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2023-02-17 33:14

#330 (週末版)【後編】どの業界でも、トップ3に入れば大抵生き残れる

週末版ではゲストを招いて、脱力系ながらも本質をついた商売論・人生論を展開。NewsPicksではこのPodcastを元にした記事も配信しますので、ぜひそちらもご覧ください。聞き手は、音声プロデューサーの野村高文が務めます。

■NewsPicks掲載記事:

https://newspicks.com/news/8053540

■MC:

亀山 敬司(DMM.com 会長)

<SNS>
・Twitter:https://twitter.com/kameyama66
・Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100005127937437

<掲載メディア>
・NewsPicks記事 シーズン3(最新): https://newspicks.com/user/20009 /シーズン2:https://newspicks.com/user/9701 /シーズン1:https://newspicks.com/user/9314
・NewsPicks音声:シーズン2 https://newspicks.com/movie-series/30/
・NowVoice: https://voice.nowdo.net/
・Voicy: https://voicy.jp/channel/1616
・週刊文春オンライン: https://bunshun.jp/category/qa-kameyama

■サブMC:

野村 高文(音声プロデューサー/Podcast Studio Chronicle代表)

・Twitter:https://twitter.com/nmrtkfm


#かめっち #かめっちの部屋

00:02
はい、どうもDMの亀山です。亀っちの部屋ラジオ、週末版、始まります。よろしく。
音声プロデューサーの野村です。後編もどうぞよろしくお願いいたします。
前回ですね、DMMTVが去年の12月にリリースされたという話題からですね、亀山さんが25年にわたって、このビデオオンデマンド業界で苦闘されてきたというですね、歴史を伺いました。
じゃあ、なんでそんな難しいところが今さらあるのかと。
そうですね、いやいや、めちゃめちゃ気になります。
ちょっと現在以降のお話を伺ってもらっていいでしょうか。
はい、なんでね、ここの厳しさは十分理解してるんだけど、まあ、ひとつで言えば、UNOさんとか藤田さんに勇気をもらったといったところかな。
ああ、そうなんですか。はいはい。
前回話したように、動画配信ってことに関しては、UNOさんっていうのはかなり初期のGYAOの頃からやってたわけよ。
その後、GYAOは売ったけど、その後は今やってるUNEXTをやってるわけなんで。
はいはい、そうですよね。
なんで、その世界観をずっと諦めずに、たぶんずっと赤字を出しながらも苦労してやってきたと思うんだけどね。
その中で200何万になった中で、黒字化を達成したって聞いた中で、すごいなと。
まあ、コロナのおかげもあったのもあるかもしれないけど、
まあ、でも、ずっとそのね、俺なんか途中で諦めちゃったけど、ずっと諦めないで現在に至るわけよ。
はい、そうですよね。
俺からすると、どう見ても外国人に勝てないなと。
で、実際、勝ってるわけじゃないかもしれないけど、ただ独自のやり方で成長させてきたっていうのはすごいなと思っててね。
はい。
で、一方で藤田さんのアメバTV。
そうですね、アメバTV、はい。
で、これなんかもね、俺は当初否定的だったんだよね、かなり。
はいはいはい。
うん。どう見てもYouTubeとか含めて。
それはたぶん、よく堀江文とかひろゆきとかも言ってたけども、
まあ俺もある意味同意の考えで、結構YouTubeとかある中でそういったものを進めていくことには、どっちかとして否定的ではあったんだよね。
はいはい。
ただその中でやっぱり単なる配信サイトというだけじゃなくて、
メディア的なイメージも含めて、一つの番組的なものを作り出してるじゃない。
まだたぶん赤字なのかもしれないけど、ただその中で広告のモデルを入れたり、
あと配信とか、あといろんな、この後ワールドカップとかやってたと思うけど、
あれなんかも結構な投資だよ。
