1. わかり愛、太陽
  2. 〈ゲスト〉飯田ダダさん(後編..
2026-08-30 49:11

〈ゲスト〉飯田ダダさん(後編) 「テクスチャ」に興味があるのかもしれない。

『わかり愛、太陽』3rdシーズン第18回目は前回に引き続き、イラストレーターの飯田ダダさんをゲストに迎えてお話を聞きました。飯田さんが持っている世界観や感じている課題について話していく中で、「テクスチャ」の話への反応が多いことに気がつきました。当人は当たり前にやっていたことが実は当たり前ではないことに気がつくおもしろさ、みなさんは経験ありますか?


[GUEST]

飯田ダダ(いいだだだ)

グラフィックデザイン / イラストレーションをやります。東京都在住。お気軽にご相談ください。漫画とお笑いとラジオと美味しいものとでかいお風呂と犬が好きです。

Webサイト https://iidadada.com/

Instagram https://www.instagram.com/dada_to_de/


本編に出てきた関連リンク


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[TOPICS]

ゲストはイラストレーターの飯田ダダさんです/自然にダーク/「テクスチャ」だけでもいける時代(?)/誰かではあるけど誰でもない人(コナンの犯人)/絵の具で描く喜びはまだない/アナログだと思われていない(?)/線を描ければいいのなら…/モチーフにこだわりはない/まだまだ描ききっていない/デジタルな作風=仕事に最適化/社会の要請という分岐点/一人で活動していると自分の半径に収まってしまう/枯れているのがわたしらしい/植物ばかりっていいのでしょうか?/感情が起点/「関係ない」と思えたことが嬉しい/ダークだけどネガティブではない/ギャップも関係ない/「テクスチャ」に興味があるのかもしれない/カサカサの線と潤いの線/完成度/家康も続けたから江戸を開けた/11月にグループ展に参加します


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[MC]

三河史尭(みかわふみたか)

沖縄在住。グラフィックスタジオNERD ディレクター/デザイナー。2018年デザイン会社BALCOLONY. 沖縄オフィス立ち上げ。2019年よりNERD名義で活動を開始。何かをつくっている人の話を聞くのが好き。

Instagram https://www.instagram.com/balcolony_nerd/


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[BGM]


Life in Clay / Koloto

everyday (08-27-25) cautioned hope/standingwave

everyday (08-28-25) modern penrose/standingwave

everyday (08-22-25) arp cadence/standingwave

Angel/Ryan Hemsworth & Lucas


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[COVER]

飯田さんの作品とS3_ep.018を話しながら描いたOJIYUさんのキキガキ


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[企画・編集]

