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さて、マッチはイルミネーションで彩られましてね、もうほんと最末ムード高まっておりますけれども、今日の学ぼう社会のカギは一足早く、来年の大予想ということだそうです。元サンデー毎日編集長、潟永秀一郎さんです。おはようございます。
おはようございます。来年のことを言うと鬼が笑うと言いますけれども、大予想というほどのものではなくて、ただ時代の節目であることは間違いないんで、もしかしたら来年は時代の転換点、後で振り返るとそう言われるかもしれないというお話です。少しだけお付き合いください。
まず、時代の節目についてです。ご存知の通り来年2025年は、1580年、そして昭和100年の年です。私は小学校入学の年、昭和43年が明治100年だったんで、もはや昭和100年なのかと、案外深いというか、時の流れの速さにちょっと驚いてます。
鹿児島市の出身なので、取り分けそうだったのかもしれませんけれども、明治100年には異心を振り返る様々な行事がありました。
ですから来年ですね、多くのメディアは昭和という時代を振り返る様々な企画を展開、始まっているところもありますけれども、するのはほぼ間違いないでしょう。
今年の流行語大賞は大ヒットドラマ不適切にも程がある、を略して不手を放ど、ノスタルジーとちょっぴりの皮肉も込めながら、昭和の常識はもう通用しませんよっていう話でしたけれども、
さらに多角的にですね、戦中や戦後、高度経済成長期やバブル期などを振り返って深掘りする企画がメディアで相次ぐだろうなと、これは元編集長として期待を込めた予想でもあります。
特に8月15日の終戦記念日は例年に増して行事も増えるでしょうし、報道も手厚くなるのは間違いありません。
また、その前の6日と9日は被爆80年ですね。
今年、ノーベル平和賞の受賞式で日本被弾協の田中代表委員は、核兵器は二度と使ってはならないという核のタブーが崩されようとしていることに限りない悔しさと怒りを覚えると訴えましたけれども、生存する被爆者およそ10万人の平均年齢は85歳を超えました。
その切実な思いと記憶の継承はいよいよ課題となってますし、もはやオールドメディアと揶揄されるテレビや新聞が、この8月に何を伝えられるか、戦後民主主義の原点は二度と戦争の惨禍を繰り返さないという決意だったことを思えば、その存在意義が問われる年と言えるかもしれません。
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オールドだから蓄積があるからこそできることもあるからです。
難しい話は抜きにしても、来年は昭和開戸ブームの年になるだろうというのが一つ目の予測です。
とはいえ、100年はわかるけど80年って大きな節目かと思われる方もいらっしゃるでしょう。
これが節目なんですね。説明します。
5代目の気象庁長官だった高橋幸一郎氏が、40年前に出版された著書、気候変動は歴史を変えるの中で、日本はおよそ80年ごとに社会が変動してきたという指摘をされて、一時経済史などが大きく取り上げたことがありました。
確かに複合するからなんです。
スタートは400年以上前の1620年です。
この5年前の大阪夏の陣で豊臣家が滅んで、江戸幕府が体制を固めたのがこの頃でした。
その80年後、1700年代は京保の改革、1780年代は関西の改革と続いて、ここまでは天変地異とその後の財政危機が改革の引き金でした。
少し歴史の勉強みたいになりますが、京保の改革は1703年の法営大地震、今で言う南海トラフ大地震と富士山の噴火が相次いで、広範囲にものすごい被害が及んで、幕府は失踪契約の徹底など財政改革に追い込まれます。
また関西の改革、その80年後のきっかけは1783年、浅間山など相次ぐ火山の大噴火だったんです。
そもそもこの頃天候不順で強作続きだったところに、大量の火山灰で火の光が遮られて大地震になって、各地で暴動が相次いで社会不安が起きたんです。
やっぱり契約による財政再建などが行われました。
後期が緩んで政治が不安定になる中、そこに天変地異が引き金になって、財政だけにとどまらない法や教育の整備や公共事業などが行われたんですね。
次の80年後、1860年代は明治維新です。
ご存知の通りこの時の引き金は1853年の黒船来航でしたが、
実はこの時も黒船来航の翌年に安政東南海地震、さらにその翌年には安政江戸地震、これ今で言うなら首都直下地震が相次いで起きて、
甚大な被害で幕府の財政破綻を招いたことが、これが維新を起こしたというか徳川260年の終わりにつながったとも言われます。
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そして直近が1940年代の太平洋戦争です。
もちろんこの時の社会変動は敗戦がきっかけで、
日本が主権を失って君主制から民主国家へ、今の憲法が制定された結果の変革なんですけれども、
じゃあなんで日本は無謀な戦争に突き進んだのかですが、この80年前の明治維新の原動力の一つは、
開国によって欧米の力を知った日本がですね、近代国家を築かなければ植民地になってしまうという機関でした。
ところが国を守るために進めたはずの不国共兵で力を持った軍部が暴走した挙句の敗戦はですね、
やはり維新の志士、当時の人たちの思いを忘れた記憶の風化が大きいと私は思います。
それはですね、実は今も似た状況で、戦争の悲惨さを味わって戦後復興を果たした世代の政治家や経営者などが去ってですね、
特に政治の世界は2世3世が多くを占めるようになって、日本は再び戦争をできる国になりつつあります。
その意味でも来年の戦後80年は教訓を振り返って、もう一回きちんと思い出すという大切な都市なんです。
ただですね、終戦当時は混乱期だったんで、あんまり歴史の中で渦漏れてる感じがあるんですけれども、
実はですね、終戦の前後も1944年に昭和東南海地震が発生するなどですね、
1943年から45年にかけて最大震度6クラスの鳥取地震、三河地震、南海地震、それとさっきの昭和東南海地震、
4つの大地震が相次いでですね、死者、行方不明者、これ合わせて6千人を超える大被害が出てるんですね。
つまり日本はここ400年間、およそ80年周期で震災級の災害に見舞われて、
また新しい国家の成立とか長楽、それから改革で政治殺死という、このサイクルを繰り返してきました。
いずれも混乱期はおよそ10年ですから、安定期はその間のおよそ60年です。
とするとですね、1940年代の直近の混乱期を出した1950年代から2010年代までが、これがおよそ安定期で、
すでに2020年代から混乱期に入って、来年がちょうど80年の節目の年に当たるんです。
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来年?
