
やっぱり作んなきゃいけないよって言ったんで、
そこで学んでるからそういうこと起こってるし、
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そこで学んだことが今に生きてくから不正が見つかって、
その時がタイミングポイントだったらタイミングポイントですけど、
潰れそうなタイミングですから、
うちの社員たちに頭下げて、
すごいことにお金がないから出資してって言ってみんな少しずつ出資して、
会社をなんとか生き残らせたのが8年前ぐらいですかね。
そんな時あったんですね。
資金繰りがやっぱり一番課題でしたから、
いつ潰れるんだろうと思いながら経営してましたんで、
今もそんなに変わらないですけども、
そんな感じですので、
すべてが今この一瞬で何かしら起こったことに対して、
すべて過去に何か経験したり何か勉強したことが、
その瞬間に生きるんだけども、
それが20年まで30年学んだことと、
5年前に学んだことと、
両方とも必要で両方ともが一変にやってくるって感じなんで、
だから準備だけは一生懸命やってて、
でも事件は必ず、小さい事件か大きい事件まで、
月に1個から多い時は10個ぐらい起こるわけですけど、
という感じなんで、
ターニングポイントっちゃターニングポイントっていう話なんだと思うんですけどね。
やっぱり今日ね、個人的にお目にかかるのも2年ぶりぐらいで、
今お話がかかってて思ったんですけど、
いい意味で、やっぱり新谷社長は変わらないというか、
新谷社長だなと思ったんです。
っていうのも、やっぱりそのターニングポイントって聞いた時に、
特にとか、
って感じですけど、今さらっとおっしゃったことも多分文字に起こしたら、
それなりの大きなことだと思うんですよ、経営者にとっては。
僕も今ちょうど10年、11年ぐらいですけど、
やっぱり伺いたいのが、
いろんな波が、いろんなことがある中で新谷社長ってやっぱり、
淡々と、少なくとも外から見ると、
淡々として波が全然立たないように見えるんですけど、
つまりターニングポイントをターニングポイントとも思わせないようなというか、
その辺の、まさに不動というか、心がブレないというか、
その辺ってどっから来てるんでしょう?
もしくはブレてるけど、何かご自身の中でそういう風に勇める何かがあるのか。
外部の方々は、僕が淡々としていると思われる方の方が、
多いかもしれないんですけど、
うちの社内の人間たちは、
すごい感情的だという風に思っているメンバーの方が、
多いんじゃないかと思うんですね。
本当ですか。
どなったり叫んだり、昔はしてました。
最近少なくなりましたけども、してましたんで。
ただ、社員たちはそう思ってないかもしれませんが、
マネジメントも、どなったり起こったりするのも、
演技でやらねばならないという風に自分は思ってますし、
感情的になることはそれはあるんですけども、
感情的になって何か物事が正しい判断であったり、
正しい行動が行われて、人が結果的に自分や自分の会社のために
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動くようになったりするってことはないと思っているので、
全部演技で起こったりとかそういうことは、
それはどんな場面でもするようにしてはいるんですね。
自分としてもそういうふうに心がけてるし、
それでもやっぱり内緒には感情的にはなるので、
こんな野郎とか内緒は思うんですけども、
ワンテンポ置いてからみたいなことは気にはしてます。
ただ短期なんで、
ワッとこうなるんで、うちの社員たちはよく知ってますが、
あ、怒ってるなこの人みたいなの結構あるんでですね。
ただ人生観的に言うと、結果的に、
どうせみんな死ぬんだし、
どんなに努力しても全ての知識を得ることは無理なので、
幸せとかそういうのをもし考えるんであれば、
コツコツ淡々と包み上げていって、
努力の結果が一番の幸せなんで、
努力をし続けるしかないんだろうなという考え方は持ってるって感じなんですけどね。
そういう意味でステレオタイプになっちゃうかもしれないですけど、
さっきから15分近くお話が上がってて、
やっぱり最初からそのコツコツ淡々とっていうところの言葉が出てきますけど、
その辺の仕事観、人生観ってどこから来てるんですかね?
