はい、どうも亀っちの部屋、週末版始まります。今回はマーケターの専門学者が来ていただきましたので、自己紹介をどうぞ。
はい、北野達人コーポレーション代表取締役社長、木下勝寿と申します。
北野達人コーポレーションというのは、いわゆるD2Cといわれるものでして、我々の自社ブランド、化粧品及び健康食品の北野快適工房というブランドをD2C、いわゆるインターネットを使って我々のブランドを直接販売する
ビジネスモデルでやっている会社です。今日はよろしくお願いします。
はい、どうも。ちょっと緊張してもらうか。
ちょっと緊張します。
大丈夫、大丈夫か。どうせ対処も人見てないから。
いやいやいや。
気楽にやりましょう、じゃあ。
はい、ありがとうございます。
元々、今回は北海道で元々休業して。
そうですね、北海道で休業して、つい最近までずっと札幌本社で、本当に去年ですね、東京札幌の日本社制という形に変わりました。
それがD2Cで上場してプライムまでいったという、国際銀行が勢いのある会社と聞いたんだけど。
ありがとうございます。
今回は皆さんがマーケティングの勉強に行きたいという話なんで、ちょっと俺が教えてやるよと。
いやいやいや、そんな大騙し合いではないですけども。
はいはい。じゃあ早速、俺が出した人でもしょうがないんで、皆さんにマーケティングとは何ぞやということを彼が語ってくれそうなんで。
はいはい。
じゃあまず一つのお題としては、書いてある話で見ると、目立たないプロモーションについてお答えてもらいましょう。
そうですね、プロモーションというのが、プロモーションはいろんな。
目立たないってプロモーションを目指すもんじゃないの?
というおっしゃる通りなんですけども、闇雲に目立ってもダメっていうところがあって、
いかにターゲットの人には目立ちつつも、ターゲット外の人に目立たないようにすることはすごい大事だと思ってまして。
なるほど、ターゲット外に目立たない。
いわゆるターゲット外にしてられると、いわゆる凶暴を生んでしまうってところがあって、
もともと弊社は、今は健康食品化粧品のブランドでやってますけども、北海道の特産品をやってたんですね。
カニとかメロンとかの。
カニメロン。
カニメロンやってまして、北海道の特産品をやってたときに、わけありグルメといってですね、
足の折れたカニとか、端っこの切れたタラコとかの、わけありグルメ専門のサイトをやったことがあったんですよ。
もう十数年前ですね。
俺も買ったことあるわ。安いのに違いないと思った。
もうそうなんです。味に問題ないけど、わけあって安いと。
これがいわゆる、我々が先駆者としてやり始めたことで、テレビの取材が本当に殺到しましてですね、
1年間で30回くらいテレビに出たんですね。
それを考えると、すごい当たったなみたいな感じだったんですけども、
実際にはですね、我々がテレビに出ることによって消費者も増えたんですけども、
それ以上に競合が増えたんですよ。
あ、なるほど。もうあれ見て、もう勝ってるなと。パクってやろうと。
俺みたいなやつがいっぱいいるわけじゃない。
初期の頃は、本当に我々が紹介されたら、我々の注文が来たんですけども、後半の方とかはですね、
我々がテレビに出て消費者の方が見て、わけありグルメいいなと思って検索をすると、
我々以外のところもズラーと出てくるんですね。
なるほどね。
消費者からすると、あれさっきテレビに出たのはどれだったんだろうと。
どれでもいいや、この中から一番いいところを選べよみたいな形になって、
どうも目立つっていうのは、やみこもに目立ってもダメなんじゃないか。
せっかく自分で作ったブームなのに、後から来たやつがおいしいとか。
どんどん持っていくと。
差別化ができていない状態で目立つっていうのはほぼ意味がないなって思って、
それ以降に健康職員決勝をやりだした時は、最初リスティング広告でやりだしたんですけども、
完全に何々悩んでいる人みたいな、ピンポイントで便秘に悩んでいる人とか、
