1. ゆたかな人生ラジオ by 多拠点夫婦
  2. 【6-2】効率じゃ測れない、心..
2025-07-28 23:05

【6-2】効率じゃ測れない、心地よさを選ぶ暮らし|星さん夫妻と考えるゆたかさのかたち #21

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🎙️ 今回の内容
豊かさとは何か?
今回は、別府でゲストハウス兼シェアハウス「ちくぜんや山荘」を営みながら、1歳の娘と暮らす星さん一家に、「自分たちにとっての豊かな人生」について、じっくり語っていただきました。

キーワードは、“バランス”と“非効率”。 温泉が止まるトラブルも、家の修繕も——すべては「自分にとって心地よいリズム」を探る暮らしの一部。

効率化が叫ばれる時代に、わざわざ遠回りするような日々が“豊かさ”につながっていく。
星さん一家の実感から、私たちの人生にも問いかけられるエピソードです。

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🗣️ 今回のトピック
・効率重視では得られない“にじむような豊かさ”についての実感
・「周囲に理解されなくても、“楽しそう”であれば大丈夫」という感覚
・温泉が止まる!? 別府での暮らしにある“自然との対話”
・非効率な暮らしがもたらす“心の余白”と“幸福感”
・娘が爆睡する中で語られる、豊かさの本質

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星 弥佳(妻)
94年9月生まれ 大分県臼杵市生まれの愛猫家。
自然と動物が好きです。

星 悠(夫)
92年12月生まれ 東京都生まれ福島県育ち。
音楽とカレーとラジオが好きです。

♨️ 巡雨ラジオ
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💡 岡田伝記株式会社
https://okada-denki.jp

🔗 岡田浩弥のプロフィール・活動はこちら
⁠https://my.prairie.cards/u/hiroya_okada⁠
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🎧 Music by Isaku
All music heard in this episode was composed by Isaku.
Special thanks for crafting the warm soundscape that supports this conversation.
⁠https://www.instagram.com/isakumusic

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『ゆたかな人生ラジオ』は、「ゆたかな生き方」を実践している人々との対話を通して、これからの時代を豊かに生きるヒントを探るポッドキャストです。

パーソナリティは岡田伝記株式会社 代表の岡田浩弥(おかだひろや)。
Jリーグクラブの国際事業や海外進出支援、インバウンド向けの体験型旅行プログラムの企画運営、そして神奈川県二宮町での地域活性化プロジェクトにも取り組みながら、「好き」と「仕事」を重ねる多拠点ライフを実践中。

旅、暮らし、サッカー、地方、Web3、AIなど、ジャンルを越えたテーマでお届けします。

ゲストとの飾らない会話から生まれる「気づき」や「問い」は、これからの人生を柔らかく広げてくれるはず。

何者かにならなくてもいい。どこかに所属していなくてもいい。
「自分らしく豊かに生きるってどういうことだろう?」
そんな問いを抱えるあなたに寄り添う、静かな対話の時間。

暮らしの合間に、散歩のお供に、ぜひお聴きください。

🟢 Spotify:https://open.spotify.com/show/1fouZ56USNg7pr2fueulgR
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サマリー

星さん夫妻は、ゆたかさの意味を探求し、バランスの重要性について話しています。生活の中での心地よさやトライアンドエラーの必要性を強調し、効率や競争から解放された豊かなライフスタイルを提案しています。このエピソードでは、心地よさを重視した生活の豊かさについて議論しています。特に、効率だけでは測れない生活の質や、料理や日常のバランスの重要性について触れています。

