はい、どうもDMM.comの亀山です。亀っちの部屋ラジオ、週末版始まります。
音声プロデューサーの野村です。今回もどうぞよろしくお願いいたします。
ゲストは、前回に引き続きまして、株式会社ベンザイテン社長の大野淳平さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。株式会社ベンザイテン社長の大野淳平と申します。
はい、よろしくお願いします。
前回は、ベンザイテンの社長をやって、色々と、ちょっと無駄なことをやってそうな雰囲気を感じました。
結構ね、だいぶ経営者としては、犯人前どころか、まだ道半ばでございますね。
こんな僕でも経営者になれたという、こんな僕の頃の、ちょっと何もでもない頃というかな、
ちょっとその頃の話を聞かせてもらえたら嬉しい。
分かりました。
もともとですね、名古屋に生まれ育ちまして、大学で東京に出てきたんですけども、
僕は明治大学の文学部、英米文学科に通っておりまして、
文学部ってのが、やっぱり人をダメにするんでしょうね。
そうですか。
空事ばっかり覚えましてね。
だから空想ばっかりしてて、全然現実を受け入れられないっていう、
どんなピーターパン症候群に陥りまして、
でもみんな就活するわけですよ。
だから仕方なく僕も就職活動をしました。
でもですね、やっぱりずっとアナーキやパンクロックや、
なんかそんな感じで来ちゃってるもんですからね。
ヒッピーマインドというか、とてもじゃないけど社会に馴染めないわけですよね。
いろいろなとこ受けるんですけど、いろいろ落とされちゃいまして、
一番最初は僕の音楽イベント一緒にやってたDJの友達がいるんですけど、
そいつの親父の会社に就職することになりました。
つまり僕は東京に夢を持って上京していったんですけども、
家ひしがれて何者にもなれずに地元に帰っていった負け組だったんですね。
そこからどうしていったのかっていう話なんですけども、
それが何歳?
それが22歳です。
今が34歳なんで、
ちょうど江戸がぐるっとひと回りして、12年前ですね。
でもその頃俺もちょうど海外露店とかして旅してたことだな。
本当ですか?
まあちょっと似たようなもんかな。
ヒッピーみたいな、本当にヒッピーみたいなことしてた時期だね。
本当ですね。
ボブディランのようなことをしてらっしゃったんですね、神山さんも。
ボブディランっていうか、俺の世代だもんね。
そうですよね。
どっちだっけ?
僕はちょっと古いものが好きなんでしょうね。
音楽も、ボブディランもそうですけども、
サダマサシとか吉田卓郎とかいったものが好きでしてね。
なんか古いね。俺の時代じゃないじゃないですか。
言葉に力が。
俺もRCサクセーション。
RCサクセーションいいですね。
みんなが紹介してくれて、広告を頼むんだったらじゅんぺちゃんに任せればいいんだよっていう風に言ってくれるようになって。
僕もですね、当時の広告の営業マンっていうのは取ることが市場の命題ですから、
案件を取ってくることに必死なんですよね。
売上げを上げないと怒られるもんですから、一生懸命頑張って売上げを上げようとするんですけども、
取ったら取りっぱなしという、契約を取っちゃったらもう知らないっていう人たちばっかだったんで、
でも僕はお客さんと業者というよりも友達というか仲間としてカフェのオーナーさんたちとも付き合っていたので、
その仲間たちの広告を良くして、ちょっとでも集客に貢献したいなっていう気持ちがあったんですよ。
みんなが真面目にやらない原稿作ったりとか、写真撮影ちゃんとやったりとか、そういうところを重視していったんですね。
そうすると、ただ売るっていうだけじゃなくて、
ちゃんとクリエイティブのとこまで面倒を見てくれる、あいついいやつだよっていう、そういう評判がいい感じに伝わっていきまして、
そこで全国に営業マンが1000人いたんですけど、トップセールスになっちゃいまして、
意外な才能が開花して、入社した当初年収400万で入社したんですけど、
次の年には800万になってましたね。
次の年、25の時に営業所長やらないかみたいな話をいただいて、それで年収1000万ぐらいのことは見えたんですけど、
でも僕はもうその時にはサラリーマンマインドじゃなくて、経営者マインドになっていたので、
今の営業所長とかその上の上司の人たちみたいになりたいわけじゃないな自分はと、
それよりも自由にやってる、規模はちっちゃいけどかっこいいことしてる、
こういうカフェのオーナーさんたちとか美容師さんたちとかアパレルの古着屋のオーナーさんたちとこういう人間になっていきたいから、
僕はいいですって言って断ったんですよ。むしろ辞めようと思うっていう話をしたんですけど、
そしたら引き止められまして、また新規事業部みたいなところに回されまして、
そこで2年間ぐらい産地PRっていうことをしていて、当時6次産業化というものが流行っていたんですよね。
つまり地方の農産物を高い値段で都市に売ろうっていう動きですよね。
その動きの中で今日野菜っていうのはどうしてブランドになってるんだろうとかっていうのを考えたりして、
じゃあ名古屋の地元の森口大根はどうしてブランドになってないのとか、
じゃあこの大根1本を1000円で売るための方法ってないのかなとか、
