1. かいだん
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2020-01-29 23:33

【第1回】今年のCESどうでした会談

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6年ぶりにCESを取材したうすだと日本で留守番していたカイが、今年のCESで感じたトレンドやみどころについて語ります。


■番組で取り上げた話題


◇昔は家電系


うすだがAV Watch所属の頃のCES取材(実際には7年前)

「2013 International CES」が8日開幕 - AV Watch

https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/580708.html


◇10年前のCES

カイが最後に取材したCES(実際には12年前)

【2008 International CES】世界最大級の家電展示会「2008 International CES」が7日に開幕

https://bb.watch.impress.co.jp/cda/event/20584.html


◇CESの面積

CESのメイン会場であるLas Vegas Convention Centerは約30万平方メートル(Wikipedia調べ)に対して幕張メッセの国際展示場は1~8ホールで約10万平方メートル。CESではLVCCのほかにも周辺ホテルなども会場になるためさらに広い


◇巨人の国


スーパーマリオブラザーズ3のステージ4「巨大の国」のこと

巨大の国 (きょだいのくに)とは【ピクシブ百科事典】

https://dic.pixiv.net/a/%E5%B7%A8%E5%A4%A7%E3%81%AE%E5%9B%BD


◇ソニーが車を作った

下記記事を参照

驚異の本物感。ソニーの空間キャプチャ映画制作技術が凄い【CES2020】 - Impress Watch

https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1229049.html


◇トヨタが街を作った

下記記事を参照

トヨタ、街を作る。東富士に2千人のCASE実証都市「Woven City」 - Impress Watch

https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1227682.html


◇IoTおむつ

下記記事を参照

P&GのIoTおむつ「Lumi by Pampers」。睡眠時間や動きを検出【CES2020】 - Impress Watch

https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1227443.html


◇Best of CES

オンラインメディア「How-To Geek」が選ぶCESの賞(番組中の「CESが選ぶ」は誤りでした……)。Best in Showをローランド、Best Computer AccessoryをPFUが受賞

Best of CES 2020: All the Best Things We Saw This Year

https://www.howtogeek.com/487071/best-of-ces-2020-all-the-best-things-we-saw-this-year/