NERD



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nerdgallery.info@gmail.com

感想

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00:14
この番組は、沖縄のグラフィックスタジオ NARD の三河文鷹が、イラストレーターのおじゆさんや、さまざまなゲストの方たちを迎え、
イラストレーションの面白さや、活動の難しさについて考えをシェアすることで、
日々、作品制作をする皆さんとのつながりを深められないか、という思いで配信しています。
ゲストの方々には、実際に展示をしてもらったり、一緒にイベントに出展してもらったり、
番組を聞いてくださった皆さんが、直接作品を楽しめるような機会も考えていきます。
はい、今回のゲストもイラストレーターの飯田太田さんです。よろしくお願いします。
お願いします。飯田です。
前回が今の活動に至る経緯を聞いてきて、筋が通っているような通っていない。
本当その通りです。
そうなんだとしか言いようがない感じですけど、
ちょっと作品の中身について、もうちょっと話していきたいなと思うんですけど、
僕の印象を伝えると、まずデザイン経験者だな、みたいなのがパッと見て思うところで、
モチーフの形の作り方がめっちゃしっかりしてるとか、背景あんまり複雑にしないで、
モチーフをボーンって描く感じとかは、デザインやってる人共通の気持ちいいよね、この感じっていう。
すごいわかるわかるっていう感じで、
全体的な世界観とかで言うと、ちょっとダークな世界観に見えるんですけど、
それは結構自覚的にやってますか?
いや、無自覚というか、最終的に仕上がったのが、自分で見てもちょっとダークだなとは思うんですけど、
描いてから気づくぐらい?
ダークなのを描こうと思って描いてるわけではないですね。
自然に出てきたものって感じなんだ、じゃあ。
だから、全然伝わるかわかんないですけど、最初見た時に、世界観で連想したのが、窓巻き?
あまりにも偏ってますけど、
自分が仕事柄そういうのに関わってるから、一番近いところで出てきちゃったんですけど、
03:02
なんか窓巻きっぽいなって思って。
でもそういう系…
わかりますか?
好きです。
そういう系ってひとくくりにしては申し訳ないんですけど、そういう系のアニメとかも好きです。
じゃあ、やっぱりそういう自然な形でそっちに寄ってってるのか。
だから、いきなり裏を返すと、今黒い線でそういう細かいタッチシャシャシャって描いてってるじゃないですか。
これをどうやるのかわかんないですけど、最終的な仕上げを白で抜きにしたら、めっちゃ印象変わるじゃないですか、単純に。
そうですね。黒ベタで白の線で描いたのもあって。
本当ですか?でもところありますね、確かに。
黒で描いてるのが多いんですけど、色で描いてるのも。
本当だ。確かに確かに。
これよりもさらに明るくすることもできるじゃないですか。
そうですね。
それになった時に印象変わるから、やりたいかどうかは全然別として、この印象のコントロールはできそうだなとは思いました。
そうです。色、暗くなっちゃうというよりは、自分が暗い感じが好きっていうのもあって、暗い色を使ってるのが多いんですけど、でもやっぱり明るいのがあってもいいよなとは。
そうですね。だから気が向いたらちょっと意識的に明るいのを描いてみても面白そうだなとは思うのと、
いや、前半の話聞いてると、戦略的にこういうの描く人あんまりいないよなってやってるっていうよりは、自分が気持ちいいからこれやってるっていうのがわかったんで、
それはもう間違いないと思ってて、これに近いことをやろうとしてる人は見たことはあるかな。
でもね、その方は別にイラストレーションではないんで。
それで戻るんですけど、木田さんの絵見て、僕テクスチャーを見つけたんだなってすごい思ったんですよ。
なるほど。
視覚的なテクスチャー。実際触ったら別にツルツルですけど、このデコボコした感じというか。
で、なんとなく一時期はイラストレーターも伝わりやすいことが一番大事とされてた時期があったのを一周して、
結構表面的なテクスチャーが面白いとか、こういうのもありだなってなってきてる気がしてて。
06:04
僕一番象徴的だなと思ったのがY2Kブームみたいな流れで、3Dソフトを使って過剰に金属のメタリックな感じでロゴを作るとかあったじゃないですか。
ああいうのもテクスチャーで見せてる意味があるとかじゃなくて、とにかく見た目のテクスチャーが面白いことが世界観になってるんだみたいなものとして捉えてたんですけど、