どちらかというと、ごめんなさい、挟んじゃいますけど、
あんまりある意味面倒なことはやりたくないとか、
社長にはなりたくないって言葉とはちょっとある意味裏腹かなと思って、
ちょっとその辺が面白いなと思ってます。
どうなんですかね。小学校の時から本場で歌詞読んでましたけど、
何か本が影響を与えたのは小学校の時からあったのかもしれないけど、
小学校の時にとにかく目の前のことを一生懸命やる以外に、
自分は才能も何もなかったし、足が速いわけでもないし、
勉強ができたわけでもないので、
とにかく目の前のことをコツコツ努力をして積み上げていく。
それでダメだったらそれでしょうがないってことにするのが一番楽なんじゃないかと、
小学校の時に思いましたね。小学校4年か5年ぐらいと思いました。
中学に入って、ちょうど早川さんからも事前に質問いただいてる中に、
本の一冊っていうのがあったんですけど、
トルスというのは、光であるうち光の中を読めという原始キリスト教の本を読んで、
これが私にとって今でもバイブルなんですけども、
いわゆる原始キリスト教というのは、左の方を打たれたら右の方を差し出してもう一回打たれるみたいなのが原始キリスト教の考え方です。
それがバイブルで、実際の行動してるのは私自身は、
左の方を打ってきたら3倍返して叩き返すみたいなことをやってますけども、
でも実際そういうのを読んでて、それがバイブルだって自分では思い込んでるので、行動とは違うんですけど、
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だから結果は結果、プロセスとして努力をしたものの方が価値が高いんで、
努力をする以上みたいな感覚になってるのかなという感じですかね。
なるほど。普段ね、しんたりさんもインタビューされる立場として、いろんな経営者の方に成功の秘訣とか、
遺族の秘訣とか聞いてるかもしれないんですけど、ちょっと僕は逆の質問かもしれないんですけど、
しんたり社長はこれまでもう10年、やっぱり10年って続けてくるの大変だと思うんですけど、
やってきて継続してきて、なんか自分はこれだけは逆にしてこなかったから、今あるのかなぐらいの何かことってあります?
これだけはしてこなかった。
これだけはしてこなかった。
わかんないですけどね、実は会社としての投資っていうのはしてないんですね。
投資っていうのは株を買うとか、土地を買うとか、ビルを買うとか。
昔100年、200年継続してる企業は何でかっていう本をいっぱい買って読み漁ったんですけど、
みんな投資はするなって商売で儲けろっていう家訓を残してるところが100年以上残ってるみたいなのがあったんですよね。
うちは金がないから投資ができなかった。株も買えないし、土地も買えないし、ビルも買えないしってだけなんですけど、
結果的にまあまあ投資はしてないなとは思いますね。
掛け事が嫌いか好きかっていうと、割と僕昔から競馬もやるし、競艇も大好きだし、掛け事もやるんですけど、
やっぱり商売ビジネスの方も正直掛け事に近い部分も多少あって、
勝負してみて実際失敗することも多いので、そう考えると商売こそギャンブルに一番面白いギャンブルかもしれないなとは思ってて、
それが本当に成功するかどうかわからないし、一方で失敗しちゃいけないギャンブルという珍しいもので、
それが一番難しいね。だから投資みたいな言うのはやらないで、真似がないからやらなかっただけ。
面白いですよね、確かに。投資はするなってね、この社長の孤独力にも書いてありましたけど、
今みたいなちょっと柔らかい感じでは書いてなかったんで、今日お話いただいてよかったんですけど、
でも面白いですよね、ある意味。ちょっと意味合い違うと思いますけど、
投資はするなですけど、しっかりさんおっしゃったように、
ちょっと比べるのもおこがましいんですけど、でも大きく言うと経営というかビジネスって、
ちょっとなんだかんだ言って陶器みたいなとこありますよね。ここ一番勝負みたいな。
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チャンスとピンチは同時にやってくるんで、チャンスにやっぱ貼らなきゃいけないんで、
貼るってことはもう、わっと人集めて、わっと突っ込んでみたいなとかあるんで、勝負ですよね、勝負。
そういう意味ではちょうどまさに伺いたかったんですけど、
攻めに出る勝負の時期ではないかもしれないですけど、それこそ人によってそれぞれだと思いますけど、
