比較の疲れ
おはようございます。加賀小松と申します。
このチャンネルは、あなたの悩みや困り事は易占で解消することができますよとお伝えしているチャンネルです。
日々の迷いや、ちょっとした悩みを感じた時、この配信があなたの言葉を見つける時間となれば嬉しいです。
配信中、実際に筮竹を使って占っています。筮竹ノートの部分は飛ばして聞いていただいて構いません。
タイムスタンプをつけてありますので、お好きなところからお聞きください。
今日の配信は、誰かと比べて苦しくなってしまう方に、少しでも楽になる視点を届けたくて配信しています。
今日の占的です。占的とは占う内容のことを言います。
誰かと比べるつもりがなかったのに、気がついたら心の中で比べてしまっていたって、そんなことありませんか?
例えば職場とか、SNSとか、他の人の行動とか、他の人の発信とか、そしてまたその結果がどうなのかって。
見たくないはずなんだけども、ついつい目が止まってしまう。
そしてその結果、自分のペースっていうのがなくなってしまう。
比べない方がいいって分かっていても、ついついまた誰かと自分を比べてしまう。
そしてその結果、やっぱり自分で、ああやってしまったなって自分を責めてしまう。
比べたくないのに比べてしまって、それをやめたいなって思っていても、やめられないってこと。
そんな時に、自分にどんな方に声をかけたらいいのかなと、今日は意気で占っています。
易経の解説
はい、では今日の占的です。心の中で誰かと比べてしまう時、どうすればよいでしょうか?占います。
内卦は点です。外卦は風です。
五爻です。はい、解説の一つ目。示された全体の桁です。
内卦が点、外卦が風。こちらは風点装築。意味は小さく留める。
この易っていうのは陰と陽で表すことができるんですよね。
内卦の点は全部陽で、前進しよう、進もうという強いエネルギーなんですよね。
それを外卦の風、風の中には陰が一個だけ入っているんですけども、その陰が陽のエネルギーを押し留めている、進もう、進もうとしているのを止めているという状態を示しているんですね。
例えば目標とか願い事っていうのは近くまで見えているんですけど、もう少しというところで止められてしまう感じを示しているんですね。
今は焦って動かず留まること、それを信じることが大事だよと示しているんですよね。
前に進みたい、進みたいと思っても、その気持ちを抑えて一個の陰ですね。
これが小さな力なんですけども、易は後でまたサムネコミュニティに貼るんですけども、陰と陽で表すことができていて、陽が五爻あって陰が1個だけなんですよね。
陽っていうのがプラスの力、陰っていうのがマイナスの力ってイメージしてあげればいいんですけども、陽を前に進もうというプラスの力の陽はそのたった一個の陰が止めているという感じなんですね。
比べて焦る気持ちっていうのがあっても、それはちょっとそっと止めているということが示されている、そんな卦でございます。
解説の2つ目、今度は幸運のお話です。
一個の卦に幸運は6個あります。
この風天小地区を一つの物語で一冊の本だとしたら、第1章から第6章まであるのをイメージしてください。
易の世界では一番最初の状態をしておこうと言います。
そこから時間が経って話が進んだところを二爻、三爻、四爻と進んでおります。
今日示されたのは五爻なので、五爻の意味は、間心がつながっている。
富を隣人と分かち合う。
この間心がつながっているっていうのは周りの人たちとのつながりが良い具合にうまくいってますよ、信頼関係がありますよっていうところなんですよね。
だけども、その陰が、一個の陰がそれを止めているっていうような状態なんですけれども、
人と協力しながら住みすぎないことが大事だよと示されているんですね。
自分が前に出すぎてはいけないことと周りの足並みをしっかりと優先しましょうねということ。
ただ、富を隣人と分かち合うというところ。
経済的な恵みとか成果とかそういったものはあるよと。
だけど独占しないで分かち合いましょうねって。
何か自分が得るということよりも、共有すること、分かち合うことが大事だよということを示しているんですね。
自分だけは進もうってするのではなくて、周りとのこっちを合わせること。
それを結果ないか、得たものを周りと分け合うことが大きな意味を持つよと示しております。
自分のペースで進む
解説の3つ目、読み取った結果です。
今日の占的は、心の中で誰かと比べてしまうとき、どうすればよいでしょうか?