ピンポイントで便秘とかっていうふうにやっていくと、
便秘の人には全部伝わるんですけども、便秘以外の人には伝わらない。
なるほど、確かに。
ということで競争があんまり生まれなかったんですよね。
もちろん競合の中に便秘の人がいたら気づくかもしれないんですけども、
いわゆる不特定多数の人に指令を与えるんじゃなくて、
ピンポイントに本当にニーズがある人だけに伝わっていくっていうところで、
圧倒的に収益率が高いなと。
なるほどね。でもわかるわかる。
ニッチなところで一番取ったほうが、すごい広い市場だけど、
そこで5番目、6番目よりもね。
そうですね。
それはDMの戦略ととても似てるわ。
あ、本当ですか。
あんまりでかいところよりも、みんなが来ないような場所で1位、2位取れたら、
一番収益率が高いよね、そこが。
なるほど。
そういう事業を、いわゆるニッチトップ戦略って言うんですけども、
ニッチのマーケットでトップのシェアを取っていくっていうことを考えると、
まずターゲットの方だけに目立ち、それ以外の人は目立たない。
こういうビジネスをたくさん作っていくことによって、
総合的な売り上げが上げていくっていうような感覚ですね。
なるほどね。
確かにうちは押し勝つのこの押しだけとか、
例えばエンタメの中にもこういったアニメが好きな人とか、
結構分かれてるわけよ、種類。
同じアニメの中でもね。
その時にそこのファンだけを押さえていくっていうのは結構大事だったりするし、
そこのユーザーが、同じような属性の人間がいっぱい来ればいいって感じだろうけど、
今は便秘の人はみんな来ると。
便秘じゃない人はよく分かってないと。
そうですね。
ですから我々、例えば株主総会とかで投資家の方が来てくださって、
お前のところの商品売れてる売れてるって言っても、
全然聞いたことないぞって言われることがあるんですけども、
それ言われるときに僕が言うのは、それは褒め言葉ですと。
要は我々の戦略っていうのはターゲットの方だけに届き、
ターゲット外の人に知られないようにやってますので、
ここに今来てらっしゃる方っていうのはターゲットではない方が多いので、
皆さんが知らずに売れてるっていうのが、
我々としては一応戦略が一番うまくいっている状態ですっていう感じですね。
じゃあ会社のホームページ行っても、どういったサービスをやってるかはあんまり出してないの?
見れば分かりはするんですけども、
でも商品を通販なので通販的に広告で売ってるので、
オタクの商品の広告でほぼ見たことがないって言われるんですね。
なるほどね。
でもターゲット外の人に広告が出ないようにしてますので。
なるほど。
そしたらさ、今度この動画を見た人がそこのホームページに行って、
この辺のニッチで行けるのかなと思うかもしれないよ。
それはあるかもしれないですけども、言っても知れてるというところですね。
やっぱり本当にニッチなマーケットって、
ターゲット外の人が見ても何で売れてるかわからないんですよね。
まあ確かにね。
その機微の部分っていうのはありますので。
そうか。じゃあ俺もちょっと後で見に行くとこ。
後で見に行って、これ隠ろうかなと思って。
でも確かにね、よくプロモーションとかやる人なんかでも、
よくスタートアップとVCの集まりとかあるわけよ。
そこでお金集めたい人とVCがマッチングするみたいな。
そのときプレゼンするんだよね。スタートアップこんな事業やってますと。
ここまでうまくいってるから皆さんもっと資金出してくださいみたいな。
そうやっていく中で言うと、それってでも危険性があって、
うまくいってますよって言ったらVCでお金出してもらうのと同時に、
誰かにパクられる可能性もある。
だからその辺で言うと、
例えばメルカリとかって結構、当初はそんなCM何も打たないで、
水面下でどんどんサービス作って。
で、ある程度ここまで来たらいけるって段階になったら、
一気に目でバーってかけたのがあったんだよね。
だからそれまではあんまり目立たなかったから、