そういうことを考えるようになっていって、
じゃあ百貨店の棚の陳列を見てみようと。
百貨店で売るんだったらボトルは細くてシュッとしてて添加物が入ってない方がいいよねとか、
逆にスーパーマーケットで売るんだったら業務用みたいな見せ方で安くてでっかいと、
でも保存料は入ってても別に誰も気にしてないなとか、
その辺の売り場とプロダクトの相性みたいなことをちょっと考えるようになっていったりとか、
そういう経験を積ませていただきましたね。
ここまで聞いてる限りだったらあれだね、
要は同じ会社の中の上司の方は自分の尊敬に値しないって言うんだけど、
むしろいろんな小さい会社でもやってたりカフやってる人たちのいろんなことを考える、
自分が常にいろんなことを思いつくのが、
そしたら先生はその外にいたって感じだね、この社内。
おっしゃる通りで。
社内の管理職の人たちよりは自分たちで生み出そうとしてる人たちに惹かれたっていうことかな。
まさにおっしゃる通りです。
最初は当然仕事のイロハを先輩社員たちに聞いたんで、
もちろんそこに対して感謝もしてますし、リスペクトもあるんですけど、
ただ自分がずっとそれをやっていくっていうイメージはなかったですし、
売上げの根拠とかっていうものも、ただ上から降りてきたから、
それを何としても必達でやらなきゃいけないんだっていうような、
その意味を教えてほしかったですかね、僕は。
そもそもその命令がおかしいんじゃないですか、みたいな話。
そうですね。
それサラリーマン向けじゃない。
難しいじゃないですか。
広告業って、だって基本的にはお客さんと利益相反というか、
高いプランを信頼してもらってるから売ることもできるんですけど、
でも高い金額で契約を結んだとしてもですよ、
もうちょっと安い金額で契約を結んでこのぐらいのやり方だったとしても、
お客さんへ返せるいわゆる費用対効果みたいなものって
変わんないんだけどなって心のどっかで思っちゃってる自分がいる。
もうその時点でお客さんのことを仲間だと思ってる自分とした
不義理を働いてるような気持ちになるわけですよね。
でも会社の予算を達成するには大きな金額で取ってこなきゃいけないんで、
やっぱり経済活動と自分が目指してる生活観みたいなものって
ギャップがあるなっていうのをつくづく感じておりまして、
その延長線上に幸せはないなと思ったので、
だんだんフェードアウトしていくような形になりましたね。
営業職から離れて企画営業みたいなことだったと思うんですけど、
2年間ぐらいは国の予算っていうんですか、
自治体が持っている地方創生の予算を使って
地域の農産物をブランディングしていくみたいなことに携われたので、
それは楽しかったんですけど、でもそれをやっている途中で、
僕の営業マン時代の疎走と言いますか、
今度はですね、コンプライアンス違反と言われちゃったんですよね。
僕は数字修行主義に陥ってたんだなって自分で思い返ると思うんですけども、
ナンバーワン営業マンだったから何やってもいいじゃんっていう、
そういう開き直りがあったんだと思います。
昼から酒を飲みに行ったりですとか、
平日からいろんな会社の社長を集めてクルージングパーティーをしてたりですとか、
そこに女の子を呼んでシャンパン開けたりとかですね、
ずいぶん派手なことをしてました。
でもこれもちょっと言い訳がましくなっちゃうんですけど、
とにかく新規営業でたくさんお客さんを捕まえてくるもんですから、
捕まえてきた案件に対して自分で広告制作もやってたんですよね、うちは。
だから取れば取るほど、その守備もやらなきゃいけなくなっていくわけですよ。
なのでこのフォローもやらなきゃいけないっていう中で、
クライアントの件数が100件とかって超えてくると、
その100件を一人で見ようと思ったら、
90件しか現実的に無理だし休みないしっていう状況になってしまって、
だったらってことで、各会社のオーナーさんを一挙に集めてしまいまして、
そこでクルージングパーティーとかバーベキューとか、
昼から飲み会とかっていうことで、楽しい会を開催して、
そういう自分なりの工夫があったわけですけども、
ただそれを会社に説明してもですね、なかなか前例もないことですし、
ちょっとイレギュラーなこともあったりとか、
自分なりのクルージングパーティーとかバーベキューとか、
昼から飲み会とかっていうことで楽しい会を開催して、
いっぺんにみんなと会ってしまえば、そこに10人のオーナーさんを呼べば、
もう10話分終わらせたことと一緒になるんで、
なかなか前例もないことですし、ちょっとイレギュラーなやり方にはなるんで、
コンプライアンス違反ですと。
いやいや、わかるわかる。その辺は、
うちの会社の社員にもそういうタイプいるからね。
そこの場所に関してはここは特別だっていう風に、
別立てて分けてしまったりするんだけどね。
でも確かに今のそのやり方っていうのはすごく、
その本人のスキルに応じてで再現性がない。
そうなんですよね。
だから他の人間が彼の真似をしたらどうなるんだみたいな話になったときに、
彼はいいんだけど他の人間はダメだってなったりするじゃない?
そうですよね。
だからうちとかは会社分けたりするんだよ、そういう時は。
なるほど。
その人間の言いたいこともよくわかるんだよね。