予兆はすでにあります。
今年の元日には野党半島地震が起きましたし、7月には東北、9月にはまた野党半島と記録的豪雨被害が相次ぎましたよね。
8月には宮崎県南部地震をきっかけに初めて南海トラフ地震臨時情報が発令されました。
いつ来るかわかんないんですけども、その発生確率は向こう30年で60から88%、首都直下地震でも70%という高い確率です。
また政治の世界も今年裏金地震で大きく揺らいで、10月の総選挙では15年ぶりに
野党が過半数割れして流動化しているのは皆さんご存知の通りです。
日本だけじゃありません。世界に目を転じると、今年アメリカでは巨大ハリケーンの被害が相次ぎましたよね。
スペインや中国、東南アジアでは記録的な豪雨被害がありました。スペインなんかすごかったですよね。
戦争の相次いでロシアのウクライナ侵攻もガザ地区でのイスラエルとハマスの戦闘も、いまだ停戦に至りません。
また政治で言うとこれ日本だけじゃなくてこれもヨーロッパでは極右政党の台頭で今年フランスでは内閣審議案が可決されて、
ドイツでは連立政権が崩壊しました。
アメリカではトランプ代表大統領が帰り咲いて就任は来年ですけれども、
自国第一主義アメリカファーストを徹底してその西側の名手の座をアメリカが降りてしまえばですね、
従来の世界秩序は揺らいで紛争とか侵略に歯止めがかからなくなるかもしれません。
つまり日本は取り巻く世界も含めて明らかに変動機の下中にあって、来年はその節目なんです。
特に災害は地震の周期性など科学的な根拠もあります。
だから気象庁の長官がいう本を書かれたんですけれども、
政府も警鐘を鳴らし続けているように少なくとも備えはできることからやっておくべきですし、
また来年は参院選があります。この時代の変わり目を本当に大事な時ですから、
誰に託すのかどの党に託すのか本当に大切な選択になると思いますし、
結果次第ではさらに政界は流動化するかもしれません。
つまり冒頭お話しした通り、いずれにしても来年は激動の年、
もしかしたら時代の転換点と後で言われる年になる可能性があるという理由はお分かりいただけたでしょうか。
はい、わかりました。
最後にもう一つだけ近未来のお話をさせてください。
お二人はシンギュラリティという言葉を聞いたことあります?
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シンギュラリティ。
僕は知らない。
そういうタイトルの歌があるんですけど。
私も歌だと思ってたんですね。
技術的得意点というふうに日本語では訳されて、
科学技術が一気に進化変化するポイント、そのことを言うんですけれども、
近年は特に人工知能、AIが人間の知能を超える転換点を指すようになっていて、
確実にその時が近づいていることを今年のノーベル賞が示しました。
一つは物理学賞で、
AIは今、人間の脳の構造とほぼ同じ仕組みで学習認識ができるようになっているんです。
これで飛躍的に能力を高めているんですが、
この仕組みを物理学の手法を用いて開発した2人の科学者が、
今年の物理学賞に選ばれました。
もう一つは科学賞で、3人の受賞者のうち2人がAIのエンジニアでした。
2人はタンパク質の複雑な構造を予測するAIのモデルを開発して、
これが既に新薬の開発などに役立っているんですね。
つまり今年2024年は、AIが科学の手法として、
ノーベル委員会の隅付きを得て、
しかもそれによって開発されたAIのプログラムが、
同時にノーベル賞を受賞するという節目の年になります。
私たちはおとぞし公開されたチャットGDPの能力の高さに驚きましたよね。
でも最新版はすでにアメリカの手法試験や石国家試験に合格するレベルに達しているそうです。
さらに2029年には、対話する相手が人かAIか区別できなくなる。
つまり、AIが人間と同様の思考回路を持つようになるとも言われているんですね。
性格とかもあるんですかね。
ソフトバンクグループ代表のソン・マサヨシさんは、
シンギュラリティについて、人類史上最大の革命になるとおっしゃっていて、
産業界ではAIを制するものが未来を制するとも言われていますが、
今年ノーベル賞を受賞した2人のAIエンジニアは、
Google参加の企業に属していらっしゃいますし、
チャットGDPを開発したオープンAI、AI、
ここの最大の支社はマイクロソフト社でパートナーなんですね。
21世紀初頭のIT革命の中で、技術革新や人材育成などに立ち遅れて、
デジタル配線と言われた日本が、
AIを中心技術にしても既に始まっている第四次産業革命の中で生き残れるのか。
この観点からも、2020年代の残された5年というのは、すごく重い意味を持ちます。
だから間違いないのは、時代はここから加速度的に変わりそうだということなんですね。
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以上でした。
説得力のある。
来年を節目というか、そういう時代に生きている僕らということを意識していかなきゃいけないし、
この国を良くするために、またそれこそ参議院選挙も投票に行って、
しっかりとそういうリーダーたちを見極めるということも大事なことなんでしょうね、来年ね。
そうですね。若い世代にどんな日本を継いでいけるのかということですね。
はい、どうもありがとうございました。
来年の大予想ということで、元サンデー毎日編集長型永井一郎さんにお話を伺いました。
落語家の立川翔子です。
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