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家電ライターが語る家電最前線、進行役は私、池澤彩香です。そして今回の担当は、家電ライターの倉本春さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さて今回は、ロボット掃除機最前線ということなんですが、こちら30代男性、チャーリーさん、40代男性、舞茸さん、10代女性、スマート家電大好きさん、他、たくさんリクエスト来ています。
なるほど。
はい。
一度使ってるけど、一度導入したらやっぱり手放せない。
そうですね。あと年々便利になってますよね。
そうなんですよ。今買うんだったら、個人的に絶対つけて欲しいって思ってるのが、実は自動ゴミ収集機能。
うわ、そんなアップデートしてるんだ。
そうなんですよ。
ロボット掃除機って、狭いところ入ったり、例えば椅子の足と足の間を進まなきゃいけないので、メーカーさんはできるだけ本体をちっちゃくしたいっていうところがあるんですね。
だけど、そうするとゴミ収集するゴミパック容量がちっちゃくなっちゃうじゃないですか。
はい。
なので、毎回掃除するたびにゴミを捨てなきゃいけないっていうのが、ちょっと個人的にめんどくさいって思ってたところなんですよ。
今のロボット掃除機って、安いやつでもだいたいスケジュール機能で毎日、例えば昼3時に掃除みたいな自動化されてるんですけど、
結局自動化したところでゴミを毎回自分で捨てなきゃいけないんだったら、全自動じゃないじゃないか。
ということで、最近の最新ロボット掃除機には、充電器のところにロボット掃除機本体の中にたまったゴミを吸い取る自動ゴミ収集機能っていうのが付いてるものが増えてるんです。
へー、そうなんですね。
うちももちろん、この自動ゴミ収集機能付きの製品使ってるんですが、とにかくなんで今までこれがなかったのかっていうぐらい楽です。
へー、洗濯機の自動投入機能的な存在なんですかね。
正直あんなの目じゃないぐらい。
あ、ほんとですか。
そう、個人的にはロボット掃除機いなかったら、ゴミ収集は絶対やった方が楽ですよと思ってます。
じゃあちょっと具体的なおすすめ商品を聞いていこうかなと思います。
そうですね、今回はロボット掃除機2製品をおすすめしたいと思うんですが、どちらも自動ゴミ収集機能付きにしたいと思います。
はい、お願いします。
はい、まず第1個目はロボット掃除機の代表格、もうロボット掃除機の代名詞ともいえるアイロボット社のルンバ。
はい、うちでも活躍してます、ただ。
あ、ほんとですか。
はい、自動収集機能は付いてないですけど。
どのシリーズを使ってらっしゃいますでしょうか?
900…なんとかとかいう。
980だっけな、ちょっと名前が。
なるほど。
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900シリーズっていうのはちょっと前のプレミアムシリーズで結構高機能なブラシの部分がゴムでできてて、2本付いてるやつ。
はい、はい、そうです。
実はですね、ルンバ、今そこからちょっといろいろ代替わりしててですね、いろんなシリーズがあるんですよ。
結構いろいろロボット掃除機どうですかって聞かれるときに、いろいろ紹介しても、ルンバじゃなくていいんですかって聞かれるので、今回導入部分でルンバのシリーズについてまず解説しようかなと思います。
はい、お願いします。
はい、現在の現行ラインナップとしてルンバ大きく600シリーズというものとEシリーズ、Iシリーズ、Sシリーズの4シリーズがあります。
はい。
このシリーズの中でも結構いろんな区分けがあるんですけど、本体の性能から考えればこの4つのシリーズを考えていただければいいです。
