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kai3
うすだです。カイです。今回もお便りでいただいたテーマでお話ししたいと思うんですけど、かいさん、うすださん、こんにちは。いつも配信楽しみにしてます。
突然ですがお二人に質問させてください。昔、ある一定の上司からよく、「君のためを思ってや、これも君のためになるから。」と言われましたが、しかし、
正直そんな説教地味た自己満なアドバイスが本当に自身のためになった記憶はありません。 最近見た記事では、君のためを押し付ける上司は反面教師やテイカーだというのも
ありました。社会人になって20数年が経ち、後輩や部下も増えたので、今でこそあまり言われることがなくなりましたが、上司や同僚が若手者に捕まえて、君のためを思ってと言っているのを聞いて、本当かと少し思い回します。
お二人は上司の方などから、君のためを思ってと言われて本当に役に立ったためになった話ってありますか? もしくは本当にためにならない人、ためにならない話の聞き分け方などあれば教えていただけると嬉しいです。
後輩へのアドバイスの参考になればと思います。 高知県宿毛市の @gocchin0628 さんからです。ありがとうございます。
すごい耳が痛いテーマですけど。
うすだ
よほど嫌なことがあった。
kai3
まずそもそもですけど、君のためを思ってって言われたことがありますか?っていうこと。言われた上で役に立ったことありますか?っていうことなんですけど。
君のためを思ってっていう言い方は。
うすだ
昔いたかもしれないなって気はしますけどね。
kai3
あんまり言われたことない気がするな。君のためを思ってって言われ方を。
うすだ
言ってた人もいるのかなって気はしますね。これも君のために。
kai3
言葉としてこうじゃないけど、こういうことを思いながら来る説教が役に立ったことあるかどうかみたいなことですよね。
うすだ
そうですね。こういう言い方最近流行らないなっていうのはちょっとわかりますよね。
kai3
僕も昔からこういう言われ方は嫌いだったから、ためになった記憶もないし、あんまり言われた経験もないけど。
うすだ
うっせえなぐらいでスルーしている気はしますね。
kai3
最近僕もどちらかというと年齢的には上司側に近づいてるじゃないですか。
こういうことは言わないんだけど、こういうことを言いたくなる気持ちはわかってきたなと思う。
年齢を経ないと絶対にわからないことってあるじゃないですか。
社会人1年には絶対わからない社会人10年目20年目の悩みはやっぱりあって、
同じことを繰り返してミスってる若者に何かアドバイスというか役に立つことを言ってあげたいなと思う気持ちは正直あるわ。
でも絶対に伝わらないだろうなと思って言わないけど。
うすだ
だからこれをやることでこういう経験になりますよとか、こういうことにチャレンジしてみないかみたいな言い方が多分今風というか。
君のためを持ってっていう主語がその上司側じゃないですか。
kai3
なるほどね。
うすだ
だからこういうことをやると成長につながると思わないみたいな風に持っていったほうがいいんじゃないのっていうことですか。
kai3
こっちからいちいち言わないけど、若い人と話すときにどうしたらいいんですかねみたいな。
でもアドバイス的にいくと多分伝わらないから、その時にたまに僕が言うのは多分その社会人とかぐらいとしてね。
社会人入れ目とかの人に、あなたが小学校の子供たちに勉強はした方がいいよとか、運動した方がいいよとか言っても絶対通じないじゃないですかっていう。
だからそのぐらい年代が開いてると多分経験値も違うから全然伝わらないんだけど、だからもう情報レベルで聞いてほしいけど僕だったらこう思いますよみたいな、すっごい長い枕言葉をつけていったりする。
うすだ
それはそれでなんか響かない気もするんですよね。
kai3
響かないと。でも僕そもそも響かないと思ってて。
だって自分ごとに絶対になんないじゃないですか。20歳はどうやっても20歳だから、40歳の気持ちがわかるわけがないし。
うすだ
まあでも40歳の仕事をしてもらうように40歳の気持ちをわかってもらう必要はなくないですか。
kai3
だから将来的な話をされてるんですよ今のは。40代とかでどういう仕事をするみたいな。
人生の今後を考えた時にどう進めばいいみたいな時に、でもどうやったって未来の自分は想像できないから、これはもうしょうがないなと思ってるんですけど。
だからあくまで情報として20代の人はこう思ってるけど40代の人はこう思ってます。
でもこれはただの情報ですみたいな。
うすだ
なんかストレートにこうした方がいいと思うけどなーって。
kai3
逆に一周回った方がいいんですかね。ここはすごい伝え方に悩むところではある。
うすだ
まあそれよりは多分この君のためのためをもう少しこう、君のためをもうちょっと分解して。
具体的に?
