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  2. #2 夏休みの研修 書写編
2024-08-20 08:35

#2 夏休みの研修 書写編

初任者が夏休みに受けた書写の研修の話です。
#国語 #教育

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サマリー

夏休みの研修では、著述の重要性や書写技術の実践について議論されています。著者は自らの苦手意識を克服し、授業を楽しく進める新たなアプローチを見出しています。

研修での学び
みなさん、こんにちは。ばじるです。
2回目の放送となりました。
昨日で、夏休みが終わってしまいました。
2週間ぶりに、6時半に家を出て、電車に乗り、バスに乗り、1時間15分ぐらいかけて、学校に着いて部活動に参加しました。
その電車に乗っている間なんですが、なんだか突然胃が痛くなってきてしまい、おそらく夏休みの防音防食がたたってしまったのでしょう。
その胃の痛み、いつもなら深呼吸したりとか、お腹を温めたりしている間に、なんとなく治っていくものが、昨日に限り、どんどんどんどん、しくしくしくしく、胃が痛くなっていきます。
胃が痛いことを心配していると、そのうちに、なんだか貧血のような気分になってきて、クラーッとした感じなんですね。
なんだろう、この感じ。なんだか、学校に行きたくないって、体が騒いでいるようでした。
不登校の生徒たちって、学校に行こうと思ったら体が動かないって言っていたのは、こういうことなんだろうか、なんて思いながら、どんどん学校が近づいてきます。
私、今年からサッカー部の顧問なのですが、顧問といっても、どちらかというとマネージャーといったほうがいいような業務しかしていないんですけれども、
そのサッカー部の生徒たちと会った瞬間、胃が痛かったのを忘れてしまい、クラーッと立ちくらみしてしまっていたことも忘れてしまい、
なんだかんだ言いながら、楽しくその部活動を終えたのでした。
部活には遅刻してくる生徒もいるし、なんとなく頭が痛い、動けないってなってしまった生徒もいて、
そんな生徒たちを見ながら、私も一緒だなと思いました。
2学期が始まった1日目、初日はきっとそんなふうに思いながら、体が思ったように動かないなと思いながら、生徒が学校に来るのだろうなということを私が実感しました。
そうですね、最初の授業はやっぱりゆるゆると楽しく雑談しながら、国語のゲームをしながら過ごしていこうかなと思っているところです。
私は中学校の国語の教員なのですが、今年が初任者ということで、いろんな研修を受けさせてもらっています。
夏休みにも2,3研修を受けたのですが、そのお話をちょっとしていきたいと思います。
1つ目は書写の研修です。書道が得意な方はいいのですが、私は本当に小学生の頃から書道が大嫌いで、
お稽古ごとにも生かされたのですが、もう本当に嫌で嫌で、どうやったらやめられるかと思いながら、たぶん触ったりもいっぱいしたんじゃないかなと、それほど嫌いなものでした。
なんで嫌いかというと、思ったような字が書けない、手本のような字が書けない、つまらない、緊張する、そんなことだったと思います。
そんな苦手意識、大人になっても払拭することはできていません。
なのに国語の公立の中学校の先生になってしまったがばっかりに、書写の授業というのは必ず行わなければならないものです。
嫌いな私が一体どうやって教えればいいのか、そんな悩みを抱えて研修を受けました。
その研修で先生に言われたことなんですが、その先生がおっしゃるには、書写というのは口筆から毛筆、毛筆から口筆に戻っていくものであるという目から鱗のことを教えていただきました。
つまり書写というのは普段書いている字の延長線上にあるものだということなんです。
私は普段の字と筆を持った毛質の字とは切り離して考えていたのですが、早書きをするために教書がある。
早書きも自分だけが見るメモであればどう書いても構わないんだけれども、誰が見てもわかるような字で早書きをする。
つまり何か講義を聞いてそれをメモを取る、または仕事で会議中にメモを取るようなことがあったときに採用できるものである。
身につけておくべきなものであるということでした。
普段の国語の授業と同じように目標があり、目当てがあり、そして振り返りがある。その振り返りは口筆とつなげて考えるものだというものでした。
なるほど、知識技能である、学力であるという先生のご講義がとても心に響きました。
綺麗な字を評価するのではなくて、その目当てをクリアできたものを評価するという考え方は知ってはいたのですが、
どうしてもやはり字の綺麗な人の評価に目が流れていってしまうという自分を自覚することができました。
目標、目当てがクリアされていれば止め跳ね払いができているということを目標にするのであれば、それがクリアされていれば、
その人の評価を受け取るという考え方をしましょうというところも目から受け取りました。
たくさんのプリントややり方などを指導したものをいただいたので、それを忘れずにきちんと記録をとっておきたいと思います。
書者の話は以上です。そんなふうに考えて書者の授業を進めていけば、きっと重荷にはならないだろうと思っています。
授業の実践方法
最後にみんなで今日の授業を一字で表すとと言って筆で自由に字を書きました。
その時思ったのが、私はみのるという字を書いたんですけれども、同じ字を書いた人がいて、同じ字を書かれちゃうと字の優劣がわかっちゃいそうで嫌だなって思うかなって最初思ったんですけれども、
同じことを考えている人がいるっていう喜びがありました。
こういった書者、お手本通りに書くという書者ではなくて、自分の思いを筆で書くという授業も今年は絶対にしたいなと思いました。
今年1年を振り返ってでもいいですし、来年の目標でもいいんですけれども、12月の最後の授業に自分の気持ちを漢字一字で表すと、
その字を選んだ理由を筆で書くっていうのをやってみたいと思います。
常に楽しい国語の授業と目指しているので、これで少しはみんなも楽しく感じてくれるのではないかなと期待しています。
それでは今日はこのあたりで終わりにします。聞いてくださってありがとうございました。
08:35

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