■今日の「家事のあいだ」に読んだ気になれる本

妻に言えない夫の本音-仕事と子育てをめぐる葛藤の正体 -朝日新聞「父親のモヤモヤ」取材班

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■今回のもくじ  

巨大ブーメラン/父親のモヤモヤって?/妻に言えない夫の本音!/ライターのヨッピーさん!/子育て男性は蚊帳の外?/いつか母親が通ってきたのとおんなじ道/イクメンはネガティブワード! /昭和が令和かどっちのパパ?

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00:08
家事のあいだに、聞くラジオ、カジラジ
株式会社テトテ、三浦です。
株式会社テトテ、里奈です。
よろしくお願いします。
というわけで前回、家事、カジラジのテーマである日本人男性と家事みたいな話をしました。
そうですね。家事をメインにお話ししましたが、どうでしたか?
やばいですね。
日本人男性、やばい。
そこで彼らにどうコミュニケーションしたらいいかっていうのをざっとまとめると、
なんか思い出したやつはね、良い話だなと思ったのが、
新人に対して接するみたいな話は何回もあったり、
あと、不満は落ち着いた時に言おうとか、
あと、家事をたくさんやる方が、もうできないと言っちゃうとか、
あとは、家事をやる側が、そんな高いレベルを求めないようにするとか、
そんなことばっかりで、情けないです。
非常に情けないです。日本人男性。
彼らがこれくらい頑張って、こっちが上歩して、
もうしないと前に進めないって、もう三歳児ですよ。これは。
本当に。
はい。はい。そうでございます。
それが全部巨大なブーメランとして今帰ってきて、すごい辛かったんですけども、
でも、なんか日本人男性とのコミュニケーションなんか見えてきたでしょ?
うん。こちら側も予定を整理できたというか、
改めて認識できたことで、余裕を持ってさせられるかなと思います。
本当に皆さん気を使って対処してほしいんですけど、
次のテーマが、前回家事だったんですけど、
今回は日本人男性と育児みたいなことですね。
パパとしての日本人男性みたいな話をしていきます。
結構男性が育児にコミットする時代が今、かなり来てますよね。
多分雰囲気的にはね。
ゴリゴリに来てますね。
ゴリゴリやってますよね。
それも結構家事と似てるところがポイントとしてあったりとか、
いろいろあるので、
そのあたりを父親のモヤモヤみたいなキーワードとか、
育免とか、そういう話をしながらいきたいと思います。
03:00
はい。
では、どうぞ。
というわけで今日は、本の紹介ということで、
タイトルが、妻に言えない夫の本音。
仕事と子育てをめぐる葛藤の正体。
というタイトルでございます。
子育て本ですかね。
まあ、そうですね。
子育て本というより、
夫育て本という方が正しいかもしれない。
そうですね。
夫を育てたいですね。
タイトルも妻に言えない夫の本音って言ってるのに、
私は今妻の前でこの本を読んだ話をしようとしております。
妻です。
なんかこの本はですね、
ライターのヨッピーさんという有名な人がいるんですけど、
佐藤さん知ってますか?ヨッピーさん。
いや、失礼ながら存じません。
ヨッピーさんはですね、
すごい面白い記事をアップするライターさんみたいな人で、
近年のサウナブームとかも結構作り上げたような、
インフルエンサーですね。
先輩じゃないですか、サウナの。
サウナっていう枠で見たら先輩ですね。
インフルエンサーとしても全くもって後輩にまだ値しない。
なるほど。いろいろブームメントを作っている人なんですかね。
すごい影響力がある人で、
その人がツイッターで炎上っぽく盛り上がってしまったことがあって、
その書き込みが、
お子さんが生まれたので、
ヨッピーさんがやる気になって、育児ゴリゴリやるぞって言ってたんだけど、
あるじゃないですか、生まれる前の教習みたいな。
お腹に赤ちゃんと同じ重さのものを入れて、
靴を履かせるとか立ち上がらせるみたいな。
公衆会ね。パパママ公衆会みたいな。
ありますね。
そういうのにもちゃんと参加して、
私も当時参加しましたけどね。
えらい。
洗うやつとかやるよね。
首を持ってとか。
お人形を持って洗う練習とか。
あとは赤ちゃんと同じ重さの重りをお腹につけたりとか。
正確には肩からエプロンみたいに羽織って、
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お腹のところに重いものが来るみたいなものですかね。
そういうのに参加していて、
