易占の基本
おはようございます。
4月4日、日曜日、加賀小町と申します。
このチャンネルは、あなたの悩みや困り事は、
易占で解消することができますよ、とお伝えしているチャンネルです。
日々の迷いや、ちょっとした悩みを感じた時、
何か考え方のヒントが欲しい時、
この配信が、あなたの心を照らすきっかけになれば嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。
このチャンネルは、筮竹を使って占っています。
筮竹の音の部分は飛ばして聞いても大丈夫です。
タイムスタンプを付けてあります。
気になるところ、お好きなところからお聞きいただければ嬉しいです。
改めて、よろしくお願いいたします。
昨日、配信したのが日付を跨いでしまったので、
今日2回目という形なんですかね。
夜喋るよりも、朝喋る方が喋りやすいなと改めて感じております。
今日はシンプルにいきます。
今日、199日目なんですよね。
天水訟の意味
シンプルに。
今日の占的。占的とは占う内容のことを言います。
占う的と書きます。
今日の占的は、
今日、大切にすべきことは何でしょうか。
占います。
坎
内卦は水です。
外卦は天です。
四爻です。
はい、解説の一つ目。
示された卦、全体の説明です。
内卦が水、外卦が天。
こちらは天水訟。
天水訟の意味は、
裁判は勝っても負けても消耗。
天水訟の訟は、
訴訟の訟という字なんですよね。
裁判は勝っても負けても消耗というところなんですけれども、
内卦の水は悩み苦しみ、ものすごく辛いことを示しているんですよね。
外卦の天は上昇する、上に上がるという性質を持っているんですけれども、
水は逆に下に下がっていくという。
実際水ってそうですよね。
蒸発しないと上に行かないし、
水って下に下がりますよね。
水は下降するから、天は上に行く性質があり、水は下に行く性質がある。
お互いがそれぞれ反対方向にいるということで、
落としとかが見つからないという意味なんですね。
これが裁判というか、訴訟だったらさらに危うい状態になるというところ。
この卦は、正しい正しくないという形であれなんですけれども、
この卦自身は正しさよりも、
もうちょっと我慢と言うとおかしいですけれども、
今は時期ではないというものを示しているんですよね。
例えば、自分の言い分が正しいことだとしても、
それを強引に主張してはいけないよと、
ほどほどのところで手を打つことが必要だと示している卦なんですね。
というのは、いくら正しいことでもそれを言うことによって、
結果的にも自分が傷つくのではないかというところ、
対立が長引いても逆に損をしてしまいますよと、
正しさよりも傷つかない、そちらの方が大事だよということを示している。
争いは避けた方がいいですよという、そのような卦でございます。
解説の2つ目、示された爻のお話です。
1個の卦に爻は6個あります。
この転生章を1つの物語、1冊の本だとしたら、
第1章から第6章までのイメージしてください。
易の世界では、第1章にあたるところを初爻と言います。
そこから時間が経って話が進んだところを二爻、また同様に進んだところを
三爻、四爻、五爻と進み、この卦の一番最終段階を上爻と言います。
1個1個の爻にも意味がついております。
その意味を爻辞と言います。
今日示されたのは四爻、四爻の爻辞。
訴訟に勝てない、心を入れ替えて正しい道に戻る。
正直厳しい結果なんですよね。
これは負けを認めることではなくて、
無意気な争いから降りることが大事だよと説明している爻なんですね。
何か勝ち負け、たとえ正しいとしても勝ち負けよりも
何かもっと自分がすべきことは他にあるんじゃないのっていう
自分の本分とか本来の道っていうんですかね。
そこに立ち返ることで心が落ち着きますよと示しているんですよね。
無理に今の状況を動かそうとするのではなく、
正しさよりも穏やかさを優先した方がいいですよと示している爻でございます。
解説の3つ目読み取った結果です。
心の穏やかさの重要性
今日の占的は、今日大切にすべきことは何でしょうか。
示されたのは天水訟の四爻。
天水訟という卦自体は心の中に自分の主張したいこととか
これは譲れないよってことがあるとき
また争っているときに示されやすい卦なんですよね。
その中でも実際にいろいろな
例えばこの卦は示されたときの背景は
いろんなことがそのときに応じてはあるかと思うんですけども
自分の正しさとか誠実さっていったもの
それをすごく大切にしていたからこそ
こういう卦が出るんだろうなというところなんですけども
だけども心の緊張感を持ちながらいるってことは
正直しんどいことではありますよね。
正しさを主張しようという気持ちと
それに対して強く反発する流れがぶつかり合っているという卦なんですね。
その中でも特に今日の四爻は
そろそろ言ってもいいんじゃないかと思っていることに対して
今はそのときじゃないよと示しているんです。
争いごとというのは誰も好き好んで争いごとなんてしたくないですよね。
勝ち負けを主張して正しいことを言って
勝ちに行くよりもそれよりももっと
自分の心を穏やかにすることの方が正しいのではないのでしょうかというところですね。
あえて言わないこととか
正しさよりも心の穏やかさ
そこを選ぶことが大切だよと
言ってみれば一歩引くというところですね。
攻める時期ではないですよというところを示しているんですね。
今日大切にすべきことは何か主張したいことがあっても
そこはもう一晩寝かせてみましょうねと
気持ちのまま正しさのまま突っ走るよりかは
心の穏やかさを自分自身の心を穏やかにすることを優先すること
その中でこの四爻
自分が本来するべきことに意識を戻すこと
本来というのは言ってみれば役割ですね
職場での役割卦庭での役割ありますよね
そういったところをあえて地味なことに集中する時間を作ること
その中でも今日はもうちょっと穏やかにということですね
例えば話をするときにしても説明とか説得ではなくても
ふんわり伝えるという
そこを忘れないことですかね
ふんわり伝えても別に相手がそのまま受け取るかどうかというのは
相手の方の問題なので
そのまま受け取ってもらわなくてもいいくらいの気持ちで
今日は過ごすことが必要ですよね
この四爻というのは争わないことで得られるものというのを示しているんですね
一変何か思うことがあっても
自分が正しいと思うことがあっても
それを今押すタイミングはないですよというところ
自分の心を穏やかにする方に舵を取って
そっちに修正していきましょうねというところ
日常というんですかね日々といいますか
日常は何か正しさを証明する場所ではないよというところ
穏やかに穏やかに過ごす場所として
そういった気持ちを持つことで
心が軽くなっていくのではないのでしょうか
この気が示されるということは何か
自分は黙っているけどものすごく不満を抱えているぞとか
いったことが示されているんだなと
現実的には事実そうなんですけれども
でもここで一歩低く姿勢というもの
これは決して無駄ではないし無意味でもないんですよね
この思うことがあっても
そこで一歩引くことっていうのが
自分にとって本当は大切なところ
言ってみれば言わずに引くことが
種まきにもつながるよというところ
主張しないことが時には最も強い意思の表れになる
正しさも言うだけではないよというところ
心を整えること落ち着けること
それが自分自身のためになるよということ
それが大切だよとそのように読み取りました
易占は行動の指針となるもの
あなたの心が少しでも軽くなりますようにと祈っております
はいここまでお聞き下さいましてありがとうございました
今日は緑の日ゴーデンウィークの真っ最中
あなたはいかがお過ごしですか
変わらず祈っております
今日もあなたが大切な人と一緒に
おいしいご飯が食べられますように
ありがとうございますいってらっしゃい