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家電ライターが語る家電最前線、進行役は私池澤彩香です。そして今回の担当は、家電ライターの山下達也さん、よろしくお願いします。
山下 よろしくお願いします。
山下 さて、今回のテーマは結構ね、男性の方から熱い要望が多かった、男性向け電気シェーバー最前線ということなんですが、こちらね、20代男性、YMさん、30代男性、ペンさん、ピラノさん、他、たくさんたくさんリクエストが来ております。
山下 今回は池澤さんにはちょっと共感しづらいテーマかもしれないんですが、たくさんの人が知りたいということなので、電気シェーバー紹介させてください。
山下 はい、お願いします。どうなんですか、男性にとって、このヒゲ剃りというのは。
山下 正直、女性のお化粧に比べればそんなに大変ではないと思うんですけど、やっぱり毎日のヒゲ剃りってめんどくさいんですよね。
山下 シェーバー派、それとT字髪剃り派、いろいろあるんですが、時間をかけずにヒゲを剃りたいという人には電気シェーバーがすごく人気なんですよ。
山下 ただ、電気シェーバーって事前に試して買えないんですよね。
山下 あら、大変ですね、それは買うの。
山下 やっぱり店頭で一応使用するマシーンがあるんですけど、今時、例えば新型コロナとかの問題もあるので、なかなか肌につけて剃るってできないじゃないですか。
山下 なので、今回はですね、私がこの10年、20年、いろんなメーカーのシェーバーを試した私がですね、このメーカーはこういうところが良いぞとかですね、最終的に私はこの製品を選んだぞというところをちょっと紹介させてください。
山下 すごい気になりますね。
山下 はい、ではですね、大きくですね、3つのメーカーについて今回はお話をさせていただこうと思います。
山下 まずですね、日本人の肌、ヒゲと合う国産メーカー、パナソニックからラムダッシュを紹介させてください。
山下 パナソニックのラムダッシュというヒゲ剃りシリーズはですね、ヒゲが直毛で硬くて太いというタイプの人におすすめです。
山下 これは日本人のヒゲの特徴なんですけど、そのためにパナソニックが何をやったかというと、とにかく歯を増やすということなんですね。
山下 毛沢さん、電気シェーバーってマジマジと見たことありますか?
毛沢 さん ありますよ。結構女性の無駄毛処理用のシェーバーとかも発売されてて、そういうのも歯が多いなって。
山下 ああ、そうなんですね。それって何本ぐらい歯がついてるんですか?
毛沢 私ちょっと使ってないんで何とも言えないんですけど、見たことあるやつだと2本とか3本ついてました。
山下 はい、それがですね、なんとパナソニックの最上位モデルラムダッシュリニアシックスではですね、その名前の通り6枚刃になってるんですよ。
毛沢 え、6枚!?すご!
山下 これすごい長い時間をかけて1個ずつ増えていったという経緯があって、大昔は3つだったんですけど、いつの間にか6枚刃になっちゃいましたね。
そして同じものが6つついてるというわけではなくてですね、普通に剃る刃と、あと、クセ毛を剃るですね、アゴシタトリマーバWみたいな形でですね、色々な刃がついていて、それによって剃りづらい髭などもきちんと剃れるようになってるんですよ。
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毛沢 すごい、動くんですね結構。
山下 はい。で、6つの刃がですね、それぞれ独立して動くようになっていて、肌に密着するようになってるんですよ。それによって剃り残しを防ぐというものですね。
そしてですね、流行りのAIなんかも乗っていてですね、ラムダッシュAIというものがですね、髭の濃さに合わせてパワーを自動的に調整して、きれいに剃れるようにしてくれるんですよね。
山下 すごい、どんなセンサー乗ってんだ、すごいですね。
山下 いやー、本当何をやってるのか僕もわからないんですけど、なんかAIっていうだけですごい感じがしますよね。
山下 はい。
山下 確かにそうですね。
山下 はい。あと防水機能も乗っていて、本体丸ごと水洗いできるので清潔に使えたり、何だったらお風呂場で使ったりということもできるのが特徴の製品になります。
山下 お風呂場で使えるのは結構嬉しいものなんですか?