まさに今ね、この5月のゴールデンイーク明けに撮ってますけど、このコロナの状況が本来であれば、
これ関係なく普通に新谷さんにインタビューさせていただくつもりだったんですけど、
こういう機会で、やっぱり今経営者として、新谷さん自身も経営者としてですけど、
経営者において、今この時期で最も大切なことって何だと思いますか。
僕はですね、うちの社員たちに言い続けているのはスピード。
スピード。
考えている間にどんどこどんどこ世の中が動いてきちゃう時なんで、こういう時はですね、
もう明日には状況が変わるわけですよね。
それはコロナの感染者数が圧倒的に増えたり、一気に死者が増えたりとか、
変わっていく瞬間にスピードを持ってどんどんどんどん判断しないと、
どんどんどんどん行動しないと手遅れになるんですね。
例えば今日もそんな話を別の社長としてましたけど、
例えば融資を申し込むっていうのを、じゃあ業績ちょっと悪くなってから申し込むかなって言ってたら、
予算が必ずあるので、融資受けれないかもしれないですね。
受けれたのかもしれないので早く。
その予算っていうのは、例えば政策広報全体の予算っていうことですか?
はい。補助金もそうですね。助成金もそうですね。必ず予算があるんですよね。
早いもん勝ちなわけですよね。何でも。
だからその判断が早かった人は勝つんですよ。
お金を調達するっていうことだけとっても、補助金を受けるっていうのをとってもですね。
だからスピーディーに全ては判断し、行動もしなきゃいけないんだけど、
スピードが遅い人がやっぱりチャッタカッタ死んでいくんですよ。
今日の話だったら飲食店やってて、もう3月末に閉めちゃった人が、もしかすると生き残る可能性があるわけですね。
逆に言うと。
もしそのまま休業するのも、2週間くらいやってから休業するんじゃなくて、
さっさと休業して、アルバイトなくなってアルバイト代出さなくして、
場合によっては、家賃保証、有料されるって言われても、その前から家賃交渉オーナーにし、
そして雇用調整助成金ももらい、みたいな感じでうわっと一気に休業した人の方が、
もしかすると儲かるかもしれないですね。
確かに。
何でもスピードなんですよ。だから判断が遅かったりとか判断できなかったりとか、
スピード感を持って動きが取れないっていうのはですね、大体ダメなんですね。
だからスピードを持ってやれば、だからちょっと失敗しても取り返せるんです。
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リカバリできますよね。
だけど遅いともうダメなんですね。
僕なんかもう2月の頭時点で実際と付き合ってる金融機関に、うちはいくら借りれるかなって言って、
ここは貸さない、ここは貸すっていうのは全部分かって、
ちょっと置いといて、2月頭ですかね、置いといてから日本政策金融庫、商工中金が動き始めた瞬間に借りにいってるんですね。
本当にでもそれってね、例えばその変な話で、
じゃあ新谷社長が2月何日に動いて、
例えば別の人が1日遅いだけでも今ね、普通に考えてもその1日の差だけでまた極端なし1ヶ月ぐらいもらう期間も、借りる期間も変わるかもしれないですね。
そうなんです。どんどんどんどん案件が溜まってるから、どんどんこの融資の実行スピード遅れてってますから、
審査が溜まりに溜まるとみんな身動き取れなくなってゆっくりになってきますし、
そうしたらそのお金が尽きて企業なんてたった50万足んなくて倒産しますので、
そうしたらするとそれが5月に入金するだろうと思ったのが6月になったらもう潰れてる可能性はゼロじゃないですかね。
だからそれが3月に動いた人、4月に動いた人で全然違ってきちゃうので、やっぱりスピードが全て消するんですよね、こういう時はね。
まさに新谷社長おっしゃった、日頃もおっしゃってると思うんですけど、本当にみんな身にしむいてわかってると思うんですけど、
その中でスピード、もっと言うと判断のスピード、行動のスピードということで、
結果的に判断ちょっと間違えても、やっぱりものによるとリカバリーが早めに動いていけばできるとおっしゃいましたが、
とはいえケースバイケースで判断間違えちゃいけないってこともあったりすると思うんで、
その中でできるだけ、それで考えてるとまたスピード遅くなっちゃうんであれですけど、今これ聞いてる方に判断、