なんか飯田さんがやってることも割とそれに近い感じがしていて、ここから先、テクスチャーの人として別のテクスチャーを開発するのか、
これが持ってるさっき言ったまどまぎみたいに見えますじゃないけど、なんか世界観を掘り下げていって、今描いてるものをもうちょっとお話を広げるみたいな方に行くのかで、
どうするんだろうなーみたいなのが気になってて、一番わかりやすいのは絵本作ろうとしてみるみたいな、今って一枚絵として面白いよねっていう感じで描いてるじゃないですか。
そこにちょっとストーリー性を持たせてみるとか、絵によっては何かあるのかなって思わせる絵もある。
このトーシューズとトンカチのやつとか。
なんかこのトーシューズので言うと、なんでトンカチ、ドンキと合わせてるのって聞かれたことが何回かあって、なんかもう面白いかなーみたいな。
形ですよね。
そうですね、形、このトーシューズのこの反りというか、反りとこのドンキの反りが合うなーと思って、おもろいかなーと思って描いてたんで、
ストーリー性を自分は意識はしてなかったですけど、そういうストーリー性と発展していく可能性みたいなのがあるっていうのが全く。
無自覚でしたか?
全く無自覚でした。
そうなんだ、パッと見てちょっとダークな世界観に見えますっていうところがその始まりになってる気がしてて、
だから手とかを黒いシルエットで描いてるとかも何かを思わせる要因になってる気がするとか。
なんかこれはもう、自分で言うのも恥ずかしいんですけど、
普段描いてる時、コナンを見ながら描いてることが多くて。
わさかすぎる。
このコナンの犯人の人って黒いんですね。
でもその犯人、コナンの犯人って誰かではあるけど、まだ誰かわからないみたいな状態というか、
09:06
その状態の人というか、誰かではあるけど、誰でもないみたいなのがかっけえみたいな。
なるほどね。
それも認知要素としてめっちゃ使える。
なんかその匿名性というか、誰かわからないけど、でもそこに感情はありそうな気がするというか。
だからそれはうまく使えそうな気はしますよね。
わりと今女性の手を描いてるけど、手でキャラクターつけてみるとかももしかしたらできるのか。
基本綺麗なものが多分お好きじゃないですか。
そうですね。
そこでなんかちょっと違和感を感じるものを持ってくるとかっていうのを面白がれると広がってきそうな気もするかな。
そうですね。それで言うと、それで言うとかはわかんないですけど、
古典をやったときは全部アナログでグリルで描いたんですけど、ギャラリーとかでいろんな人の原画とかを見てたときに、
自分はなんていうか、絵の具で描く喜びみたいなのがあんまりないんじゃないかっていう。
あー、ちょっとそれ、はい。
なんかこう。
ちょっと感じます。
そうですよね。
まさしくですよね。
絵の具である喜びという言葉が正しいのかわかんないですけど、そういうのがなんかこうちょっと少ないというか。
いやー、これは僕からするとめちゃくちゃ面白い話で。
これ多分、そうですね、個本人的には課題になってくるところなんだろうと思うんですけど、
めちゃくちゃ乱暴な言い方になってしまうんですが、僕最初見たとき、iPadで描いてる絵に見えたんですよ。
そうですね。最初の頃とかはデジタルで。
そうかそうか。大元はね。
で、なんかその制作動画で筆で一本一本キャッチを入れてるのを見て、え?ってなって、
アナウンサーみたいになって、仕上がりとしてはさっきもちらっと言いましたけど、
シルエットがあまりにも綺麗だから、よくも悪くもデジタルで描いてるように見られちゃうなって思ったんですよ。
確かに。
それは損してるところもある気がしてて、
なるほど。
多分今僕画面でしか見てないから、原画を見たときにやっぱり画面よりも目に飛び込んでくる独特の色合いとか、
12:02
ちょっとメタリックっぽい絵の具使ってらっしゃることとかもあるっぽいんで、原画見たらもちろん違うってなるんですけど、
でも割と画面越しに見る絵として収まっちゃってるような気もしてて、
これどうしていこうかなって考えてました。
いやいや、私も古典やるまで自分のイラストに対して人と話すっていうことがほぼなかったので、
自分は何の疑問もなく線を一本一本描いてたんですけど、
制作動画みたいなのをあげたり、古典に来てくださった方と話したときに、
一本一本描いてるって言うと、え?みたいな。
一本一本みたいなのが言われたときに、これって一本一本描いてるっていうのが、
自分は特に不思議じゃなかったんですけど、
そこから見たら、一本一本描いてるとも見えないというか、あんまり伝わってないというか、