なお、ローランドはTIMEが選ぶBest Productsでも選出

The 25 Best Products of CES 2020

https://time.com/5761770/best-ces-2020/


◇パナソニックの家電回帰

パナソニック津賀社長がCESで記者の取材に答えた話

パナソニック、“北米での家電やり直し”から電池事業の今後まで--津賀社長が語る - CNET Japan

https://japan.cnet.com/article/35147803/


オーディオテクニカの寿司マシーン

音響機器メーカーのオーディオテクニカが意外にも寿司マシーンを作っているというエピソード

【あの有名企業の異分野進出】音響メーカーのオーディオテクニカが「寿司」で成功した理由 | リクナビNEXTジャーナル

https://next.rikunabi.com/journal/20150109/



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00:03
kai3
うすだです。かいです。
うすだ
薄田さん、CSお疲れ様でした。お疲れ様でした。
kai3
CS何年ぶりの取材でした、今回。
うすだ
多分6年ぶりぐらいですね。
kai3
今回何目的で行ったんですか、狙いとしては。
うすだ
何目的と言われると難しいんですけど、
CS、昔は家電商って言われて、世界最大の家電商みたいな感じで言われてたんですけど、
最近はもう車もあれば、PCもあれば、当然家電もあれば、
いろんなGoogleとかみたいな大手のサービス系もあって、
今年とかだとデルタコークとか、本当に何でもありの商って。
で、じゃあこの何でもありの商って何なんだろうっていうのは、
昔は僕は家電系というか、テレビとかを中心に見たんですけど、
今回は割とフラットに、CSってどうなってるんだろうっていうのを見に行こうかなと思って、
kai3
視察的な気分で行ったんですよ、割と。
僕も何年前、10年ぐらい前とかに行ってたんですけど、
CSって元々はコンシューマーエレクトニックショーと言われていたものが、
ファミコン通信がファミ通になったみたいな、近いノリだと思うんですけど、
それちょっと話戻すんですけど、僕が行ってた時、10年ぐらい前は、
僕も当時カテゴリーをないまま行ってたので、
令和の時代になって久々にブロードバンドというキーワードを手掛かりに取材すると、
何見ていいか全然わかんないんですよね。
だから当時携帯とかAVが羨ましくて、携帯だと携帯の形から取材できるじゃないですか。
でもブロードバンドってどれがネット繋がってるかわかんないんで、
全部見なきゃいけなくて、
僕はカテゴリー特化型の場合は羨ましいのがカテゴリーなんですけど、
そういう意味では今回それに近いですよね。
うすだ
全部見に行かなきゃいけないから。
全部見に行かなければって、実際には行けないじゃないですか。
そうすると割と事前準備って結構重要じゃないですか。
これ見に行くとか、あれ見に行こうとか。
そういうのを怠ると結構大変だなって。
kai3
規模がちょっととんでもないですからね。
僕らが一番よく行くイベント会場で一番大きいのがビッグサイト。
でもあれもバラバラになってるんで、
多分一箇所で一番でかいのはマックハリメッセがでかいと思うんですけど、
あれの何倍くらい?数倍じゃ聞かないくらいですね。
うすだ
メインの会場で2倍3倍くらいあって、
さらに周辺のホテル、また別のホテルみたいなところでもう一個ビッグサイトがあって、
さらにその周辺のホテルでいろいろ散発的にイベントをやってるみたいな感じですよね。
kai3
昔よりもメーカーとかが会場にはブース出してるか出してないかぐらいなんだけど、
周りのホテル借り切ってイベントやるとかが増えてますもんね。
うすだ
めちゃくちゃ増えてますね。
03:01
kai3
あれやられると移動時間がね、もうあれじゃないですか。
街の規模が違うんじゃないですか。
街の規模が違うんじゃないですか。
僕のイメージ初めて行った時、昔ファミコンのスーパーマリオとかで巨人の国みたいなステージがあるの分かります?
あの感覚じゃないですか、ラスベガス行くと。
何この1ブロックがめちゃめちゃでかいみたいな。
体力いりますよね、純粋に。
うすだ
移動が早いとどうしてもタクシーとかなんやけど、時間通りに来ないじゃないですか、当たり前ですけど。
kai3
日本と違いますからね。
うすだ
あと結構そういうのでストレスというか、回るの本当に大変。
