女友達との夢
さて、昔はさ、よくさ、女友達とさ、おばあさんになったら、アパート帰ってみんなで住もうよ、とか言ってたよね。
それね、一生の憧れだよ。
ね、必ず言ってたよね、こんなことね。みんなも言ってたと思うけど。
言ってた。どこの友達に行っても言ってた。
ここのグループだけじゃなくて、あっちのグループでも言ってた。
そうだよね。で、私、ご飯担当やるとかね。
あのね、夢は自分がそのなんとかね、ツルカメソウみたいなのを買って、古いアパートを買ってさ、で、人部屋をさ、開放するのよ。みんなのリビングみたいな。
いいよね。
そんで、あいつ、あれ、今日降りてこないじゃんって言って、カオチン死んでるか?みたいな。
そんで行ったら、本当に死んでたみたいな。
生存確認しあってね。
っていうさ。
憧れです。
今日はそういう話をしたいと思って。
ワクワク。
この番組では、私、カオチンと、
私、ミュウチンが、50代女子の日常をゆるっとお届け。
あったらいいけど、
なくてもいい。
ホームパーティの流行
そんな話題を語ります。
せーの。
かいわれ帝国、はじめるよ。
番組を後から聞きたい。途中で決してわからなくなってしまった。
とならないために、
番組をぜひフォローしてくださいね。
はい。
というわけで、
なんすかなんすか、ワクワク。
いやね、
そういうさ、これもね、
50代になってからの、この間言ってた、
再開ブームからの流れもあってね。
はい。
学生時代の後輩女子の子がね、
ホムパに呼んでくれたんですよ。
はいはい。
ホムパ?
ホムパ。
ホムパーティー。
ホムパーティー。
ホムパーティー。
お家にご飯食べに来てくださいよ。
はいはい。
友達呼びますので。
素敵。
私の周りの友達と3人で参加して、
わいわい楽しくおしゃべりしてたんですけど、
その子がね、
週にもう2回も3回もホムパしてるんだって。
パリピ?
そう。
パーティーピープル?
そう。
でね、
そんなにやってるんだけど、
それでこの間ね、ある番組から、
そういうライフスタイルについて取材受けてるっていうのよ。
番組ってテレビ番組から?
そう、テレビ番組から取材されてるんで。
すごいねすごいね。
なんでもね、どうしてそういうのを取材されてるのかっていうと、
彼女がお一人様ネットワーク的なものを自分で展開していて、
周りの人何人かとやってるんだけど。
それでネットワークっていうのはさ、
お一人様ネットワークって気になるワードが続いてるんですけれども、
ちなみになんかこう、
携帯としては、
お友達同士でやってるのか、
そういうなんか団体的な何か?
なんかね、そんなに大きくはないの、今まだ。
始まってるばっかりで、
本当にお友達口コミでつながった数十人ぐらいだと思う、まだ今。
でも数十人ってすごいね。
そうそう。
NPOみたいな形?
そうだね。
じゃあ非営利団体的な感じで、
別にそこに会費がいくらとかそういうのもない。
ないんだ。
ただ本当に純正たるつながりを持とうと。
顔が見えるつながり
じゃあちょっとサークルみたいな感じ?
まさにそうだね。サークルだね、やたく言うと。
今さ、SNSでつながるってことは簡単にできるけど、
なかなかちょっとそれでは立ち行かないこともあろうねということで、
多分こういうの広まってると思うんだけども、
例えばさ、女一人さ、その人も実際自分のご両親ももう亡くなり、
兄弟も亡くなってってなって、たった一人ってなった時に、
ふとこの先自分に、もし大病、病気が見つかったらどうやって病院に通うとか、
いろいろ先々さ、自分に置き換えた時に不安なことがいっぱいあるじゃない?
そうね。
だけじゃなくさ、やっぱりさ、みんなでさ、
おばあさんだったらアパート変えて住もうよって言ったさ、起点みたいに、
女一人だと不自由なこともあるじゃないですか。
多いですよね。
電源、電球切れちゃったとかさ、家から仕事ちょっとあったりとかさ、
それこそ家借りたりとかそういうこともわからない、あれですもんね。
そうだよね。
切れちゃった時とか、そこが立ちの木になっちゃった時とかね。
ちなみにその後輩は同じように、アラフィフなわけですね。
そうそう。2個下ぐらいなんで、バッチリ近いんですけどね。
今は会社員なんですか?