アナログ感があんまり結果的に出づらい気がしますね。
でもこの一本一本描くみたいなのは好きなので、やめたくないけど、
それ以外の部分とかで、絵の具の喜びみたいな。
なるほどね。
絵の具だからこそみたいな感じができるのではっていうのは、なんとなくぼんやり描きながら思ってましたね。
これ手順的には、まず最初にキャンバスじゃない、パネルですかこれ。
これいろんなのに描いてるんですけど、紙がでも多いですかね。
いきなり最初から紙ですか、それともデジタルを挟みますか。
挟みますね。ラフはデジタルで最初で描くんですけど、
それで描いて、それを出力して原寸で見て調整して、できたものを紙に従きで描いて塗っていくっていう感じですね。
なるほど、それでいうとわかんない、そこに手応えを感じられるかわかんないですけど、
そのデータでデジタルで描いたものを何なら印刷しちゃって、そこに書き込んでいくみたいなのもありっちゃありなんですかね。
考えたことなかったですね。
今ベタ面も全部塗ってますよね。
そうです、そうです。
綺麗すぎて、仕事がめっちゃ綺麗なんですよね。
たぶん描いてる時に白めっちゃ怖いと思って、
だから一回鉛筆で下書きした後にどのやつでも一回何かしら色を全部塗って、めっちゃざっとですけど、
15:08
塗ってから色を乗せていくっていうのをやってて、
なるほど、塗り重ねタイプですね。
そうですね。
描き始めた時は薄くて綺麗な画面というか、薄くて綺麗な塗りに憧れたんですけど、
自分の性格上無理かなと思って。
厚塗りな性格でしたか。
そうです、厚塗りな性格でした。
一般的にはそういう人は油絵とかやると向いてるよとか言われますよね。
そうです。でも一旦アクリルですぐ乾くし。
そうですね。だからどうしましょうね。
どうしましょうね。
こういうのやってみたいなと思う中で、自分のイラストだと輪郭線はないんですけど、
この輪郭線をギュッと入れるっていうのもやってみないと。
まだやってないので、あれなんですけど。
基本思いついたのは全部やってみた方がいい気がするし。
そうですよね。
そうですね。どういうものを目指したいかによるかもですね。
それこそ絵の具を塗る喜びじゃないんだとして、今のところ確かなのはペンを書く喜びですよね。
そうですね。
しかもこの抑揚というか外密というかうねうねしたものを書くのが喜びってことですよね。
そうです。
それに特化してみる。
今具体的なものをやっぱりデザイナーだなと思ったのが、最初に形を決めるじゃないですか。
もう全くその通りです。
ですよね。その中を塗っていくっていう手順を。
もう全くその通りです。
形で一回決めなきゃみたいな。
そうですよね。そこを一回別のことを試してみる。
形をここまで決めずにもっと緩く撮るのか、そもそも抽象的な何かにするのかわからないけど、
本当にタッチだけがそこにあるみたいな絵にしてみるとかでどんな気分になるかとか。
それこそさっき言ってくださったテクスチャーみたいな。
そうそう。
それだけを決めたせるとかはもしかしたらあるかもしれないし、
そうなってくると、この絵の具の塗りの上に線を描くのが気持ちいい感じですか?
18:05
線を描ければ絵の具の上に、でもやっぱり色は欲しいかなとは思います。
しかもモチーフが欲しい感じですか?
いや、そこに何て言うんでしょう。
並々ならぬカッコたるものがあるかと言われると、
多分自分でもこれだ、俺だみたいなのが。
この並々の線ぐらいしか多分。
それで言うと、本当にジャストアイディアだからあんまり言い過ぎない方がいいのかわかんないけど、
例えばですよ。
背景と何かを描き込んでいるところにもそこからメリハリをつけたほうがどうだろうみたいな仮説で今言うんですけど、
木のパネルに木の芽があるじゃないですか、地に。
そこにとりあえず色面適当に描いて、背景はもう木のままで、
何か描いたところにこのタッチを描き込んでいくみたいなことをやると、
今よりタッチだけが全面に出てくるとかありそうじゃないですか。
いいですね、木のテクスチャーと。
そうそう、そういうことをしたらやっぱり見る人ってモチーフに引っ張られちゃうんで、
今多分だいぶモチーフとして見てる気がしてて、
一回純粋にタッチに立ち替えるとしたら、
そういうモチーフから離れて画面を作ってみるとかは面白そうだし、
今描いてる絵もそういう木製パネルの木の木目とかを活かしたまんま描いたらまた印象違うだろうなっていう気もする。
確かに。
なんかメリハリがつくというか。
いつも描くとき、紙でデカくなっちゃうというか、
