平和の意義
おはようございます。加賀小町と申します。
このチャンネルは、あなたの悩みや困り事は、易占で解消することができますよとお伝えしているチャンネルです。
日々の迷いや、ちょっとした悩みを感じた時、この配信が、あなたの言葉を見つける時間になれば嬉しいです。
昨日は8月15日の終戦の日だったんですよね。平和について考える方もすごくいらっしゃったのかなと思います。
世界の平和とか国同士の関係というのは、正直なところ、私たち一人一人の手では買いにくいことがあるなと。
だけども、身近な人との関係、例えば卦だとか職場だとか、そういった自分の周りの環境の平和、それは自分の意識とか行動で守っていくことができるんですよね。
日常の中で穏やかな関係というか、やっぱり平和、穏やかな関係ですね。
それを作るということは、そのまま、その和が広がっていって、社会全体の平和にもつながっていくのかなと、そんなことを思っておりまして。
今日はそのような視点で気を立ててみたいなと思っております。
今日の占的、占的とは占う内容のことです。
日常の中で身近な平和を守るために意識するべきことは何でしょうか。占います。
解説の一つ目、示された結果全体の説明です。
内卦が山、外卦が天、こちらが天山遁。
天山遁、意味は静かな山へ逃れる。
昔の古代中国では、政治が乱れたら、聖人君子は山の上に逃げる、逃げるというか隠れることをしていたんですよね。
世の中が治まる時期をまず、それがこの天山遁という経を示しているんですよね。
人生というのは進むだけじゃなくて、引かなければいけない時、退却する時が必要なことがあるんですよ。
この天山遁という経が出たら、ひとまず一旦手を引いて、離れた場所からそっと静かに見るのがいいですよ、という時なんですよね。
例えば、これ以上留まると不利になるから、逃げるという表現ではあるんですけれども、
実際には本当に逃げるというよりも、力を蓄えて再び動くための戦略的なものだとか、ということですね。
諦めるわけではなく、エネルギーを消耗しないでも温存する、また次に動く時を見極めるために必要なことだよ、
平和のためには衝突を避けて、距離を取るということ、それも必要だということを示している経でございます。
行動するための知恵
解説の2つ目、今度は幸運のお話です。
1個の経に幸運は6個あります。
この天山遁を1冊の物語だとしたら、第1章から第6章まであるのをイメージしてください。
生きる世界では、幸ではなく幸というふうに呼びます。
今日示されたのは2幸。2幸の意味は、黄龍の皮で繋がれた豚。
誰もほどくことができない、黄色い龍の皮で豚が繋がれているということなんですけれども、
逃げ遅れそうになっていても、すごく危ない状態を示しているんですよね。
繋がれたということなので、周りからの束縛が強くて、簡単には見える攻撃ができない状態なんです。
やるべきことに取り組んで、余計なことには手を出してはいけませんよと、
状況をしっかりと観察してくださいねということなんですね。
またこれは、過去の成功パターンというのが、今の状況というのが、
全然今の状況では当てはまらない、役に立たないよということなので、
ちょっと柔軟さが必要だろうと示して、
この状況が続くと危険で、強引に動くとすごく危ないよと、
どうすればというと、静かに目立たず動くことで、
状況を読みながら、自分の行動を最小限にすることで、
被害を避けることができるよというわけなんですね。
はい、では解説の3つ目いきます。
ユメとタケガです。
日常の中で平和を守るという一言で言っても、
それは本当は軽く言うことではない、難しいことだと思うんですよね。
卦族にしても職場にしても、また広げて近所付き合いにしても、
関係が近いほど気持ちというのかな、感情というのがなかなか穏やかでいられなくて、
ほんの些細な言葉とか態度で、空気が変わってしまったり、
気まずくなったり、トゲトゲしたりとかってありますよね。
その時にも、これすごい痛いな、でも痛いけど言わない方がいいのかなとか、
今すごくこれしたいんだけども、今待つべきなのかなとかって、
そんなことをいろいろと思いながら使えてしまうことってやっぱりあるかと思うんですよね。
そのいろんなどうしようという気持ちの葛藤の中で、
静かにやるべきことは何かということをしっかり見なきゃいけないというのは、
実はすごくエネルギーがいることなんですよね。
今日示された卦はテンザントンの二爻で、
これは周りからの圧力とか不利な状況の中で強引に動くのではなくて、
目立たず静かに、今はちょっと身を守りましょうねって示されております。
特にこの二爻のところ、逃げたくてもすぐ動けない状態だと言われているんですよね。
今回の戦的でいうと、身近な平和を守るために何か行動したいなと思っても、
状況をよく見ないで動けば、かえってそれは良くない結果になってしまうよというようなことなんですね。
守るためにはあえて動かないという選択肢があるよと読み取りますね。
ではこの卦から読み取ったポイントを3つお話しします。
まず1つ目、状況をしっかり見るということで、
今の自分の人間関係だとか状況を客観的な視線で一辺りちょっと紙に書き出してみること。
そうすることによって他の人がどんなふうに思っているのかなということを一辺り客観的に見てみることですね。
次に2つ目、自分が言葉を口にする前にこの一言は平和に繋がるのか、
それとも争いに繋がるのかということを自分自身に心の中で尋ねて、それから言葉を口にする。
そして3つ目、なるべく今は動かない方がいいよということなので、
何か新しいことをするとしたらいきなり大きくドーンと言っているのではなくて、
ちょっとずつやってみましょうねと。
例えば話したら話す相手だとか、周りの人たちの反応をしっかりと見て、
それからあくまでもこれは軌道修正が必要だぞという前提で動くことですね。
平和を守る力というのは本当にすぐに結果が出るものではないんですよね。
今日の天山盗の卦が示すのは、今は自分の力を蓄えるために一歩離れて待ちましょうねという、
その姿勢が必要だよということ。
やっぱり平和じゃないときってどうして態度とか言葉のあやだとかで、
うまくすれ違ったりとかぶつかったりというんですけれども、
いつも自分自身が心に余裕がないときにそういうことが出てしまうのかなと。
心に余裕があったら、例えば相手の言葉一つにしても流すことができたり、
逆に心に余裕がないときは相手が言った同じ言葉でも受け取り方が変わってしまうものなんですよね。
なので自分の心が落ち着かないときっていうのかな、乱れてるときっていうのかな、
そんなときのパターン、あとはどんな風に異境が起きるかなみたいなのを前もって前もって、
日頃から意識しておくこと。
そうするといざってときに、このまま進んだら危ないなって思って離れることができるようになるのではないのかなと。
その中でも、以前こうだったしな、みたいなそういうパターンは今回は当てはまらないよって思うことですね。
そのときによってまたちょっと方法を変えてみるかと、観察して変えてみるかと。
それが平板につながる道なのかなと。
今この配信を聞いてくださっているあなたは、日常生活の中で波風立てずに過ごしたいなって思いながらも、
これは言っていいのかな、今動いていいのかなって迷っていらっしゃるのではないのでしょうか。
今日示された気は、今は大きく動くときではないですよと示されております。
守りたいものがあるんだったら、まずは周りをよく見ること、そして自分の立ち位置はどうなのかなと。
しっかりと観察すること。
動くよりも、何か言うよりも、何かするよりも、まずはじっくりと見ること。
平板に急がないで。
しっかり観察して、その上で準備することに時間をかければ、平和が長く続いていくのではないのかなと。
そのように読み取りました。
はい、ここまでお聞きくださいましてありがとうございました。
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土曜日、あなたはいかがお過ごしですか。
今日もあなたが大切な人と一緒においしいご飯が食べられますように。
ありがとうございました。香川こまちがお届けしました。