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ニュースや世間の気になる話題を、様々な角度から読み解いていくんですが、
今日はですね、全国注目でした兵庫県知事選挙、
齋藤元彦知事の再選ということで、
県議会が全会一致で不審議を決議した2ヶ月前、
これからは想像できない結末を迎えたということなんですが、
これにはですね、潟永さんは納得できる部分もあるということなんで、
ここのあたりを伺いたいと思います。
元サンデー毎日編集長、潟永秀一郎さんです。
おはようございます。
おはようございます。
おはようございます。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
じゃあまずは前回ですね、
9月13日のこのコーナーでは、
私がお話しした違和感についておさらいさせてください。
はい。
それは齋藤先生が悪で、それまでが善だったかのような単純化への疑問です。
おおよそこんなふうに話しました。
水木さんお願いできますか。
はい。
舞台となった県庁、
お役所の特性を混乱の背景の1つとして話したいと思います。
1つは兵庫県知事の歴史です。
齋藤知事の前の井戸俊三氏まで、
兵庫県の知事は実に4代、59年にわたって、
旧内務省、自治省出身の副知事が後継指名されて、
次の知事になっています。
これは県民にとってどうかは別に、
職員にとってはとても安定した政権なんですね。
ところが前回知事選では、
副知事の後継指名に反発した一部自民党権威が、
県連と田本を分かち、
吉村・大阪副知事の下で財政課長を務めていた齋藤氏に出馬を求め、
日本維新の会もこれに乗って、
保守分裂選挙になりました。
県職員がこれに動揺したであろうことは想像に堅くありません。
維新による大阪での不正・姿勢の激変を知っていますから、
齋藤氏当選の波紋は大きかったでしょう。
逆に言うと、齋藤氏はそんな疑心暗鬼の中に一人降り立ったようなもので、
初期の橋本氏や松井氏の大阪不正・姿勢と同様に
トップダウンによる改革を急いだ結果、
職員にすれば高圧的・独善的と捉えられたでしょう。
一般には理解しがたい齋藤知事のいすわりも、
彼の中には議会・与党に対して
変革を求めて私を担いだのはあなた方でしょうという思いや、
私に投票した86万県民もそれを求めていたという信念めいたものがあるのかもしれません。
会見で見せた涙は当選当時の議会に関する話の中でしたが、
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私は何もブレていない。変わったのはそっちだという悔しさからかもしれません。
私が見落としたのは、前回選挙で変化を求めた84万の民意で、
だから知事の交代はほぼ確実と言ってしまいました。
今回の齋藤知事の得票はさらに多い111万票です。
ここからは、この民意について私が思うところを話させてください。
よく今回の選挙結果について、ネット戦略の勝利という分析を見ます。
7月4日、前高田市長が任命になったことや、
10月の衆院選で国民民主党が躍進したことと一つ並べて、
SNSや動画サイトを駆使したネット戦略が、
特に若年層の知事獲得になりました。
私もそれは否定しませんし、新聞やテレビが選挙中は踏み込んだ報道を避ける中、
ネット情報のほうが投票の参考にされつつあることとか、
既得権側、今回の話でいうと役所や既存政党側の一員とみられたことも、
現実として受け止めて考えなければいけない面もあると思います。
そうですね。新聞、そしてテレビってオールドメディアと言われてしまって。
ただ、それでもネット戦略は手段に過ぎず、本質は別のところにあると思っています。
それはさっきも言いましたが、既得権益との差別化というか、対立軸の提示じゃないでしょうか。
一丸現象について言えば、指揮会との対決姿勢が既存政党や政治家に親感を抱く若者の共感を得たと思いますし、
国民民主の躍進は手取りを増やすというキャッチフレーズが、
重税関にあえぐサラリー満倉に刺さったことが大きいと思います。
どちらも主にYouTubeを使って発信が高層しましたが、
SNS時代の特有の現象かというと、必ずしもそうではありません。