仕事は、フリーランスでお仕事してる。
フリーランスとはまた別に、そういうネットワーク作りをして、
そういった自分の行く末を見据えて、こういうふうに人ともつながるよっていうことなんだ。
たまにお花見の時期になればさ、何人か、都合のいい方一緒に行きません?とか言ってお花見したり。
実際会ってるんだね。
会ってる。
それはすごい。
SNSとちょっと違うんだよね。
そこが違うんだよね。
なんかね、ちょっと前時代的な気もするけど、今逆に新鮮じゃない?
新鮮ですよ。
ちょっとお花見もすごいけど、ホームパーティーに戻るとそういうね。
そういうのもホームパーティーで集まりましょうっていうのも、
そういうサークルみたいなもので、
知らない、口コミで、友達の友達みたいな感じでつながっていって。
全く赤のね、他人がホームページ見ましたって入ってくるというよりかは、どっちかっていうとなんとかさんの知り合いで。
安心だね。
入ってくる人が多いから、だからすごく原点だよね、そういう人のつながり方の。
ちなみにそれは女性だけ?
女性限定。
またそこがね、言うてやっぱり安心だよね。
そこにどうしても男性が入ってきちゃうと、ちょっとさ、参加できない人も出てきたりとかするとさ。
あとね、取り合いとか色恋沙汰が絶対起きるのよ。
楽しそうだわ。
それはまた別の話でね。
だって聞くもん、老人ホームでもそういうことって。
そうだよね。
割と男女間のね、揉め事とか大好きな私としては。
大好きなんだ。
自分がね、当事者にならないからいい気なこと言ってますけどね。
でもやっぱそういうことが起きたりするから、取った取られた、
あの人はあの人のことが好きなんだ、嫌いなんだ、みたいなのが起きがちだからね。
っていうのがあるから、やっぱりそういうのがなくていいですよね。
あとは、一番重要なのは、その人たちと自分の周辺の連絡先を共有しておくっていうか、
無理に共有してるわけじゃないんだけど、自分の身にもし何かがあった場合、どこに連絡してほしいか。
あれ、小学校の時登録してたような連絡カードと一緒だね。
そう、連絡カードね。
あったじゃん、緊急連絡先。
緊急連絡先、1番目、2番目ってね。
まさにそれですよ。
昔ってさ、個人情報ない時代はさ、学校の全員の住所と電話番号の名簿あったよね。
だから知らない人も電話番号知ってたし、
でも今ってそれがないから、分かんないよね。
分かんないよね。
友達もそっちも全部、あえて聞かないと分かんないし、
あれ、この人電話かけようと思ったら電話番号知らないってこと結構あるからね。
あるでしょ。しかもさ、緊急だからさ、そういう時って、
SNSの繋がりとかでさ、のんびりメール、ダイレクトメッセージを送って待ってるとかじゃないんじゃない?
確かに確かに。
これもちょっと前に話したけどさ、私の友達がさ、実は亡くなってましたってことが分かったじゃない?ずっと。
3ヶ月も4ヶ月も探してて。
探してたんだもんね。
リアルにものすごい、家の周りウロウロしてさ、
不審者みたいに家の周りウロウロして、全然夜分かりついてるかなとか、見ながら。
お家の場所知っててもそうなんだもんね。
さすがにさ、中開けて入りましょうってわけがないから、
そういう時に彼女の近しい人、連絡先とかもっと早くたくさん知ってたら、
トネタル次第にかけて様子聞けたのになとか、思ったりするよね。
そうだね。また彼女の側からも、もしかしたら連絡ね、でも分かんないね、そこはね。
なんだろう、女性が一人っていう、なかなかさ、何が起こるか分かんないから。
そうね。困ったこともね、こういう悩みとかもね。
そうそう。ちょっとしたこと、そのことも言ってたけど、対のないことを話しておくことで、
どういう人なのかっていうのがすごく分かるんじゃない?
なるほどね。
いろんな情報になるじゃない?
