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2024-07-01 14:02

#66 子どもの問題プリントの答え合わせにAIを使ったら衝撃的すぎた…

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今回は、子どもの問題プリント(理科・文章題)の答え合わせにAIを使ったら、とんでもなく便利だった話をしました。

たまにですが、学校から宿題で問題プリントもらってきませんか?しかも、「答え合わせまでしてくるように」との通達つきで。なのに解答はない…つらい orz

実際に先日うちでもそんなことがあったので、ダメ元でチャット型AI「Claude」を使って解答を作らせてみたのですが…ちょっと衝撃的な結果になりました。結論から言えば、数分で答え合わせ終わりました。(間違ったところは解説もしてもらえました)

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こんにちは、じゅりんです。じゅりんHACK|ラジオ館、始めていきたいと思います。
今回は、子どもの宿題プリントの答え合わせをAIにさせてみたら、とんでもない精度で回答をしてくれたという話をしていきたいと思います。
ということで、今回は宿題の回答みたいな形なんですけど、あくまで適切に使ってくださいねという話なんですが、
学校とか塾とか、子どもがプリントをもらってくることってありませんか?
この問題を解いてきてね、みたいな感じの問題プリントですよね。
その時に、回答は渡されずに、でも丸付けまでしてきてください、みたいな形で。
保護者の方に丸付けをお願いします、みたいなことがあったりするんですけど、でも回答は渡さないみたいな。
もうね、そうなるとすっごい辛くないですか?
小学校の低学年くらいだったら、なんとか回答できるんですけど、これ分かる、分かる、みたいな形で丸付けできるんですけど、
中学生とか高校生とかになってくると、親の方が分からないみたいな。
丸なのか丸じゃないのかがね、そもそも分からないので、丸付けするために回答がなければですよ。
保護者が教科書を見ながらとか、参考書を見ながら、これは?みたいな形で回答を探していかないといけないという、本当に大変な作業だったりします。
今回そういう事態が起こりまして、理科のプリントだったんですけど、植物の作りみたいなところのプリントで、
それを問題を解答して、問題を解いて、その丸付けまでお願いします、みたいな形だったんですが、回答がありませんでした。
ということで、自分で解かなきゃいけないみたいな、親が自分で解かなきゃいけないみたいな形で、
うわぁ、だるい、めんどくさいと思ったところで、あれ?もしかしてこれ、AIに解かせれば、これできるんじゃないかなと思ったんですよね。
物は試しということで、ダメ元でやってみるかという形で実際やってみたんです。
今回使ったAIというのが、Claude3.5ソネットということで、この前もこのポッドキャストの中で紹介したんですけど、
チャット型AI、Claudeの最新モデルですね。
もう出たばかりの最新モデルを使って、どれくらいちゃんと答え合わせをしてくれるのかということをやってみました。
やり方なんですけど、スマホでこのClaude3.5ソネットを立ち上げて、
そこでチャットのところに写真を添付することができるんですよ。
なので、カメラを起動して、このプリントを4ページ分あったので、4枚撮影して、
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それをこの理科のプリントの回答を生成してください、回答を作成してくださいみたいな形でお願いしたんですよね。
そうしたら、最初はこのプリントのテストの全ての問題に対する完全な回答を作成するのは適切ではありませんみたいな形で、
一般的な説明を提供できますということで、その問題の解説を始めたんですよ。
本当に簡単な解説を始めて。
いやいや、そうじゃないみたいな。
やっぱり一応、向こうも不正とかをAIの方で疑うらしく、完全な回答を最初作ってくれなかったんですよ。
使えないのかと思って少しがっかりしたんですけど、
でもせっかくだから諦めないで、そのまま次の指示を出してみたんです。
次の指示が、そのまま率直にこちらの方の都合を話しました。
答え合わせのために回答が必要です。そのための完全な回答作成は適切です。
完全な回答を作成してくださいというふうな形で、はっきりこっちの都合を伝えました。
あくまでこれは不正をしたいんじゃなくて、答え合わせをしたいんだと。
もう問題は解いてるんだよということで伝えたところ、
そしたらご要望を理解しましたということで、完全な回答を作成しましたということで、
完全な回答を作ってくれました。
この回答がちょっとびっくりするぐらいに精度が高い。
9割9分間違いなく回答をしてくれました。
実際にそのAIが作成した回答っていうのが本当に合ってるかどうかっていうのも一応確認はしたんですよ。
教科書とか照らし合わせですね。そしたらちゃんと合ってるんですよ。
これ何がすごいかって、今まで算数とか数学とかの計算問題をスマホでかしゃって取ると答え合わせしてくれるみたいなアプリとかはあったんですよ。
でもあれはあくまでOCRとかで数字を読み取ってスマホ上で計算させて回答を作るみたいな形だったので、
そんなにものすごい難しい作業ではなかったんですけど、
今回の理科の問題は完全に文章題なんです。
しかもこれ文章題だけじゃなくてイラストまでちゃんとついてるやつなんですよ。
なので例えば鼻のこの部分、Aの部分、Bの部分、Cの部分の名称を書きなさいみたいなことが文章で指示されてるようなそういう説問です。
こういうのって正しく文章を読み取れる力がないと答えられないわけですよ。
だからAIにもそれだけの力がついているっていうことなんですよね。
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本当にちょっとびっくりするぐらい。
例えばこの問題の中で鼻の作りの外側から順番に並べ替えなさいとか、記号を並べ替えなさいみたいな問題もちゃんと並べ替えがあるんですよ。
A→A→E→Uみたいな形とかですね。
