違和感の考察
おはようございます。加賀小町と申します。
このチャンネルはあなたの悩みや困り言葉、易占で解消することができますよとお伝えしているチャンネルです。
日々の迷いやちょっとした悩みを感じた時、この配信があなたの言葉を見つける時間になれば嬉しいです。
配信中、実際に筮竹を使って占っています。筮竹ノートの部分は飛ばして聞いていただいて構いません。
タイムスタンプをつけてありますので、お好きなところからお聞きください。
はい、では今日の占的です。占的とは占う内容のことを言います。
今日は違和感について占ってみようかと。
例えば、他の人の前では感じがいいのに、個別で話すと急に態度が変わったりとか、
冗談だよって言いながらちょっと人を傷つけるようなことを言ったりとか、
また、こっちの予定とか気持ちとか、そんなこと全く関係なく一方的に自分のペースで話を進められるとかって。
そんな時に、あれ?って思うことありませんか?
でも、相手は悪気がないかもしれないし、そんなことが何回かあってもそれでもやっぱり本当はいい人だし、
自分がちょっと気にしすぎなのかもしれないなとか、そんな風に思って違和感をごまかしてしまうことってありますよね。
だけど、そんな違和感の積み重ねというか連続というか、それがもしかしたらものすごく大事なサインなのかなと思うんですよね。
今日はそんな問いをちょっと占ってみようかと。
易の解説
はい。では、今日の占的。
違和感を持った相手にどう向き合えばよいでしょうか。占います。
県。ないかは天部。
村。ないかは風です。
3爻です。
はい。解説の一つ目。示された結果全体の説明です。
ないかが天、外卦が風。
こちらは風天小地区。
意味は小さくとどめる。
この易というのは陰と陽で全て表すことができるんですよね。
よく陽がポジティブで陰がネガティブという風な言い方とかもしたりするんですけども、今回は陽をプラス陰がマイナスってまず一回ちょっと覚えてください。
この風天小地区の中で陽が3つの陽があるんですよね。下の方に。
3つの陽がプラスの力で進もう進もうとしているのを1個だけの陰がマイナスなんですけども、それがすごく全体を抑えているという状態なんですよね。
陰と陽で易を表すことができるもので陽がプラス陰がマイナスって今回は覚えてもらえれば大丈夫です。
この風天小地区という易は陰が1個だけであとの残りが全部陽なんですけども、その陽のプラスの力をたった1個の陰のマイナスの力が全体の動きを抑えているよというところなんですね。
それが小さくとどめるという意味になるんですけども、力はあるけど進めそうで進めない状態なんですよね。
予定が遅れるとか目標が手が届きそうで届かないとかって言ったらちょっともどかしさを感じるよというところなんですね。
小さくとどめるなんで、大きな障害物ではないんだけれども、小さな制限というのかな。
これは今疑いとか迷いとかそんな気持ちが出ても焦って動かないことがいいですよって言われてるんですね。
イメージとしてはこの風天小地区、雨が降りそうな感じの天空なんですよ。
だけどもまだ降らないなーっていうようなそんな空模様なんですよね。
今なんかこれは進めたいなとか動きたいなと思っても、今は時期じゃないよと。
待つこと、焦らないこと、それが必ずいいことにつながりますよと。
雨が降りそうで降らないなって言うんだけども、必ず雨が降りますよというふうに示している卦でございます。
解説の2つ目、今度は爻のお話です。1個の卦に爻は6個あります。
この風天小地区を一つの物語で一冊の本だとしたら、第1章から第6章まであるのをイメージしてください。
易の世界では第1章のところを書庫と言います。
そこから時間が経って話が進んだものを二爻、また同様に時間が経って話が進んだものを三爻、四爻というふうに進んでいきます。
今日の三爻、三爻の意味は車軸が外れる。
夫婦は反目。
反目はすれ違うというか、心が通じ合わない状態を示しているのです。
車軸が外れるというのは車ですよね。
車ということはタイヤが四爻あるじゃないですか。
それがどれか1個でも外れてしまったら動けなくなるということで、
車軸が外れるというのは関係性とかチームとかそういったものが動かない状態になっているよというの。
この夫婦は反目というのは実際に本当の夫婦がという意味ではなくて、
自分にとって一番近い人と反目、対立とかすれ違いとかがあるよということを示しているんですね。
これは本来夫婦は協力して進むもので、
本来協力するべき相手との関係に深い溝ができているよと進むタイミングとか方向が間違っている可能性があるよということは、
ことを無理に進むようにすると関係そのものが壊れてしまうので、