例えばヤフーとかラクテもあんまりそれほど脅威と思ってなかったみたいな感じなのに、
そこで一気にここがうしときだと思うときに広めるみたいなことをやってたなと思ったんで。
その辺は確かに目立たないプロモーションって深いね、これは。
そうですね。
逆説的なことでありながらも、言ってることはこれ真理です。
皆さんこれはいい勉強になったということで、
今度次のテーマ行ってみましょうか。
次のテーマは何かな。
確かにその辺の中で、
あと出稿料とかも同じようにしないといけないだろうですね。
そうですね。
確かにマーケティングって本当に難しいなと思うのは、
いろんな要素があってうまくいったらいかないのがあるんだけど、
それが何がうまくいったか分かんないときに、
他の要因が雑談みたいになってくるじゃないですか。
もちろんこっちの予算が100万売った、
こっち10万売ったら全く違うから、
ここはもう同じ100万にしないといけないと。
デザイン会社も同じデザイン会社でやっとかないと、
またこれも違うと。
コピーで変えようと。
コピーで変えて、
同じ条件のときにどっちのコピーが正しいかみたいな話になるんだよね。
私もいろんなマーケティングをやるときに、
やっぱりその辺の中で、
どうしても雑音がやたらくるわけよ。
この雑音をいかに外すか。
キャンペーンのおかげで人が来たのか、
デザインのおかげで来たのかとか分かんないときに、
キャンペーンを打つのやめないと前月との比較できなかったりするよね。
だからそういったので、
今みたいな感じで言うと一個一個分析をして、
次々とABテストを繰り返していくってことかな。
いかに条件を、ここだけが違う条件を作るか。
なるほどね、確かに。
それを繰り返しながら、
軽くてこのデザイン会社でコピーはこれでと。
っていうふうに決めてクリエイティブができると。
なるほどね。
そのクリエイティブができたときに、
今度はどういった広告媒体に出すのがいいかとかあるじゃない。
基本的にはウェブがやっぱり基本。
基本は我々ほぼウェブですね。
一部テレビのインフォマーションやってますけども、
ウェブ媒体にほとんど出しますね。
でも俺が特にいつも悩むのって、
この出来上がったものがクリエイティブになるときに、
これをウェブでどれだけ出したらいいのか。
タクシー広告、テレビ、看板とかいろいろあるじゃない。
あとSNSとか。
これってすごくバラバラじゃない、この計測の仕方が。
実際この、すごく言えば、
街の看板とウェブのどっちが効果的かって、
すごくわかりにくいと思うんだけど、
こういったのって解決できる?
我々自身の今ステージではもうウェブに特化していて、
今はまだ計測できるものしかしないっていう形でやってるんですね。
街の看板みたいなよくわからないものは計測不可と。
そうですね。一部だけちょっとやってるのが、
うち小会社ではFM農政部っていうラジオ局を持っていて、
北海道のラジオ局なんですけども、
ここで集中的に我々の商品の広告をバーッと打っていて、
これはラジオとかの場合はネットよりも結構、
家電量販店とか、
あとAmazon楽天とかに結構お客さん流れていくので、
ここの北海道エリアと他の地域のエリアでの伸び率の違いって見てるんですね。
例えば全体的にいろいろうまくいって伸びてるんだけども、
他のエリアはだいたい20%くらいなんだけども、
北海道エリアだけ40%伸びてるとか、
じゃあ40%伸びたっていうのは結局分母がいくらだったので、
結局このラジオ放送によって多分これぐらい売れたんだなっていうのでいくと、
CPUがある程度計測できるとかいう形をやってますね。
確かに地域的に分けれたら。
地域で分けれると。
ただそれもおっしゃるように、
北海道エリアだけやってるので分かるっていうことですね。
確かに。あ、そうか。
でもD2Cで通販だから住所が記録として必ずあるから、
それができるってことだよね。
いや、私たちはデジタルだとどこに住んでるかわからない人がいるときに、