できれば正しい判断をしたいという経営者に向けて、判断力を高めるとか正しい判断に近い判断をできるような何かヒントってありますか。
それは多分一番最初の冒頭につながるんですけど、結局過去の努力でしたら今の結果は出ないんで、
結局知識を得ているかどうかなんですよ。
今ここでまたまたしてもしょうがないってことですよね。
そう、もう今この時点で正しい判断ができるかどうかは過去の自分の努力でしかわからないわけですよ。
知識を一生懸命勉強してきた社長は問題ないんですよ。
勉強してない社長で、例えば社長になっちゃったばっかりとか勉強10年間してきませんでしたって社長が今正しい判断をしようと思ったら、
本物のプロの経営者をメンターに置くとかコンサルタントに置くとかの側において、正しい知識・見識をもらうしかないんですよ。
本当ですよね。
そうするともらうためにはどういう人物じゃなきゃいけないかっていうと、人格者であったりとか人間性が高いとお前は教えてやるようになるんですよ。
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一生懸命やってたりすると。
でもそうじゃなくてチャランポランにやってきて人格も低くて、
さらにそのプロ経営者が周りにいなかったりして自分も判断できませんというと、最後倒産していくんですよね。
結局物事っていうのは淡々との話になって、努力の結果でしかないんです。
そういう意味ではシンプルなわけですよね。
だから目の前のことをいつも常に努力をし続けないといけない。淡々とコツコツと努力をしなきゃいけない。
それができた人間しかある意味生き残らない。
そうですね。そのためにまさにリスナーの方からするとこの番組自体もそういった情報をずっと、
この間も資金調達の話なんかもしていただいてすごくみんな役立ってると思うんですけど、
最後に聞きたかったんですけど、
そんな新谷社長、ご自身も経営者である新谷社長も個人としてでもいいんですけど、
日々の原動力って何でしょうね。
何でしょうね。
なんかひょうひょうとして淡々としてるけど、でも何か原動力というか何かやっぱりないと。
辞めても死んでもいいかなと思ってるから。
どう動いても自己責任だから一旦失敗したら脱せって言われたら、
そこでははって笑えばいいから、笑って済ませればいいからいいかなとも思ってるから、
逆に言えば動けんのかもしれないですね。
恥ずかしいとか、自分はこうでなきゃいけないとか、
中途半端にプライド高い方が人には教えてって言えなかったりとか、
僕が言うときは本当に助けてって言えるか言えないかっていうのは
社長の勝負の分かれ目って僕はよく言うんですよ。
すごいありますね。
だから僕が小さい頃プライド高いタイプで、
それが一番僕を人生を邪魔してるんで、
そのプライドをどう下げるかっていうのを小学校とかとか時からずっと思って。
東雄先生にも突っ込んでるって何か本に書いてありましたよね。
そう、だから中途半端にそういうタイプなんで、
そのプライドを捨てれるかどうかみたいなところが、
戦いがあるわけですが、
プライドを捨てれなかったらやっぱり生き残らない部分もあるわけですよね。
だからそういう意味で自分のプライドを優先しないことの方が、
逆へば、なんですかね、もういいじゃん。
自分はこれぐらいのレベルだったんだよって、
諦められてる方が原動力になる。
でもやるべきことはやってみよう。やってダメだったらいいじゃんと思うと、
何も考えずに動けるというか、
動いてみてから考えられるというか、
そういうのが原動力というか、
まあね、やるからやるしかないからね、
ぐらいな感じじゃないかなと思うんですけどね。
ありがとうございます。非常に刺さりました。
ということでですね、まだまだお話伺いたいんですが、
一応番組の都合上ということで、
なんか僕が仕切ってるけどいいんですか、これ。
大丈夫ですよ。
大河さんの方がプロインタビュー。
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後編はですね、またちょっと違う角度からお話を伺いたいと思います。
経営者を応援する。社長の孤独力、番外編。
本日の社長の孤独力番外編は、
6章3項。あの会社は大丈夫と言われる。
従業員教育を鎮としろということでございます。
あの会社は大丈夫という理由には、
例えば売り上げ下がってんじゃないのとか、
あそこ雰囲気悪いねとか、
人は利益が下がって財務超過だねというのがございます。
