効率と心地よさの考察
おはようございます、かくうです。
皆さんは効率よく人生を生きているでしょうか?
私自身もですね、ずっとですね、時間がない、やりたいことはたくさんあるということですね。
いつも何か効率を求めていて、そして時間に非常に追われるような人生を送ってきたなって思うんですよ。
でも最近ふと思ったことはですね、効率を求めた時間には心地よさがないって思ったんですよ。
何かですね、皆さんがすごく心地いいなって思う時間って、多分なんか穏やかな時間だとか、ゆったりとした景色を眺めたりとか、なんかぼーっとしたりとか、
あとはマッサージとか、そういうのを受けたりとか、やっぱりゆったりした、南の島にバカンスに行ったような、そういった時間っていうのがですね、心地よいって感じると思うんですよ。
でもその心地よい時間って言ったら、すごく有益ってことはないと思うんですよね。
何か自分の成長になるようなことであったりとか、絶対にやらないと今日寝れないとか、そういったことってないと思うんですよ。
だから言い換えればですね、ある意味無駄な時間の中にあると思うんですよ。
心地よさっていうのは無駄な時間の中にあるわけなんです。
だからですね、無駄な時間を少しでも省こうと、効率よく生きようとすると、当然この心地よいっていう時間はないんですよね。
心地よさを人生で感じられないと、すごく不幸だと思ったりとか、何かにいつも追われているような、そういったつらい人生になってしまうので、
ぜひ皆さん、心地よさを最近あんまり感じてないなとか、人生何かに追われているなっていう方がおられたら、この配信を最後まで聞いてもらいたいなと思います。
旅行における無駄な時間
このラジオは約20年間働いた公務員を準備ゾロで退職する私が、もやもや公務員に向けてお届けしています。
自分はノースキルで公務員しかできない。公務員は安定しているから、続けないともったいないと我慢しながら真面目に公務員を続けている方へ、将来の可能性を広げる生き方のヒントを一緒に見つけていきましょう。
メンバーシップでは月額400円で裏で努力していることや失敗談をお話ししています。
ということで、心地よい時間は無駄な時間の中にあるということをお話ししていきたいと思いますが、
まず最初に余談なんですけど、実は昨日おとといと週末を使って一泊二日の旅行に行ったんですよね。
家族旅行だったんですけど、その時にちょっとした旅館でシャブシャブが出たんですけど、
旅館のシャブシャブって一人ずつ鍋がくるタイプで、下に着火剤があって火をつけてもらって、
ふっとした具材をシャブシャブして食べるなんてシャブシャブを皆さんも食べられたことは一度はあると思うんですけど、
妻はその経験がなかったみたいで、旅館でシャブシャブが出たんですよね。
ずっと駅だけ入って、変な鍋あるよみたいな、ポン酢あるよみたいな、何かなって言ってたんですよね。
私は経験上シャブシャブじゃないのっていうことで言ってて、案の定お肉と野菜の後から来たんですよね。
妻は改めて、これどうやって食べるのみたいな、シャブシャブってしたらいいんだよとかいう話をしたり、
どれくらい温めたらいいのみたいな、シャブシャブって言うくらいだから、2,3往復すればいいんじゃないのっていう話をしてたんですよね。
それをあまり信用しなかったのか、店員さんにも聞いて案の定シャブシャブということで話をしてたんですけど、
ふと自分の料理を食べていると、妻が冷たいって言ったわけなんですよね。
何かなって思ったんですね。シャブシャブのお肉と野菜の付け合わせが白菜と椎茸とえのきがあったわけなんですよね。
あと豆腐。見るから当然生なんですよね。えのきとかしっかりとピンピンしているので生なんですけど、白菜が丸めてあったんですよ。
芯が中心に厚焼き卵のようにきれいに丸めてあって、結構太くしたものがあったんですよね。
何を思ったか、妻は白菜をシャブシャブして食べたわけなんですよ。
中が冷たいということを言ってたんですよね。
それはそうだろうなと。しかも芯あるし、一瞬で見えないよねっていう。
でもこれは私は悪かったのかなと。
確かにシャブシャブって言ったから、この時人間って自分の中の常識で物事を考えてはいけないんだなと。
ちゃんと言葉取らずではなくて何か説明するときはしっかりと説明しないといけないなっていうのを感じたというお話でした。
余談がだいぶ長くなっておりますが。
本題に戻ろうと思うんですけど、本題皆さん忘れてますよね。
心地よい時間は無駄な時間の中にあるということですね。
先ほどからお話ししている通り、私は2日間で一泊二日の旅行に行ったんですよね。
今まで年に1回とか2回、私は沖縄とか石垣島とか行ってたんですよね。
今回は格安の旅行ということで、夫婦と5歳の娘で3万5000円というリーズナブルな旅館。
しかも夕食も朝も着いて、夕食の料理もグレードアップしてこの値段なんですよね。
めちゃくちゃ安いところで隣の県であって、たった1時間半で着くようなホテルだったんですよね、家から。
8時半ぐらいに家を出ようということだったんですけど、