例えばこの半世紀だけで言っても、古い順に言うと、1988年の国会で最初に消費税導入が議論されたとき、
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ダメなものはダメという徹底抗戦をした、当時の土井孝子社会党委員長は国民の共感を得て、
お高さんブームを起こし、翌年の参院選で社会党は議席を倍増させました。
また小泉劇場もそうです。ぶっ壊すと言って国民の人気を博して総裁選を勝利した小泉首相は、
2005年、郵政民営化に反対する議員は公認せず支脚を立てて衆院選を戦って圧勝しました。
あの時、雨下りや無駄遣いで、お役所仕事への怒りが高まっていたのですが、その民意を救い上げた結果、
もう一つは2009年の民主党政権の誕生もそうでした。この時のキャッチフレーズは、コンクリートから人へ。
それまでの新幹線や道路など公共事業を通じて金と票を集めていた、
従来の自民党政治からの脱却、これを訴えて政権を奪った。その後の崩壊はご存知の通りです。
つまり、SNSの活用で、とりわけ既得権益と無限な無党派層が抱く不満や怒りに刺さる政策や政治姿勢を打ち出せるかどうかが本質で、
例えば自民党など単にネット戦略を重視しても、それで勝てるほど国民は甘くないと私は思います。
じゃあ、斉藤知事を評価して支持した任意とは何だったのかと。
私はそれは3年前の選挙当時と変わらない、この変化への渇望だったと思います。
半世紀に渡って続いた旧内務省自治省官僚による県政というのは、それが悪いとはもちろん言いませんが、
いわばトップの首だけが変わる超長期政権のようなものだったとも言えます。
何せ知事から副知事への伝承が続いたわけですから。
その結果が県や県民の暮らしを豊かにしてくれていればいいんですが、必ずしもそうじゃありませんでした。
データを挙げます。
例えば実質交際費比率、これは自治体の収入に対して借金の返済額が占める割合で、もちろん低い方がいいんですが、
兵庫県は昨年度16.3%で、さらに将来負担率というのもあって、これは年収に対して借金の総額がいくらあるかという比率で、
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こちらトップなんですね。財政規模の3倍以上です。
ただ職員の平均年収は高い方から4番目。
これは不満が、不満を抱いちゃいますね。
一方で知事給与、これはですね。
佐伯知事が就任後に3割カットして、下から3番目になりました。
知事の退職手当は5割カットです。
ただ合わせて65歳過ぎても残っていた天下り職員は退職してもらいました。
また県庁舎の建て替え計画も凍結しました。
本庁舎のうち12号館は地区50年を超えて震災級の直下型地震が起きれば倒壊の恐れがあるため、
前の知事当時の2020年に建て替えが策定されたんですけれども、
高層ビルの新築などで事業費はなんと1050億円。
斉藤知事は財政が厳しいと就任直後に凍結して、
12号館は解体して跡地は緑地にし、職場は3号館や周辺の庁舎に分散して6割まで増やすなどして、
新しい庁舎は作らず、総事業費を130億円まで減らす見直し案を示していました。
こうしたいろんなことの結果、県の貯金に当たる財政基金の残高は、
昨年度末でおよそ30年ぶりに100億円の水準を超えて、
斉藤知事は今年度予算で県立学校の環境整備や小学金の返済支援の拡充とか、
子育て世帯向けの県営住宅の入居支援、
不妊治療の負担軽減など、若者世代に向けた施策を進めると表明していたのです。
長くなりましたが、前回知事選で斉藤氏に変革を託した県民は、
タワハラなど在任中に指摘されたいろんな問題よりも、
その政策と実績を評価したということではないのでしょうか。
さらに言うと、いろんな指摘自体が、
変革を嫌う職員や既得権者の反撃だと捉えて、
一人で当初の街頭に立っていた斉藤氏の姿に同情が集まって、
大きなうねりができた結果の再選だと私は考えますけど、少子さんいかがでしょうか。
いやいや、僕もそう思いますよね。
実際、NHK等の立ち話とかが出てきたりして、
審議の程が本当にわからなくなってきて、
一体何なんだろうと僕は客観的に見ていたんだけど、
本当に混沌としてわからなかったんですよ。