で、一番安いのは600と言われるシリーズ。600っていう製品ではなく、600番台で693とか671とか、そういう6から始まる3桁の数字で始まるのが600シリーズです。
で、こちらですね、4万円以下とかでも売ってたりするシリーズなんですが、実は個人的にはあんまりおすすめしてないんですよ。
ルンバっていうとゴムでできた2本のブラシでゴミを吸い上げるデュアルアクションブラシ機能っていうのがすごく個人的におすすめなんですよ。
要は吸引力がこのデュアルブラシですごく強いんですが、この600シリーズはですね、実はゴム製のブラシじゃなく普通のケバケバしてるブラシ状のブラシになります。
へー。
はい。ので、このケバケバしてるブラシ状のブラシは何が困るかというと糸くずとか髪の毛とかをとにかく絡まるんですよ。
あー、それは嫌ですね。
そうなんです。
自分で掃除しなきゃいけないってことですもんね。
そう、これがなかなか個人的には辛いっていうのと、あとやっぱりどうしてもデュアルアクションブラシと比べると吸引力がちょっと劣っちゃいます。
個人的にこれルンバの600番台買うんだったら同じ値段で別のメーカーのでもいいんじゃないかなと思ってます。
一番安くってさらにルンバの吸引力を実感したいっていう人におすすめしてるのが600シリーズの次のEシリーズです。
Eシリーズ。
Eシリーズっていうのは結構比較的ルンバの中では低価格5万円前後なんですけれども、さっき言ったようにデュアルアクションブラシっていうのがついてます。
ブレード状のシリコン状のブラシでこれが2本あってゴミを浮かせながら吸引するっていうのが特徴です。
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だいたいさっき言ってた600シリーズの5倍の吸引力って言われてますね。
じゃあ自動回収機能がいらないけど掃除能力は高い方がいいっていう方はEシリーズを買うといいですかね。
そうですね。一番安い中でそこそこの吸引力って思うとEシリーズになります。
こちらは値段と吸引力のバランスも良くて5万円前後でっていうんでしたらこちらのEシリーズは結構おすすめできますね。
なるほど。
さっき言ったようにゴミ吸引機能が欲しいっていう人はもう一つ上のシリーズのIシリーズというのを買っていただきたいと思います。
こちら吸引性能が600シリーズの10倍の吸引力があります。
このIシリーズっていうのがI3とI7っていうのがあるんですけれどもこちらどちらも自動吸引機能付きを選べます。
もちろん安い方がいいんでしたらゴミ自動収集機能が付いてないものも選べます。
ゴミ自動収集機能が付いているのは型番の最後にプラスって付いているのでプラスが付いたものを選んでほしいです。
このIシリーズ3と7があるんですけれども基本的に本体はほぼ同じだと考えて大丈夫です。
ちょっとデザインは違うんですけどね。
何が違うかというとこちらIOTでスマホ連動しているんですけれども
3は毎回地図をその掃除のたびに作っては破棄するタイプなんですが
7は毎回の地図を学習していってより自分の家の地図を正確にどんどん学習するっていうのが特徴です。
じゃあどんどん最適化した経路で掃除するようになるみたいな。
そうなんですよ。なので同じ部屋の間取りでもだんだん短い時間で最短経路を作ってくれるようになります。
あと7の場合は作った地図を破棄しないのでスマホアプリに地図が残っているんですよ。
おもしろいですね。
この地図上のここの部分だけ掃除してくれとかここは入らないでくれっていうのが指示できるんです。
確かに結構ここは侵入しないでみたいなエリアにまでルンマが侵入してきちゃうケースもある。
そうなんですよ。うち犬がいるんですけれども犬も水飲み場には入ってほしくない。水がこぼれてたりするので。
そういうのもこのi7の方の学習機能付きの方でしたらちゃんとここは入らないっていうのができます。