そうですよね。なんだろうもう3桁億円規模の投資ですね。
うん。あれもかなりの額入れたって聞いてるけど、
それをすぐ回収できないから、かなりの資金が出てくると思うんだよね。
ただそこまでして、たぶんやりたいというのは、やっぱりふるさとの中に、
メディアを持ちたいとか、その中のB2Cっていう世界の中の一つの入り口として作りたいっていうのがあると思うんだよね。
03:02
なんでその辺で言うと、それも一つの形かなと思って、
つまりメディアの方から新しいビジネスに発展させる。
たぶんそのCM枠を、自社の代理店の販売もあるだろうし、
またはそのコンテンツの中で別のもので利益を出すみたいな。
チケットの販売とか、あとは別の展開もいろいろ考えてるんだと思うんだけど、
一定のCを集めるということにおいては、やり方としては一つの手かなと思うんだよね。
ただ実際問題、たとえばUNEXとかも含めて、
やっぱり今からコンテンツメーカー、たとえばディズニーとかが、
他に出してたの出さなくなって、自分たちでやるとかっていうのはあると思うんで、
コンテンツを書く方が難しくなるっていう時代も一方であるし、
アメバ自体をマクロジカするまでにはまだ時間がかかるかもしれないわけ。
ただその中で一定の成果を上げてるっていうこと自体はすごいなと思ってるところもあって、
それで言うと、うち自身もチャレンジする価値は今更ながらあるかなと思ってるっていうところかな。
そうですね。じゃあやっぱりUNEXとやられているUNOさんとか、
アベマTVの藤田さんに刺激を受けたっていうことなんですけど、
ただその現実問題として、ネットフリックスとか、
映画だったらAmazonプライムもすごくたくさんあるじゃないですか。
でも本当、何でしょうかね、人々からすると時間の取り合い、
時間およびお金の取り合いみたいな感じになってると思うんですけど、
それで言うと、どういうところに勝つ余地があるっていうふうにお考えになりましたか。
勝つ余地があるかというと、勝てない前提っていうことですね。
そうですか。
勝てない前提なんだけど、ただ一定のポジションを取れるかなと思ってるってことかな。
要は、俺だと、いろんなビジネスやってきたらやっぱり、
どちらかと言うと、ベスト3に入りそうな業界に行きたいっていうのがあって、
1位、2位、3位まではなんとかどの業界も生き残れたりするわけよ。
トップに必ずしもならなくても、3位までに入れればいけるわけですね。
そういう目安の中で、例えば、FXとかオンラインエピソードとか、
今だったらオンラインクリニックとかいろいろやってると思うけどね。
そういう中で、1位、2位、3位を狙おうぐらいのイメージでビジネスをやってきたんだけど、
この分野においては、10位まででもいいかなっていう。
そうなんですね。10位までに入れれば、とりあえずその採算は合うというか、
黒字化はできそうだってことなんですか。
いや、黒字化はできないんだよ、これまた。
黒字化は一生できないなと思ってはいるんだけど、
ただ、持つ価値はあるなっていう。
例えばそれで言うと、NetflixとAmazonとAmebaっていうモデルがあるとしようか。
06:01
Netflixっていうのは、どちらかというと配信の中にオリジナル性を持って、
どちらかというと自分たちが映画メーカーになろうっていうモデルなんだよね。
確かに、オリジナル作品をどんどん作ってますよね。
むしろ他のコンテンツがどこも出さなくなってもやっていけるようにするっていう。
つまり、ワンナーとかディズニーとかがもう出さない。
そこにはとか言い出す可能性もあったとしても、
としても自分たちのオリジナルコンテンツが、
彼らよりも見たいものにするよみたいな。
感じの中でオリジナルを投資して、メーカーを目指すみたいな感じ。
Amazonのほうは、どちらかというと本業があるじゃない。
通販の、販売のね。
その中に、もともとプライムだっけ。
送料、無料みたいな。
その分母を増やすっていう中で言うと、
配信事業が仮に赤字であったとしても構わないみたいな感覚で始めたと思うんだよね。
Amazonのアカウントをとにかく持たすって感じだね。
Amazonとかの場合は、どちらかというとメディア的な、テレビ局的な位置を取ってさ。
その影響力の中で、そこからビジネスを展開させていく。
そこからものを販売したりとか。
多くの人がテレビよりもAmazonを見るみたいな感じになっていくんじゃないかみたいな。