ゆたかさの探求
じゃあ前回に続いて、ベップから星夫婦に来てもらっています。
こんにちはー。お邪魔いたしまーす。
で、2回目はいつもあれなんですよ。その、ゆたかな人生ラジオっていうテーマでやってるので、
お二人が考えるゆたかな人生について聞きたいです。
なんかでもそんなテーマでいつも話してるよね、二人のラジオって。
そうなんですよね。僕らも一緒ですよ、ほぼほぼ。
ゆたかさとは何かを常に考えて喋っている感じだと思います。
今までのゲスト会もですし、岡田さんのお話とかもめちゃくちゃ共感すること多いし。
その中にいっぱい答えが出てる気はするんですけど、改めて何かと言われるとどうですか、みかちゃん。
どうですかね。ゆたかって広い。
僕、これ撮るからには一応お答えはしなきゃと思って考えてたんですけど。
やっぱり今まで話してきた中で、今のところ総合して言えるのは、バランスが大事だろうなっていう。
中傷的に。じゃあバランスってなんだってなるんですけど。
ゆたかさってグラフがあったときに1個めっちゃ引い出てても、それがゆたかかって言われると、
やっぱりエコシステム的に歪んだものになってしまうっていうのが感覚としてあるって感じで。
振り切って1個の差異に引い出てれば、もちろん社会的にはすごい評価される人にはなるんでしょうけど、
ゆたかな人生とイコールかっていうのが、ちょっと疑問かもしれないです。
っていうのが今のところ僕の感じてることで。
それでいくと、例えばすっごいお金持ちにならなくてもゆたかだろうし、
すっごいお仕事で成績を収めたり、いい地位に行かなくてもゆたかになれるだろうし、
でも全部、絶妙に自分に合うものを得られればすっごいゆたかですよね、逆に。
って思います。
だからとっても難しいけど、自分にとってのいいバランス感を探ろうとする人生がゆたかなんじゃないかなっていう。
今のところ。
心地よさとトライアンドエラー
なるほどね。
生意気ですかね、だいぶね。
生意気ではないと思うけど。
でも確かに、捨てを暮らしの中でトライしたいよねっていう話は常日頃してるんですよね。
でも確かに、探ろうとするっていうのはそうだよなって今聞いてて。
案外それを探ろうとしてる人が意外と自分はいないのかなと。
周りがこれしてるからこれするみたいな人が日本は多い。
日本に限るのかわかんないけど。
残念なことに人生、基本一回なはずなんで。
トライアンドエラーがあんまり許されないっていう感じがあるじゃないですか。
やっぱり目立つべきものに一直線で、
最短距離で行けたほうがいいと、どうしても思っちゃうから。
人生の中で探ろうとしてる余裕なんかないよっていう人は多いと思います。
だからそんな悠長なこと言ってんじゃねえよって、多分思われますよね。
市場経済でめっちゃ頑張って競争したり、登り積み落としてる人たちからしたら、
なんて君はゆるゆるなことを言ってるんだって、思われると思うんですけど。
でもね、そうなんすよね。
僕らはそれを、いかに自分たちの暮らしの中で、
ちゃんと、豊かだよ、楽しいよっていうのを表現できてるかどうかだと思ってて、
別に何の我慢もしてないし、本当に素直に生きてるだけなんですけど、
楽しそうだなーって思ってもらえるだけで、それでいいっていう感じ。
あわよくは引きずり込もうかなみたいな。こっちの価値観。そういう人たちをね。
まあでも普通にラジオ聴いてても楽しそうだなと思って。
ポジションを取りたいわけでは本当はないんですけど、
どうしても自分のバックグラウンドとか、お互いの特性とか、
一生懸命に頑張って、何かを覚えつめて、みたいなところと対比して喋っちゃうみたいなのが、
癖としてもあるのかなと思ってて。
それが自然とポジショントークになってるような。
そういうのもあるけど、我々はゆるゆるです、みたいな。
そういうのを自分たちのアイデンティティにするのはよくないなと思いつつ。
正直本当にそれが好きでやって、実際に豊かだなって思ってしまっているので、
逆に本当に僕らの人生も一回だし、それが楽しいならいいかって割り切ってます。
ポジショントークは、自分は別に正直と思っちゃう立場じゃないと思います。
なんだかんだ仕事とかしてるときに、それポジションでしょって言う人いるけど、
でも、人間誰かしらポジションあるんだから、そりゃ僕なんだろうと思ってて。
ポジショントークじゃないトークがあったらすごい驚くというか。
確かにね。トークは全部ポジショントークか。
誰かしら何かしらのポジションについて話をしてるわけだからさ。
ポジショントークっていう批判をされるとか、それを批判するところもあるかもしれないけど、
でもポジショントークじゃないトークって、じゃあどんなトークなんだっていう気は、
自分はたまに考えるっていう感じなんですね。
そっそねー。
僕らはこの暮らしを誇りたいわけではないっていう感じで。
すごいとか思ってないですよってことを言いたいですよね。
