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2026-03-24 45:20

〈ゲスト〉牧角春那さん(後編)母親でも、「やりたいコト」はやりたい。

おたよりを送る

『わかり愛、太陽』2ndシーズン第17回目も、イラストレーターの牧角春那さんをゲストに迎えてお話を聞きました。小さなお子さんが二人いても、イベント出展や個展など、「やりたいコト」があればできる方法を探してみるという牧角さん。たとえ失敗することがあっても、そこから気づきを得て前に進もうとする姿勢、共感できる方いらっしゃいますか?


[GUEST]

牧角春那(まきすみはるな)

装画、雑誌・書籍挿絵、Web連載カット等を中心に活動するイラストレーター。やさしく静かな世界観で、日常の余白や感情を表現します。

webサイト https://harunamakisumi.com/

Instagram https://www.instagram.com/harunamakisumi/


本編に出てきた関連リンク

コミティア

https://comitia.co.jp/

ZINEフェス

https://www.instagram.com/zinefarmtokyo/

星新一

https://www.hoshishinichi.com/

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[TOPICS]

ゲストはイラストレーターの牧角春那さんです/小さな子供がいてもイベントには出たい/部屋に鍵をつけました(小声)/母親であることと「やりたいコト」/個展も不安な中でやる/まずは描きたいものを描いてみる/作品をSNSで発表するタイミング問題/だんだん上手くなっていく問題/欲しいものをつくる感覚/戦略的なのは苦手/時代の波には乗っていたい/人物はまだ定まらない/保健だよりの雰囲気/デザイナーの力量が試される絵?/「ケア」のイメージ/装画の仕事がしたいけど…/架空装丁やりますか?/失敗してもタダでは転ばない/打ち上がらずに、ほどほどに/OJIYUさんも個展が決まりました/やっぱ「やりたいコト」だよな/ドラマよりもリアルで/6月に個展があります


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[MC]

OJIYU(オジユ)

逗子在住、イラストレーター・アーティスト。ボーダー(柵)のない、プレーンな〈ヒト像〉をモチーフに、主に木を支持体として制作。版画・ドローイング・インスタレーションなど様々な表現方法を模索し、制作を続ける。

webサイト https://ojiyu.com

Instagram https://www.instagram.com/ojiyu_0/


三河史尭(みかわふみたか)

沖縄在住。グラフィックスタジオNERD ディレクター/デザイナー。2018年デザイン会社BALCOLONY. 沖縄オフィス立ち上げ。2019年よりNERD名義で活動を開始。何かをつくっている人の話を聞くのが好き。

Instagram https://www.instagram.com/balcolony_nerd/


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[BGM]


Life in Clay / Koloto

everyday (03-17-26) specific steps/standingwave

everyday (03-18-26) apparently failure is the only option/standingwave

everyday (03-07-26) cautiously side stepping forward/standingwave

Angel/Ryan Hemsworth & Lucas


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[COVER]

牧角さんの絵とS2_ep.017を話しながら描いたOJIYUさんのキキガキ


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[企画・編集]