だけどそこに行ったら、
先生とか助産師さんとかがみんな、
ママはですね、お母さんはですね、みたいな。
ママを主体で話をするので、
男性が参加してるのに、
基本ママ主役じゃん、みたいなこととか。
男性が参加できないそういうものもあったりとか。
僕は気にしないけど、
心が折れちゃう父親もいるから、
改善してほしい、みたいなことをつぶやいたところ。
おそらく女性の方から、
何言ってんだお前、みたいな。
いわゆるリップラインがですね、
いわゆるクソリップが飛んできたっていう話だと思うんですけど。
まあ村ですからね、こうツイッターはね。
そこは気にしなくていいと思うんだけど。
これがすごく、このヨッピーさんがこの問題提起をしたことで、
そこに反応した人が朝日新聞の記者の高橋さんという人が。
その人が書いた本。そのチームが書いた本なんですね。
ヨッピーさんが書いた本ではなくて。
ヨッピーさん全く関係なくて。
この朝日新聞の高橋さんという人たちのチームは、
ずっとそういう男性の育児参加、家事。
育児参加による悩みとか、
そういうことにすごくフォーカスをして取材をたくさんしていて。
だからこの本には、そういう実際のパパ、お父さんが
こういう苦しみがあるという生のリアルな声を集めていたりとか。
あとは、そういうことを研究しているジェンダーとか。
家族社会学みたいなのを研究している先生のコメントとか。
あとは、日本においての男性の家事育児参加率みたいなことを
ちゃんとデータ、世界と比べてどうなのみたいなデータを集めてきたりとか。
そんな新聞記者の人たちが書いているので、
結構その生の声とそれを研究している人と、
世界から見た日本みたいな。
そういうことはざっくりわかります。
割と真面目な人たちが書いた。
そう、真面目な人たちが書いていて、
ちゃんと客観的に分析をしようと試みているとても面白い本でした。
09:03
ヨッピーさんが女性たちからリプライが飛んできてしまったみたいなことを
おそらくこの朝日新聞の編集チームの人たちも
そういうインタビューを散々聞いていて、
内容がわかるところであって、
ヨッピーさんにもウェブメディア、ウィズニュースというウェブメディアをやっているんだけど、
そこでヨッピーさん取材したりとか、
そういうところから父親のモヤモヤというキーワードの比較が始まったらしいんですね。
そうですね、結構女性の子育てに対する、
夫に対するモヤモヤとかはあるけど、
男性のモヤモヤみたいなのって取り上げることがなかったかもしれない。
男性のモヤモヤってみんなあるわけなんだけども、
取り上げられてこなかったからというところなんですが、
これ面白いのが、彼らがステートメントみたいな宣言を出してるんだけど、
基本的に女性に謝ってるんですよ。最初に。
謝ってるというか、父親がモヤモヤ?何言っちゃってんの?
みたいなことを女性にみんな思ってるわけ。
基本的にはそう。
そう思うよね?そう思いますよね?
そうですね。
そうなんだ。実際に俺もそう思うし。
それは読んだ後の感想ですか?読む前の感想ですか?
読む前からかな?
ステートメントでは、家事や育児の大部分を補って、
パートナーのやりとりに不快感を覚えるのは、多くの場合、母親です。
父親のモヤモヤにピンとこないで、
そんなこと言ったら苛立つ人もいるでしょう。
みたいな前提から始まってて、
だけどこれは重要な問題なんだよっていうところ。
だから大前提として、
母親の皆さん、ごめんなさいっていうことですよね。
っていう立ち位置から始めないと。
ヨッピーさんみたいに、それは一個正しいことを言ってると思うんだけど、
その前提がないと。
そもそも女性たちは、もっと大変なんだぜっていうことを
分かった上で、ちょっと一言だけいいですかって言って、
男たちがモヤモヤを発してもいいんだみたいな状況だったと思うんですね。
そこをすっ飛ばして、俺たちの権利みたいなことを言い出すと、
12:05
私たちの権利もないがしろにされてきたんだけど、
っていうようなことが起きてしまいがちということで、
これは本当にこの本のテーマでやっても結論でもあるんだけど、
この父親のモヤモヤっていうのは、
多くの母親がこれまで直面した困難の追体験かもしれません。
って言ってるわけです。
この前提をあった上で、
母親の方がすごく大変だったことを踏まえた上で、
新しい家庭のことを今までやるようになった男性が苦しみ始めたっていう、
新人ですよね。
我々新人の悩みなんて大したことないじゃん。
そうだね、プロからすればね。
なんでそんなこと悩んでるの?みたいな。
この見積もりってこれでいいんですか?