山下 まあやっぱり洗うのがめんどくさかったりするんですよ。で、そういう時にやっぱりお風呂場だったら剃ってすぐに洗えるじゃないですか。
山下 うんうんうん。
山下 朝シャンみたいな感じでですね、朝起きてお風呂入ってついでに髭を剃るという男性も結構多いと思いますよ。
山下 なるほど。便利そうですね、そういった時に。
山下 はい。そしてこの製品は充電器に洗浄機能もついているので、手間なくメンテナンスフリーで使えるということも特徴の製品になります。
山下 うんうんうん。今デザイン見てるんですけど、結構シックなブラックでかっこいいデザインになってますね。
山下 はい。そういうところにも最中モデルなんでこだわってる製品ですね。
山下 なんか充電器も充電ケースもすごく高級感があるケース。ファブリックケースみたいなのが入ってる。
山下 これは後ほどお話しする別のメーカーでもあるんですが、付属のケースっていうのはですね、高級モデルになるほどいいもの。革製だったりとかってのがついてるんですよね。
山下 へー、そうなんですね。
山下 なので旅行に行く人なんかはね、このケースにあたり買ったりしてもいいかもしれないですね。
山下 うんうんうん。これってお値段いくらぐらいなんですか?すごい高級そう。
山下 はい。お風呂で剃れる最上位機種がですね、量販店価格で59,400円になります。もう一つ下のモデルだと3万円台半ばぐらいからありますよ、でも。
山下 うーん。どうですか?この価格帯は。
山下 後ほどお話しするんですけど、できればヒゲ剃りは高いものを買った方がいいと思います。
山下 はー、そうなんだ。
山下 はい。じゃあ続いて次の製品紹介させてください。
山下 はい、お願いします。
山下 はい、次の製品はですね、日本ではなくドイツのメーカー、ブラウンの製品になります。
山下 はー。
山下 先ほど日本人の肌とヒゲ質には日本製のパナソニックのものがあるというふうにご紹介したんですけど、私はですね、このドイツのブラウンのものもいいんじゃないかなというふうに思ってます。
山下 うんうんうん。
山下 刃の本数はラムダッシュより少ない5枚刃なんですが、極限0.05ミリカットみたいな形でですね、肌に優しくカットしてくれるんですね。
山下 海外メーカーのヒゲ剃りは、ヒゲが細くてカールしてるタイプの人にピッタリと言われているので、癖毛の人なんかには使ってみていただきたいですね。
山下 うんうんうん。
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山下 ただですね、この、今日本人にはこのヒゲ剃りが、外国人にはこのヒゲ剃りがって今言ったんですが、実際これね、使ってみないとほんとわからないんですよ。
山下 私のヒゲ、わりとまっすぐで固くて太いんですけど、いろいろ試した結果、私の場合はブラウンの方が合うという形だったので、これはですね、ほんとにできれば3年おきに買い換えるんだったら、3年おきに違うメーカーの方を買って、ちょっと自分に似合うメーカーの方を試してみてほしいですね。
山下 結構難しいですね。
山下 電子シェイバードはわりとですね、いろいろ調べないと、最適な回答に行き着けないと僕は思ってます。
山下 その上でですね、私がブラウンがいいなと思った決定打になったのはアルコール洗浄システムです。
山下 先ほどパナソニックも洗浄システムがあると言ったんですが、アルコールで洗浄してくれるのは今のところブラウンだけなんですね。
山下 アルコールを使うことで除菌洗浄などもきちんとしてくれるので、ほんとに衛生的に使えるんですよ。
山下 で、洗浄機能がついているものでも、やっぱり人によってはちょっとオイリーな感じを寄付の人はですね、匂いが残ってしまうんですけど、アルコール洗浄だとほんとに匂いがなくなるので、
山下 あの、ひげそり臭いなーって悩んでる人には、ぜひこのアルコール洗浄システムを試してみていただきたいですね。
山下 確かに臭くなるだけだったらまだいいかもしれないですけど、敏感肌の方っていらっしゃるじゃないですか。そうなってくると肌のブツブツとかにもつながりそうですもんね。
山下 そうなんですよ。雑菌が残っていると、それが原因で肌荒れしちゃうっていう人も多いので、そういう人にはぜひアルコール洗浄システムを試していただきたいですね。
山下 ただ、アルコール洗浄システムはですね、こういう今、三谷さんにお見せしているパッケージ、カートリッジが必要なんですよ。交換式の。
山下 これが月に1回ぐらい交換で1個1000円ぐらいするので、そのランニングコストがかかっちゃうっていうのがちょっと難しいところですかね。
三谷 なるほど。それどこに入れるんですか?結構大きいですよね。手のひらサイズ、手全体の大きさぐらいは?