ちょっとそれができないときもあるじゃないですか。
だから私たちがやるときっていうのは、
結構その辺のテレビとか出すときとか出さないときもあるんだけど、
例えばそのときに出したときに、
例えば直の検索キーワードでDMMオンラインクリニックとかやったときは、
まずは直検索がどれくらい来るかとか、
あとそれによってさっきのCPMがどれくらい下がるかみたいな、
っていうことの比較みたいな感じでやってるんだけど。
でもなかなか確かに普通のメディアとウェブメディアと掛け合わせるのって
すごく雑音というか難しい。
我々も自社サイトと楽天アマゾンとかの部分で、
自社サイト用に広告を出すんですけど、どうしても楽天アマゾンに流れていくんですね。
これを実際に広告出行量と楽天アマゾンの伸び率っていうのを計数をやっていて、
だいたい直接出すと楽天アマゾンにこれぐらい伸びるから、
これをCPUをこっち側に持っていって、もうちょっとCPUを高くしてもいけるとか、
ウェブの中でなんとかやってる感じですね。
自分たちのほうがD2Cでやるけど、アマゾンとか楽天でも出してるんですか。
一応出してます。10%くらいの売りがアマゾン楽天で売れてます。
それぐらいなんだ。9割になったらもう自社サイトですね。
自社サイトですね。
なるほど。じゃあもともとECとしては強いプラトンがあるわけ?それとも。
いやもう広告ですね。
広告でそこに持ってくるっていう。
そうですね。
じゃあほとんどまさにマーケティングというかウェブ広告から持ってくるのが
基本的な考え方ね。
でも確かに俺らが今CMとかいろいろ難しいこと言ったけど、
ほとんど多くの例えばスタートアップとかそういう人たちっていうのは、
メディアニュースというのはまずはウェブで成功しないといけないよね。
そこで効果的になって、取り切れなかったときに
テレビとかメディアとかに入ったりすると思うんだけど。
だから今一番大事なのはやっぱりウェブ、
その後有力があればマスとかかけるのもいいけど、
まずそこがちゃんとできるかっていう。
じゃあ今そこをとにかく極めてきたって感じなんだよね。
そうですね。
カニを売っても苦労はしたんだろうけど、
その後に関しては今化粧品と健康職員化。
でも他のものも今後物を作っていくというか、
そのノウハウっていうのは商品化があっても同じように役に立つということになるんですね。
そうですね。基本的には結局は心理学といったんですけども、
それを積み重ねて、その価値をいくら獲得できるかと。
そこの金額がCPUだっけ。
会社の要領ですけどCPUです。
その辺の中で1万円で1万2000円のLTVを手に入れたら
2年もかかりましたみたいな。
とりあえず今年は赤字だけど、来年儲かる予定ですみたいなね。
そういう感じになるとね。
よくサースモデルとかで赤字なのに株が上がっている会社とか
よくあるけど、
将来LTVで見ると合いますから、
今は赤字だけどこれだけ会員増えてるんで
将来広告止めたら利益出ますよみたいな。
そんなような感じで、
時々なんでこんな赤字の会社上がってるんだって
言われることあるんだけど、
みんな世の中そういうふうに見てるんだよみたいなことを
聞かれたとき言ったことあるなと思って。
じゃあクリエイティブの考えの次に関しては、
次のお題は何だ?
なるほど。
次はこれからのマーケターに求められることということですね。
ずっとマーケティング、どれくらいマーケティングやってきたの?
20年くらいですね。
ずっとウェブの世界でやってきたんだ。
そうですね、創業は2000年なので
その時から本当にインターネットマーケティングをずっとやってますね。
20年間ずっとマーケターの変化の歴史も見てきたと思うし、
いろいろ変化はあったと思うけどさ、
過去のことはもうなかったことにしといて、
今後どうなっていくかっていうのはみんな興味あると思うんで、
今後マーケター、これからどう?何が求められるの?
