1. 魚食系ラジオ「JUNK FISH!」
  2. ナニタベ~南米アルゼンチン編..
2022-06-26 39:51

ナニタベ~南米アルゼンチン編~【ゲスト:タンゴネロ・小平さん】

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20代のとき単身アルゼンチンに渡り、現地の水産会社で働いたご経験のある小平さん。当時のアルゼンチンの食事状について伺いました。
「何を食べて来たか?」を話しながら海と食について考えるコーナー「ナニタベ」です!

ポンキッキーズ/テレビ制作会社を辞めた理由/アルゼンチンでの食生活/とにかく牛肉の炭火焼!/謎のアルゼンチンソース/エンパナーダ/チョリパン/魚は食べない?/現地の鮮魚店事情/お寿司屋事情/メロを見分けるお仕事/メロと中華料理店/炭で焼いて塩/牛肉は性格を変える/イカ釣り船での仕事/韓国船の料理/ガソリンよりキムチが大事/エゴマとの出会い/マンボウと人間関係/納豆と香り/絶対!船上BBQ/アルゼンチンに出張したときの食事情/「俺の肉が食えないのか?」/優しい現地スタッフさん/小平さんが一番好きな海老は?/アルゼンチンアカエビの頭/環境問題/今後この海老がアツい!?/モザンビークの海老/ペルー料理が気になる/南米随一の美味しさ/

※アルゼンチンについては、主に20年前の情報です。

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魚食系ラジオ「JUNK FISH!」(@junk_fish3)

【出演者&twitter】

かにへー(@kanihey55)

なおたこ(@naotako_wiener)

