やっぱりちょっと違うアプローチをしなきゃいけない。
よくうちもね、さくらさんが正面からぶつかり合って、揉めて、子供は泣き叫び、
母は倒れ、もう無理みたいに倒れてっていうのがあって、
やっぱりそこまた父親が言って同じことやってもさ、何も打開されないわけ。
なので父親的な役割として、その気分を忘れさせることが大事なんじゃないかと思って、
めっちゃ相撲を取ろうとしてるわけ。娘を見てると。
だけど、いやこれ相撲じゃないんですよみたいな。
全然違うことやりましょうみたいなことを比較的やるようにしています、最近。
じゃあ例えを教えていただけますか。
まず、ご飯食べたくないとか、幼稚園行きたくない、保育園行きたくないってなるじゃん。
上の子のDの場合は、とにかくおやつです。
だからほんと保育園の2歳、3歳ぐらいの時、入り口で毎回おやつをあげてたんです。
世間の目とかもあったけども。
そうだね、保育園の入り口で。
階段登りたくないけど、階段登ったらこれって言って、階段の上で食べさせて。
入り口で食べさせて。
本当はダメだから。
本当はダメです。
本当はダメです。保育園にアレルギーとかいるから。
だから中には入らないレベルで。
でも知り合いの人が連れちゃって、こんにちは、おはようございますとか言って、お尻に隠しながらね。
ヒュッヒュッってお尻に隠しながら。
まずこれは1つね。何かここにたどり着いたらシールがもらえるよとか。
この成果報酬的なね。
これもう仕事と一緒ですね。
人参を餌にして走らせるみたいなことは1個普通にあります。
テンションを変えるっていうことが必要だと思ってて。
魔法の一言で、さっきのシール帳とかお菓子っていうのは一発逆転ホームランで
それがあれば気分がパッと変わるっていうのは、3歳とかね、ちっちゃい時までなんですよ。
大きくなってくると、それ騙されないでしょ。全然。
そうだね。なんやかんや言い訳したりして。
朝起きた時から、1つ1つの積み重ねなんですよ。
行きたくないって思いがあって、急に何かで急に行きたいとか、頑張ってご飯食べるってなんなくて。
そこまで、行くとかご飯食べるっていうところまでの積み上げ。
これがもうとにかくとにかく機嫌悪くしないようにとか、楽しいようにっていうことを心がけてます。
しかもさ、子供によって朝が強い子、弱い子みたいなのがあるっていうのが分かって
上の子は朝が強いから、わりと朝ご飯とかも食べてくれるんだけど、下の子は朝が弱くて
私もなんですけど、遺伝だと思うんですけど。
朝ご飯を食べるテンションまで持ってくるのも結構大変なんだよね。
テンションを作っていくっていうことが非常に大変で、子供からすると親から言われることって
自分がやりたいことと真逆なこと、ブレーキかけられるわけじゃん。
遊びたいのにご飯食べなさいとか。
これが多分多くの場合ブレーキ役が母親に今、日本社会では相変わらずなっていると予想しているので
父親はとにかく小西木とか明物みたいな、例えばわかる?昭和の相撲の話してるけどわかる?
だいたいお相撲さんの名前っぽいからいいんじゃない?
小西木とか明物みたいな、でかくて突進する相撲じゃダメで、舞の海みたいな
舞の海わかる?
舞の海わかるよ。
伝わってる?カジラのみんな。
舞の海的に変化球?うまくくるくる回りながら翻弄する?
ってことを令和パパには是非インストールしてほしい。
でも朝にパパがもうすでにいないみたいな過程も多いよね。
シャワーに入ってて、お湯で浴びてるんだけど一緒に。
だんだんとね、よそ見してる間に冷たくするの。
めっちゃ冷たいわけ。
冷水を浴びる。
パナップがすごいウケて、もうやんないでねって言うの。
こっち向いて喋ってる間にまたやって、冷水になって、キャーって騒ぐんだけど、それを一緒に道連れにして、自分も一緒にかかるのね。
そうすると二人でキャーみたいな、冷てーみたいなこと言って。
共有するんだね。
同じ世界に入るの。
なんかこの同じ世界に入るっていうのすごいポイントな気がしてて。
私の好きな社会学者の宮大真嗣さんって人がいるんですけど、この人の話、いろんな恋愛系の話も結構多いんだけど。
そうだね。
よく男女がね、知り合ったらまず何をしろっていうと、散歩しろっていうのね。
それは同じスピードとか、同じ距離を歩いて、その中で身体感覚を合わせていくみたいなことができるんだっていう話とか。
散歩でできるんだ。
子供が小さい頃の教育では虫捕りをするのがいいよみたいな話もあるんだけど、
そういうのもやっぱり虫を捕るっていうことは虫の気持ちになったりとか、魚を捕るでもいいんだけど、魚はどういう動きをしているのかっていう。
その捕る瞬間は生き物と自分が同じ世界に入るっていうか。
そういう体験っていうのはすごく感受性を高めるのにいいんだよねって話があって。
なんていうかこう、同じ世界に入れてないのよ。揉めてる間って。
親から言われるのって子供好きじゃないよね。聞いてくれないよね。
なんか聞いてくれるまでは同じ世界の住人でいて、そこでお願いをするっていうか。
そういうことなんだなっていうのが最近わかってきました。
パンツさんじゃなくても、お気に入りの人形とかそういうのを挟んで、
母が言ってるんじゃないよ、このアンパンマンが言ってるんだよ、みたいな感じにすれば。
そういうテクニックはあるかもしれないし、でもそのテクニックを発動する前に散々揉めてたら効かないから。
やっぱりそこの、難しいんだけどね。
テンションね。
寄り添いと社会的にこうしてほしいっていうのはさ、結構違うベクトルだから。
それが合うといいですよね。
そうですね。
というわけで、イヤイヤ禁に対してこういうことをしてみましょうという話をしましたけども、どうでしたか?これ。
テンションは上げていきましょうってことですね。
テンション上げていく。子供のテンションに合わせていくみたいな。
テンション低い私にはすごい新しい発見でした。皆さんはいかがですか?
皆さんはいかがですか?もう何回も見たから、その衝突の現場を。
なんかさ、ほんとこっちもやっぱテンションが低くて余裕がないとそういう考えに至らないんだよね。
起きてるだけで精一杯みたいな状態でさ。
でも私もこんなこと言ってますが、それをやって翌日朝また同じことが起きてももうできないからね。
もう前回の疲れでできない。前日の朝の疲れ。
これまたやるのかーみたいな。
もう3日に1回ぐらいにしてほしい。せめて。
これもまあいつか笑い話に大体なるわけですよ。
今めっちゃ苦しいけど。今めっちゃ苦しいこと応募に収録しましたけどね。
皆さん、止まない雨はないので、お互い頑張っていきましょう。
いつかは止みます。
というわけで今週もありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
概要欄のGoogleフォームから質問お便りなどお待ちしています。
またツイッターでもハッシュタグかじらじで手と手公式アカウントより発信しています。
かじらの皆さんフォローお願いします。
お願いいたします。
ありがとうございました。