あとフロアごとに部屋の登録ができるので例えばこの時間は食事の後だからキッチンを掃除してくれとか
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あるいはダイニングの机の下を掃除してくれとかそういうことも設定ができます。
便利そう。
そうなんです。i3とi7そういったアプリの違いがメインになっているので
自分はスマホでそういう指定はしないなって言うんでしたら比較的お値段がお安いi3おすすめしますね。
確かにそうですね。あとなんかうちとかルンマ2台あるんですけど1階と2階みたいな感じで。
なるほど。
そういう階ごとにこの部屋は割り切ってもいいなみたいな感じで買い分けるっていうのはいいかもしれないですね。
いいかもしれないです。
例えばお金があるんでしたらリビングとか廊下があったりとか複雑な構造のところはi7で
例えば部屋が1、2個しかないようなそういう場所だったらi3にするとかですね。
使い分けてもいいと思います。
アプリ上で複数のルンマ全部一括で登録できるのでそういう意味でも使いやすいと思います。
いいですね。
Sシリーズっていうのもあるみたいですけどこちらは一体何でしょう。
Sシリーズは今ルンマシリーズの一番のフラグシップモデル一番ハイスペックなモデルになりますね。
iシリーズがだいたい600シリーズの10倍の吸引力って言ったんですが
こちらのSシリーズは40倍の吸引力になります。
あと本体形状がこれだけルンマの中でD字型をしてるんですよ。
丸くないんです。
のでD字型のコクっとした部分を上手いこと部屋の隅に入れて
ぴったり隅のゴミも吐き出してくれるっていう
すごく掃除性能が隅の隅まで綺麗にしてくれるっていうのがこのSシリーズの特徴ですね。
確かに丸いから他のシリーズは角に残りがちだったりするんですね。
一応サイドブラシで角もいけるとは言ってるんですが
見てるとやっぱりDシリーズの方がしっかり取ってくれる感じがあります。
Sシリーズはブラシサイズがほぼ本体と同じぐらいのブラシサイズなんですよ。
なので本体が通過したところを広い範囲で1回で掃除できるので
Iシリーズとかよりも短い時間で全体を掃除できるっていうメリットもあります。
ありがとうございます。
いろいろルンバのシリーズ区分けについて勉強できました。
そうなんです。
毎回おすすめ製品を選定してるんですが
私が今ルンバの中でおすすめしたいなと思うのは
i3プラスになります。
i3プラス?
はい。こちら、ごみ自動収集機能を搭載してる中で
一番お安いシリーズになるんですよ。
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確かに。Sシリーズまでいっちゃうと18万超えるんですよね。
そうなんですよ。20万近くなってしまうんですが
i3プラスですと税込み公式サイトで99,800円。
ごみ自動収集機能搭載で10万円以下っていうのは
このルンバi3プラスだけになります。
結構お買い得ってことですね。
そうなんです。
やっぱりルンバシリーズって吸引機能の信頼性は高いんですよ。
なので安心して使えるっていう意味ではルンバがいいんですが
やっぱりいかんせんちょっと他の製品より
ちょいお高めになることが多いんですが
その中でもこのi3プラスっていうのは
機能と吸引力とコストのバランスがすごくいいんじゃないかなと思います。
ありがとうございます。
ルンバシリーズいろいろ見てきたんですけど
ルンバシリーズ以外にもちょっと検討したいみたいな方も
結構いらっしゃると思うんですよ。
今すごく個人的におすすめしているのは
ロゴロック社のS7プラスになります。
こちらはどんな製品なんですか?
こちらも製品名最後にプラスってついてることで分かるように
自動ゴミ収集機能がついております。
すごいプラスってついてたらゴミ収集機能がつくんですか?