NERD



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00:14
この番組は、アーティストでイラストレーターのおじゆさんと、 沖縄のグラフィックスタジオNERDの三河文鷹がゲストを交えながら、
イラストレーションの面白さや活動の難しさについて考えをシェアすることで、 日々作品制作をする皆さんとのつながりを深められないか、という思いで配信しています。
ゲストの方々には実際に展示をしてもらったり、一緒にイベントに出展してもらったり、 番組を聴いてくださった皆さんが、直接作品を楽しめるような機会も考えていきます。
はい、今回もゲストはイラストレーターの牧住春菜さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
前回がイラストレーターに至るまでの話を聞いてきて、今、活動についてチラッと休憩中にも話してたので、その話から聞きたいんですけど、最近すごいイベントに出てるんですか?
はい、コミティアとかチームフェスとか。
それはどういう心境で?
なんか、ああいう対面のイベントが楽しくて。
楽しくて?
そういうことだったんだ。
肌出たいっていう気持ち。
わかんない、勝手に決めつけちゃうのもあれですけど、割と小さなお子さん2人いて、忙しいというか、そんなに時間に余裕はないのかなって想像しちゃうんですけど、そんな中でもイベントとかは出るモチベーションなん
ですね。
そうですね、なんかああいう対面のイベントに初めて出たのは多分大学生の時で、コミティアとかじゃなくて、今はもうないイベントなんですけど、塩止めの駅でやってた、冬とか夏にアートマーケットみたいなのをやって
て、
ディレクターっていうんですかね、アートディレクターとかをやられてる方が、通ってた予備校の先生の先生みたいな立場の人だったんですけど、その繋がりでこういうの出たいですって言ったら出させてもらえて、
本当にその時は趣味で描いてたやつをポストカードにしたりとか、なんか原画飾ったりとか、そういうのをやってて、楽しかったんですよね。売れるとかでも全然ないんですけど、でもああいう雰囲気が好きというか。
03:00
そうなんですね。
コミティアとかバカデカイベントだから、ちょっと怖いというか。
コミティアはすっごい大きいから雰囲気違うかもなんですけど、どっちかっていうと、最近出てよかったなって思ったのはジンフェス埼玉で、埼玉のグラマパルコで通路で、本当に一般のお客さんが通るような通路に出店
して、
なんで規模もそんなに大きくないから、出店者同士でもトロッと出かけて挨拶してみたりとか、そういう交流もしやすかったなって。
いい規模感ですよね。
そうですね。
それ一人で出店しに行くんですか?
一人で。
大変だと思うけど。イベント好きなんですか、じゃあ。
イベントは割と好きですね。
でも勝手にこっちが牧住さんのイメージを作っちゃってるだけで、本人としては自然に出てるだけですもんね。
なんか手製本とかがめっちゃすごいなと思って、これもあれなんですけど、私の場合はまだ子供が小さかった時に手作業で何か手仕事系のことをやると、結構介入というか、触られるのとかすごい嫌で気が立っちゃうから、
デジタルでみたいな感じでやってたんですけど、そういう上に隠しといてみたいな感じでやるんですか?
私は自宅の一番小さい部屋を自分の部屋にしちゃってるので。
子供も入ってこない?
子供がいるときは基本入らない部屋。
開かずの窓。
だからもう、鍵も閉めちゃった。
外側に。
立ち入らせないスペースがあるんですね。
子供が届かないところに、上の方に。
でも強力なテープとかなんで、そんなガチガチの鍵ではない。
月の外からかけられるようにして、子供の力では開かないように。
すっかりやってた。
すごい、それ3年前とか5年前とかに聞きたかった。
めっちゃ鍵探してた時期あったんでしょ、もう。
部屋、鍵、横フライドとか。
ホームセンターで売ってるような簡単なやつ。
取り付けられるやつ。
まさに横スライドの引き戸の部屋なんですけど、
閉じた時にガチャって打ってきるように。
その部屋は私しか基本入らないというか、
夜とかは子供が家にいるときは閉めてあるって感じ。
子供目線の時も不思議でしょうがないですよね。