デカいって言ってもA3より一回りデカいとかぐらいなんですけど、
もうちょいコンパクトなのでとにかく描いてみる。
あり。
めっちゃありです。
本当にイラスト描き始めたのがまだ2年ぐらい前とかからなんで、
なんか自分にとにかく足りないのって描くということだなみたいなのはずっと思ってて。
間違いないと思います、それは。
とにかくまだ描ききってないというか、
みなさんが描ききった後に悩むことみたいなのすらわからない段階というか。
そうなんですよ。だからボッドキャストとか聞いててもすごいなって。
21:03
その感想だって。
でもその自己認識はめちゃくちゃあってるし、
今僕がいろいろ言ってるのも、それが正解だと思うって言ってるんじゃなくて、
試そうと思えばこういうことも考えられると思うぐらいのつもりで聞いてほしい感じなんですけど、
だからさっき木って言ったけど、鉄板に描いたらどうかなとか。
面白そう。
そういう素材との関係で実験してみるのももしかしたら面白いし、
それはやっぱり画面越しでなかなか伝わりづらい物質になったりすると思うから。
そうですね。
そういう感じするにはめっちゃそういうのを試すといいと思う。
確かに。
逆にお仕事には最適化されてるというか、
デジタルで再現できる作風ってお仕事にめっちゃ向いてるから、
そこはもう大丈夫な気がする。
やった!
そこもめっちゃもうお仕事特化でいきたいんですなのか、
もっと表現を楽しみたいんですみたいなことで結構変わってくる気はするから。
私も今日聞こうと思ってたのが、
いろんな人のいろんなものとかを見てた中で、
始まりはイラスト系の文脈からスタートされた方が、
そのままずっとイラストでいく方もいらっしゃいますけど、
アート方向に行かれる方もいらっしゃって、
例えばチョイスからイラスト方向にずっと突き詰めていく方と、
アート方向に行く方との分岐って、
皆さん自分で決めてこっちの方行こうなのか、
何かやりたいことをやってたらたどり着いたのか、
どっちなんだろうと。
僕の予想では割と後者の要素、でもどっちもですね。
イラストのお仕事ってイラストデータ自身でどうにもならないものだと思ってて、
要はそれを必要とする高い側の要請があるかどうか、結構運なんですよ。
それプラス本人が社会側の要請に合わせることを楽しいと思うか、
独自の自分の世界を描いてる方が楽しいと思うかで分岐する。
その2つな気がしてて、だから結局イラストレーター自身がやれることって、
最初にやれることって、とにかく描いて社会の側から要請されるのを待つっていう。
なるほど。
24:00
それで仕事何回かやってみた時に思いがけないことめっちゃ言われたり、
オーダーすごいいきなりケーキ屋さんからお仕事来て、
もっと美味しそうにしたいからこうして欲しいんですとか、
なんか自分が思っても見なかったオーダーが来た時に、
それに答えるのが楽しいと思えるか、自分の作風がブレて嫌だなと思うかで、
その後の在り方みたいなのが変わっていくイメージですね。
なるほど。
だから、まず見つけられるところからっていうのは間違いないですね。
そうですね。
今、僕の勝手な予想では、デザイン経験者って、
一通りも社会の要請に答えるのが嬉しいとかじゃなくて、
それが当たり前な感覚になってる可能性が結構高くて、
それで言うと、銀河さんはいわゆる要望に応えていくタイプの
イラストレーターの可能性が高いくらいかなと。
わかんない、こっからすごい自我が芽生えて、
育ち。
私の世界はこれなんだみたいになっていく可能性もなくはないですけど。
やっぱもう皆さん、とにかく開いてって道ができてくるというか、
分かれていくというか。
私、社会からの要請待ちだからって、
社会に合わせて自分の描くものを変えるっていうよりは、
そこもやっぱ原点で、この線を描いてるのが私は楽しいっていうところはぶらさず、
これでひたすらいかに自分が描けるスタイルを見つけるかっていうことが大事な気がします。
描きます。
喋ってて、社会の側に答えがあるような話し方はなるべくしたくなくて、
どっちかっていうと、その人がまたもっと描きたいってなってくれるのが一番いいなと思ってて、
そういうニュアンスであれやったらどうですかみたいなことは結構言ってるんで、
そこを掘り違えないでほしい。
常に描いてて、古典をやった時にジンとかステッカーとか作ったりとかも、
DMとかも作ってた時に、最終的には全部自分でやったんですけど、
これ自分で全部やってて、もちろん楽しい側面ももちろんあるんですけど、
自分の半径で収まっちゃうなみたいなのは、古典やって気づけたというか、
いろんな方と話して、もちろんいろんな方の意見がある中で、