山下 はい。これをですね、充電器兼洗浄機の下に入れることによって、この中に入っているアルコールが中を循環して洗浄してくれるんですよ。
三谷 でも敏感肌の方は検討してみてもいいかもしれないですね。
山下 はい。清潔に使いたい人にはぜひ試していただきたいなと思ってます。
三谷 はい。ありがとうございます。
山下 そしてブラウンはですね、もう1個小ネタがあってですね、10年くらい前からヒゲ剃りの音にもずっとこだわっていてですね、
山下 なんか専門のマエストロみたいな人がいてですね、ヒゲ剃りの音をチューニングしてるらしいんですよ。
三谷 音って結構、なんかこだわりがあったりするんですか?皆さん。
山下 まあ、別に音が綺麗だから剃るってことはないんですけど、ちょっとじゃあ音今鳴らしますね。
山下 こういうような音が鳴るんですけど、
山下 剃ってるときにですね、ヒゲを剃ってるときにチッって音が鳴るんですよ。
山下 で、この音が鳴ると、あ、剃れてるなっていうのがわかるんですよね。なので、
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三谷 剃れても大事。大事だと思います。
山下 いい音だから買うっていう、買うんじゃなくて、音によって剃れてることがわかるっていうのがすごい重要で、
山下 そこに対してブラウンはすごくいいので、剃れてる感求める人には、このちょっとブラウンの音も気にしてほしいですね。
三谷 確かになんかこう、毛穴の汚れとかもそうですけど、なんか、
三谷 剃れてるものを見るとか、剃れてる音がすると、だいぶ爽快感が違うんですよね。
山下 はい。
三谷 わかります。
山下 なので、音も割とシェーバー重要なところだったりします。
三谷 うんうんうん。こちら、いろんな種類があるんですか?
山下 そうなんですよね。ブラウンのすごく難しいところはですね、
山下 1個のシリーズ9という製品でめちゃくちゃいっぱいバリエーションがあるんですよ。
山下 で、これがですね、半度の違いで製品名が違っていたりとかするものなので、すごく混乱してしまうんですが、
山下 液晶モニターの色が違ったりとか細かい違いだけで、ソロ機能は一緒なので、
山下 シリーズ9というふうに書いてあるものであれば、今お話したいいところは全部感じてきると思います。
三谷 じゃあシリーズ9を買えばいいんですね。
山下 はい。シリーズ9でかつアルコール洗浄機能付きのものを買ってください。
三谷 なるほど。こちら価格帯ってどれぐらいになるんですか?
山下 はい。先ほど言ったようにいろんなバリエーションがあるんですが、
山下 量販店で買う場合は3万円台後半から一番高いやつでも5万円台ぐらいになってます。
三谷 うんうんうん。ありがとうございます。
山下 はい。そしてもう一つ、今はパナソニックとブラウンというまあ、
山下 髭剃業界の二大巨頭を紹介したんですが、もう一メーカーですね、厚い固定ファンのいるブランドがあるんですよ。
三谷 うんうん。
山下 それがフィリップスで、今回紹介するのはS9000プレステージという製品なんですが、ちょっとこれ写真見ていただけますか?
三谷 はい。あ、なんかこれまで見てきたメーカーとはすごく違うデザインですね。
山下 はい。丸い3つの刃がついているタイプで、これを頬に当てて小さな円を描くようにして取ってくるんです。
三谷 えー、すごいなんか回転しそうなものが3つぐらい、丸いエリアが3つぐらいあって、そこに刃がついている感じですか?
山下 はい。この丸い網の裏側に刃がついていて、それがぐるぐる回ってヒゲを剃るような形になっているようです。
三谷 なるほど。
山下 これ何でこういう形しているかというと、普通のバー状のヒゲ剃りって中で刃が左右に動いているんですね。こういう風に。
山下 こういう風にって音だと分からないから左右に右行って左行って右行って左行ってっていう形で剃っているんですよ。
山下 で、フィリップスは中でぐるぐる回っているんで、ぐるぐるぐるぐるぐるって回っているんで、刃が止まる瞬間がないんですよ。分かります?これ。
三谷 へー。そうなんですね。
山下 はい。そうすることによって引っかかったりしないので、肌に優しい剃り心地が実現できるという形になります。
三谷 すごい。結構これ、剃り心地違ったりするんですか?