だから事前準備なんですけど。
kai3
事前準備もしきれなくないですか、あれほどの規模になるともう。
うすだ
分かんないですよね。
こことこことここはマストみたいなの行って、そこを外さずになんとかやるとか。
プレスで入ると当然プレスデイとかプレスカンファレンスみたいなんで、大体のあたりはつけてそこで面白かったとか話題になっても
ちょっとブースに行ってとか話を聞くとかそういうのができるんですけど。
なんかあれですよね、大体一番中心のホールに大企業が出ていて、どうしても年ぶらのときにまずはそこを最初の日は見に行き、
それを見るだけでももう1日仕事。
kai3
で、終わって次の日やっと他のブース、他の建物とかに足を伸ばして。
そこも同じくらいの規模だからって言っても、毎日あれですよね、幕張メッセクラスのやつが毎回行くと入れ替わってるみたいですよね。
トルネコロダルフみたいに中のブースが入れ替わってるから。
まあきつい取材ですよね。これ行ったことある人はみんな分かると思うんですけど。
うすだ
でもね、本当に昔と違うのは結構ブース見てても分からないものが結構多くて。
昔の家電製品ってテレビです、85型です、4Kですみたいなスペックベースで書ける。
まあすごいですね。で、看板とかにワールドファーストとかラージェストみたいなのがあったじゃないですか。
今はもうそういうのほぼないですよね。
冷蔵庫と何かがつながってこういうお得な体験ができるみたいなことが書いてあるんだけど、それが果たして新しいのかどうかよく分からないんですよね、見てるだけじゃ。
kai3
確かに。
うすだ
つながってセンサーで人が入ってくるとこういうふうに反応する世界がここに実現されるのですみたいなブースになってて。
何だろう、ほんと全ての機器とサービスが割とつながってますよみたいな。
そろそろ実現しつつあると、ブース見てるだけでやりたいビジョンは分かるんだけど、何が新しいんだっけ、去年との違いは何だっけっていうのは結構分からなくて。
kai3
逆にだからそれ説明側からしてもつらいですよね。
うすだ
そうですね、だから説明に聞いても分からないですよ。
06:01
うすだ
さらに日本じゃないですか。
これ日本で組んのは当然分からないし、ジャパンで大体LGとかだとやってなかった、LGはやってるけど、サムソンとかほぼないんで、あれなんですけども。
何かこうまた日本にひもついた情報があるかっていうのは分からないし、説明員もそんなに詳しい人がいるかっていう。
なんでプレスカンファレンスとか出てると、ここが今年のテーマみたいなのを設定してくれるじゃないですか。
そのAIなんとかでこれができる、それがつながるみたいなテーマ設定してくれてると、これは新しいやつだよねみたいな話ができるんだけど、
そういうのを見ておかないと、何かもう話しても新しいよみたいなこと言われても本当かなっていうのが結構分からないですよね。
なんでね、ブースが結構つまんなかったですよ。
特に大手のブースは製品っていうよりも本当にビジョンの展示みたいになってるから、あんまりブースで得るものがないんですよね。
kai3
なるほどね。難しいですよね。
出す側としても昔は大きいテレビ出したら話題になったけど、そういう時代でもないし。
全然ないですね。
じゃあIoTだって言って、すごいハイテク冷蔵庫作っても見た目冷蔵庫だからストーリーされるし。
展示側も結構悩ましい時代ですね。
そんな中で何か面白かったやつとかあります?
うすだ
日本で話題になってるやつだとやっぱりソニーが車を作った。しかも結構本気だっていうので話題になってて。
最初プレスカンファレンスでソニーは出てたんですけど、お、車出てきたなと思って。
ソニー、いろいろイメージセンサーとかその他センサーとかいっぱい作ってるから、そういうのをショーケースとして作ったんだろうなと思ってたんですけど。
なんか車に詳しい人が結構あれ本気ですげーぜとか言い出して。
取材しましたっていうのがまだ書こうか、記事を書くかも決めてないぐらいの時でもいろいろ聞いてきて。
これすげーんだ、車側の人が結構騒いでて。
ソニーが車を作ったみたいな。
kai3
面白いですね。それ車じゃないとわかんないですもんね。
うすだ
そうなんですよね。僕は完全にテストベッド的なものだろうなと思ってたんだけど、結構本気の車が出てきたっていうのでざわついてて。
ソニーはね、話も聞ける、翌日で話聞けることになっても取材できて、それはすごい助かったかなっていう。
車そのものが作ってないんですよね。さすがにどっかから協力を得て。