なんだかんだダラダラしてしまって、9時半に家を出て出発して、それでも昼前には着いて、
ホテルのすぐ近くにある観光できるところ、食べ歩きができるところがあって、
そこでブラブラと見ながら、特にどこの店に入るとかも細かく予定とか立てずに、
漠然と行って、漠然と歩いて、漠然と入って、ちょこちょこ何店舗か見てたんですけど、全然調べてなくて。
ここがいいよねとか入ってみて、食べて、ホテルの敷地の真横にある商業施設に行って、
妻が最近ゲーセンのクレーンゲームにハマっているので、クレーンゲームのあるお店が目に入ったのでそこに行こうということですね。
そこでUFOキャッチャーとか旅行中に楽しんだわけなんですけど、あっという間に1時間半くらい過ぎて、
ホテルに3時くらい入ろうと言ったのに、4時半くらいになったんですよね。
そこからお風呂入ったり、ゆっくり入って1時間以上のんびり使って、ご飯食べて、ご飯もだらだら食べて、またお風呂入って、
寝て、朝起きてまたお風呂入って、朝ごはん食べて、観光地1個寄って帰ってくるという、
観光とか予定とか全然詰めてない旅行だったんですけど、これがめちゃくちゃ良かったんですよ。
何が良かったかって、温泉が良かったっていうのもあるんですけど、本当にまったりとした時間を過ごすことができたんですよね。
今回のこの旅行のテーマって、生産的なことをやらないみたいな感じだったんですよね。
携帯すら触らないとか、下調べをちょっとはするけどほぼしないとか、行き当たりばったりで、
その場その場で行きたいところやりたいところを行くと。
一応ある程度時間はかかってたけども、オーバーしても別に予定が他にもないわけで、
本当にだらだらと一ヶ所一ヶ所楽しんだわけなんですよね。
本当に生産性が全然なくて効率も非常に悪い旅行だったんだけど、
まあ本当にゆっくりしたなって、だらだらしたなって、
でも最後に疲れも取れたし、精神的にもすごいゆとりがあって、ゆっくりしたなって。
石垣とか船の時間とか飛行機の時間とか、バタバタ移動することって多い。
だらだらすることの大切さ
昼ご飯も何時までに食べないといけないとか、スケジュール管理っていうのをちゃんとしないと、
乗れなかったらすごい打撃を受ける状況なので、飛行機とか乗れなかったら大事なので、
やっぱりそういう緊張感とかがあって、それを一つ一つクリアして達成していくっていう、
達成感みたいなところとか、冒険みたいな、そういったものって、
それはそれでいいんですけど、本当にゆたっと、ただただゆたっとして、
普段は私テレビとか一切見ないんですよね。
でもあえてこのホテルではテレビを見て、CMとかも無駄にしっかり見たりして、
そういう非日常がめちゃくちゃ良かったんですよね。
やっぱりなんだかんだ言って、だらだらしている時間って一番幸せなんじゃないかなって思うわけなんですよね。
テキパキといろんなものをこなす自分、それこそ達成感だとか、
そういったもので自己的な自分を認めるじゃないけど、
そういうのモチベーションとか上がるかもしれないけど、
でも人って結局だらだらするために働いてるんじゃないかなって思ったりもするんですよ。
だってお金とかいっぱい貯めて、男の人で名誉とか地位とかそういうのを目指している人いるって思うんですけど、
でもほとんどの人はどうなんだろう、だらだらする時間が嫌いな人っていないんじゃないかなって。
だらだらしたくないとかパッパしたいっていうのは後からゆっくりしたいとか、
今はカット終わらせて後からゆっくりしたいっていう人が非常に多いんじゃないかなっていう。
そうやって結局だらだらするのが嫌いってわけじゃなくて、ただただ今じゃないって思ってるだけですよね。
でも必ずどこかでだらだらしたいって思ってるんですよ、ゆっくりしたいとか。
だからみんな人間はだらだらした時間こそが幸せって思うはずなんですよ。
でもだらだらしてはいけないとか、今日一日だらだらしてしまったなとか、遅くなってしまったなとか、
なんかこう罪悪感を感じる時ってあると思うんですよね。
でもなんかだらだらするのって一つのスキルだと思うんですよね。
例えばめちゃくちゃ予定を入れていたらだらだらやっぱりできないんですよ。
特にやらざるを得ないようなものがいっぱいあるとですね。
最近の若い子で家に帰ってやることはないっていう人いるんですよ。
自分の後輩とか部下とかにもいたりして、全然やることないみたいな、趣味一つないみたいな。
そういうことを言う人ってなんかもったいないなって初めは思ってたんですよ。
心地よい時間の重要性
若い時には例えば自分はスノーボードとかしたいとかラフティングしたいとか、いろんな人と飲み会したいとかですね。
そういうのがめちゃくちゃ楽しかったんで、なんかそういうの絶対やったほうがいいよって。
そういう暇っていう人をつまんない人なんだなって思ったりしてたんですけど、この人ってすごい幸せじゃないですか。
日々やることがなくて、何しようかなって。
自分の気分でYouTube見たりとかゲームするとかでもなんでもいいんですけど、すごい幸せだと思うんですよ。