27:06
でもそういう意見を聞いて、やってみたけどやめたりとかっていうのを繰り返すことで、
自分のできることとかが広がっていったりするのかなとは感じましたね。
いやーもうバッチリだと思います、そのメンタリティ。
それでいいと思う。
だから次古典やる時ちょっとデザイン誰かに頼んでみようかなとかも面白い気がします。
そうですね、それは思いつつも間に合うかなとか、
お別れするためのスケジュール感で間に合うだろうかとかっていうのはありますね。
でも1回目の古典でそこまで気づけたのはもう十分すぎる成果な気がしますよ。
ほんとですか?
でもほんとやったことで、本当にいろいろ自分の足りないところとか、
今後こうしてみようかなとかはいろいろ思いましたけども、
とにかく第一に描くっていうことが足りてないぞと思ってたんで、描くぞ!みたいな。
全然話変わっちゃうかもですけど、
僕、今インスタで見る限りですけど、
僕の好きな作品は、勝手に言い出すんですけど、
花瓶に入ったお花、ちょっとしおれてるやつ。
僕これ結構好きかもしれない。
嬉しいです。これはフォトショーで描いたやつですね。
そうなんだ。形が決まりすぎてるより、
ちょっとこのカオスじゃないけど、
なんかどうなってんだろうって見終わらない感じが結構これ好きだったんで、
展示とかはこういうのすごい向いてる気はしますね。
私もこれ結構気に入ってて、
しおれてるのも、私が植物とか結構からしちゃう人間。
サボテンすらからせてしまう。
枯れるんですか?
そうなんです。サボテンって枯れるんです。
なので、あんまりこの元気な植物が描けないっていうのはありますね。
でもなんかそれがいいし、そこにまた形の面白さが見い出せてそうな気もするし。
確かにこれは、他のよりいろんな形が入ってるっていうか。
分かりやすくないというか。
花瓶をアウトラインにしてるのとかも気が利いてるなって感じがして。
そうですね。これなんか最初花瓶も描いてて、
30:01
でもなんかうるさいと思って。
めっちゃいい気がする。
いやー、可能性だらけですね。
そうですね。
そうですねっていうのも自分で言うの変ですけど、まだまだなので。
描いてて楽しいモチーフとかはありますか?
それで言うと植物とケーキも描くのは楽しかったなと思うんですけど、
植物描くの楽しいんですけど、植物ばっかり描いてていいものかとも思って、
意識的に植物じゃないものも描こうと思って。
なるほどね。絵でもいいと思うけどな。
確かにちょっと味付けがあってもいいかもしれない。
謎にお花植物の隣にポンカチェがあるとか、
なんかそういう味付けは別に全然いいと思うから。
今それで言うと、11月にグループ展があるんだけど、
そのイラストどうしようかなって考えてたときに、
いろいろノートにラフにもならないアイデアの種みたいなのを描いてるときに、
植物と何かみたいなのを組み合わせようかなみたいに思ってました。
いいと思います。
だから今それ聞いてやっぱりそうしようかなと思って。
言っております。
これもさっきと同じ話で、
描いてて楽しいものを嫌になるまで描くといいと思います。
植物の植物図鑑というか、花の図鑑みたいなのがあるんですけど、
それを見て実際ある花を描こうかなとも思いつつ、
なんかこの植物とこの植物の要素を組み合わせた植物にしようとか。
ヒメラじゃないですけど。
なんか実際にない形というか、あるやつとかも描くんですけど、
他を描いたりしていて、
それでいいの?正しさとかないと思うんですけど、
そのままでいいのかしら?
ない。全然ダメな理由は見つからないというか。
本当ですか。
だしなんかこの束ねてある感じとかもいいのかもしれない。
もしかしたらヒメラ感がちょっとあるというか。
ちなみに絵を描いてて、感情を込めるみたいなことってありますか?
33:02
感情を込める。
でもというか、描いてて最終的な仕上がりが、
人がどう受け取るかはわからないけど、
自分の描くときの起点となるのは結構感情起点が多い気がする。
感情とかで。
絵を描き始めるきっかけが感情?
感情。何かイラストを描くぞってなったときに、
いろんな感情起点のものが今まで描いてきた中で見返すと、
感情起点が全部が全部ってわけじゃないんですけど、
多いなと思っていて、
例えばで言うと、お花なんですけど、オレンジ丸の。
これを描いたときは夫と私といて、人間が2人いて、
夫が前回お話しした大学院に通うとか、
私が落ち込んでるとかそういうときに、
夫はずっと夫で居続けてくれたというか、
そういうときに、あんま関係ないのかな、
気持ちはどうかは本当の心の奥ではわかんないですけど、