小平さん(@riocabanya

※トーク内で情報を間違う場合がございます。ご指摘頂けますと嬉しいです。

00:05
kanitakoプレゼンツ、魚食系ラジオ「JUNK FISH!」
カニ兵です。
ナオトコです。
おだえらです。
はい、ありがとうございます。
それでは今回も貿易会社タンクおだえらのおだえらさんをゲストにお迎えしております。
お願いします。
よろしくお願いします。
じゃあ、おだえらさん、早速なんですが、今回のコーナータイトルをお願いします。
いきます。
何食べ。
なるほど、遊べる感じですね。
可愛い感じですね。
ありがとうございます。
このコーナーは、何を食べてきたかという食の返力をゆるく話していくコーナーですということで、
今回は特別ゲストであるおだえらさんの何食べを中心に話していきたいと思います。
はい、ということで改めて今回ゲストのおだえらさんのご経歴を紹介しますと、
東京生まれ、浦安育ち、大学は日本大学の小学部を卒業。
昔はテレビ制作に憧れていたようで、派遣スタッフを得てフォンキッキーズの制作に携わるも、
つかさず退職。
つかさずっていうね。
つかさず。
その後、海外渡航歴がなかったことをはじて、
父親の紹介でアルゼンチンに渡り、約3年間スペイン語を学びながら、
いかつり線の通訳などをして食いつなぐ。
その後はご縁があって水産業界に入り、今に至るまで、
南米水産品に強いブローカーとしてご活躍されております。
かっこいい。
というね。
つかさず退職とか、はじて食いつなぐとか。
すっこみの頃が。
どのくらい退職したんですか、テレビ。
1年もやってないですね。
1年も。
やっぱ大変だったんですか。
そうですね。
大変か。
仕事、いい人だったりとかすごいあれはよかったんですけど、
仕事の栄養も楽しかったんですけど、
ポンキー・キーズ。
テレビ大好きだったんでやってたんですけど、
テレビ見れないんですよね。
そっちらしすぎて。
このままとつまらない人になっちゃうと思って。
ギャップがすごいな。
もともとの中とイメージ違うなと思って。
消費する側でやりたいみたいな感じ。
チャンスが来たときに、
チャンスが来たときに今どきのことがわからないんで、
ずっと働いてるから。
普段だったらいいこと返せたのになみたいなときに、
返せなかったりする。
もうちょっと面白い人間になりたいっていうところがあった。
それなのか面白くなれなそうだなって。
だから海外にまず行ってみようという。
じゃあそこからテレビ制作会社を辞められて、
アルゼンチンに渡った3年間くらいの
ときの話を聞こうかなと思うんですけど。
まずアルゼンチンは基本的に、
スペイン料理ですか?
いや、これはアルゼンチン料理と言います。
牛肉ですよね、基本的に。
ブラジルに近い感じ。
一応ブラジル料理、牛肉に関して
アルゼンチンのほうではブランドという感じ。
牛肉なんですけど、油とか全然なくて。
03:01
普通にどうやって炒めるんですか?
炭で焼いて、塩をかけて。
シンプルです。
アルゼンチンソースみたいなやつないんですか?
一応あります。
玉ねぎとか。
ステーキソースみたいなやつ?
違います。
ピクルスみたいな。
ピクルスみたいな。
鈴木とかオリーブオイルとお酢と
あとちょっと辛いのみたいなのが混ざったソース。
野菜、大根おろしじゃないですけど。
野菜ソースみたいなのをちょっと乗せて。
そういうのもあるんですか?
それをかけて牛肉食べる?
かけて食べるけど、基本的に塩です。
ファイルドですね。
すごい塊で出てきて。
あとフライドポテト、山盛り。
最初はめちゃくちゃ美味しいんですけど。
それしかないんですよ。
アルゼンチン料理は何なんですか?
パエリアみたいな?
家庭料理的な?
地方によって、内臓の煮込みとか。
あとはパイみたいなやつですね。
エンパナーダって言うんですけど。
エンパナーダ!
ひき肉みたいなのが、揚げ餃子みたいなやつですね。
それはみんな食べます。美味しい。
中身はいろいろひき肉が入ってる。
ひき肉が一応ベースで、それから鶏とか。
パイ餃子みたいな感じですね。
それがメジャーですね。
ミートパイ的な?
初めて聞きました。
エンパナーダですね。
なるほど、一つ目。
あとは肉がベースなんですけど。
みんなアルゼンチンから日本に帰ってきたりした人で、
一番食べたいなと思って食べれないのが、
チョリパンって言って。
チョリ層ってソーセージですよね。
太めのソーセージが向こうで一緒に食べてる。
そのチョリ層をパンに挟んでるのがチョリパン。
コペパンみたいな形のやつ?
フランスパンに近いですからね。
扁平な感じのパン。
そのカサカサしたパンにチョリ層挟んで、
それも炭で焼いたやつです。
炭で焼いたチョリ層を挟むの?
屋台とか道で売ってるみたいなやつで、
すごい安いんですよ。
ちょっとジャンクなサブウェイみたいな。
オリーブオイルっていうか軽めのライムみたいな。
サッカー場とかで売ってたり。
またソーセージの中にもハーグみたいなのが入ってたりするので、
再現が難しいというか。
日本で作ることができない。
06:01
この写真で見るチョリ層みたいなやつも
日本だと手に入れるの難しそうですね。
代々木裏の中に1個専門店みたいなのがあって、
すごく美味しいです。
本場っぽい感じ?
おそらく本場で就業された方だと思います。
ミンチョリパンって言うとこがありますね。