最近の流行りはだいたいプラスってつくと
ゴミ収集機能付きになりますね。
これなんで紹介したかっていうと
水拭き機能も一台二役でできるところがいいんです。
確かに写真見てみると前の方にモップみたいなやつついてる。
これそれが後ろなんです。
これ後ろか。後ろ側についてるんですね。
動いた時にこのモップが後ろ側についていてですね
真ん中側でブラシでゴミを吸引して
綺麗になった床の水拭きを後ろのモップでするって感じになりますね。
すごいじゃあ結構フローリングを裸足で過ごしたいみたいな方だと
ルンバかけた後にブラーバかけたりするじゃないですか。
そうなんですよ。
水拭きのやつ。
それがいらなくなるってことなんですね。
そうなんです。
ブラーバってやっぱりちょっと突き抜けて水拭き性能も良くて
サラサラ感っていうのは他の水拭きのロボットではうまく出ないこともあるんですが
いかんせん場所を取る。
そうですね。
本体だけだとコンパクトなんですけれど
ブラーバって充電器もあるじゃないですか。
充電スタンドも合わせるととにかく場所を取るんですが
このロボロック社のS7プラスですと
一つの充電器で水拭きもゴミ吸引もできるっていう
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そういう良さがあります。
これは良いですね。場所取らないのが。
実は他のメーカーでも中華製のロボット掃除機とかで
こういった1台2役の水拭きできるものもあるんですが
だいたいこれモップがついていて
モップが乾燥すると自動的に濡らすっていう
そういう機能しかついてないんですよ。
ですがこのS7プラスは水拭きのモップ部分が
最大毎分3000回高速振動するっていうのが特徴的なんですよ。
より丁寧に拭ける。
そうなんです。水拭き時のゴミを除去する性能が
お安い水拭きロボットよりも全然高い。
本当に安い水拭きロボットって
雑巾をずるずるずるずる動かしてるだけだったりするんですけれども
ブラーバもそうなんですけれども
ちゃんとした機能のやつはこういう高速振動で
ゴミを浮かせる機能がついてるんですね。
めちゃくちゃ綺麗になっちゃうよってことですね。
そうなんです。
こちらそのゴミ回収機構の方も気になるんですけど
そうなんです。写真を見ればわかるんですが
こちらのゴミサイクロン式でゴミ収集ができるっていうのが
すごく素晴らしいんです。
サイクロン式でできる。
基本的に自動ゴミ収集機能がついてるのって
紙パック式なんですよ。
なるほど。紙パックを買わなきゃいけないってことですね。
ルンロもそうなんですけれども
他のメーカーのも大体専用紙パックを使わなきゃいけなくて
なくなった時に買おうと思っても
売ってないんですよね。
普通にホームセンターに行って買えるっていうものではなく
やっぱり公式サイトとかで買わなきゃいけないとか
そういうちょっとめんどくささがあるんですが
こちらのロボットロック社のS7プラスですと
サイクロン式なので
そもそも紙パックなしでもいい。
それはありがたいですね。
そうなんです。ランニングコストがかからない。
かつこちら紙パックも使えます。
専用紙パックもあって
そちらを使った紙パック式にもできるっていうのが
すごい面白いところで
サイクロン式ってランニングコストかからないのでいいんですが
掃除がめんどくさいじゃないですか。
確かにそうですね。
凹凸があるので
ちょっとポンポンってやっただけじゃ
ゴミが取り切れないし
そういうのが嫌だっていう人は
紙パック側にすれば
そういった面倒さもなく
パック捨てるだけで
メンテナンス終了っていうことになります。
しかもあれですね。
パック買い替えてる間だけ
サイクロンみたいな使い方もできるってことですね。
そうなんですよ。
とにかくこれいろんな意味で
今時の機能を全振りしたっていう感じの
最先端のロボット掃除機になりますね。
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こちら気になるのはお値段の方なんですけど
こんなに盛り盛りなんだったら
ちょっと張りそうだなみたいな。
安くはないです。
こちらリリース時で
税込み16万9400円になります。
安くはないですね。
安くはないです。
ただし週に何回かの掃除を
自動化できるっていう意味では
すごくいいんじゃないかなとは思いますね。
特にですね
個人的にお子さんいる家庭
なんでか知らないんですけれども
お子さんいる家庭
どうしても裸足で歩くと
フローリングがベタベタしちゃう。
とかペットいる家庭とかで
フローリングに拭いたはずなのに
砂がジャリジャリしちゃうとか
そういった家庭だと
水拭きも1回でできるっていう
こういった製品がおすすめなんじゃないかな
と思いますね。
確かにそうですね。
ありがとうございます。
すごく参考になりました。
今回は自動収集機能付きの
ロボット掃除機最前線をお送りしてきました。
そしてここで番組から
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11月15日月曜日です。
ここまでは
家電ライターの倉本春さんとお送りしました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。