山下 人によってどう感じるかは、先ほども言ったように個人差があると思うんですけど、フィリップス製品じゃないと、この丸いタイプじゃないとダメっていう人は結構多いんですよね。
三谷 へー。
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山下 この剃り心地は武器だということはフィリップスもよくわかっているので、このシェービングヘッドを細かいメタルビーズでコーティングして肌の摩擦を少なくするとか、いろんな工夫をしています。
山下 そして先ほど話したAIのものとはちょっと違うんですが、フィリップスもヒゲ密度感知システムを搭載していて、毎秒15回ヒゲの密度を感知して、濃さに合わせて自動でパワー調整してくれます。
山下 なので濃いところはバーっと一気に剃ってくれて、薄いところは優しく剃ってくれるようになっています。もちろん風呂剃り、本体まるごと水洗いにも対応していますよ。
三谷 この商品、お値段いくらぐらいなんですか?
山下 最上位モデルがですね、39,800円となっています。
三谷 うん。
山下 今回はですね、最上位機種を中心に紹介したんですが、ヒゲを剃りたい人は最上位モデルかその1個下ぐらいのものを買うのがおすすめです。
山下 効果なんですが、メンテナンスすれば長く使えるので、ここで削るのは絶対にやめてほしいですね。
三谷 毎日というか、それに類する頻度で使うものですもんね。
山下 そうなんですよ。そしてこれ、やらない人がすごく多いんですが、定期的なメンテナンスをするようにしてほしいですね。
三谷 へー、そうなんですね。どんなメンテするんですか?
山下 簡単なものではですね、油を挿すっていうのがこれがすごくよく効きます。
山下 メーカーがそれぞれだいたい純正の油を用意しているので、それを1週間とか2週間に1回挿してあげることで滑らかに動くようになるので、これはぜひやってほしいですね。
山下 あと、2年に1回ぐらい買い場を交換してあげると、より長く使うことができます。
山下 買い場は、まあ物にもよるんですけど、5000円から8000円ぐらいですかね。その交換を定期的にしてあげることで、長く使うことができます。
三谷 はい、皆さんぜひ参考にしてください。結構いろいろなメーカー見てきましたけど、電動歯ブラシのメーカーと被ってるなって個人的には。
山下 あ、そうですね。モーターを使っているので、多分そういうところで技術の共通化がされているんだと思います。
三谷 なるほど。結構そこでいいって言われてる機種がすごい上がってきたので、なんか共通点があるのかなってすごい気になってました。ありがとうございます。
山下 池澤さんもシェーバーを買うときにはぜひ参考にしてくださいね。
三谷 買うかな。買うか。
山下 例えばお父さんへのプレゼントとかでもいいですよね。
三谷 確かにシェーバー買うときにプレゼント用とかいいかもしれないですね。ありがとうございます。
今回は男性向け電気シェーバー最前線をお送りしてきました。
家電最前線の番組ツイッターや番組ホームページでも今回紹介した商品の写真などを載せています。
番組ホームページのリンクはお聞きのポッドキャストアプリの番組概要欄にありますので、ぜひご覧ください。
そしてここで番組からリスナーの皆さんへのプレゼントのお知らせです。
10月のプレゼントはシャープ101ガーミンのビジネススマートウォッチ特集の回でもご紹介したガーミンのスマートウォッチビボムーブスタイル1名の方にプレゼントします。
色はブラックペッパーナイロンスレートです。
応募にはキーワードが必要です。今回のキーワードはガーミンです。
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お聞きのポッドキャストアプリの番組概要欄または番組のホームページやツイッターのプレゼント応募リンクからご応募ください。
締め切りは11月15日月曜日です。
次回は家電ライターの倉本春さんが担当。
ハンドブレンダー最前線というテーマでお送りします。お楽しみに。
ここまでは山下達也さんとお送りしました。ありがとうございました。
ありがとうございました。ハンドブレンダーちょっと僕も気になります。