だからやっぱりそのワールドカップにしても、無料で全部見れるようにしたってことですね。
とにかく多くの人が見てくれるっていうところから、
広告だろうがマネタリズムを新しく考えていくっていう手法かなと思うんだよね。
でもうちはそれぞれ良いところをちょっとずつ真似してやっていこうみたいな。
3社の良いところを真似して。
もともと、俺が動画を発信始めた当初っていうのはレンタル店にとって変わるって感じだから、
どちらかというとNetflixみたいな感じの方向性があったんだよね。
じゃあもうオリジナルでいろんなものを作ろうとしていたってことですか?
オリジナルはその後の話で。
流れとしては、Netflixももともと他の配信を始めてオリジナルにいったじゃないですか。
はいはいはい、そうですね、当初は。
むしろ配信だけでやっていこうみたいな感じのイメージが決まってて。
だからAmazonみたいに別のビジネスがあって、そこに向けての送客というわけではなくて、
それ単体で成立するようにやっていこうってことですね。
でも今の中でいうと一番見習うべきはどちらかというとAmazonになるかな。
だからプライス的にAmazonに合わせたのはそういうところなんだけど。
だからむしろ多くのアカウントを集めるっていうかな。
そこから登録の中から他のサービスで誘導していくっていうことをまずメインに考えようかなと。
そのためにはAmazonもオリジナルをやってるみたいなもんで、
09:00
いくらかNetflixほどの投資はできないと思うんだけど、
どちらかというと日本人向けのものとか、
あと世界でもいけるし日本も好きなアニメとか、
そういったものも含めたオリジナルをいくらか入れていくと。
あとはアメバみたいな感じで今開発してるのは無料配信的な、
アメバTVみたいな配信的なモデルっていうことも含めて、
無料の配信をしていくっていう人を見てもらうためにと。
っていうような3つそれぞれいいとこ取りして何とか考えようかなって。
そうなんですね、そっか。
とりあえずスタートとしては個性ある程度ないといけないから、
中途半端にどれもやっててもどれも良くないからっていうんで、
とりあえずアニメは全部揃えるととにかく。
どこでもアニメはちゃんと見れますよというふうにしてしまおうとね。
そっから先オリジナル増やしたり、無料放送を始めたり、
そっからバラエティ的な配信を始めたりとか、
そういったことも含めて徐々に進化させていこうかなっていうのが、
今の構想かな。
そうなんですね、そっか。
月額500円っていう料金設定じゃないですか。
これはやっぱりNetflixよりもだいぶ安い、
価格帯としては低く設定していると思うんですけど、
それっていうのはたくさんの面を取りたいっていう。
そういうことかな。
だからAmazon入ってる人がもう1本入るんだから打ち入っておいてくださいみたいな。
あと1500円出すのはちょっと高いけど、
あと500円ぐらいだったら出してもいいかなっていうことですかね。
ほとんどのアニメは無料で見れますよみたいな。
そういったところから始めてるって感じかな。
そうなんですね。
あくまでもアニメっていうのは最初のキャラ付けというか、
ここに行けば全部見れるよっていうキャラを立たせるためで、
この後はコンテンツの幅を広げていく構想があるんですか。
そうだね。スタート的なものでまずどこか絞らないとと思って、
資金的なこともあるからね。
Amazonとかどこでやろうが、別にアニメが全部無料ってわけじゃなく、
一部は無料だけど一部はお金取ったりっていうのが多いわけよ。
そこは見たかったら全部見れますよみたいな方向に持ってこうかなというのが
まず第一ステップかな。
ただね、これさっきも黒字になるかって話なんだけど、
これ現状明かしは当たり前なんだけど、
さっきみたいに見ようが見まいなコンテンツなんてかかるわけよ。
そうですね。
お金200万円取ったとしてもやっぱり100億以上赤字になっちゃうんだよね。
そうですね。確かに。
何百億だとすると出てくる量がそうなりますね。
そもそも料金が、例えばそうだね、
UNEXとかは2000円取ってるから200万円超えたあたりから
黒字がなるかもしれないんだけど、
4分の1しか取ってないんだからどう見ても赤字だよね。
12:02
そうなんですね。
だから200万人取っても500円だと赤字っていうビジネスなんですね。
このビデオのデマンドは。
そういう感じなんだよね。
だから結局はその分を他のサービスに流すしかないってことで、
