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  2. #63 世界は格差で溢れてる
2022-05-01 08:19

#63 世界は格差で溢れてる

亀っちの昔話編

■出演
亀山 敬司(DMM.com 会長)
長谷川 文二郎(42 Tokyo事務局長)

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どうも、DMM.comの亀山です。
ポティッツの文次郎です。よろしくお願いします。
はい、じゃあ、旅編、なかなか始まらない旅編ですね。
そうですね、前回はちょっと旅の面白さみたいなのを教えてもらいましたが、
ちょっと今日こそは、ね、なんかどっか国かどっかに行ってほしいですけど。
確かに、ちょっと脳がギロギロで。
でも、旅でよく感じるのっていうのは、やっぱり格差社会みたいな話。
今の俺の話っていうのは、どっちかというと20代だから、1980年代ぐらいかな。
その頃って日本自体はまだバブルの弾ける前の話だから、
もうどんどん成長してるわけよ。
国民全体がちょっと豊かさを感じてる時期かな。
その割には、そんな貧富の格差も少なかったっていうかな。
一億総中流って言われた時代がある。
皆さんに、あなたはどうだと思います。上流下流中流どこですかってインタビューすると、
私は中流だと思いますみたいなことをほとんどの人が言ってた時代かな。
なので、日本ってのは上も下もそんなになくて、
みんな中流どころみたいな感じの意識があったみたいなんだよね。
だから、普通そういう感じだとした時に、海外行く時にすごく感じるのは、
特にインドとかカースト制度とかだったから、すごい違いがあるわけよ。
例えば、高級ホテルのとこに行くと鳥がさえずるような中身があって、
お部屋の外に出ると、周りに腕とかを切られたり、目を潰されたごじきがいっぱいいるみたいな。
だから、壁1個下手で言っても天国と地獄ぐらいの間があるようなのが同居してるんだよね。
すごいそれが普通に。
俺なんか外国人だから、どっちも行けるっていう。
もちろん貧民街も行けるし、高級ホテルも中入れたりしたわけよ。
泊まってるわけじゃないけど、アジア人だからみたいなってことなんですかね。
泊まってるのは2,300円の安宿なんだけど、
何万円もする高級宿も出入りはできたわけよ。
凄いな、出入りしようと僕も思ったことないけど。
確かにそれ行けるんですね。
普通に向こうからすると、外国人ってほら。
同じ貧民族じゃないからですね。
それでジーンズ履いたりとか、そんな綺麗な格好してなくても、
意外と金持ちもしたりするわけだから、下手なこと言えないわけよ。
だから高級ホテルから貧民街好きに出入りできたわけよね。
なるほど、なるほど。
もっと言えば俺、スタッフオンリーとかいうとこも勝手に入ってたりとかしてたんだけど。
それはやめてください。
でもそれも外国人特典で、英語とか何も怒られたりすると、
もう分かんないから、日本語で分からない、何言ってんだとか言うと、
あ、もうしょうがないからこっち来てくれって言うと。
大して怒られないですぐ。
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なるほどね。
俺もスタッフオンリーくらい読めって分かってんだけど、
わざとこう入ってたりとかして、
怒られるまで、怒られても何とかなるわみたいな感じで。
すごい謎の裏技ですね。
じゃあ実際それを見られたってことですか?
結構その頃は自粛のやり方っていうのがあったりとかして、
そういうのを見ると、どこで安いやつがあるとか、情報があったのよ。
今みたいにインターネットなかったけどね。
そういうのを足掛かりに、安い跡探したりとか。
そこにはまた別の日本人が行ったりとかしたら、
その人に情報を聞いたりとかしながら、
往復のチケットだけ買って、
インドだったら軽かったら往復だけ買って、
1ヶ月後に帰るのと、往復分だけ買ったら、
あとはもうそこで決めるって感じでやってたので。
その頃、今はちょっと俺もずっと行ってないから分かんないけど、