でも、話をするうちに、あなたたちその暮らしをすごいかっこよくて美しくてすごいものだと思ってるように。
楽しいからね、やっぱ。
いいことがあって楽しくてって言っちゃうから。
でも本当に恋暮らしじゃない暮らしで頑張ってる人たちもすごくリスペクトできるし尊敬できるし、
リスペクトとしてはこっちのほうが僕は高いぐらい、
自分にはお金できないみたいな暮らし方に憧れるのもあるし。
けど豊かな人生って考えたら、自分の真摯に合う暮らしがいいんじゃないかなって思うので。
それがたぶんみんな違うと思うから、
そのバランスを探る作業っていうのは人生において必要なんだろうなと思ってるんですよね。
僕もいきなりこのベッドにたどり着けたわけじゃないから、
自然と向き合う生活
トライアンドエラーは絶対誰の人生においても必要だと思ってます。
そうだよね。
スパイとかタイパーとかみんな言うけど、そんな効率いいことばっかりじゃねえよって思うからさ。
そうなんすよねー。本当にそうですね。
効率の極みだよな、我々のやってることとか。
効率を選んでいってるもんね。
確かに。そうなんです。
これ何のためにやってんの?みたいなのが心地よかったりするけどな。
不思議なんです。なんでそれが心地いいのかが意味がわからない。
畑で見たら全然、これ意味ある?みたいな感じの。
でも心地よく、ふわーってできちゃうからね。
たとえば、これめちゃくちゃ飛行室だなって思う。
ここに住んでることじゃない?
確かに。確かに。
効率的にはやっぱり、昔ながらの家だから、修繕費とか修理費とかかかったり、
メンテナンスとかも結構かかるのはかかるんですよ。
そうなんと。
そうなんですよ。
でも効率って考えたらやっぱ新築のほうがいいし、メンテナンスも少ないし、
ここは賃貸ではあるんですけど、
アパートとかだったら、故障が起きたとかだったら、
公屋さんに電話すれば、一発でやってくれるし。
じゃなくてここはね、温泉止まった、みたいなことだから。
温泉止まったらどうする?ってね、いつもの人に。
排水管の人に頼んだり、自分で直したりとかね。
星さんがよくやってくれてるけど、みたいな。
あの温泉って止まるんだ?
たまになんか、詰まったりするよね。
本当に自然の、いつものって感じなんで、
本当に大元から、すごい少なくなっちゃった、みたいなときもあるんですよね。
だし、やっぱり気温差とかで、配管が縮んだりするんですよ。
ああ、そういうことか。
温かくなって急に冷たくなったりすると、伸びて縮んでると、パーンって破裂して、
そこから吹き出したら、今度そこを塞ぐじゃないですか。
そうすると中でエアーみたいなのが溜まって、
今度また違うところからパーンってなって、みたいなイタチごっこのものですよ。
あ、そうなんだ。
ちゃんと直すのに3日かかったり、みたいなことが、僕来てからも何回もありまして。
もちろんそれ、お金払って直さなきゃいけないし、温泉引くのもタダじゃないんで。
普通に考えたら、普通にバスタブで泳ぐっていいはずなんですけど、
温泉に入ると、その苦労を上回る自然のありがたみとか、
すごいパワーをもらえてる感覚があるので、
代償だなと思ってますよね、そのありがたみを享受する代償としてそういうのと向き合うってことも。
さっきの話について言ってあげると、それも僕は温泉とかそういう自然の設立とか、
湿度見みたいなものと対話する、うまく捉え直して。
なるほどね、こうなるか。はいはいはいはい、みたいな感じで。
そういうのも楽しくやってるんですけどね、一回一回。
そういうのと向き合う時間的な余裕とか心の余裕がないと、そもそも向き合う気が起きないんで。
そういうのと向き合える余裕が自分の中にあるってことを感じてるのもすごい大事なんですよね、僕にとっては。
そんなのやめちゃいたいってなったら、たぶん本来の自分のリズムじゃなくなってるんだと思うんですよね、その使い方とかそういうのが。
だから本当に、アドレスからも「温泉止めてもよくないですか?大変ですよね」って言われたことある?
これみんな入りに来てるんですよ、あっちって。
心地よさと効率のバランス
みなさん、期待に応えたいから引き続けますけども。
自分は実際そこ行って温泉入ったことあるけど、やっぱりあれはあるべきだと。
いやそうですよね。
その裏に苦労があるってことを聞くまで知らなかったから。
毎日とかそういうことじゃないですけど、本当に冬場とか、一定の季節性のものでもあるんですけど。
逆に言うと、定期的に配管とかと向き合って寄れてるところとか、
それを直すって意味では大事なんですけどね、トラブルが起きるってこと自体は。
まあ大変はない。
大変そうだけど。
すごく自分もそういう大変な作業と向き合えるか向き合えないかで、
自分に余裕があるかないかがわかるっていうのは、自分もすごくわかる。
嬉しい。ありますよね。
自分だと結構最近ようやく料理とかをするようになって、