そうですね、協力はもちろん、そういうふうに車自体を作るわけじゃなくて周辺のセンサーもそうだけど、
うすだ
ソニーが一番推してたのはこの室内の移動空間をソニーのエンターテインメント技術で埋められますよみたいな話。
今一番推したいところみたいな感じで、360度オーディオの技術を持っているからそれを使うと車室空間がすごい臨場感あるエンタメ空間になりますよみたいなのもできるし、
09:10
うすだ
もちろん部品も売れるし、ディスプレイ技術もたくさん持っているからディスプレイのショーケースにもなりますよみたいな。
そんなようなところが推しなんですよね。ただ車もちゃんと走るらしくて、今回走らせてくれてはいないんですけど、
本気のモノで、ブレンボのブレーキがちゃんとあって、車の人たちはそういう写真がバーッと出てきたところで興奮してるんですね。
kai3
車側の視線でレビューとか記事とかで上がってるんですか?あんまり見かけなかった。
うすだ
見かけなかった。僕の視界では。
車側の視点としては、モーターショーとかが出てくるプロトタイプと比べても精度がよく見えるみたいなところで興奮してる。
だから結構本気なんじゃないみたいな。それをどこまで本気なのか聞いてほしいみたいなことが結構話題になってて。
実際に聞いたら、少なくともソニーが車メーカーになるという計画があるわけではない。
kai3
でもそのぐらいの本気が見えるんですよね。出す時にはそのぐらいのクオリティに車を出してくるっていうことなのかな。
うすだ
これ製造はマグナシタイヤというところが、僕もあんまり知らないんですけど、
そういういろんなスープラとかの試作だか量産だかわからないですけども、開発共有をしているところらしいんですけども、
そういうところと組んでソニーがちゃんとそういう風にいろいろ仕様を決めてお願いするとこういうクオリティのものができてくる。
でもソニーの車って言って、ああいうものが出来上がってくるというのは知らないだけに驚きはしました。
kai3
面白いですね。ますます取材はやっぱり難しいですね。車のことがそこまで分かっていないと良さが見抜けないんですもんね。
うすだ
そうですね。
kai3
でもあれ一方で、本来車を作っていたはずのトヨタが、おや?街を作っていた。
うすだ
あれは最高でしたね。
最高だったんですか?
kai3
どの辺が良かったんですか?
うすだ
プレスカンファレンスでトヨタ社長がもう20分くらい、あれを説明するだけなんですよ。
これから街を作ります。これはスマートモビリティであり、その他いろんな家の機器と連携して、
モビリティと共に生きていく街を作って、そこをテストベッドにして、
スマートシティを、ないしはトヨタが考えたスマートモビリティを展開していきます。
という話を20分ちゃんとしてくれて、ブースもそのムービーがあって、ちょっとモビリティが紹介してあります。
すごく分かりやすいというか、メッセージ。
トヨタが考えているビジョンが一番分かりやすく出てきて、何が良いって、
さっき言ったみたいに、家電メーカーのブースに行くと、B2B向けのソリューション。
12:08
うすだ
この人とこの人が組んでこういうことができますとか、わりとパラソニックとか、特に県庁だったんですけども、
いろんなパートナーと組んで、例えば航空会社にこういう技術が入りましたとか、
すごいいっぱいあるんだけど、メッセージがたくさんありすぎて、この会社って何なんだろうとか、そういうのが分かりづらいんですよね。
トヨタのメッセージは一つなんですよね。
街を作って、俺たちはスマートモビリティに本気出せっていうのを、社長が自ら喋るっていうのを、すごく方向性を示して、
kai3
だから細かいことはないんですよね。取材側としてはめちゃくちゃ記事が書きやすいっていうのが。
うすだ
で、メッセージ。でもやっぱり日本だけじゃなくて、実際初日かな、プレスカンファレンスが1日前なんですよね。
初日の1日前にプレスで行くんですけど、そこでのツイッターのセスの中でのツイッターの1から3位にソニーとトヨタが入っているんですね。
ソニーは車が出たって言って、
kai3
ワールドワイドのツイートが出てくるんですよね。
うすだ
ハッシュタグ、CESみたいなやつの順位が出てて、その上位が、だから今まで日本のメーカーがCESで話題を重ねるっていうのはあんまなかった。
確かに。
韓国に負けるとか中国に負けるとか、そういう話が多かったんですけども、そういう話題性っていう意味では結構日本の会社が頑張って、