一旦今は動くよりも止まる時期ですよということですね。
このまま進むと壊れるので一旦立ち止まって見直しましょうということを示している方でございます。
心の反応と対処法
はい、解説の3つ目、読み取った結果です。
今日の占的は、違和感を持った相手にどう向き合えばよいでしょうか。
何か相手の人の言葉とか態度に少し引っかかることがあったりして、
だけど悪気はないのかもしれないとか、本当は良い人だから何か私の受け取り方が違うのかなとかって、
何回も自分に言い聞かせてしまった。そんなことってありませんか。
決定的にこれがやっぱりおかしいというわけじゃないけども、
もやもやという気持ちはずっと残っている。
でもそれを他の人にもなかなか相談できないし、うまく言葉にできないし伝わらないし。
だから今日はその違和感をしっかりと言葉にしてみようかなと思いました。
今日示された点は、風転焼卓の3爻。
これは進もうとする力があるにも関わらず、小さな力で押しとどめられて、
思うように進めないよという状況を示しているんですね。
この3爻には左軸が外れるという意味があるんですけれども、
今自分は相手の中にあるその違和感というのをすごく気づいているんですよね。
だけど自分の中にあるこれは大丈夫なはずだとか、
そんなふうに思うのは思いたいんですよね。希望ですよね。
あるいはそれは相手のことを信じているからというのもありますかね。
そこで違和感があってもそこをあえて気づかないようにしているというのが現実なんですよね。
その違和感をごまかすというのは心の中では、
だけども心の中ではこのままだったらいずれ壊れるかもなということをやっぱり気づいているんですよね。
この爻目はそういった関係のバランスというのが崩れかけているということを示しているんです。
そんなときは無理に進まないこと、ちょっと止まって、
自分自身の気持ちといった方に正直になることが大切なのではないのかなと。
ではこの手から読み取ったことを3つ言います。
まず1つ、その相手の人とやり取りした後、自分の体の反応を振り返ること。
例えば疲れだとか、緊張だとか、あるいは萎縮してしまうとか、肩に力が入ってしまうとか、体がこわばってしまうとか。
その体の反応をしっかりと振り返ること。
そして2つ目、その人の言葉を誰か他の人が言っていた後を感じるか。
他の人とは違う、第三者の視線で一遍見ること。
そして3つ目、違和感を書き残すときには、自分の感情ではなくて引っかかった事実を書くこと。
その感情ではなくて事実を残しておくことって、これがすごく後々で大事なことになるんですよね。
この風天翔畜の3爻は進めば進むほど関係が強いという可能性があるということを伝えているんですね。
なので、今の無理せず進まない、一遍止まることで、関係そのものを見直すきっかけになるという意味でもあるんですね。
違和感を持つのは、神経質だとか、感覚が鋭いとか、そういったことではないんですよね。
もう本当に自分の心に正直なのかなというところなんですけども、
なので逆を言えば、違和感を持っていながらも、信じたいなという気持ち、希望ですよね。
それと引っかかって、その場合、どちらかは否定しなくていいんですよね。
信じる気持ちなんか、あるいは違和感なんかという、二者卓一ではなくて。
一遍止まって様子を見るという選択肢もありますよということ。
そうすることで、無理のない距離感というのを保つことにつながって、結果的に自分自身を守ることにつながるんですね。
この配信をここまで聞いてくださっているあなたは、もしかしたら、誰かの言葉とか行動に、何となく違和感を持っているのかもしれないですね。
それでも、これはちょっと自分の思い込みかなとか、気のせいかなとかって思いますよね。
でもそれは、あなたの優しさ、それもすごくわかる気もするんです。
だけど、この風天小竹が示しているのは、このまま進んだら、関係自体が壊れてしまうかもしれないということなんですね。
今大事なことというのは、無理に話し合うことでもないし、その関係をブツって切ることでもないんですよね。
ただ、その違和感がなかったことにしないこと。
その違和感をうまく言葉にできなくても、でも違和感は違和感なんですよ。
その違和感を、今日は信じてみてください。
それが、結果的にあなた自身を守ることにつながります。
そのように呼び取りました。
ここまでお聞きくださいましてありがとうございました。
この配信がまた聞きたくなる場所になれば嬉しいです。
土曜日、あなたはいかがお過ごしですか。
今日もあなたが大切な人と一緒に、おいしいご飯が食べられますように。
ありがとうございました。
香川小町がお届けしました。