あそこは何があるんだろうっていう部屋が1個あるってね。
気になってしょうがない。
全く入ってこなかったことはないんで、
ママの部屋だっていうのは分かってて、
06:01
仕事をする部屋だっていうのは分かってて、
だから上の子はそんなにとんでもないいたずらとかは最近はしないんで、
ママの部屋で僕も仕事したいって。
仕事したい。
じゃあそこの机使っていいよって言って。
いいな。
鍵開けてあげて。
許された。
お母さんが絵を描く仕事をしてるってのはもうなんとなく分かってる?
なんとなくそうです。
プレーターっていう職業があるみたいなのは分かってきたのかな。
今お子さんはお二人いらっしゃる?
上が今年長で、4歳、2歳の兄弟で。
二人とも保育園ですか?
保育園にいます。
そうなんですね。
まだまだ手はかかる時期ですよね、2歳とかね。
そうですね。
そうですね。
エロい方も来てくるし。
どういう生活サイクルなんですか?
朝は上の子は夫が仕事出るタイミングで行ってもらって、
下の子は朝ごはんまではやってもらって、
あとは私が着替えさせて準備して保育園に送って、
夕方は二人とも私が迎えに行って、
ごはん作って食べさせてお風呂入って、
寝かしつけするぐらいのタイミングで
夫が帰ってくるかどうかみたいな。
なるほどね。
でも基本子ども中心の生活サイクルになりますよね。
保育園預けてる間に日中にお仕事してみたいなことか。
そうですね。
そうなんだ。
結構有益。
お子さんいて作家活動されてる方って
いろんな葛藤があると思うんですよね。
場所とかの問題とかで。
精神的には鍵かけてもいい。
なぜなら必要だからみたいな。
鍵かけてなかった時のことはそんなにちゃんと覚えてないんですけど、
勝手に入って荒らされるというか、
触ってほしくないもの終わったりとか、
絵の具のフタ開けちゃったりとか、
危ないから怖くても結構早々に書けました。
言葉を話した隙に、それはダメみたいな。
やっぱあるんですね。
単純に聞き分けのいい子だからうちはっていうことではないですね。
確かにでも、お子さんいらっしゃる方の活動とのバランスは
結構みんな悩みそうというか、
仕事量とかは今ちょうどいい感じですか?
09:02
今はそうですね、そんなにすごくお仕事が来てるっていう感じでもないので、
ちょうどいいぐらい。
ちょうどいいぐらい。
逆を言うと、今より増えちゃうと結構難しくなってきますか?
そもそもがやっぱ頑張りたいが結構しっかりあるんですね。
そうですね。
何もないときは本当にだらだらしちゃうので。
そうですよね。
お子さん、どのタイミングでお子さんを授かるかみたいなのも多分あるんでしょうけど、
お子さんができたから活動をちょっとやめなきゃっていう判断も全然ありえますよね。
休まれる方もいますよね。
やっぱそうですか。
それはでもできてるんですかね?
されてるイメージありますけどね。
でもなんかセーブしながらやってたりとかっていう感じは空気感的に感じてるかな。
収入の問題とかいろいろ。
そこでなんかイラストレーター以外の、
例えばもともと先生がやってらっしゃったから、
収入のこととか考えてやっぱ先生の方が安定するよなとかっていう迷いとかはあったんですか?
そうですね。
なんかそこの迷いはありました。
だからなんか本当にやめていいのかな。
でもフルタイムで先生やってたらとても書く時間ない。
そうですよね。
そっか。だからそれぐらいもうやりたいって気持ちは固まってた?
そうですね。やりたいが大きいです。
だからそのお子さん小さくてもイベントに出たかったらやりくりして出るしっていう。
とりあえずなんか自分がやりたいことがどうやったらできるかみたいな。
まず考えてみるみたいな。
そっか。じゃあ今今聞き方難しいですけど、
お子さんがいることで諦めてる活動とかあんまりない感じですか?
諦めてる。
例えば子どもがもしなかったら学校にもう一回行って学びたいとか。
それはもう子どもがいるから絶対無理だなっていう。
そういうのはあったりするけど、
でもなんかどうしてもやりたくて、
でも子どものせいで諦めてるみたいなのはあんまりない。
12:02
ふとこういうのもあるんだ、できないなみたいなぐらいのレベルのものはちょこちょこあったりします。
そっかそっかそっか。それがめちゃくちゃストレスを抱えてるみたいなことにはなってないってことか。