それすごく美味しいです。
行ってみたいな。
いい商法です。
基本肉なんですね。
そうなんですね。
向こうはアルテンチャーファイブとか。
おそらく1割とかそういうレベルじゃなくて、
ほとんど全部輸出して売らせないと思います。
多少国内商品っていうのはあると思うんですけど。
スペイン人はめちゃくちゃ食べてるのに。
それこそ塩で炭で焼いて食べていいじゃん。
港町とかで観光の人用にあるレストランみたいなのはあるんですけど、
全然流通してないですね。
魚屋はあるにはあるんですけど、
上野裁レスっていう人とか。
魚屋はあるんですけど、
正直ほとんど誰も買ってないですし。
繁盛しないですか?
選挙コーナーみたいな大きいスーパーとかはないですけど、
はっきり言ってちょっと臭いですよね。
それが魚の匂いだと思ってるけど、
ちょっと分かってない。
このほど匂いもしない魚売りは珍しいですね。
日本から来たお客さんとか、
スーパー見たいというか連れて行ったりすると、
これなんか大丈夫?みたいな。
そういうくらいちょっとちょい分ですよね。
あんまり魚に対しての、
一応健康とかそういうので、
多少日本食ブームだったりっていうのがあるんですけど、
自分でスーパーで買って家で作るっていうのは、
本当に好きなんですよね。
アルゼンチンのお寿司って食べたりするんですか?
アルゼンチン寿司はやっぱり人気がありますよね。
僕が住んでた時はもう20年くらい前なんで、
その時から今はだいぶ進化してたと思うんですけど、
ただ基本的にはチリのサーモン。
そこは来るんですか?チリから。
それしかない。
チリのサーモンと、
チリのサーモンの握り、
チリのサーモン細巻き、
チーズ入ってるアボカドと一緒に入ってる。
それだけで種類を増やす。
白身の刺身とか食べれない?
イカも食べれないですか?
イカは一応あるんですけど、
生で食べないんじゃないですかね。
加熱用なのかな?
生で食べたらいいと思いますね。
吸収とかもあると思うんですけど。
イカは結構好かれそうですけど、
アルゼンチンも成果とれるし、
わけにしていろんなものに混ぜてないですか?
寿司ネタのところは、
若干白身の魚、若干あるくらいだと思うんですよ。
ほぼサーモン。
サーモンはみんな大好き。
サーモンは好きなんですね。
小平さんがイカレツツケは、
サーモンは市民権を得てみんな食べてたんですかね。
09:00
そうですね。寿司ならサーモン。
寿司ならサーモン。
ほぼ行ったときに。
すごいな、サーモン。
アルゼンチンの寿司って醤油つけるんですか?
一緒ですよ。
日本のレストランとかもあるんで。
そうなんですね。
面白いな。
肉なんだ。魚の話は。
魚はほぼ食べないですよ。
そういうの絶対食わないやつ。
レストランとかでたまに、
イカの、なんていうんですかね。
イカと卵。
イカだけのパイレーみたいな。
イカ飯みたいな。
なんていうんですかね。
そういうのはありますけど。
でもそれも本当に季節物だったり、
港の方に、
例えば、検品で出張行ったときとかに、
そこら辺のレストランでちょっと出てくるとか。
メロとかもあるじゃないですか。
メロとか食べたり。
メロはあんまり取れないから。
僕最初に行ったとき、
言葉も何も話せなかったんで。
最初にやった仕事っていうのは、
メロをひたすら選別するんですよね。
どういう選別ですか?
日本向けに決まったメロなんですけど、
頭と尻尾切れてないとも取った状態の。
箱の中で、
メロと似てるメルルサとか。
たまに間違っちゃってるときは、
その状態になってると、
顔は全然違うんですよ。
チャンクとかフィーラーの状態で
わかんないかな。
それをだいたい行ったときに、
これ見つけたら弾けて教わって、
わかりましたっていう。
朝からずっと
コンテナに積むパレットみたいなのが
バーって置いてあって、
一個だけ空のパレットが置いてあるんですよ。
そこに一個ずつ全部開けて。
一個ずつ見てくるんですか?
ずっとやってるんですよ。
そういうのめちゃくちゃ
効率悪くないですかね。
工場でちゃんとやればいいのにみたいな。
でも、もう無くなってます。
割合はやった上で、
飾ってるかもみたいな状態で。
日本の人がうるさいんで、
たくさん作ったやつのうち、
日本語気にするやつは、
日本人ちゃんと見ておけみたいな。
その輸出会社の人が、
お客さんが言われてるんで、
一応やらせてますみたいな。
一日ずっとやって、
何箱間違ってましたみたいな。
正直小さいサイズは、
たまにあるんですけど、
大きいサイズになると言うと、
そんなサイズにならないんで、
間違えようがない。
メルヘウスはそんなに大きくならないよって。
最初は言葉が分からないんで、
ずっとやってるみたいな。
そうすると、夕方くらいに
先輩が迎えに来て、
一緒に帰るんですけど、
遠くの港町なんで、
一緒に夕ご飯食べるときに、
それ一匹もらって、
どっちくれるんですか?
メルヘウスですか?
メロ。
一応、
一回溶かして、
中切って、
12:02
それもらうじゃないですか。
でも、
もらったんですけど、
そこにたまたま、
中華料理屋みたいなのがあったんですよね。
そこ持ってって、
半分あげるから、
半分焼いてるみたいな。
中国の人とかは、
美味しいって分かってるから、
大喜びして。
僕らも別に、
ちょびっとでいいじゃないですか。
そういうのがめっちゃうまかったです。
どういう料理になったんですか?