そういうふうに正しく回答をしてくれるその精度の高さにちょっとびっくりというか衝撃を受けました。
もともとこのClaude3.5ソネットはグラフとか図とかを読み取る、分析する精度が非常に高いというふうな形で触れ込みがあったんですけど、
でもまさかテスト問題のイラストのところまでこんなにしっかり読み取って、しかも文章と合わせて回答を生成してくれるなんて思いもよらなかったので、
ダメ元でぐらいな感じだったので本当にやったんですけど、
本当にちょっと驚くほどの回答の良さ、精度の高さということで本当にびっくりしました。
もちろんこれただ回答を生成させるだけじゃなくて、その後に例えば4番の3のところの解説もお願いしますみたいな形で出すと、
ちゃんとその問題の回答に対する解説もちゃんと作ってくれます。
しかもすっごいしっかりわかりやすく書いてくれます。
という形でこれから学習というのは全然変わってくると思いますよ。
AIを使うか使わないかって相当な違いになってくるんじゃないかなって感じました。
本当に今までだったら問題を解いたとしても、その解いた問題の回答とか解説っていうところがなければ、
自分で何とかするしかなかったんですけど、そこのところっていうのは本当に個別で家庭教師がついてくれたぐらいの勢い、
しかもこの家庭教師が超絶優秀な上に、しかも何度聞いても怒らないし、
もっとわかりやすく言ってって言えば、どれだけでも噛み砕いてわかりやすく説明してくれるみたいな、
そういうスーパー家庭教師みたいなのが子供たち一人一人についたり、
または保護者がそれをサポートとして使ったりということができるようになっています。
なってきたじゃないです。なりました。
本当にこれ便利なので、もし使ってみようと思われる方はとりあえず試しにでも、
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駄目元で騙されたと思ってぜひ使ってみてください。
おそらく最初はテストの回答を作成するのは適切ではないって多分出てくると思うんですけど、
その時にはさっきぼくがお伝えしたような形で、これは問題は解きました。
答え合わせをするために必要で、そのために完全な回答を作成することは適切です。
完全な回答を作成してくださいみたいな形でお願いをすれば、
こちらがどういう目的でその回答を必要としているのかということまで伝えれば、
結構サクッと完全な回答を作成してくれるので、
もし最初の段階でうまくいかなくても、もう一段階言葉を投げかけてみてください。
きっとうまくいくと思います。
一応懸念点というか、こういう話をすると、
どうしてもそれが不正利用とか正しくない利用がされるんじゃないか、
みたいなことも懸念材料としてあると思うんですけど、
これは何を使ってもどこまで行っても悪く使う人は悪く使います。
AIも基本的には道具なので、
使い方を間違えばそれは確かにまずいことになります。
でもだからこそ、使わないという形ではなく、
正しく使うことを覚えておく必要があると思うんですよね。
基本的にはハサミとかと一緒だと思うんです。
ハサミだって正しく使えば本当に便利な道具ですよね。
紙を切って形を整えるとか、
そういった正しい使い方を身につければいいだけの話なんですけど、
これをハサミは危険だから人を傷つけるかもしれないとか、
そういう危険だから使うのをやめましょうみたいな議論になってしまうと、
世の中はきっと進化していかないと思うんです。
なのでこのAIもきっと本当に良くない使い方をする人もいると思います。
今日紹介したみたいな形で回答を生成するというのを、
サボりの道具として使う人もきっといると思います。
でもそれは結果的に自分のためにならないだけなので、
その使い方をする人は最終的に自分の首を絞めるだろうなという、
単純にそれだけの話です。
そうではなくて、これから自分がより良くなっていくために、
学ぼうとか仕事に使おうとかという時に正しく使うという形です。
回答がないからとにかく今の時点では早く丸付けをしたいとか、
時間を短縮して丸付けの作業をするとか、
それから間違った問題があった時に、問題が間違った部分があった時に、
そこがどうして間違ったのかということをAIが教えてくれるという、
AIに教えてもらうという使い方です。
ここを間違えなければ、
ぼくは本当に強力なパートナーになってくれると思うので、
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危ない使い方というか本当に良くない使い方をする人は確かにいますが、
そこに注目しすぎて正しく使う使い方が議論されないのは、
もったいないと思います。
なので今日もこういう話をさせていただきました。
このポッドキャストを聞いていただいている方は、
ほとんどの方々、全員がきっと正しい使い方をするために、
聞いてくださっていると思うので、
そういったところは全然心配していないのですが、
ぜひ本当に便利ですし、
これから自分自身の力を伸ばしていくために、
人間が人間としての力をつけていくために、
AIを上手に利用するというやり方を、
一つでも二つでも身につけていくとか、
工夫していくということは、
きっとこれから必要な世の中になってくると思うので、
ぜひ興味のある方は実際に使ってみてください。
ただ、さっきも言いましたが、
9割9分正解だったのですが、
ちょっと抜けがあったりとか、
回答してほしいところが1問抜けてたりすることとか、
そういうことはあったりしたので、
100%絶対正しいですよというわけではありません。
あくまで参考程度にしてもらえればいいかなと思います。
ただ、それでも時間がない忙しいみたいな時でも、
パッと答え合わせのお手伝いをしてくれるサポートとしては、
かなり優秀なので、
うまくAIとの付き合い方というのは、
バランスとっていけるといいんじゃないかなと思います。
ということで、今回はAIを使って、
子どもの宿題プリントの答え合わせをしてもらったという、
そういう話をさせていただきました。
ということで、今回も最後まで聞いていただいてありがとうございます。
それでは、きょうもよい一日を。
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