ただこの結果は、小田中さんがおっしゃるように、
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経費を削って、自分の給料を削って、
税金をちゃんといい方に使おうという、
その姿勢がやっぱり、この人はぶれなかったんだろうな。
また実効力というかね、改革を断行してきた。
やっぱり官僚としての手腕があったんだろうなっていうのは思うので、
そこに兵庫県民は託したって、本当に思いますね、僕も。
そうですよね。
ただ、それでも私はことの発端となった告発文書の取り扱いについて、
記事は対応を誤ったと今も思っています。
存在するとすぐに側近らに作成者の割出を命じて、
それが西有馬県民局長だと分かると、
嘘800、公務員失格、法的手段を進めるなどと、
会見で怒りをあらわにしましたよね。
結果的にはですね、これで話が大きくなって、
あの会見からですよ、パワハラやおねだりなどが本当にあったのか、
百条委員会が設置されて、ほぼ一部市場がニュースになるという激情化が起きましたよね。
確かに告発の順序が逆ではありましたけれども、
文書が公益通報窓口に提出された時点で、当事者である知事はこの件から一旦離れて、
制度に則った調査や有識者による公益通報委員会の判断に委ねていればですね、
そもそも百条委員会は設置されず、あんな騒動にはなれなかったはずです。
斎藤健生に批判的な職員たちへの鬱陶もあったんでしょうが、
自ら話を大きくして不信任決議を招いた面も否めない。
さらに問題なのはあの調査方法ですね。
当時の副知事らが公用とはいえパソコンを募集してですね、
通報内容とは直接関係ない個人情報まで入手して、
結果的に漏えいして、局長は自ら命を断ちました。
少なくとも一部パワハラ行為については斎藤知事自身が厳しい接戦などを認めて、
心からお詫びしたいなどと言っていますから、
制度に照らし合わせればですね、保護すべき公益通報者の死という最悪の結果です。
しかも選挙戦では先ほど塩氏さんおっしゃいましたけれども、
日広報社の一人だったNHKから国民を漏えいしたとされる投稿をして、
これがまた拡散されましたよね。
内容には触れませんけれども、一つしておきたい。
死者でも名誉毀損は成立し得るということです。
立花氏は百条委員会の委員長が亡くなった局長の不正行為を隠しているかのように、
自宅の前で引きこもってないで出てこいよとかですね、
これ以上脅して自死しても困るのでこれくらいにしておくと言いました。
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さらに街頭演説で百条委員の一人が告白文書の作成に関わっていたと言って、
これも動画配信されました。
もちろん真理不明なんですが、
共にSNSで誹謗中傷を行う二人、相次いで家族が身の危険を作成に関わったと言われた議員は、
家族を守るために自食しました。
また、辞典で敗れた稲村和美氏の講演会のXのカウントが2回にわたり通り、
一斉に嘘通報が管理者に対して行われた疑いが見込み出す。
こうした発信や行為が斉藤知事の得票にどう影響したかわかりませんが、
再選を望んだ民意の本質が政策への評価であるならば、
むしろその正当性にカビを落としたと感じます。
知事自身も昨年、SNSで身のけのよだつ思いをしたということで、
誹謗中傷を防ぐための上映整備を進める方針を示し、
再選後の会見でも引き続き準備や検討を続けたいと言いました。
また就任式では、丁寧に丁寧に対話を尽くして、
耳の痛い話にこそ真摯に耳を傾け、もっと良い県政をしていくかてとさせていただくと誓った知事には、
他の候補に票を投じたり、帰県した340万の有権者も納得する、
公明盛大な県政運営をしてほしいと心から期待していますし。
はい、ありがとうございました。
これから斉藤さんがどういうふうに県政をやっていくかということですね。
今日は元参政毎日編集長方中周一郎さんにお話を伺いました。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
高田先生だよーん。
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