結局そこで取ったアカウントから他人用分に回すっていう感じかな。
要は課金が入るんじゃない?
そうですね。
そのままそこから例えば電子書籍とか、
ゲームとか、スクラッチとか、クレーンゲームとか、
いろんなものがあるわけよ。
そういったエンタメ的なもので、
特にアニメ系が好きな人間が多かったりするし、
そういったところに誘導していくことで、
同じようにワンクリックで買えますよみたいな感じのモデルにしようかなってこと。
そっか、じゃあDMMアカウントを持つ方をさらに拡充させていくってことなんですかね。
うん、そうだね。
その辺の中でもやっぱりライバルはいるわけよ。
例えば電子書籍なんかいっぱいやってるとかあるじゃない。
そうですね。まさにAmazonさんがKindleってやってますよね。
でも他にもいろんなコミック専門がいっぱいあるから。
はいはい、確かに。最近アプリでコミック読めますもんね。
そういった中でいうと、多くの中で電子書籍とかっていうのを伸ばしたいっていうのがあるわけよね。
さっきの中でいうと電子書籍っていうのはちょっと違う文化を止めたっていうかな、発展を止めたっていうのがあって、
さっきの中でいうと映画とか音楽とかっていうのはサブスクのモデルになったんじゃない?
そうですね、はい。
昔はアップルも含めて1本いくらで買ってたわけよ。
1本300円とかで音楽買えますよとかね。
ダウンロードして楽しんでましたね。
っていうのが1000円払ったら2000円払ったら聞き放題、見放題みたいな世界に入ったじゃない。
なんていうかな、コンテンツのレフレといえば。
そうですね。
いやなんかもうコンテンツって湯水のごとく流れてくるものになっちゃいましたよね。
なんで、そんなもんいくら払ってみるもんじゃないっていう風になったじゃない。
極端な例で言うとメディアとかもそうじゃない。
昔は新聞撮っていくら払って見てたのが、読んでたり。
無料になったじゃない。
そうですね、はい。
ニュースっていうのはただ。
動画音楽は定額払って聞き放題、見放題。
ただ伝書っていうのは1本いくらって感覚があるわけよ。
確かに、漫画でも本でもその感覚残ってますよね。
それは出版社がその方向で行って、
出版社がその主張を守ったって言い方変だけど、
デフレをさせなかったみたいなのがあるわけよ。
読み放題にみんな話もあったのを出さなかったわけだよね。
そうですね、はい。
15:00
映画会社はそっちに乗っかったわけよ。
どちらにしても、もちろんどっちが得か損かは微妙なところもあるんだけど、
ただどうしても聞き放題、見放題になると市場のパイプが小さくなるというか、
ユーザーから払う分が減るわけだから。
そうなりますね、はい。
そういった中で言うと、電子書籍っていうのはまだ利益が取れる場所ではあるわけよ。
販売していって売り上げ上がったら利益出ますよみたいな。
売れた分の10%とかぐらいは最低残ったりできたりするわけよ。
うちも電子書籍をやった中でも結構そこは順調に伸びてるわけよ。
そうですね。
その中でそこの部分のお客さんを増やしたいっていうのであれば、
やっぱりアニメとかそういったコンテンツが強い方がそこに人が行きやすいと。
鬼滅の刃を見てる人たちに鬼滅の刃電子書籍も売るみたいな感じで誘導していくとか、
その後にグッズを売るとか、そこに新しいスクラッチみたいなくじをやるとか、
ぬいぐるみが取れますよとかね。
クレーンゲームみたいな。
そういったものの中にエンタメとして展開できるかなっていうのが一つあるよね。
そうか。
テレビ、ビデオオンデマンドの方がもう結構赤字を出していっても、
そっちのビジネスにある意味送客できれば全体として利益は取れるっていうような、
そういう計算ってことですかね。
そうだね。特にエンタメがそういうふうにつながりが深いのはあるし、
あと中にはA会話とかクリニックとかもあるわけよ。
そういう人たちも一応登録してあるわけなんで、
そこから他のクリニック、他のA会話っていうライバルに比べたら、
誘導しやすいって言えばしやすいよね。
単独のサイトに登録するよりも、うちの方で登録してる人が行くとかね。
そういった中で、その部分の中の貢献で赤字が生み出せるかどうかっていうのがミソかな。
そうなんですね。
そこで100億円を出したら、本体の方で売り上げ10%くらい伸ばさないと生み出せないんですよね。
結構大きいですね。
そうね。
でもそこで、たぶん事業が10%くらい成長してくれたら、