そうだね。なんか、SNSのやりとりもそうだけど、結構セーグメントされてしまって、
人となりまでは分からなかったりとか、
メールのやりとりとか、LINEのやりとりとか、メッセージのやりとりって結構凝縮しちゃうもんね。
無駄話してないよね。余計な寄り道がね。
こんなタイミングで話してると、寄り道だらけでさ、関係ない話ばっかりになっちゃうけど。
本当だよね。
そうだよね。
だから、家族と一緒に住んでると、どうでもいい話とかするじゃない?
ああ、するわ。どうでもいい話ばっかりだから。
そうでしょ。だけどさ、そういうどうでもいい話をできる仲間作りみたいなこと。
確かにね。
だと思うの。
でもそれってさ、結構本当に独り身になった場合のことを考えると、
そういうネットワークっていうか仲間がいるっていうことは、すごい強みなんじゃないかなと思って。
これからますます必要になるね。
いや、すっごい必要になると思って。
そしてそれの一環で無駄話というか、そういう寄り道の話だったりっていうのでホームパーティーだったり。
そうなんだよ。
それがさ、居酒屋ではなく、あえてホームパーティー。
そうだね。ホームパーティーだと、人隣がすぐわかるっていうか、どんなお家住んで何が好き?
そうだね。住んでる場所を知ってるっていうのはすごいよね。
なんか病気になった時もさ、よくありがちだけどさ、なんか持って行ってあげる。
会社でもあったけどさ、コロナ禍でさ、熱出してるって言った時にさ、
じゃあもうポカリスエットでも何でも届けるよと思っても知らないと思って。
ホームパーティーの魅力
そうでしょ。住所聞くのもなんかさ、それで届ける。いいよいいよって気にしちゃうかなとかさ。
そうだね。
みたいなこととかも。
さっとドアノブに引っ掛けてって素敵だよね。
かっこいいよね。
いいよね。
漫画で出てくる。
やってみたい一度。
やってみたい。漫画ちゃんだから。
なんかさ、そういうことも大事だね。
なるほどね。
で、またさ、その彼女のさ、ホームパーティーが週に2回も3回もやってるっていう。
すごいよね。2回も3回も。
いや、人をさ、お招きしてさ、とか行ってとかいうのはさ、
なんかコロナ禍で、子供が小さい時は確かにやってたなっていうのはあるんだけど、
外行くとなんかね、子供があれするからね。
そうだね。楽だもんね、家の中の方がね。
家の中の方が楽で遊んでおけるっていうのがあったけどさ、
コロナ禍で1回そういう分断されたというか、人を招くのも招かれるのもちょっとまずいねってなったから、
そういうお作法を忘れちゃってがちかも。
どうやって人を呼んだらいいかも分からないし。
分かる。ちょっとハードル高く感じちゃうんだよね。
うん、なってる。
でも逆にね、この間その彼女の家に行ったら、いい意味で言ってるんだけど、
すごいびっくりしたことに、どんだけ広い家住んでるのかなと思ったら、ものすごい狭かったの。
あのね、本当に冗談じゃなく、6畳7畳ぐらいのスペースにギュッて、
大きめのテーブルがところ狭しっていうか真ん中にドンと置いてあって、
もう椅子とかちょっと動かすにも、ごめんなさい、指挟まないでっていうぐらい、
椅子はあるんだ、でも。
椅子はあった。プラスチックのスタッキングチェアがあって。
ああ、じゃあもう人が集まるように。
ホームパー用に。
ホームパー用に。
えっと、いろいろインタビューしてるんだけどさ、その時は何人ぐらいに集まったの?