そうですね。なんか夜出かけるとか、学校出たいイベントがあって、でも休日だったりとかいうときは
夫に相談して、これ行きたいんだけど、みたいな。
かなりやってもらって。
あ、そうなんですね。理解があるというか協力はしてくれてるって感じですか?
そうですね。
そこもね、難しいですよね。
そっか、だから古典をやるって前回の終わりにさらっと聞きましたけど、古典をやるのもなかなか大変じゃないですか。
そうですね。大変。
だからあり得る想像としては、子どもが小さかったりして、それこそ突然熱出しちゃうとかも全然あるんだろうし、
その定格通りに生活が進まないみたいなことが割と前提になってるイメージで、
そんな中で古典を計画的に進められるのかみたいな不安が考えられそうな気もするんですけど、
そういう不安はありますか?
あります。
ありますね。ありますよね。
本当に急に熱出したりするから、本当に早め早めにやらなきゃなっていう。
HGギャラリーの古典はもう自分でやるって決めて場所を抑えたって感じですか?声かけてもらって。
今回はお声掛けいただいて、最初は3月のあたりどうですかって聞いたんですけど、
ちょっと3月は子どもが卒園のタイミングかなと思って、卒園式とかバタバタすると材料ができなかったりするから、
ちょっと別のタイミングで相談をして、あんまり行事とかなさそうな6月。
今、秋住さんは古典をやるってなったら何から取り掛かるんですか?
聞きたい。
何から、とりあえず何か書く。何枚か書いて、タイトルを決めて、残りを書く。
だから今、特にテーマとかそこまで考えず、今本当に書きたいなと思ったのをまず何枚か書いてみるってことか。
15:01
そうですね。何も決めずに。
そこからテーマを逆に後追いで決めていくみたいなことか。
そうですね。
とりあえず書いてみるってのはラフとかじゃなくて、本当にもう仕上げる感じですか?
仕上げるとこまで。
ちなみに今の進捗は?
今、全部出すかどうかはわからないけど、10枚、12枚ぐらいは出せるかなみたいな。
でも出さなくても。
というか、もっと書いてなんか厳選したいんで、できれば。
でもなんかこれだけあれば、あと半分、最低でも書けば、あと10枚ぐらい書けばいけるみたいな。
数としては足りる?
たぶん会場埋められる。
結構なんか理想的な進め方な気がする。
そしたら、書いたけどお披露目してない作品とかは過去にあったりするんですか?
でもなんかお披露目するかどうかみたいなタイミングが結構いつも悩みどころで。
今10枚、12枚書いてますって言ったけど、もうSNSには上げてあるんですよ。
なるほど。
元々そのカレンダーを作ろうって決めてから、ガーって書いたやつがあって、
でもなんかそれを出すかどうか、これを出すコテにするか、それとも全く別のテーマの展示にするかみたいなのをちょっと悩んだんですけど、
え、でも原画見れるんでしょう?みたいな。
周りの友達のネタさんとかにどうしようって話をしてたら、写真見たいよって言ってくれたりして、
いいのかなって。
なるほどね。
SNSとかにはもう上げちゃってるし、グッズとかにはしちゃってるけど、
それの原画と新作合わせて、これでもありなのかなって。
確かに全然あるかも。
でもそれがありなのも、牧澄さんの仕事の丁寧さ、すごいですよね。
たまに制作動画上げてらっしゃるじゃないですか。
どうやら仕事、丁寧だなって思って見てます。
ありがとうございます。
直に見た時にそこで見応えもちゃんともう一回ありそうだから、
それ考えたら別にすでに見たことある絵でもいい気はしますね。
いいと思うし、見たい。
18:00
どうしてるのかなって思いますね。
作品発表のタイミングって、個展で本当にいっぱい描くから、すごい時間もかかるし、
描いたけど見せてない状態のものをボーンと一気に出したほうがいいのか、
それぞれちょっとそんなのしますよみたいな、ちょこちょこ出さないと。
どうなんだろうなっていつも思ったりしますね。
どっちもいるかもな。
本当に何にも考えず、想像するのは全部新作で、
個展のタイミングでお披露目するみたいなのをイメージしてますけど、
でも一方で全部新作ですって言われて、すげーってなる感覚もあるからな。
かっこいいなと思いました。
全部新作。
自分の中で発表してなくても一番昔に描いた絵って、