再三取れるかもしれないなっていう感じかな。
ちなみに亀山さんのタイムラインとしては、
1年で100億円くらい赤字が普通にやっても出るだろうってことで、
何年間くらいは見ようとかそういう計算ってあるんですか?
数年は当然見ていくと思うし、
予定通りいかなかったらまたその時に、もしかしたら値段の調整をするとか、
コンテンツの調整をするとかはするかもしれないけど、
なんだかんだ言うと、当初は100じゃ済まないからさ。
もっとか、何倍かかるわけよ。
200万人集めてやっと100億の赤字ってことですもんね、規模感で言うと。
18:01
でもね、もうちょっと伸てるかもしれない。
伸てるかもしれない。
そこはちょっとね、まだ細かくも言えないんだけど、
少なくとも10年経っても赤字かなと思ってるって感じかな。
結構あれなんですね、ロングスパンで考えられてるんですね。
だから赤字幅をいかに減らすかっていうのは一つあるんだけど、
簡易増やすとかね。
ただ、それでもずっとそれが永遠にいたとしても、
同じ値段だとそうなるよねっていう感じは当然なるかなと。
それ分、他事業貢献が一緒に乗っかってこないと、
難しいモデルかなと思ってる。
10年経っても赤字ってことは、ある意味あれですか、
広告費みたいに、電子書籍であるとか、グッズとかスクラッチっていうのを、
広告を大量に投入して伸ばすっていう手法もあるわけじゃないですか。
そうじゃなくて、事業の方で投資をしてそっちに流すってことを
判断されたってことですか。
そうだね。広告だと思ってもらったら、分かりやすいっちゃ分かりやすいかもね。
広告と課金の登録だよね。
すでに登録をしていく中で横に展開していくということかな。
よく言われる経済圏みたいなやつかな。
よくガンファとかも経済圏作るじゃない。
日本で言えば特に大きい経済圏だったら楽天とかヤフー。
同じようにその中で金を活かしたり、カードから消したり、サービスを活かしたりするじゃない。
その辺の人たちに比べれば、うちらの経済圏はまだまだ小さいものなんだけど、
小さいながらもあるわけよ、いくらかね。
その中で他のやってない新しいサービスとやったときに、
ガンファとかヤフーがやってない経済圏ならうちが有利じゃない。
例えば英会話があったとしようが。
だとしたら一番有利な経済圏の中に置けるってことだよね。
確かにそうですね。
ガンファはアメリカの企業なんで英会話はやってないですもんね。
確かにやんないじゃない。
ニーズに気づかないかもしれないですね、ひょっとしたら。
ヤフーとか楽天もそんなめんどくさいことやんないじゃない。
海外まで行ってコーヒー雇ってとか結構めんどくさいねあれ。
オペレーションを整えてとかですよね。
そういうこと手で出さないんじゃない。
確かに。
そういった中ではある意味有利に張っただけじゃない、その場所は。
そうですね。
ちなみに亀山さんの中では今回の投資規模っていうのは
結構過去一大きい投資みたいな感覚はあるんですか。
そうだね。長い目で見たらそうなるかな。
今までも例えば3Dプリンターとか大学とかいろいろあるけども、
今回長く赤字確保ってやるビジネスってなかなか金額的にもそうかな。
21:00
大きいよね確かにそこはね。
ただそれでも当初、折退した時期に比べたらまだ資金力とか糸利があるから、
いくらかそれぐらい赤字でもなんとか本体がおかしくなることはないかなということも含めて
トライしてみようかなというところかな。
そういうことですね。
俺も本当にこれはプラント処刑してて今若い奴がやってるから
彼らがその中でいかにコンテンツ面白いものを作るかとか
あとは会員を集めるかっていうのは任せてるんで
その辺の腕次第もあるし
あと他の事業が上手く連携できて
自分たちの運営が伸ばせるかっていうのも彼らにかかってはいるんだよね。
そうですよね。
結局俺としたらその
今の中でいうとみんなが自分たちのビジネスと
新しいことやりやすいプラットフォームを用意するみたいな発想になるかな。
そういうことですね。
そっかだから経済圏を広げて
そこに集まってくださる顧客の方々っていうのを増やして
そうすると新しいビジネスをその中に入れたときに
スタートダッシュが効いたりとか
人が集めやすいっていうことが起きるわけですよね。
やっぱりそのままで今のままやってるよりは
とりあえず動画メディアって強いメディアなのよ。
利益は出ないとしてもね。
そういったモデルがあることは
これから新しいことをやるときに役に立つかなと