一個人と個人でいるんだなみたいな、いてくれるんだなって。
私がこう、めっちゃ極端なことを言うとどうなろうと、
どうなっちゃっても結局あんま関係ないというか、
これは結構私の中でポジティブなことを言ってるんですけど、
ポジティブで嬉しいことを今言ってるんですけど、
私にとって嬉しいことだったんですけど、
うまく言えないですけど、私にとって。
確かに関係なく、あなたはあなたでいてくれるんだなという
信頼みたいなのが。
そうです、そうです。
これが原点となって描いたので、
このイラストのタイトルが関係ないって作ったりとか、
そういう感情起点ですね。
植物とか花描いても、なんかみんな元気ないとかも、
そういう感情とはちょっと違うかもですけど、
そういうのとかから生活圏というか、
そういうところから来てたりとか、
鳥を描いた時とかは、
マジでなんで戦争が、
今もあるんだよみたいな。
そういう気持ちから描いたりとか、
っていう起点が振り返ると。
なるほど。
36:02
戦争の話はちょっとね、
どうしようもなさがあるから、
もしかしたら行き通りかもしれないですけど、
なんか聞いてて思ったのは、
一見ダークな絵でも、
本人は意外とポジティブに
これを受け止めてるっていう、
これがめっちゃいいなと思いました。
もうダークなふうに見えるものを描いてても、
自分の中では結構、
全部描いてて楽しいというか、
行き通りとかももちろんありますけど、
なんか描いてて全部嬉しいし、
楽しい気持ちでは描いてますね。
なるほど。
それいいですね。
しかもそれがなんかその、
いわゆるメンヘラっぽい、
ダークなのもいいよねじゃなくて、
結構素直に一見ネガティブなものも、
いやーなんかポジティブに受け取れるけどな、
っていうなんか素直さがある気がするから、
いいですね、それは。
こういうつもりで見るといいんだなって
すごい思ったなぁ。
だし、そうですね、あまりにも直接的じゃないのが
いいかもですね、そこはね。
そうですね。
そこは感情起点ではあるんですけど、
それを説明するとかではないってことですね。
ではなくていう感じですね。
いやもう言うことなしです、それは。
何様だよっていうかなんですけど。
いやいやいや、たぶん今まで誰にも言ったことが。
本当ですか。
たぶん個展に来て、ご本人と喋って、
意外だと思う人の方が多いというか、
なんかこんなほがらかなんだ本人はって思う人が
多い気がするから。
いやーもう全然。
ね。
確かに個展でいろいろ話させていただいた時に
結構なんていうか、意外とギャップを持たれるのか
っていうのも得たものというか。
いやー持たれそうだし、気にしすぎてもしょうがない。
そうですね。
あんまりそこのギャップというのは本当に気にしてないというか。
例えばイチゴ描いたものがトマトに見えるとかだったら
気にするんですけど、そうではなくてなんかこう
めっちゃ暗いねみたいな感想なのか、
なんか希望があるねなのか、
それはどちらの感想も嬉しいというか。
いやーそこも楽しみで、
急にめっちゃ明るい絵描きたくなることとかあるのかなとか
思ったらそれはそれで楽しみだなって思います。
39:03
全然あるんじゃないかとは。
そんな気しますよね。
なんかもう本当に行き当たりばったりというか。
ちなみになんかもう締めくくりに向かおうと思ったんですけど、
見つけちゃったんでいいですかもう一個。
さっきの関係ないっていう絵の画像でテクスチャー入れてるじゃないですか。
これはなんか思い立って。
それはそうですね思い立って。
それもフォトショーで描いてて、
テクスチャー入れてみるかみたいな。
本当に細かいところではやったりしてるんですよね。
テクスチャー入れてみるかとか、
アナログだと艶とマットとかっていうのを
なんか本当に自己満というか。
めっちゃ大事にした方がいい気がしますね。
でもインスタとかデータ化にした時点で伝わらないんですけど。
古典で描いたやつは多分ほとんどが背景は艶で、
モチーフとかはマットにして、
そうするとモチーフが浮かび上がるじゃないですけど、
そういう感じがおもろいかなみたいな。
おもろいおもろい。
テクスチャーへの興味がやっぱ人よりちょっとある気がするんで、
その感覚大事にしてほしいし、
もうちょっとカオスになってもなんならいいし、
おっしゃってたみたいにモチーフが引き立つからこれしてるっていうのも全然いいし、
テクスチャーに対して意識的に取り組むと
人よりちょっとそこの感度が高い気がするから。
考えたことなかったですね。
まず自分がテクスチャーに興味があるとかも、