やることを探す、追われてない、時間に追われてなくて、やることを探して見つけたものをやるって。
すごく自由でいいなって思うんですよね。
結局ですね、ダラダラしたいなって思う人はどうするかっていうと、やっぱりやりたいことを減らすしかないって思ってるんですよね。
やりたいことを増やしすぎてるんじゃないかって自分自身もすごい反省をするんですよね。
結局ですね、人間ってどれだけ効率よく集中してやっても、2倍の行動力って出ないんですよね。
何かの作業で、例えばAIを使ったらすごい速くなったっていうのは当然あると思うんですけど、
それでも例えば本を読むにしても、ものすごい集中したらゆっくり読んだときの2倍の速さになるとか、
1週間1冊しか読めないところを1週間2冊になったとか、まあでも頑張ってもそこまでじゃないですか。
でも読みたい本が1週間で5冊あったら無理ゲーってやつですし、いくら集中しても読めないんですよね。
結局飛ばしたり読んだりして、自分の好きな読み方ではない読み方をしたりとか、そういう形になるんですよ。
だから1週間に1冊とか、2週間に1冊っていうのを読む本を減らすことによって、ゆっくり読めたり楽しんで読めたりとか、
最初から1ページ目から最後まで順序よく読みたいっていう人もそういう読み方ができるわけですよね。
だから睡眠不足だっていう人もやりたいことがいっぱいある。
それは良いことなんですけど、でもそれって結局自分のやれる範囲の、こなせる範囲を超えた欲なんですよね。
だからこそ思い切って減らして、やりたいことをちゃんと減らす。
やれることをしっかりとやって、しかも楽しみながらゆとりを持ったりしてやる。
心地よくやる。工夫とかそういうのを大切にするのが必要なんじゃないかなって。
効率よく読むんじゃなくて、楽しいこととか楽しくないことでもいかに心地よく、少しでも心地よいとか楽しい方に近づけるか。
そういう努力をして、同じ人って24時間しかないから、やることを一つ一つも少しでも心地良いとか幸せを感じる方向に持っていく。
工夫をするのが一番大事なんじゃないかなって思いました。
だから家事とか料理を作るでもいいんですけど、もちろん無音で料理を黙々と作った方が効率がいいんですよ。
でも例えば音声配信を聞いたりとか音楽を聴きながらとかテレビを見ながら料理をする。
これは効率が悪いけども、それでも少しでも心地よい時間になったりとか楽しい時間とか学びの時間とかにも近寄るので、
本当に効率の良いやり方っていうのは、心地よくないというか幸せから離れていくことだなっていうのを改めて感じています。
最後にですね、やっぱりダラダラした時間を誇らしく思うって思うんですよね。
自分を褒めることの大切さ
こんだけ今日自分はダラダラしたんだって良かったなって思える。
そういうのがとても大事かなって。
なんか今日一日ダラダラ過ごして無駄な時間を過ごして何も意味もなく一日を過ごしてしまったみたいな。
大型連休あっという間に終わって特に何もしてない無駄に終わったって。
なんかですね、罪悪感を感じる人が非常に多いなって思うんですよ。
でもダラダラ過ごすっていうことは幸せな時間を過ごしているわけで、終わってしまった幸せな時間って何だろう、罪悪感なんですかね。
本当にですね、その幸せな時間っていうのをどんどん集めることによってですね、人って安定してくるんですよね。
やっぱりですね、不幸を積み重ねていくとですね、居心地悪いことを積み重ねていくと、人間ってなんか荒んだ感じになるんですよね。
だからこそですね、やっぱりそういうダラダラ過ごす、心地よい時間を過ごす、楽しい時間を過ごすっていうことはですね、やっぱりとても良いことであってですね、
そういう過ごし方ができた自分に自分を励ますというか、誇らしく思う。
そういうのがですね、すごい大事かなっていうのを思います。
はい、ということでですね、ちょっとダラダラと、これこそダラダラといろんなことをですね、話してしまいましたけど、
私が話したいのはですね、やっぱり生産的な、やらない旅行がとてもですね、贅沢であるということ。
そしてダラダラしている時間こそですね、やっぱり幸せを感じると。
ダラダラした時間をですね、過ごすためにはやりたいことを思い切って減らすということ。
そしてダラダラした時間、そういうのをですね、誇らしく思うということですね。
やっぱりですね、なんだかんだ言ってですね、そういう自分の中のこととかをですね、褒めれるのって自分自身しかいないんですよね。
なんか人にダラダラした時間がいっぱいあったって話したらですね、当然何やってんの?みたいな感じで言われるので、
そういうのはですね、自分自身で自分のことを褒める、そういうのはですね、すごい大事かなっていうのを思っています。
はい、ということでですね、いろいろとお話ししていきましたが、皆さんですね、できる限りですね、ダラダラできるように、そして幸せな時間を過ごしていきましょう。
はい、ということで今日は終わります。ここまで聞いてください。ありがとうございました。それではまた明日。