あんまり僕変わらないと思ってまして、
年代的にウェブが出てくる前からマーケティングをやってる人間なので、
本来ウェブが出てくる前のマーケティングって結構シンプルで、
この商品をどういうお客さんにどういうふうに伝えていくかっていうことを考えてやってたんですけども、
当時は本当に仮説でしかなかったわけですよね。
例えばある商品を、この商品のターゲットはこんな人で、
このターゲットに対してこの商品のこの予算をテレビCMで売っていこうみたいな感じでやってたんですけど、
そのテレビCMが当たってるかどうかがあまりわからなかった。
それはね、なんとなく。
なんとなく雰囲気でいけてる感じ。
言われて効果ありますよって言ったらどうなるかなみたいな。
それがウェブマーケティングができてきたことによって、
全部数字で見えるようになってきた。当たってるかどうか。
いうところで、このコンセプト当たってるとか当たってないとか。
もしくはやってダメだったらこういうふうにチューニングしようみたいな感じになってきたんですけども、
それによってどんどんどんどん本質的にこの商品の良し悪しを、
最初本来どんな人でどんなことをターゲット設定があってやってるんですけど、
こっちのテクニカルの方しか知らない人がすぐ増えてきたんですよね。
はいはいはい。
結局数字だけを見て良い悪いを言っていて、
このクリエイティブって内容見てないですけど数字見たらわかりますみたいな感じになったりとか。
さっき言ったクリエイティブの大事な部分とか。
そうです。
というのはちょっと置いといて、とにかくデータだけ見ていく。
データだけ見ていくっていう形になっていて、
例えばじゃあもうこの広告とかこれはもうこれぐらいやって成果出ないから、
この商品ダメですねみたいな平気で売ってしまったりするんだけども、
いやそれってこの切り口こう書いたら全然吹き替えるよみたいな感じで結構あったりするのが、
結構この辺が数字しか見ない人が増えてきて機械ロスがすごい生まれてくると思うんですけども、
今度やっぱチャットGPTによってその人たちの仕事が結構奪われていく感じに思っていて。
確かにね、そこの部分の数字だけ見るところなんてもうお得意みたいな。
お得意。
勝ちみたいな感じだよね。
クリエイティブを作る部分も、例えば広告を出しました、
実際運用していたらCPUを超えましたってなってくると普通止めるんですけども、
止めて実際にチューニングするっていう時に画像を作り替えたりとか文章を作り替えたりするんですけど、
これも結構もうできてくるわけですよ、自動で。
確かにね、ここももうさっきの中でちょっと軽いコピーいろいろ考えろっていったら考えるし、
デザインもちょっと色合い変えろっていうのも変えるしね。
いろいろやっていきながら当たる傾向の色とかも全部つかんでくるってなってくると、
人間がやる部分って何かっていうと最初のコンセプト決めの男になってくるんですね。
この商品はどんなターゲットに、この商品のどんな部分を出していくかっていうところだけが人間がやるところで、
それ以外の部分ってほぼAIで結構やっていく形になってくると、
やっぱり原点のウェブが登場する前のマーケッターの仕事っていうのが実は残って、
ウェブマーケティングのテクニカルの部分っていうのはほぼなんか人間じゃなくなってくるっていう感じですね。
なるほど。そこに特化して俺はこれ得意だぞって言ってたやつはもう仕事なくなると。
そうなんですよ。
いやいやこれ大変ですね、マーケッターの人みんな。
本来だからそれは僕はマーケティングとは言わずにデジタルオペレーターって言ったんですけども、
それはもうほぼだいぶなくなってきて、
いかに、結局チャットGPとかAIっていうのは優秀な部下なので、
部下ってやっぱり上司の指示によって全然性が変わってくるので、
いかに自分が上司の位置になって、
こっちの方向性でクリエイティブ作ってくださいとか、こっちの方向性にしてくださいとかっていうのを
どんだけ適切な指示を出せるかになってくるかなと思ってますね。
いやでも確かにね、その辺で言うと、結局のところ想像力みたいなものというか、
これ自体どうコンセプトを決めていくんだみたいな。
要は結局AIっていうのは過去にあるデータいっぱい集めてきて、分析して、
それらしいものを仕上げてくれるわけじゃない。
でも新しいものを作り上げてくれるわけじゃないと思うんだよね。
だからそれで言うとそういったような、むしろ想像性の大事で、
それを作り上げて、じゃあこういった想像的なものを
部下の部屋たちに指示出せるかということになるってことかな。
そうですね。
なるほど。
やっぱり機械学習の概念っていうのが結局は教師データをどんどん学んでいってやっていくので、
どんな教師データを与えるかっていうのもすごい大事だったりとか。
そうだね。
要は自分たちの指示、今問題を出せるっていう。
答えを出すんじゃなくて問題が出せるかがポイント。
はい。
どうなの?でもそれで言うと今の中で言うと、
もう木下さんしかできないとかじゃ困るんじゃない?
うち今、結構社員がかなり。
社員もそういう考え方でできてる?