その人を集めるのね。
メディアとしていろんな宣伝ができたりもできるし
いろんな中で他のメーカーさんとも
いろんなセットでアライアンスとか提携できたりするわけよ。
コンテンツメーカーさんともね。
だからアニメと例えば伝書的と
ジャスクラッチとかそういったのも含めて
こういう契約できませんかとかいうこともできるじゃない。
そうですねまさに。
だからみんなが仕事しやすい場所を用意するっていうのが一つかな。
そのコストを生かしきるだけのみんなに
若い奴に腕があるかがここからが彼らの腕次第という。
場は整えますってことですね。
そこは多分アベバさんとかも考えてると思って
そこから先新しい展開したいっていうのがあるじゃない。
もともと無料のプラットフォームの人たちが
有料のビジネスモデルを作るっていうパターンと
Amazonみたいに有料のお金をもらうプラットフォームが
人を集めるためにそういった新しい支度をやるっていう
そういうスタートが違うんだけど似たような方向を目指すわけ。
そういった中でいうとうちの場合は25年間くらいは
どちらかというとお金をもらうビジネスばっかりやってきたわけよ。
比較的それでいうと他に比べるとうちはユーザーの
利用単価が大きかったりするわけよ。
24:03
物を買うとかお金を払う人たちが多くいるわけよね。
他っていうのは無料で見る人たちがいっぱいいて
その中の何パーセントがお金を使ってくれって言うんだけど
うちはどちらかというとお金を使っている人たちがいっぱいいる中で
そこをライトな人たちを増やしていこうっていうのが今の流れかな。
なんか最後の話が腑に落ちました。
お金をもらうビジネスとある意味無料で使ってもらって
人を増やすビジネスっていうのに大きく分けられるわけなんですね。
それがどちらもどっちが中心だけど
どっちも目指す方向から言うとお金を稼いでいるとこは
人を集めたいし人を集めているとこは何か別のモデルで
稼ぎたいみたいな話になる。
そういうふうなものを作っていくと経済圏って結局は
どこもそういうのを今目論んでいるとしたらどうかな。
メルカリとかもそうだね。経済圏を作ろうとしてるんじゃないかな。
そういった中で言うとみんなそういう経済圏を作っていく中で
新しいことをやりやすくしていこうっていう感じ。
今からスタートアップっていうのが
もともとB2Cっていうのは結構難しいの。
っていうのはアプリとかで、でも最近B2Cで伸びたのって
メルカリとか、例えば配信なんかでもTikTokみたいな例はあるけど
TikTokが例えば短冊動画やるとするから
そしたらYouTubeもやるしFacebookもやるしLINEもやるじゃない。
なんであれはTikTok大きくなってからみんなやったけど
TikTok小さい頃にみんなやってたらTikTokがもう
なくなってるじゃない。
つぶされて終わるってことですね。
そういう中でB2Cっていうのはスタートアップがなかなか出にくい業界にはなってるんだよね。
何かがやったら他がパクったりとか
または延命したりとかっていうパターンが多いじゃない。
大きいデパートみたいなものが
あちこちいくつかできてきた中で、昔よりもスタートアップが
それ一本で大きくなるって難しい世界はあるんだね。
その中でうちはギリギリまだ小さいけど
プラットフォームっていうのがあるから
そこから先に展開するにはここを大きくしておかないと難しくなるなと思うのもあるんだよね。
うちらの中では今
大きく分けるとそういうエンタメ中心であるプラットフォーム
みたいなものがB2Cの世界が一つと
あとチャットブーストとか地方創生みたいなB2Bとか
B2Gっていう法人相手の仕事ってのもあるんだよね。
もう一つは
例えば太陽カステラとかウェブ3とかチームラボプラネットみたいな
どこにも関係ないんだけど
新しいもので今から伸びそうな分野みたいな
27:03
これぐらいの三つぐらいの三分野に分かれてるんだよね。
その中で今回は今のエンタメ中心の
プラットフォームに力を入れる
投資をしようかっていうのが今回の
大きい軸かな。
すごく最後の整理も含めてよく分かりました。
12月に始まったんですけど
今この収録時点ではスタートして2ヶ月弱ぐらいだと思うんですけど
感触としてはいかがですか?
まだ1ヶ月も経ったか経たないか
それぐらいの雰囲気らしいんだけどね。
2年間で200万目指すとか言ってるから
お手並み拝見だと思うかな。
お手並み拝見っていう結構応用に構えてらっしゃるんですね。
