特別配信の目的
こんばんは。5月3日土曜日、加賀小町と申します。
このチャンネルは、あなたの悩みや困り事は、易占で解消することができますよとお伝えしているチャンネルです。
日々の迷いや、ちょっとした悩みを感じた時、何か考え方のヒントが欲しい時、この配信があなたの心を照らすきっかけになれば嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。
このチャンネルは普段は筮竹を使って占っています。
だけど今日は特別配信として、先日の体験から一つの卦のお話をさせてください。
4月19日に東京のアクアパーク品川という水族館に行ってきたんです。
そこはイルカショーがもとても豪華なんですよね。
光と水と音楽と。
大きなスタジアムのイルカプールで、沢山のイルカとオキゴンドウと、本当に飛び回るんですよね。
水しぶきをバシャバシャとかけて、イルカのトレーナーさんたちも一緒にプールに入って、
それこそイルカと一緒に泳いだり、イルカの背中の上に乗って立ったりという、すごく動く派手な豪華なイルカショーなんですね。
その春限定のイルカショーを見に石川から品川まで行ったんですね。
夜行バスに乗って、一日ずっとイルカショーを楽しんで、
またその日の夜に夜行バスに乗って石川に帰ってくるということをしたんですけれども、
その時に一つの卦が浮かんだんですね。
雷水解という卦なんです。
まず易占の話からしなきゃいけないですね。
易占というのは、昔の中国からできた占いなんですけれども、
筮竹を使ってジャラジャラする、そこで結果が出るといったイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
例えるならば、タロット占いってありますよね。
タロットカードを引いて、手順に沿って並べて、
一枚一枚カードに絵があって意味がある。
易占もそれと一緒なんですね。
一個一個の卦に名前があって意味がある。
ただ、カードと違うのは、卦というのは目で見えないものなんですよね。
易のパターンというのは全部で64パターンあるんです。
64パターンというのが、8×8の組み合わせでできているんですね。
8というのは八卦というんです。
当たるも八卦、当たらぬも八卦という言葉でありますよね。
八卦の内容がそれぞれ、天とか地とか火とか水とか雷だとか山だとか、
そういったもので表しているんです。
それらが全部で8個ありまして、
8個×8個の組み合わせでできている。
それが卦というものなんですけれども、
その中でその卦の中の一つ、雷水解という卦の話を今日はします。
雷水解というのは雷の水で書くんですね。
雷水解の卦の意味は、春の雷が氷を溶かす。
1個1個の卦にも意味があるという話をしたんですけれども、
易の世界では雷というのは春を示しているんです。
春の雷というか、冬から春になる。
春を告げる雷ですね。
また動くという意味も持っています。
今度は逆は、雷水解の水という季節でいうところでは冬なんです。
寒さの厳しい冬、それこそ氷の凍てつくような、
どんなイメージがあるかというと、
とても辛いこと、苦しいこと、困難なこと、
それを表している冬が水なんですね。
イルカショーを見たときに、雷水解という卦を思い出したんですね。
イルカが動いている、飛び跳ねている様子。
また水しぶきというか、上から本当にシャワーのように水が降ってくるんですね。
プールの上から。
また綺麗な光が、照明がすごいんですよ。
本当にキラッキラで。
プールは水ですね、もちろん。
プールの上に光、音楽、そしてイルカの動き。
これがもう雷を示しているなと。
雷を示しているなと。
派手な雷を。
なので、雷水解という卦を思い出したんですね。
雷水解の解は、解決の解、解放の解、解散の解、
また理解の解ということなんですね。
なので、この雷水解自体は、
春の雷が氷を溶かす。
辛い氷が溶けていって、少しずつほぐれていく、溶けていく。
そして、春が訪れますよということを示しているんですね。
ただ、逆にこの解散という、解散の解でもあるんですけども、
氷が溶ければ形は崩れてしまう。
それまできれいに整えていたものが崩れてしまうこともある。
だけども、それは何にしても次の季節に進むための自然な変化なんですよね。
春になると氷も溶ける。
どんだけ辛くても、どんだけ厳しいことがあっても、
それは絶対に解消する時期が来るんです。
冬がどんだけ辛かったり長かったりしても、必ず春が来る。
それと同じで、どれだけ辛い思いの冬を心に抱えていても、
必ず春は訪れます。
この雷水解の卦は、春の雷で氷が溶けて、
それまでずっと滞っていたものが動き出すというところで、
問題の解決とか解放が始まる気がしたということ。
だけども、しっかりと状況が整っていなかったら、
それは解散の解でもあるんだよと。
今まで冬のような辛いこと、困りごと、悩みごと、
何か問題を抱えていたとしても、
そこには春が訪れるというところ。
それは動き、雷ですね。
外側の刺激によって動き出すというところが示されている気なんですね。
だけど、ただその変化には、冬の間、
冷たい氷に覆われて動けなかったのが何か。
それが雷とともに静かに溶けて動き出すんですよね。
雷水解は、そういった冬から春にかけての始まりのタイミングを示しているんです。
春の訪れと心の変化
だけど、それは、いくら解放とか解散だけど、
すぐに自由になれるということではないんですね。
もしかしたら、雪は少し溶けただけでまた凍ってしまうかもしれない、
氷になって、だけどその溶け始めること。
それが進んでいくことになるんです。
氷が溶ける瞬間というのは、無理に急ぐものではないんです。
それは、そうですね。
イルカショーでいうならば、イルカが飛び跳ねる一瞬を見逃さないように、
自分自身の心をしっかりと感じ取る。
それが大事なんだなと。
冬が終わり、春が来て氷が溶けたなと思っていたら、
もう次は夏が始まるような風が吹くんですよね。
そしたらもうきっと、またさらに動きって続くんですよね。
動き始める時期というのが必ず訪れる。
春が動き出して、氷が溶けて流れ出して、
その変わり目というかきっかけというか、
その動きというもの。
それはないが、イルカショーを見て、そう感じました。
雷水解の解は、理解の解でもあるんですけども、
理解というのは、頭であれこれ思うのではなくて、
言葉で感じるというよりも、何か見て心で感じる。
それを理解するってそういうことなんだなと。
もしこの放送を聞いてくださっているあなたの心にも、
何か凍ったままの思いがあるならば、
動いていいよと、この雷水解の卦が示しています。
何か温めてきた思いとか、まだ言えていない言葉、
この春から夏に向かう季節に、少しずつ外へ向けてみませんか。
季節は移り変わっています。
あなたの中の春の雷を感じ取ってくださいね。
ここまでお聞きくださりありがとうございました。
易占は行動の指針となるもの。
少しでもあなたの心が軽くなりますようにと祈っております。
今日の配信はこんな遅い時間になってしまいましたけれども、
明日が黙って変わらず続けてまいりますので、
改めてよろしくお願いいたします。
変わらず祈ります。
変わらず祈ります。
今日もあなたが大切な人と一緒に、おいしいご飯が食べられますように。
ありがとうございます。
加賀小町でした。