すごい見慣れちゃって、これを新作と言っていいんだろうかみたいな気持ちにもなって。
ちょっと前に描いた絵は古く感じますか?自分的には。
今の自分には描けない、だから元に戻したほうがいいなみたいな思う時もあります。
連続して何枚も何枚も描いてると、だんだん固くなっちゃったりとか、
この時の感覚忘れてたなーみたいなのとかもあったりするんで。
それはそっか、だから同じテーマで描くし、自分でスタイルにハマりにいっちゃう感じなんですかね。
そうなんですかね。多分、重ねて描いていくと上手くなっていくじゃないですか。
技術的にも手先が慣れてきて上手くなってるっていうのが逆にマイナスになるみたいな。
わかんないでどうしようってやってた時の方がいい味出てるみたいな。
近い話だなー。何なんでしょうね、それね。
ジャングルジムを越えられなかったみたいな話とちょっと近いですよね。
ですね、そんな感じです。
じゃあ今現状を10枚ちょっと進めてて、慣れてきた感覚はありますか。
いや、今止まっちゃってるんで。
そうなんですね。
そうですね、結構まとめて描いて、ちょっとなんかしばらく描けない時間があって、
別のやらなきゃいけないこととかあって、もう一回ガーッとやらないと。
だから今ちょっと置いてる期間なんですね。
今ちょっと置いてます。
テーマ的なのはもう見えてるんですか。
なんとなくタイトルはこんな感じがいいかなみたいなのだけ決めました。
21:06
えー、それって予告?
いや、まだちょっと変えるかもしれない。
まさかじゃん。
今のSNSの最新の作品の延長というか、その雰囲気になりそうではある。
そうですね、最近の、2026年のカレンダーをオリジナルで作ったんですけど、
その時の雰囲気でやろうかなって今回は思っていて、
宇宙とか星、最近描いてるのが月のような場所とか、ちょっと変な場所。
変な場所?
どこどこみたいなとこもあるかなって。
その宇宙とか描いてみようかなみたいなのはきっかけはあったんですか。
もともと宇宙とか好きで。
そういう雰囲気のものが。
自分の中に宇宙をテーマにしたものに惹かれる。
星とか夜とか、そういうのが好きなんですよね。
本当にとにかく自分の興味を辿ってっている感じですね。
そうですね。
思い返すと、小さい時の工作とかするのに、
セーラームーンの素敵なアイテムとか、作中に出てくるもの。
おもちゃになって発売されてたりするけど、そういうのを買ってもらえないから、
自分で折り紙で作るみたいな。
それっぽいものを作って、気分を楽しむみたいな。
そういう、とにかく欲しいものを作るみたいなことをやってた時からやってたなって思って。
それがいまだに続いている感覚があります。
それでいうと、まだまだ引き出しはある感覚ですか?
結構、まとめて描くって言ったじゃないですか。
描いて描き終えた後に、ゼロになるんですよ、ストックが。
出し尽くしちゃうんだ。
描く時はアイデアスケッチとかも、本当にわーっていっぱい描いて、
それをまとめて完成させて、この後描けるかなって気持ちにはなります。
だから、インプットがやっぱり必要になってくるんですかね。
そうかもしれないですね。
作品を作る上で、主にオリジナル作品を描く上で、
これは大事にしたいなと思っていることってあったりしますか。
24:00
えー、何だろう。形の気持ちよさみたいな。
画面のポーズとか、そこはこだわりたいなって。
逆にそういう時って、こういうのは描かないなみたいなのを
考えていくと意外とわかってきたりするのかなとは思うんですけど、
巻住さんの絵を最初見た時に、危うく見過ごすところだったって僕は思って。
いわゆる主張が強い尖った表現ではないじゃないですか。
イラストレーター業界とかに対して、これ新しいでしょうみたいな感覚で、
人をびっくりさせようとしては描いてないというか。
それは自覚ありますか。
それはあると思います。
もっとこの時代にこの表現新しいでしょうみたいな、
すごい戦略的にやってる人もいるんだろうなって思うんですけど、
そういうのはちょっと苦手というか。
苦手なんですね。
分析みたいな、すごいなって思いますね。
そういうのできる人。
苦手ってことなのか。
だからそういうことよりも、本当に自分が今描きたいものというか、
自分がいいなって思えるものを描きたいというか。