そういった理由でしたら、一生懸命利益を出したり、
売り上げを出せばいいわけですけども、
何よりも一番最初に言われることは、
社員の皆さん方、従業員の皆さん方の対応の悪さが
よく言われるんじゃないでしょうか。
例えば電話応答が悪かったり、
また受付の人が存在な態度だったり、
そういったことで会社は大丈夫と言われるじゃないでしょうか。
皆さん方もよく外食店なんか行かれると、
接客が悪かったりすると、
あの店舗は良くないよねみたいなことを
お話しされる方々は多いんじゃないでしょうか。
一方で、そういう方々に多いのが、
自社の社員の方々のことはよく見てなくて、
うちの社員がそういうふうに思われてるなんてことを
気づいてない方も多いのではないかなと思います。
よって、実を言うと、そこの社員教育は大変重要です。
ある意味、社員さん従業員さんが会社の顔ですので、
その顔が曲がってたりすると、
その会社も曲がっていると思われると、
こういうことですから、
そこの教育というのは大変重要なんじゃないでしょうか。
昔、私が焼肉屋さんに行って、
非常に態度の良いお店であって、
これはすごい儲かるんじゃないかなと思ったら、
やっぱりBSEの時も大変儲かってて、
なぜかBSEの時に、
いわゆる焼肉をみんな食べるなって雰囲気になったのに、
なぜか売り上げが悪かった。
そのお店はどうして売り上げが悪かったかと言いますと、
社員、アルバイトの方々が、
ラレンちゃんがかわいそうだから食べに行ってあげようみたいなぐらい、
良い接客をして良いサービスをしてたんで、
ファンが付いてて、そのお客さんのファンが、
焼肉屋を心配して食べに来てくれた。
肉食べたらもしかするとBSEになってしまうかもしれないのに、
食べに来た。こんなことがございました。
そんなぐらいアルバイトも社員もきちっと教育ができていたら、
売り上げなんていうのは心配ないし、
逆に言えば社員さん、アルバイトさんの顔ですので、
素晴らしい顔だということになりますと、
社長さんのご評価も高くなる。
会社の評価も高くなる。
こんなことになるんじゃないかと思います。
ですので、社員教育は常に日ごろきちっとしていくことが
一番重要だということでございます。
プラス、やっぱり経営理念の浸透というのがきちんとできていれば、
いいのではないかなと思います。
経営理念の中に顧客主義とか顧客についてのお話が
出てくる場面はございますでしょうか。
もしくは社会とともにとか。
今現在コロナが起こっているときに、
これ収録をさせていただいてますけど、
30:00
そんなときに社員教育がきちっとできてくると、
コロナでも売上が上がっている店舗さんもございます。
そういったときに経営理念の浸透ができているから、
社員自らがお客様にきちんと動いていけるような
体制ができていますでしょうか。
そんなことを考えながら、
あの会社は大丈夫と言われないようにするということを
考えていただくのがいいんじゃないかなと思います。
ぜひ社員教育も頑張っていただければと思います。
本日の社長の広告録番外編はここまで。
また来週。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり
誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの成功社長、成功経営者の
インタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、
私どもウィズビズが運営するウェブサイト、
経営ノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく文字で読み返すことで
新たな発見や気づきがあり、
皆様の会社経営に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして
サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索で経営ノートスペース
社長インタビューと入力いただき経営ノートのサイトを
ご覧になっていただければというふうに思っております。
本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。
また来週。
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