結局ここから先
コンテンツにしても何にしても次のやつらが
考えるフェーズ感だと思ってるんで
予算の上下は決めてるけど
そこの中ならあとは結果見せてもらうよ。
みたいな感じになってる感じ。
いやいや、分かりました。
俺が今やろうとしたらどこに投資向けるかっていうと
さっき言ったB2CなのかB2Bなのか
どれぐらいの幅で予算をつけていくかっていうのが
今の俺の仕事のやり方にはなってきてるんで
だからかつて俺が挫折した
動画配信授業というか
場所に関して彼らの感性でやれるかどうかっていう
途中で言うと俺もスタート自体は2000円ぐらいのモデルから
話出たのが現場で500円まで下げたんだよ勝手に。
これでいきたいレースだなって
2000円で集まりませんよみたいな。
2000円って結構いいお値段しますもんね。
せめて1000円なんないとか言ったけど無理ですよとか言って
いいや取れてってなって
だから当初よりもいつの間にか500円になっちゃったとか言うのもあるし
そうだったんですか。
アニメでいけますみたいなのは現場で決めてるし
その辺は彼らの前に一生懸命考えたロジックがあるし
そこはじゃあいいよそれでやってみなみたいな話になってる状態かな。
以前はB2Bのモデルも一方で
サースモデルみたいなこともやってたりするし
今で言うとさっき言ったみたいなもんで
今世の中で言うとB2Cっていうのはなかなか難しいからってみんなB2Bに走ってるわけよ。
確かにそうですよね。
30:03
企業向けのものっていうのが外資が気にくかったりするのもあるし
比較的手がたいんだよねB2Bは。一方でウェブ3みたいな新しい世界もあるじゃない。
だから今正直言ってスタートアップってB2Cに夢がないから
B2B行ったりそれもなんかイマイチだなと思って
ウェブ3に行ったりっていうのが今のスタートアップ業界のトレンドになってるわけよ。
そうですね確かに。
本当にB2Bサース企業は多いですよね。
B2Cは跳ねればでかいけどなかなか跳ねる前にやられちゃう
叩かれちゃうっていうのが大きいんだよね。
プラットフォームを用意しないといけないかなっていうのに今回決算したってことかな。
スタートアップというか市場に与える意義も大きいですね。
そう考えると。
少なくともうちの社員タッチングの中で新しいビジネスをやろうと思うと
そういった場所が必要なんだよね。
どうしてもタイよりもちょっとやりやすい場所。
例えばオープンした時に会員がすぐに流れてくる場所とか。
いずれにしても次の世代が暴れやすい場所を用意するっていうのがそこまで俺はやるけど
そこからはもう自分たちの腕次第で
ちゃんとクラジカできるかって話かなと思ってる感じなんで
多分新しいものこれからどんどんやっていくと思うんだけど
これがプラットフォームとかB2C向けならなるべくDMMプラットフォームを
うまく利用しながら他よりも1割2割多く伸ばすよっていう感じの
モデルができたら戦いやすいよねみんなが。
そうですね。
てな感じでございましてですね。
タイへの貢献があるんじゃないだろうかという。
どうなるかわからないけどしばらくは様子を見ようかなと思ってます。
どうやって財産取るんですかって言われたらもう取れまへんって。
いやいやいやでもそれはすごく強いメッセージですね。
それよりも別のところでってことですね。
他が取りやすくするためにやりますみたいな感じかな。
経済圏をこれで広げていきますってことですね。
でもなんかすごく面白く伺わせていただきました。
コンテンツも私DMMTVいくつか拝見したんですけど
お笑い系とかも結構攻めた番組があって面白かったですね。
そういうのも俺も誰も知らないからこういうの今受けてんだとか言ってる。
それこそこの前のカメッチの部屋に出てきていただいた
さらば青春の光の森田さんが主演されているコント番組なんかもありましたね。
そういうのもあったね確かに。
皆さんそういったことで野村君も500円給付しておいて。
俺もニュースピークスの1500円払ってるんだから。
またね。
これを聞いたリスナーの皆さんもぜひそちらに加入いただきたい。
ニュースピークス辞めてもいいからそっち来てね。
ちょっとそれ私もしか言えないですけど。
33:01
ということでDMMTVの戦略を全2回にわたって伺いました。
亀山さんありがとうございました。
はいどうも。
33:14

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