しかも僕もちょっとプレスカンファレンス参加しただけで結構話題として、仕事として話題にできるトピックが多くあったんで、
そこがすごいありがたいというか、話としても面白いのですごい良かったなと思います。
kai3
日本以外の企業で何か面白かったことあるんですか?
回れてないかもしれないですけど、他の原稿とか集めたりとかチェックするじゃないですか。
僕は今の話題通り、ソニーとトヨタはすごかったと聞こえてくるんですけど、やっぱり日本にいるからなのかなみたいなところがあって、
海外勢はどうだったんだろうなっていう。
うすだ
それで多分すごいんですけどね、僕もそんなに細かく、LGとかサムスンとかすごいブースなんですよ。
でかくてかっこいいブースで、でもさっき言ったようにやっぱりビジョン専攻型でスマートにつながるだとか、
あとはテレビというか、すごいLGってずっと曲がる有機ELテレビとか、
kai3
あとはテレビが立ち上がる、ロールして進化できるテレビとか、
15:00
うすだ
あの辺の見せ方とかデザインの見せ方みたいな、すげー素晴らしくかっこいいんですけど、ずっとやってることなので。
kai3
新しさって見れば相変わらずすごいんだけど、そういう意味では昔の日本っぽいですね。
うすだ
AIソリューションってすごく便利になるみたいなのをやってるんですけど、それがどこまで新しいかいまいちよくわからなかったりするんですよ。
kai3
面白いですね。日本のものづくりは負けまくってるみたいなムーブメントがあるじゃないですか。
その一方でソニーとトヨタは全然落ちてないというか、いまだにトップであり続けられている数少ない日本企業とはいえ、それが世間に接近されていて面白いですね。
うすだ
細かい会社でも、ボッシュの自動車のソリューションとか、サンバイザーを液晶化なんかにして、
こういうやつじゃなくて、フロントガラスがサンバイザーになる、この領域だけがなるとか、すごい細かく面白いやつがあるんですけども、
全体感としてこの会社すげえみたいなのがそんなにないというか、ちょっと話題になっているのはデルタ航空のシステムとか。
kai3
日本に戻っちゃうんですけど、オムツとか面白かったですよね。
P&Gのパンパース。ついにそういうメーカーが、しかもCSに出てきたんだというところが。
うすだ
CSって大手が出す、大手のブースがあるLVCCという会場と、ちょっと小さいスタートアップとかベンチャー系が入るようなSANSという会場があって、
IoTでIoTオムツみたいなの、今回パンパースP&Gが出したんですけども、そういうのって割と今までってSANSの会場にあったもの。
それが割と今回P&Gを代表されるように、このLVCC大きな会場の方に普通に置いてあるというか、
この3、4年前だとスタートアップがこんな珍しいIoT製品を作りましたっていうのが結構ニュースになったんですけども、
うすだ
割とそれが大手のブースに行くと当たり前に並んでいるというか、こういうのやりますって言って、それをブランディングしてちゃんと売っていきますとか、
そういうのが多くなってきたなという印象がすげえありましたね。
kai3
そうでしょうね。ちょっと日本人だから日本B機種で見ている気はするんですけど、
今年のCSは意外に日本が面白かったなと、僕はなんとなく日本にいる立場から見ていて、
僕の中で意外に象徴的だったのが、ベストオブCSでCSが選ぶ各部門のショーみたいなところに、
日本の大手機器がほぼ入っていない中で、キーボードを作っているPFUとライブ配信機器を作ったローランドが入っていて、
18:10
kai3
どっちもすごい知っている人からしたら有名な大企業なんですけど、
いわゆるソニーとかパナソニックとか大手に比べたらそこまで知名度がないところが、
実は商品としては受賞していて、いわゆる日本で淡々とものづくりをやっている人たちの、
そこが今ここで評価されているというのが、
若干日本人美意見のところもありですが、日本のものづくりはまだまだおもろいんじゃないかというところがあって、
用途が明確でそれを磨いているというか、
ソニーとかトヨタはもうちょっと未来を描いているんだけど、
逆にローランドとPFUは決まったところに、尖ったところにライブ配信をやる人、
キーボードにひたすらパフォーマンスを求める人というところに特化して、
そこにものづくりし続けたら、それが世界でちゃんと評価されるというのが結構おもしろいなと思って。
うすだ
そうですね、それ確かにありますね。
そういう意味ではちょっと話としておもしろかったのが、