9人とか10人近かったかな。
6畳とか7畳の空間に。
テーブルの座ったらもうすぐ後ろ壁。
ああ、それがまた逆に安心しちゃう。
小さい声でもよく聞こえるからさ。
いいね、それいいね。
あれだ、結構さ、居酒屋だとさ、
それぐらいの人数だと分かれるじゃん、2人。
分かれて逆に真ん中に座ってるとどっちにも入れないまま、
不思議なモナリザの笑みを浮かべながら、
ひたすら食べて飲むしかないみたいな人になっちゃうこともあるじゃない。
結局そんなにどっちとも喋れてないみたいな。
ホームパーティーだとさ、
割とギューってなってる。
ギューってなってるアレもあるのか、あんまり会話の垣根なくなるっていうか、
黙ってても、笑っててもついていけるっていうか、
違和感はそんなに生じないっていうかさ、不思議だよね。
不思議だね、ホームパーティーがちょっとまだよく分かってないからかもしれないけど。
密接したギューってなってるのがいいのかなと思ったりする。
そうだね。あとね、料理とかもすごい気遣いさせないというか、
やっぱり週に2回も3回もやってるだけで、お上手っていうのもあって、
あらかじめ自分で作るものは何品かって決めていて、
あまり席を立たないように決めていて、
全部冷蔵庫に準備してあって、足りなかったらウーバーしますんで。
みなさんで誰か、良き人ウーバーしてください。
飲み物はそれぞれみんな自分がいいなと思ったもの買ってきてください。
あらかじめって言って、全部LINEもくれてたし。
で、お皿とかも普通に家にある、特になんか素敵な皿とかじゃなくて、
ここに置いてあるもの何でも使ってくださいみたいな。
コップも色々あるコップも使ってください。
で、いっぱいになったら洗い物一旦やって、それからまたやりましょうみたいな。
その感じがすごい気持ちよくて、
楽しそう。
なんかその、ちゃんと座ってお行儀良くしてなきゃいけないことは一切なく。
まあお行儀いいよ、みんな年だからね。大人ですから。
昔みたいなやりちゃいし始めて、ベランダで出て大声で歌い始めるとかそういう。
昔ありましたね。
昔はそういうのね。
ありましたけど、そういうことする人いないから。
すごくなんかこういろんな、ちょっとしたさ、その子の、
いや先週万博行ってきたんですよ。
楽しそう。
どうだったの?とか言って。
本当に虫いた?なんていう話をさ、聞いて、
私が行った時こうだったよと他の人が言ったりとかしている話とか聞くとさ、
居酒屋トークとはやっぱりちょっと違うっていうか。
そうなんだね。
なんかもうちょっと違う話ができるのかな。話のね、なんか種類も違うような気がして。
へー、ホームパーティーやってみたいね。
そう、なんかハードル下げてもらった感じ。
ね、でもさ、お得意、お得意って言い方が。
いや、あなたもお招き上手じゃん。
いや、もうね、何だろう、準備がやっぱりある程度かかるし。
そうだよね、お料理上手だもんね。
また、コロナ禍で分断されたっていうのは確かにあって、
なんとなくほら、呼んでも聞きたくないんじゃないかなっていう。
悪いかなって呼んだら。
うち犬もいるしね。
とかいうのもあって、ちょっとエンドオークなってたけど、またやろうかなと思ったもんね。
あー、いいね。ぜひ、ぜひ。
はい。
何か持ってくわ。
持ってくわ。
何個までもいいよ。
いや、それいいなと思うのは、そういうさ、お一人様のネットワークっていうあたりも憧れるんだけれども、
やっぱり年を取ると、なかなか知り合いとか友達とか、お家を行き来するような間柄って作りにくいじゃない?
作りにくいよね。
なんとなく、30代、40代では出てこなかった話なんじゃないかなと思う。
そうだよ。
なんか私のこの間の話あったんだけど、友達のいきなり開校一番年金もらってるみたいな話じゃないけど、
なんかやっぱそういう、まあ言うとね、老後に向けられて、老後って言い方嫌いなんですけども、
でも、なんというか、リタイア後じゃなくて、まあリタイアしなさそう、自分ごめん、リタイアできないお金がないからって違う話だって。
ちょっと待って。
自分で整理してる。
一人で興奮してる。
なんというか、現役、フル現役じゃなく、ゆるやかにリタイア方向に行く流れの中で、
生き方ってやっぱ変わっていくねっていうふうにちょっと思っちゃった。
どういう生き方をするかっていうのがね、もう一人でええやーって思う人もいるだろうし、堅実にね、人もいるだろうし、
でもその中で今っぽいね。
そうだよね、ほんとそう思う。
でもみんなさ、やっぱりほら、どんどんパートナー作らなくなっていくし、
なんだろうね、子供だっていらないかなって言ってる若い人たちもたくさんいるからさ、
確実に一人の人増えると思うから。
そうだね。
こういうコミュニティの作り方というか、SNSじゃない繋がり方はいいなと思った。
いいね。
はい。
で、そんなところでおしまい。
新しいつながりの形
かいわれ帝国では皆さんからのお便り質問を募集しています。
せーの、かいわれ帝国、次回の放送をお楽しみに。
かいわれ帝国か。