かなりですね、もうAIの使い方に関してはちょっともう僕よりも全然社員のほうが使いこなしてますね。
はいはい。じゃあ結構今すでにもうそういうふうに結構使いこなしてる。
そうですね。クリエイティブとかを結構そういうふうにしてたりとか、
あと採用の基準を今変えようって言っていて、
今までは例えばクリエイティブの職の人を採用する際に
キャッチコピーとかを実際に書かせて、
いいキャッチコピーを書けるかどうかっていうところで採用してたんですけども、
これからはキャッチコピーを書くのはもうチャットGPTでいいと。
なのでチャットGPTに10種類のキャッチコピーを書かせて、
どのキャッチコピーを使うかを選ぶっていうテストをするんですね。
なぜ選んだのかというところで、
結構前は語彙力大事だったんですけど、語彙力があまり重要じゃなくなってきて、
センス、要はチャットGPTが作ったものを選ぶセンスっていうのが結構重要になってきて、
採用の先行テストをそういうふうに今変えていってるところですね。
なるほどね。今から例えばコーディングなんかもね、
演じん屋なんかでもさ、ある程度書いてくれるわけじゃないですか。
結局はどうなるかというと、書いてもらって、いろんな仕事をやってもらって、
それ自体が間違ってないかの確認をするとか、
またはこの中でどれが一番いいんだろうっていう選択みたいなものができるか。
その辺がいきなりそこで能力になるんだよね。
そこがAIこういった部分になると思うんだけど、
僕たちもやっぱりビジネスいろいろやってて、今後どうなるのか特にこう思うんだけど、
だからそういった仕事でいうとさ、しばらくはさ、
でもそういったのはコードとかプログラムをちょっとやらないと、
そこらへんのAIができることもできないと次にいけないじゃない。
そうですね。よしよしわかんないですね。
よしよしがね。
だからそういう意味で言うと、負けただろうが、エンジンだろうが経営者だろうが、
ある程度まではそのAIに競い合うような感じで仕事をしていくと。
どっかのタイミングでそのAIを超えるといったらいいんだけど、
どのAIが出した答えがいいかって言えるようになるっていうのは、
簡単に言うとずっと板前シングルやってたさ。板上になったらいきなりドンといくと。
それ以外のやつは本当にAIよりも安い賃金で働けるみたいなシングルがあったりとかして、
板上になったらいきなりそれで10倍100倍になるよみたいな、
そんな感じのイメージがあるかなってちょっと思ってましたんだよね。
ある程度その一線を超えるか超えないかで、
あくまでAIと同じことしかできない。
またはAI以下だったらコスト的に合わないって話になるね。
だけどその辺のことも勉強していかないと板上にはなれないわけよ。
ここが難しいところだね。
どこで一気にCを出す側になれるかっていうのは、
やっぱりこの焼き方とか握り方とか米の炊き方を覚えないとさ、
分かんないっていうことね。
だからまずは、でも結局じゃあどうなるかな。
今からマーケターを目指す若者もいるかもしれないわけなんだけど。
まあ多分そのマーケティングに関してはやっぱり結局、
私はファンダメンタルズマーケティングというテクニカルマーケティングという言い方をするんですけども、
ファンダメンタルズマーケティングっていう商品とかユーザーのことを見ていくというのはずっと変わっていなくて、
ここはもうずっと重要で、
表現方法のテクニカルの部分が、昔はテレビCMを作っていたりとか、
ウェブコークスを作っていたりとか、
そこの部分が変わるだけの部分なので、
やっぱりファンダメンタルズをきっちりやっていくっていうところと、
あとはチャットとかのAIの部分は、
AIのアルゴリズム、機械学術のアルゴリズムとかを理解していかないとうまく使えないので。
テクニカルだけしかないならダメだと。
テクニカルだけの人は正直もうダメだと思います。
もうダメ、もう使えない、もう作業しない。
そうですね、デジタルオペレーターっていうのはほぼなくなってくるので、
それこそ僕はAIがあったら、
AIに指示をする人と、
AIから指示をされる人に分かれると思っていて、
さっきおっしゃった感じで、
AIから指示される人って、結局AIでできない入行作業とか、
この辺もできるようになるかもしれないですけども、
本当にボタンを押すとかいう形に多分なっていくと思うんですね。
確かに今、製造の現場でも起きてるもんね。
そうですね。
このAIに言われた通り部品並べるとか。
まだ物作りとか、
ブルーカラーの世界っていうのは、
またこれロボットと人間ってなると、
また人間の方が優秀かなと思うんだよね。
今はホワイトカラーの場所が一番やばいんじゃないかって。
そうですね。
もともとキーボード叩くのって、
別にお手のもんじゃないから逆に言うと。
でももちろん、あの荷物こっち持ってったり、
上積むっていうのは結構難しい作業。
これ自体はまだまだしばらく、
そこの部分がロボットの勝ちみたいなのは、
もう10年10年先になる気はするんだけど、
こと今みたいなディスクワークみたいなものに関したら、
ここ数年で結構やられちゃうかなっていう。
そうですね。
ネクタイ締めながら、
冷房に着けたオフィスで、
カチャカチャってやってたやつなんか、
今ちょっとやばいぞっていう雰囲気になってきてるんじゃないかなと。
そうですね。
そうだね。
でもそのやばいだけ言っててもしょうがないけど、
じゃあそのなんだっけ、ファンダメンタル?