どうするとあなたの自分のためになるのかっていうのを真面目に考えてあげる。
kai3
君のためだったらもうちょっと分解して。給料1000万行きたいとか出世したいとか、こういう取材をしたいんだったらこういう経験積んだ方がいいみたいな話。
うすだ
このポジションに上がるんだったらこういう経験が積んどいた方がいいと思うんだよねみたいな持ってき方にするとか。
だから君のためっていうのが押し付けがマシという話だと思うので。
kai3
君のためを持ってっていうのが多分それが正解ですみたいなニュアンスが入ってますよね。
これをやることが必ず大正解だっていう感じなんだけど、人によるじゃないですか。
うすだ
世代もあるけど人にもよるし仕事のスタイルにもよるからそこだろうな。
自分的にはそっちの方向に行きたくないんですっていう時もあるじゃないですか。
そこを気遣っていただくのは分かるけど別に管理職員になりたくないですとか。
そこの話もなく君のためが降ってくるのは気に入らない、気に入らないというか分かってねえなっていう感じ。
kai3
そこなんだろうな。
うすだ
基本的に嫌いな人に君のためを持ってって言われると。
kai3
そもそも嫌いだとダメなんだけど。
クソだるいっていう。
これをやることが必ず正しい道ですみたいなニュアンスがここにこもっていることがネガティブ病院な気がする。
うすだ
正しい道を一緒に探すというか、こういう道があるんじゃないの?
こっちの方がいいと思わない?っていう話。
型に持ってけたらいいのかな?
kai3
あとはもう僕、これは別に若手じゃないけど、例えば広報の相談とか受けた時に
広報のやり方なんて人によるので、僕のは絶対正解ではないので、他の人の意見も聞いておいてくださいねみたいなのはありますね。
そこもある気がする。
必ず正解だと押し付けられたところに疲れを感じるんじゃないかな?この言葉は。
人によるので、あくまで10個か20個ぐらいあるうちの1個として役に立つかもよぐらいの感じなのかな?僕だったら。
うすだ
自分がコントロールしている感じがないのが多分嫌なのかなって気がする。自分の裁量がなく聞こえてしまう。
kai3
選択肢の1個として提案してあげる。僕はこういうやり方したけど別に他の人もこういうやり方しますよ。
っていう提案だったら届くのかもしれないですね。
本当にタメになる話とタメにならない話の聞き分け方。
うすだ
そんなのあるかな?
kai3
話す人にすべてが決まる気がしますよね。話す相手がつまんない人だったらつまんない話になるからな。
うすだ
つまんない話の中にもタメになる話がちょっとでもあったりするかはわからないですけどね。
kai3
そういう意味では君のタメを持ってって言われたら、とりあえず1回NGと思ってもいい。一つの見分け方としては便利そうな気がしますけどね。
うすだ
あんまり言われるのかな?
会社によるんじゃないですか。文化圏的にはこういう文化はありそうな気はするので。
kai3
タメになる話の聞き分け方。本当に人によるな。この人の話は聞くようになっちゃうもんな。
うすだ
聞きたいことを自分から聞く。あんまり面倒が降ってこないようなポジション。自分を置くみたいな話。
kai3
やっぱり自分の考えが正解であるみたいなニュアンスの話は役に立たない気がしますね。
よく年をとってくると昔の思い出話とかあんまりしたがらない人が増えるじゃないですか。したい人もいっぱいいるけど。
人によってはその人の人生のやってきた話とかで結構役に立ったりすることはあるなと思って聞いてて。
人によっては結構その人は好きなんですけど、おそらくそれが楽しい時って押し付けではない時なんですよね。
俺はこういう人生でこういうことやってきたからお前もやれよって言うとちょっと疲れるんだけど、あくまで本を読むような感じ。
歴史物語を聞くみたいな感じで面白い人の過去の思い出話は楽しめるから。