エクセルの印刷ってこれでいいんですか?みたいなことに、
こんな時間悩んでたりするでしょ、新人って。言えなくてとか。
そんなのない!そんなレベル?みたいな。
会社で言うとね、本当にそういう基礎的なレベルの話を言えないところから始まるよね。
この悩みって聞いてもいいのかどうかとか。
先輩はそういう悩み何回もぶつかってきてクリアしてるからいいんだけど、
そしてその新人の頃の気持ちを忘れてたりするんだよね。
それでまた、今さらその話?みたいな。
ちょっと態度を取っちゃったりするかも。
とかね。
なので、最近女性がみんな通ってきた道をまた男性が追体験をしてる。
ということはすごく一貫して読みながら感じながら読んだ方がいいコンセプトだなっていうのは感じました。
で、面白かったと思うところに行きたいんですけども、
これね、一個ね、すごいわかりやすいテーマが
イクメンっていう言葉を軸に話を進めるんですけども、
これが父親のモヤモヤの正体は何かっていうのを考える上ですごくキーワードになる言葉なんです。
よく聞く言葉というか、
最初はね、ポジティブな言葉、漢字で使われてたと思いますが、
最近はちょっと、男性からしてもちょっとそういうふうに呼ばないでほしいみたいな人も出てきたよね。
15:10
2019年にイクメンという言葉に関してどう感じますか?というアンケートをやった場合、
基本的に男女ともに半々ぐらいの対象者だったんだけど、
結果としてはイクメンという言葉が嫌い、どちらかといえば嫌いという人が合わせて7割ぐらいを超えた。
2019年の時点でもかなり嫌われている言葉だった。
3年前から嫌悪感を持つ人が多くなってきたんですね。
この本で分析していて、その理由は2つあって、
1つはどちらかというと、ポジティブというか、育児参加をしている男性、令和の男性と言いましょうか。
そうですね。令和4年ですもんね。
令和4年ですからね。
令和の男性は、男も子育ては当然だと思ってるわけですよ。
デフォルトで僕らやってます。
なのに、イクメンですね。休日に奥さん連れて、平日もお迎えに行って、みたいなことを近所のおばさんとか言うでしょ。
そうだね。
軽く言えるじゃん。イクメンとか。
知り合いのおばちゃんとか、親戚のおばちゃんとか。
言うでしょ。
だから、特別にすごいみたいな。
知り合いじゃなくて、言われるもん。薬局とかに子供連れて、みんなで行ったら、ママなしで言われるよ、おばちゃんとか。
これを本気で自分はやってるという人にとって、例えば育休とってるとか、
本当に夫の主婦の家事とかも完璧にやってるような人からしたらすごい違和感だったり、
あとはこの本にも出てくるんだけど、例えば離婚したりとか、奥さんが亡くなっている人とか、完全な片親になっていると、別にイクメンとかじゃねえじゃんっていう話なわけ。
本気でやってんだよ、みたいな。
それこそ片親の父親とかはそれどころじゃないよ、みたいな話ですよね。
そういう人たちにとってイクメンっていうのが、特別視された違和感を感じる人たちっていうのが、令和の男性としましょう。
もう一個の理由としては、これは昭和の男性的なところなんだけども、
18:04
基本的に両立、疲れ、愚とこの本と呼んでるんですけど、
仕事と家庭の二刀流みたいなことが、男は仕事でしょ、みたいな昭和の定主観パク的な価値観の人がやっぱりいて、
大黒柱的な考えの人ですね。
そういう人たちにとっては、イクメンとかやめてよ、家庭でも責任増えちゃうじゃん、そんな言葉みたいな。
そっちもあるんですね。
個人的には私は最初の…
昭和?
いや、昭和じゃない。
あれ?そうだった。令和なんだ。
令和のパパなんだ。
イクメンって言葉に関しては、そういうふうには思ったけど。
次回へ続く!
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