昔のインドなんてほんとに野良牛はいるわ。
道歩いてたら子供たちがみんな来れとか寄ってきたりとか。
あとトイレもその辺の道端で勝手にするとか。
それはもうおしっことかいう、そういった類じゃなく、
もう大きくまで…
なるほどですね。
ぐらいのね。それも女性がそれやっちゃうとかっていう。
あー、なるほど。
そっか、それちょっとショッキングなね。
それはすごいだろ。
そういうのも目撃とかするわけよ。
女性で、え?とかいう感じの。
っていうぐらい、なんていうのかな。
ほんとに動物的なって言っちゃいけないんだけど、
そういう街もあるし、もちろん金持ちの世界もあるんだけど、
結構ほんとにね、カオスな、カオスって不潔な世界だったよね。
だから露天で物を食った間に必ず腹壊せる感じだったからね。
そっかそっか。
そうか、じゃあそんな時代の日本とインドで、
やっぱり格差の違いみたいな。
まあそういった時代もあって、
ただそれで言うと、今で言うカオス制度があった、
昔のインドとかそういうのがあるし、
それは他のメキシコだろうが、アメリカだろうが、
いろんな国なんかでも、貧富の差の開き方が激しい。
だから日本で、その頃から一応格差って言葉はあったんだけど、
日本のその違いに比べたら、
向こうの開き方がすごかったなっていうのがあって、
ある意味その時は日本っていいなと思ってたのを実感したのはあるよね。
でも日本にいるとさ、
あいつ俺よりも2倍の給料取ってる、ちょっと悔しいなとかって、
言うのでも悔しいと思うんじゃない、例えば。
お金の芝生が多いじゃないけどね。
でもその中で感じてるもんっていうのと比べもならない、
むしろその人たちがもし海外そういうとこ行ったら、
どこ行ってもお金持ちなわけよ。
アルバイターだろうがね。
だからそこの世界だけ見てると、
なんかあれだけど、世界規模で見るとすごいその頃の日本人って
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ほぼほぼお金持ちって感じの。
物差しみたいなのが旅に行って、
全然違う物差しで測れるってことですね。
その中で安全とかも当たり前に手に入ってるものとか、
自動販売機なんかないからね、他の国。
コンビニとかもないですもんね。
コンビニとかも、ニューヨークとか行ったら鉄格子入ってて、
レジのお金を詰めなくしてあったりするからね。
なるほどね。
ハーネムとかブランクスとかそういうとこなんだけどね。
だからそういう、もちろんいろんなとこあるんだけど、
俺ヤバいとこ専門だったから、
そういうとこ、そういう世界の中で、
でも少なくとも自動販売機は他の国であまり見なかったから、
日本みたいな治安のいい国は滅多にいなかったのよ。
っていう感じで言うと、
自動販売機があっても壊してお金盗まれないとかさ、
夜道でもある程度女性が歩いて帰れるとか、
で、ある程度国困らないっていうのは、
ある意味すげえな日本っていうのを感じられることが多かったからね、旅は。
隣の芝じゃない、もっと違うとこの芝を見に行くと、
世界が広がるかもしれないですね。
今でもうちらがと言うと金持ちの方だから、日本人は。
昔より何かちょっと違ってきたと言ってもね。
だから、それで言えば、
いろんな国を今からでも行く意味はあると思うんだね。
だからそれで言うと、もっと遠くへって感じ。
なるほど。
いいね、これタイトルにしよう。もっと遠くへ。
急にCMみたいになる。
なるほどですね。
遠くに行くと何かが見つかるかもしれないし、
確かに現状に満足しろっていうわけじゃなくて、
いろんなことを知ると自分の立ち位置って見えるものがあるよねみたいなことですね。
日本の立ち位置も見える。
遠くを見ると身近なところが見えるっていうことだと思うんだね。
ぜひちょっと行っている人が感じることがあったら、
もっと遠くへ行ってください。
そんなようなお話でございまして、
じゃあ一回目はこの辺で。
旅に行きましょうということですね。
もっと遠くへ行きましょう。
またお会いしましょう。
はい、どうも。
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