何か比べたくないのにまた誰かと比べてしまった?
そういう自分自身に気づいたときに、どっと疲れてしまうことがあるんですよね。
比べても仕方がないのに意味もないのに、妙な罪悪感とか。
比べない方がいいよって自分で自分で分かっている。
そうやってついつい比べてしまうという。
そんなときどうすればいいかなと思って、今日はこのような記を立ててみました。
今日示されたのは、風転小竹の5爻。
これは、プラスのエネルギーが強くて進もうとしているんだけども、
小さな陰のマイナスの力が、ちょっと待ってねと引き止めている状態を示しているんです。
その中でもこの5爻は、自分が持っているものを周りと分かち合おうという意味があります。
自分が何かを得るとか、自分が進むとかっていうことよりも、
周りの人たちと分けたり、歩幅を合わせるというところですね。
そこが大事だよと示しているんですよね。
やっぱり心の中で比べてしまうときって、焦ってる時なんだろうなって思うんですよね。
誰かに追いつかなきゃいけないなとか、焦りですよね。
そんな気持ちの中で比べるってことで、今自分はどうなんだろうってことを無意識のうちに思ってしまうのかなと。
だけども、この卦はそこで急がなくていいよって、
自分一人で何でもかんでもと思わなくていいんだよっていうふうに読み取ることができますね。
では、この卦から読み取ったポイントを3つお話します。
まず1つ、SNSを見る前にちょっと5秒だけ、これは自分にとって必要かなって問いかけてみること。
ついつい比べてしまうっていう前に、自分自身を見る視点を持つこと。
そして2つ目、自分がすでに持っているものを1つ言葉にしてみること。
今自分があるものは何かなってところ。
それを再確認することによって、自分は足りないなと思って比べてしまうっていう、そういった気持ちをちょっと抑えて言われてあげること。
そして3つ目、比べてしまう人って、例えば職場の誰とかって、あるいは身近な人だったらこの人みたいな、やっぱりだいたいあるかなって思うんです。
だけども、その人と自分っていうのは全く別。
他の人が例えば進んでいるかといって、自分の価値が下がるのかといったら、そういうのは全然関係ないよってことを言葉にしてみることですね。
他の人が進んでいるようが、進んでいないようが、自分自身というものは何か変わるものではないんだよっていうことをあえて言葉にして意識すること。
この卦は進みたいなって思うときこそ、ゆっくりすること。ただゆっくりするというよりも、自分のペースでゆっくり、じわじわ行くことが大事だよってことなんですよね。
焦ってしまうっていうのは、何か大事にしたいなっていう価値観というか、それがあるから焦るんですよね。
でも大事にしてるって思いがあるんだったら、逆にそれを守ることが必要なんだよと。
この五爻は力でぐいぐい押し進んでいくのではなくて、人と支え合いながら、必要な時期というかタイミングというか、それを待つことも大事だよって示しているんですね。
比べるというよりも繋がるとか、奪うというよりかは分け合うとか、そういった姿勢が焦る気持ちを減らしていって、自分自身のペースを取り戻すことができるのではないのかなと。
今この配信をおっきり出しているあなたは、もしかしたら誰かと比べてしまった後に、自分が嫌だなって思ってしまうことがあるのではないのでしょうか。
だけどその違和感とか、なんかしまったなっていう気持ち、それはもっと自分を信じたいなって、そんな気持ちの裏返しなのではないのかなと。
この風天照地球5爻は、比べる気持ちを抑えるのではなくて、誰かと分け合いながら前に進むという道を示しております。
なので今は、誰かに勝ちとか先に進むとかっていうよりも、誰かと比べないでいられた一日を、自分で、今日も自分を比べずに済んだなって思ってください。
そして、あなたのペースで今日を進むこと、それが大切なことだと読み取りました。
はい、ここまでお聞き下さいましてありがとうございました。
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いつも本当にありがとうございます。
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今日もあなたが大切な人と一緒に、おいしいご飯が食べられますように。
ありがとうございました。かがこ町をお届けしました。