ファンダメンタルズマーケティングですね。
マーケティング。
どうすればいい?
みんなほら、やばいだけ言ってたんじゃない?
そうですね。
もっと教えろよみたいな。
もうちょっとファンダメンタル落としてもらえていいよみたいな話があるわけじゃない。
でもなんか手がかりが欲しいよね。
こういうとこから手をつけたらいいんじゃないとかね。
やっぱり手がかりとかいう部分でいくと、
人間心理をどこまで理解するかってすごい大事で、
今とかでもよくあるんですけども、
広告を実際に出しているとしたら、
クリック率は昼も夜も変わらないんですけども、
コンバージョン率が昼は低くて夜は高いとかあるんですよね。
要はCPUが昼の方が高くなっちゃって夜の方が低くなるみたいなのが結構あったりするんですけど、
テクニカルマーケティングをやっている人って、
じゃあ昼は効率悪いからやめて夜やろうみたいな感じになっちゃうんですけど、
これはもう完全にAIで簡単にできちゃうということで存在価値ないという人たちで、
大事なのは何で昼はコンバージョン率が低くて夜高くなるかを考えると大事で、
これはいろんな要素あるんですけども、
例えば日中ってスマホを見ていても、
何かしながらスマホを見ていることが多いんですね。
例えば電車に乗っている最中、暇があるとちょっと見てて、
今日またクリックしました、ページ飛びましたと。
ページ飛んで、飛んだ先のページを見ている間に電車が着いちゃって、
一回閉じるみたいな感じすると、
こういうふうに一個一個に対する集中力が日中の方が低いので、
コンバージョン率が低くなるんですけども、
確かにあれこれやってるからね。
夜は結構ゆったりした状態で時間がある中で見ているとか、
あと土日もそうですね。
土日とか夜っていうのは比較的CBRが高くなる傾向にあって、
っていうふうに考えたときに、
単純に昼間の高校を出すのをやめるんじゃなくて、
昼間の場合は飛んだ先のLPを短くするとか、
もしくは昼間はコンバージョンを取るところを諦めて、
リタゲのマークを集めることに徹して、
とにかくターゲットを広げていってやっていくだったりとか、
もしくはいかにブックマークをさせるようにするかとか、
いうふうに打ち手って結構たくさんあるんですね。
なるほどね、確かに。
昼出すもんと夜出すもん、変えていってもいいやつですね。
土日はこういうもんで。
そうですね。
なのでまずはファンダメンタルズマーケティングがある際に、
なんでこういう現象が起きたのかって、
人間の心理を考える。
一個一個のところを人間の心理を考えるっていうことをまずやっていくと、
これは正直AIではわからない部分なのでまだ。
確かにね。
だからさ、昔、何だっけ、
テスカオオサムだったかな、神様がね、
漫画を、漫画家になりたかったらさ、
漫画ばっかり読んでたらダメだよと言ってたと思うんだけど、
マーケターになりたかったら、
マーケティングばっかりやってたらダメだよと。
そういうことだよね、今の話は。
つまり、もうマーケティングの勉強だけじゃなくて、
人はどう考え、精神学的なもの、生物学的なもの、
例えば経済的なものとか、
あとは社会情勢とか、文学、
いろんなものを含めて、
すごく広くのものを自分に取り入れていかないと、
一流のマーケターになれないという話になるのかな。
なるほど。