パナソニック、今回はこのBtoBソリューションがすごく多くて、
ブースもちょっとメッセージとしては伝わりづらかったんですよ。
kai3
もともとはいつも法人に振るっていう話だったとしていて、
うすだ
ただ家電を作らなくなると若者の認知が下がるらしいんですよ。
それはやっぱり問題視しているらしくて、
今回CSで津川社長とかは、やっぱり家電回帰じゃないけども、
必要な家電をちゃんと出していくみたいなことをちょっと考えているみたいなコメントを出していて、
やっぱり商品として物が出てくるって、
それだけでこの会社は何だってイメージさせるものがでかいっていうのは間違いなさそうだなという感じがあって、
お金を稼ぐBtoBはあってもいいんだけど、
家電、そういう製品がちゃんと出てくるって宣伝というか人々の認知にとってめちゃくちゃ重要らしいなって。
kai3
ソニーで言ったらカメラがあるし、スマートフォンがあるし、車があるし。
うすだ
この会社ってこれだよねとか、あるいはこの会社ってこういう会社だと思ったけど実はこれも作っているんだとか、
オーディオテクニカのスシマシーンみたいな感じで意外性があるみたいなのはそうなんですけど、
なんかやっぱりこの会社ってあれだよねとか、
そういうイメージさせるものっていうのは必要なんじゃないかみたいなコメントを出していて、
それは結構面白いというか、結構セスでの自分の戸惑いともリンクしているというか、
なんかわかるなっていう気がしたんですよね。
kai3
なるほど、でも悩ましいですね。
とはいえ、一般向けの家電ってワールドアイドルで作らないと勝負にならないところで、
どうしてもニッチ、オーランドとかニッチだから強いんだと思うんですけど、
そうやってブランドを取れるわけじゃなくて、好きな人のブランドになっちゃうし、
21:03
kai3
なかなか茨の道ではありつつ、
僕ら的にはガジェット好きからするとそっちに来てくるの嬉しいですけどね、
僕らの手に取れるものが見えるというのは。
うすだ
なんかガジェットのものとして何かメッセージが入っているものがあると、
ブランドのニッチとか、
あとこの会社本当に今年これ出たねっていうのが割とフォーカスが定まるので、
そういうのは欲しいよねっていうのは結構、
そうするとやっぱり取材する側も見に行くんですよね。
あれ見に行かなきゃってなるんで、
なんかたくさんソリューションがあったよっていうのはなかなか難しいですね。
kai3
そうですね、取材側的にはやっぱりつらいですよね。
なるほど。
じゃあちょっと今年のCSは日本のメーカーには面白くなりそうみたいな感じでいいんですかね。
うすだ
結構ね、日本一心減っているみたいな出展者も来場者も減りつつあるみたいな思っていたんですけど、
kai3
今年めちゃくちゃ多かったですね。
なんか日本人多かったって聞きますね。
うすだ
僕も6年ぶりとかで行って減っているんだろうなと思ったんですけど、
なんかもちろん飛行機も混んでいるし、ホテルの中でも日本人いっぱいいるし、
なんなんでしょうね。
わかんないですよね。
kai3
なんかCSって行かないとトレンドわかんないじゃないですか。
だから来ている人はそういうトレンドを見に来ているはずじゃないですよね。
知らずに来ていてこういうトレンドだから、
CSそのものを目的にしている人が多いと思うんですけど、
なんなんでしょうね。
ブランドなのかな。見とかなきゃいけないみたいな。
うすだ
ブランドだけは抑えなきゃみたいなところなのかもわかんないですよね。
kai3
まあでも今のところなんかちょっと一興感ありますもんね。
そうですね。
ワールドワイドな展示イベントからすると、
携帯に特化している、スマートフォンに特化しているMWCとかがあるんですけど、
全部を見てトレンドを知る、
しかも1月に年末年始に絡めていけちゃうみたいなところもあいつでいうと、
今のところあのイベントが一番大きいし、
みんな見に来たくなるんだろうなっていうのの積み重ねが来ているんですかね。
ちょっと僕も来年ぐらいは仕事じゃなく行きたいな。
うすだ
僕も最初は割と仕事じゃなくて視察って言いながら行ったんですけど、
やっぱりAppleも入っているし仕事はするんですけど、
行けば面白いけどやっぱり調べていくのが重要かなと思いますね。
kai3
じゃあ来年は現地で会いましょうということで。
今日はこんなところで。
23:33

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