でもそれってちょっと感覚的にはなっちゃうけど、
今まさにいろんなイラストレーション見れるじゃないですか。
だから今こういうの流行ってるんだな、
そこまで分かりやすくなくてもいいなって思うものだったりとか、
すごい見てるから、
そういうのを自分もこういう表現やってみようかなみたいな。
そういうのとかをちょっとずつ自分の絵に落とし込んでいくと、
時代の波には乗れてたりするんだろうかみたいな。
そっか、じゃあ取り入れてる意識はあるんですか。
全く離れて、こうで、
私は私だからみたいな感覚ではないというか、
ある程度流行りは意識したいとは思ってます。
あくまで自分に素直ではありますもんね。
でもあといって別に意固字になってるわけではなく。
そうですね。だからいろんな流行りがあると思うんで、
その中でなんかいいなって思ったものを、
例えば服とかでも流行ってるものの中で、
これいいなって思ったら着るしみたいな。
そういう感覚かなって。
27:03
なるほど。
流行ってても別にこれはちょっと私には似合わないかな、
みたいなのは着ないし。
まきすみさんってカッコつけたいって思ったことありますか。
変な質問ですけど。
カッコつけたい、多少はあると思います。
多少はあります?
どうしたらカッコいいかがよく分かって。
カッコいいとかっていう感覚ではなさそうな気がするんだよな。
結構その人物の描き方とかって、
人それぞれ出るじゃないですか、個性というか。
まきすみさんの人の描き方って、
全然悪い意味で受け取ってほしくないんですけど、
別にそんななんか今っぽいとかでもなく、
でもそれが一周して逆に、
なんかいいなとも思ってるんですけど、
その人物の描き方とかフォルムの決め方って、
自分なりに研究したこととかはありますか。
いいシルエットではありたいって思うんですけど、
確実にこれがいいのかどうかみたいなのが、
あんまり自分でも分かんなくて。
そうなんですね。
本当にその時に描いて、
いい形って思うものをその時に描いてるから、
結構その時々によって若干変わってたりとかしてますまだ。
そうなんだ。
ちなみにこういう人物を子供の時とか描いてたとかっていうのはありますか。
子供の時はもうちょっと漫画っぽい感じ。
じゃあ今のこの人物の描き方になったのは、
本当にイラストレーターを目指すようになってからって感じですか。
高校生の3年生ぐらいの時にはこういうデフォルメな感じ。
一番最初に描いたのは多分それぐらいの時で、
そういうのをメインで描いてたわけじゃないんですけど、
もう好きなように描こうみたいな。
その時に結構ちょっと丸っとしたちっちゃい人物を描いたことがあるんですけど、
それはもう受験的にはこれはないって言われて。
受験向きではないですね。
受験の時だったんで、バッサリ切られて。
この人物の描き方、うまく説明できないんだけど、
さっきもちょっと言いかけたんですけど、
僕、牧澄さんを見過ごしそうになった、
いわゆる公共の広報物とかで見るような人物像だったりするなって思っちゃってたんですよ。
30:10
なんとなくわかりますか?
作家性を押し出してる人はあんまり描かず、
作者不明の広報物とかにありそうな人物の描写だなって最初見た時思ったんですよ。
でもなんかよくよく見てくと色綺麗だし、
仕事の丁寧さもすごいし、
あと絵自体にちゃんとアイディアも入ってるし、
で、なんか危ない危ないと思って。
そのパッと見でいきなりは今っぽいねじゃなくて、
一見本当に僕のイメージではやっぱり小学校とかで配られるものとか教科書に載ってても違和感のないイラストなんだけど、
でもなんか古臭くなくてフレッシュな感じで見れるってのは、
逆にすごいなってじわーって良さが染みてきた感じなんですよ。
逆にこういう人いないぞみたいなので今回も話聞いてみたくなったみたいな経緯があって、
その流行りに乗りすぎないけどでも匿名的な絵にもしてないぞみたいな絶妙なバランスは考えてることありますか?
難しい。
そうなんだって感じですよね。そういう風に見えてるんだって感じですよね。
でも聞いてて思ったのは保険頼りとか学級通信とかそういうところの差し絵。
まさに自分が担任してた時に学級通信にちょろっとイラスト描いたりとか。
そうなんですね。
そういうのをやってて。
イラストといえばそういうところにあるみたいな気も何となくあったと思うし、