今言われては確かにと思って。
多分人それぞれいろんな興味の対象があって、
それこそモチーフにめっちゃ興味ある人もいるし、
描いてるシーンに興味ある人とかもいて、
それが井田さんの場合、
ちょっと表面的なそういう視観みたいなところに結構比重があるというか、
楽しみがある気がするから楽しいんじゃないですか、やってて。
やってて楽しいです。
楽しい。
いろんなものを見てたときに、
砂混ぜて描いてる人とかを見たときに、
うな!と思って。
ワクワクした。
おもろそうみたいな。
砂って本当に砂でいいのかとか。
それやってみてほしいな。
それ結構誰にでもある特性ではない気がしますね。
42:03
なんかそれでいうと、この描いてるナミナミの線とかも、
もうデータ化したときとかインスタに載せてるところで、
多分あんま伝わらないだろうなとは思ってるんですけど、
カサカサの線とカサカサじゃない線。
潤いの線というか。
カサカサじゃない線とカサカサの線とを重ねてるというか、
これはどうだろうな。
インスタの固定で鳥がでかく見えるやつだと伝わるだろうか。
それもなんか自分では何気なく綺麗な線というか、
潤いのある線だけだとつまんないと思って。
自分の中では。
自分の中ではそういう気持ちになったので、
カサカサの線と潤い線とを重ねてというか、描いてっていう風に。
多分、結構密度あるところは潤い線で、
削れてるところがカサカサってことか。
わかりました。
とかをやって、別に特別なこととは書いてたんですけど、
それもやっぱり古典でいろんな方から、
このカサカサの線ってどうやって描いてるんですかって言われたときに、
結構何回かその質問を受けて、
カサカサの線って珍しいのかとか。
確かに。
カサカサの線も潤いの線も同じ筆と同じ。
そうなんだ。単純に水分量ですか。
そうです。
水分量も別に自分でめちゃくちゃ調整してるっていうわけではなくて、
絵の具つけて描くときに、ちょーんってつけたときの、
あ、今潤ってるから潤いの線描こうか。
なるほど。
これは今カサカサの線描こうみたいな感じでやってます。
それめっちゃ一番大事にした方がいいやつかもしれないしね。
カサカサの感じがいわゆるそれによって表現できるニュアンスみたいなのが、
みんな興味あるんでしょうね多分ね。
近いのはiPadのグラファイト粒子みたいなやつをみんな好んでやるのと近くて、
それをアナログでどうやってやってんだろうって言ってるような気もします。
なるほど。
古典やっていろんな方とお話しして、
今日も三河さんといろんなお話しして、
やっぱ話すというかコミュニケーションしていくって大事だなって。
めっちゃ普通のことをゆっくり言った。
45:03
お伴ってました。
いや本当そうだと思います。
定期的にね。
自分でもちろんやっていく中でいろいろ気づきはあるんでしょうけど、
たまにこうやって喋ると発見があるから古典とかやるといいんでしょうね。
そうですね。今回やった古典はHBギャラリーのコンペに応募して、
賞をいただけて古典をやらせていただいたので、
でもこれからも古典やっていこうと。
そうですね。
言い忘れましたけど、物としての完成度はもうあるんだと思うんですよ。
だからコンペに入賞してるんだと思うし、
だから本人的に模索してる部分っていうのは、
ちゃんとその技術の下支えがあった上での模索なんだって思っていい気がするというか、
画面が決まる感じ?そうとしか言いようがないんですけど、
みたいなのはもう目が超えてる気がするから、
あとはのびのびいろいろ試せばその都度それなりになっていく気がするんで、
嬉しいです。
評価されてるのはそういうところな気がします。
やった!
人生という中でも続けるって大事だなって、
それが一番難しいんですけど。
そうですね。
江戸川家康も長く生きて長く続けたから、
江戸できたと思って。
例えで出てくるのがそこなんですね。
生きたと思って。
だから年齢を重ねても江戸開けた。
本当でもそうだと思う。
だからもういかに続けるかなと思います。
続けていくぞっていう感じです。
ありがとうございます。ちょうどお時間いい感じなんで。
また今回も告知だけいいですか?
告知は11月にマウントギャラリーさんでグループ展やる予定なんで、
インスタとか見ていただけると嬉しいです。
植物になるのか別に気が変わってるのかわからないですけど、
お楽しみにということでね。
今回のゲストはイラストレーターの飯田奈々さんでした。
ありがとうございました。
49:11

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