今は自分に余裕があるから料理とかも、どっちかというと好きになってきたからやれるほうだけど、
でもこれで全然余裕がなくなってたら料理なんかやんなくて、
どっかで買って済まそうとか外食で済まそうとかっていうほうが増えてくと思うんだけど、
生活の豊かさとは
そうなってきたらたぶん、じゃあ今の時間の使い方間違ってるのかなみたいな気がするんじゃないかなっていう気は。
めっちゃわかります、その感じ。
いいですね、でもそういうご飯一緒に食べて、岡田さんが作ってみたいな感じですか。
でも自分も作るけど、そもそも岡田さんのほうが料理うまいから。
なんだい。
自分も最近、毎日作るわけじゃないけど、料理は意外と普通にレシピ通り作ればおいしいんだなってことに、今さら気づいた。
岡田さんすごく正確においしいものを作りそう。
ちゃんとレシピを再現できると。
チャットGPTとかがあるからめっちゃ便利なのだかになったなって思う。
材料を伝えたら、これとこれとこれがあればこれが作れますよみたいなのさ。
あんまりレシピを検索するのは得意じゃないから。
なるほど。今ある食材で何が作れるかみたいなのをチャットGPTに投げれば。
これがたぶんGoogle検索の時代だったら、たとえばこれを作りたいって検索して、これが必要ですなら出てくる。
これとこれが余ってるけどっていうので出てくるかもしれないけど、何これみたいなのになりそうだから。
チャットGPTのほうが、人参とこれとこれが余ってるけど何作れるみたいなのを出してくれるから。
おもろいな、その使い方。
でもこれは調味料とかでこれはないですとかって言うと、それの代わりにこれを使ってもいいですかって言ってくれる。
なんかめっちゃ助かる。
すごい。
チャットGPTほんとすごいよな。
僕らもお出かけとか旅行の日程とか、そういうのをバーってテキストでここ行って、ここ行って、こうしようと思っててみたいな。
日程をこんな感じでやると、もうすっごい綺麗にまとめてくれるじゃないですか。
よし旅行できた!みたいな感じで。
すごい良い時代ですよね、そういう意味ではね。
何の話だっけ。
あれか、音声の話だ。
そうそうそうそう。
すぐだって。
これが寝ぐる雨、こぼれる雨。
そう、すぐだって。
寝気づく何の話だっけ。
音声の話だ。
具体例としてはそういう感じですよね。
でもやっぱりチャット効率をもっとみんな楽しめる。
そうですよね。
まさに料理とかも、今のお話のバランスだなと思ってて、
チャットGPTに効くってことはすごい効率的な感じじゃないですか。
料理をするっていう、買ってきて食えば一発や、みたいなことに使うみたいな。
そういう感じがすごい良いなと思いました。
チャットGPTで仕事しつつ、コンビニで買ってきた飯を食べるじゃなくて、
チャットGPTにこの冷蔵庫に余った食材で何作ればいいと思うって言って、
2時間くらい料理試行錯誤してるみたいな。
そのアンバランスがめっちゃいいバランスだなって思うんですよ。
まあ確かにそうか。
チャットGPTに来て、チャットGPTがコンビニで買ってこいって言ってきたら、それはそれで。
一つで来たかったん?
無理無理、買ってこいって。
嫌だなあ、そんなチャットGPTは嫌だ。
そうですね、なんでわざわざそんなことするみたいなことが、
結構豊かさに直結するなっていうのは、
ルペニキっていうのを暮らして特に感じてるんですよね。
本当にいろんな具体例を挙げ出すとあるんでしょうけど、
中傷的な言い方で申し訳ないんだけど、
岡田さんならわかってくれるかなっていう感じ。
全然わかるわかる。
どうなんだろう。自分の話す人にはそれがわかる人と比較的体験はかかってないからわかるつもり。
わかんない人からしたらわかんないのかな。
だと思うんですよね。
まだまだこういう感覚を生きていけるのは、
少数なんだろうなーって思ってしゃべらないと。
当たり前に理解されると思ってしゃべるとポカーみたいなこともあるので。
でもそれも楽しそうにしてると大丈夫っていうか。
隣人の人たちとかも、僕が普段どういうことを考えて何をしてるかみたいなことは、
正直よくわかってないけど、星家族楽しそうだからいいかみたいな感じで受け入れてくれて優しくしてくれてるんで。
それを楽しめれば何も問題ないと思うんですけどね、各々。
本当にそれぞれが。
いいっすねー。
じゃあそんな感じで、豊かさとは非効率ということで。
なるほど、確かに。今の一言でまとめたらそうね。
えー、そうなのかな。
自分は結構めちゃくちゃ非効率だから、一人タイプだから。
いいですね。それでいきましょう。
そんな感じで2回目は終了で、次3回目に行きたいと思います。
じゃあまた次回です。
はい。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
23:05

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