そういうところなんですかね。
そうかも。
人物は難しいなって思いながら。
そうなんですね。すごい良いと思うな。
嬉しいです。
なんかこれでいいのかなみたいな。けど他にどういう形がしっくりくるとかわからないというか、
今のところ自分の絵にしっくりくる形はこれかみたいな感じでもあるんで、そう言ってもらえると嬉しい。
なるほど。話を聞いてて戦略的じゃないんだなってことはすごいわかりました。
結構本当にちゃんと自分に素直になってた結果、今のこの形になってて、
それがでもめちゃくちゃ狭い世界の自分の世界に閉じこもっているとかじゃなく、
純粋な興味でちゃんと今っぽいセンスとかも取り入れてるから、
33:03
自然に古臭い感じにも全然見えないしっていうのは思ったから。
一個そこで浮かぶのは戦略的になることで上手くいかなくなるとかがあるのかな、
性格的にってのはちょっと思いましたね。
そうですね。考えすぎるとあんま上手くいかない。
いや、これお仕事を頼むとしたらデザイナーの力量が試されるタイプかもしれないですね。もしかするとね。
いや、それ他のデザイナーさんにも言われたことがあって。
本当ですか?
いや、使いにくいのかなって思って。
いやいやいや、そういうことではないとは思いますけど、
さっき言った通り、まず第一印象でケアのイメージがすごく強いから、
それをそのままの意図で使ってしまうと正直あんまり化学反応が起きないというか、
めっちゃ人を惹きつけるものっていうよりは割とさらっと流されちゃう。
もうテーマに当てはまりすぎてて、さらっと引っかからずに終わっちゃうみたいなパターンもあり得るなと思って、
そういうニュアンスで言われたんじゃないかなっていう気はしますけどね。
だから、牧住さんは変わらず要望に応えてればいいとは思うんですけど、
使いたいことは全くないと思います。
なんかお仕事面では普通にそのまっすぐにケア系のお仕事とかにすごいハマるじゃないですか。
エアワークとか、お母さん、母親としての役割を描く絵とかすごい似合いそうではあるんですけど、
そういうお仕事多いんですか?
そうですね、最近多いかもしれないですね。
介護系とか、保育とか。
イメージどおりですね。
それで整形を立てる意味ではもうめちゃくちゃいいと思うし、
単純に表現としてもっと面白いことしようってなったら別の題材を投げかけた方がいいんじゃないかなっていう気はしてきますね。
今後やってみたい仕事とかありますか?
やってみたい仕事は、小説の創画をやりたい。
一回、韓国の翻訳小説の仕事をしたんですけど、それぐらい…
聞かれていませんかな?
そうです。
こういうテーマ投げてくれたら面白いんだけどなとかってあったりします?
やっぱりSF越し新一誌とか読んでたんで。
36:00
そうなんですね。
そういう不思議な感じとか、
こういうパッと思いつかない感じが仕事につながらないのかなって。
急に厳しい。
僕も考えてくればよかったな。
まきすみさん、架空想定に反応してくれたじゃないですか。
結構早い段階で反応してくれた人の一人なんですよ。
そうなんですね。
ああいうの面白いですか?
めっちゃ面白いなって思って、私もやりたいぐらいの気持ちで見てました。
本当ですか?考えてみようかな。
架空想定やるって言ったらやりますか?
やりたいです。
本当ですか?思いがけず。
めちゃくちゃ勉強になりそう。
読んでるだけでも本当にすごいなって勉強になりました。
本当ですか?あれ結構大変で。
そうですよね。
あんまりうかつに誘わないことにはしてるんですけど、
こうやってゲストで来てもらって、興味あるって言ってくれるならちょっと考えてみようかな。
おじいさんは何も考えず12作やろうって初めてやったんですけど、12は多かったんで。
すごいですよね、12作って。
次やるとしたら多くても6かなとか思ってるから、ちょっとじゃあ考えて。
僕としても脇墨さんに描いてもらって、これちょっと新しいねみたいなの見つけれたら楽しそうだから考えておきます。
今パッと出てこないけど。
ぜひありがとうございます。
嬉しいです。やっぱりイラストレーターになって一番やりたい仕事を創画。
あ、そうなんだ。ちょっとじゃあ、描く想定できっかけになれたらいいっすね。
そうか、返事はひたすらまたバーってやるタイミング作ってっていう感じか。
そうですね、そろそろやらないと。
明らかにつまずくこととかはあんまないですか?スランプ的なのは今のとこまだないですか?
そうですね、なんか描く気が起きないなーみたいなのとか、全然思いつかないなーみたいな苦しい時はあるんですけど、
でもその繰り返しな感じもするし、すごい失敗しちゃった時とか、やってみたけどこれはうまくいかないなーみたいな時も、
割とただでは転ばない。ダメだった中に、やったからこそこれを見つけられたよねーみたいなのを見つけるというか、
39:03
結構そういう風に変換するみたいなのは得意で、すごい嫌なことあったりした時も、これがあったからこういうことに気づけたみたいな、
なんかすごい前向きなタイプではあります。
とりあえずその中で良かったことを見つけて落ち着くみたいな。
うんうん、なるほど。
いやーもうそう出て本当に一歩一歩着実に前進してる人だなー。
すごい安心感がありますね。
壁に何かを打ち上げるぜっていうタイプでは多分ないじゃないですか。
そうですね。
細く長くやりたいみたいな。
いやでもそれがすごいわかるし、本当にそうやっていけそうな感じがするからなー。
映画の国宝を見ましたか?
見ましたよ。
やっと見たんですけど、みんなが良かったって言ってる時にも全然いけなくて、
まだやってるしそろそろ終わっちゃうかもしれないから、そこに見に行こうと思って。
本当に先月とか後それぐらいに行ったんですけど。
なんかあれ見て最初に思ったのが、ほどほどに行きたいって感じ。
逆にね、あれはもう打ち上げようっていう人たちですからね。
どうですかおじいさん、いきなりですけど。
なんかその、割と同期でこの間の話だと、もう古典にちょっと誘われなくなって、
でも自分のでできることを見つけていこうみたいな話をしてたじゃないですか。
それで言うと、あの話をしたけど、多分それとは入れ違いで1個古典決まったから、
2次元の辺もありますということだけ。
まあ結果オーライか。
なんか言ってたけど、良かった。
でもあの時の気持ちは本当ですからね。
なくてもやっていこうとする。
そうそう本当ですけど、すごい喰らう感じがありました。
そうだよなと思って、やっぱり興味があることとかやりたいこととか、
そういう動機がある時が一番新鮮にいい作品作れるよなってしみじみなりました。
しみじみになりますよね。
いや、なんか本当に今このタイミングで牧住さん呼んで良かったなってすごい思ってたんですけど、
うりゅうさんとかやたら派手なエピソードが多かったから。
なんかゲストの方たちみんなすごい方たちばっかりで、私大丈夫かなみたいな感じになりました。
42:05
なんかやっぱり華やかな形が続いた感じもあったから、
いやでも結構リアルではこうやってこう1個1個着々と、
なんかその自分で何が好きだったっけとか、自分何が拡大だっけみたいなのを積み上げていくのが
どっちかっていうとリアルで、
たまに何年かに1回コンペで賞を取ったりとか、花火が打ち上がることはあるけど、
でも基本の姿勢はこれだよなと思って今日聞いてました。
なんかドラマチックなエピソードとか乙女すぎるのも良くないよなと思って。
なんかね、どうしてもこういう配信してるとそういうキャッチーな話題を探したくなっちゃうけど、
なんかね、いいなと思いました。
最近わかってきましたからね、この配信はリアルをお届けするっていうのが結構大事にした方がいいっていうことがわかってきたんで、
話として面白いとかどうかは聞く人次第ではもちろんありますけど、
どっちかというと今こうして活動してる人がいるんだよっていうのをそのまま届けられたらいいのかなっていう気はしたんで。
はい、というところで告知とかありますか?
今度の6月に個展をやります。
場所は?
表参道のHBギャラリーで6月の12から17の期間で。
12から17、はいはいはいはい。
やらないと。
やらないと。
あの、ちょっといつになるかわかんないし、本当に実現するのかわかんないですけど、
ぜひなどとも各争点一度検討してみましょう。
はい。
はい、ということで、じゃあまたどっかでお話しましょう。
はい、ありがとうございました。
失礼します。
45:20

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