炭で焼いて塩です。
いやいやいや。
いやいやいや。
トランプだったり、
酢揚げにしてとか。
え?
炭で焼くんですか?
焼売本?
それしかないじゃないですか。
どこにでもあるんですか?
肉焼く用の炭の、
マシーンがどこにもあるんですか?
うまいはうまいでしょうけどね。
そっか。
魚食の多様性とは、
真逆の。
そうっすね。
おだれさん自身が好きなものとか、
嫌いなものとかあったんですか?
僕は全然、
魚ちゃんより肉の方が好き。
肉の方が、アルデンチン行ったから、
肉ばっか食べたんですよ。
性格とか変わっちゃうんですよね。
怖い怖い怖い。
南米の人って短期なんですよ。
すぐ怒るんですけど、
次の日はほんと普通。
後に引っ張らない。
僕が住んでたとき、
すぐなっちゃいました。
食べ物でなんだなと思って。
全然変わっちゃうんですよ。
すぐ怒っちゃうんですよ。
最近は肉食べてるんですか?
最近は全然怒らないです。
最近は肉より魚が食べてるんですね。
最近は魚ばっかり食べてる。
あとは、
向こうで食べたものっていうのだと、
向こうで食べたものっていうのだと、
船の方の、
イカ釣り船の、
ホイヤー。
そこの会社が、
3パターンの船があって、
アルデンチン人の船っていうのと、
あとは韓国の人が、
船長とか、
幹部が韓国の人で、
残りがアルデンチン人というパターンと、
あと、
今はないんですけど、
その時に日本から、
イカ釣り船がアルデンチンに来て、
向こうで契約して、
日本人が5人と、
アルデンチン人が25人と、
そのぐらいの割合で、
向こうで船やってるのがあったんですよね。
ちょうど僕が行った時だけあったんで、
それで、
途中から言葉も話せるようになったんで、
そういうやることがあったんですけど、
ただその会社は、
韓国のパターンのやつもやってたんで、
僕は港でずっといて、
あと独身だったんで、
船乗りの、
港帰ってきた時とか、
15:00
みんなで浴びる、
みんな実は、
向こうで働いてて、
日本人は僕だけだったんですけど、
他の会社の人は、
家族とかもいるんで、
そこまでガッツリ行けない、
僕はちょうど適任で、
ものすごい飲みに行かせて、
韓国の人とかも、
お互い肩幅のスペイン語で話すんですけど、
会社の人が行くのは、
他の船の人とかと、
喧嘩にならないようにとか、
行方不明にならないようにとか、
ある程度のところまで、
そういうために、
監視の担当たちで、
僕は事務所側の人間として、
立って行くんですよね。
普通でやってたんですけど、
韓国の人とかも飲むから、
韓国の船乗りの人とかも、
可愛がってもらってて、
港にいろんな船が入ってきた時に、
みんな僕が、
お金なくてお腹空いてると思ってるんで、
韓国の船で、
飯食えよって、
いい話じゃないですか。
僕がとりあえず食うと、
飯、腹減ってんだろみたいな。
韓国の飯、
すごい美味しいんですよ。
韓国船内の料理の話。
韓国料理。
韓国の船は、
これはみんな言ってるのが、
ガソリン満タンでも、
キムチの手配間違えたら船出ないんですよ。
マジでキムチ。
ガソリンよりキムチの方が大事。
面白い。
キムチの手配だけ。
いろんな港にも、キムチを持ってこないといけない。
面白い。
韓国のキムチをわざわざ
アルデンチンまで取り寄せて、
アルデンチンは、韓国人会みたいなのがあって、
作ってる人いるんですか?
あるんですよ。
全然美味しいですよね。
賛美強いな。
僕、自分のお金で寿司とか食べに行けないんで、
はいはい。
お金がないから。
韓国の船は、
米はもう、
分断に大胆。
米食える。
そこで初めて食べたのが、
エゴマですよね。
エゴマってなんだっけ?
シソみたいな。
ちょっと苦めの。
シソのでかいのみたいな。
エゴマの葉っぱみたいな。
それをそこで食べる。
それ美味しかったですね。
それを韓国人さんに教えてもらって。
これどうやって食べるんですか?
焼き肉に巻いて食べて。
フレッシュパターンと、
あとは、
漬物みたいなの。
油なんだか、醤油なんだか。
使ってるのがあるんですよね。
津波みたいな。
その辺が真ん中に、
皿がいっぱい置いてあって。
そっか。
韓国人って、
何品も存在系だし。
それと、
あとは、
アルゼンチンの人も、
18:00
船乗りも一緒に食べてるんで、
アルゼンチンの人たちは、
アルゼンチンのご飯を食べるじゃないですか。
アルゼンチンの人たちは肉ばっかり食べてるじゃないですか。
そっちの人にも一応、
どっちも食べていいんで、
そっちから肉持ってきて、
食が入れたから。
そういう感じのやつを、
自分で食べるっていう感じ。
それやるじゃないですか。
お腹いっぱいになって、
降りたら、
港の名古屋の向こうに、
日本の船がまた泊まって、
遊びに行くんですか?
遊びに行くっていうか、
そこの会社の用事があったりする。
また来るんですよね。
韓国の船から食べましたって、
言えないというか、
言ったら不機嫌になっちゃう。
俺たちが可愛かったんだ、お前はみたいな。
いいっすね、モテモテ。
またそこで待たされる。
そういう時とかは、
イカ釣り船が、
マンボウを、
マンボウがかかったと。
マンボウがかかったから、
みんなで引き上げて、
それを内臓がボイルして、
作ったのがあるよと。
それを食べさせてくれる。
面白いこともやってくれる。
僕が機能してたのは、
日本の船って、
韓国の人たちっていうのは、
言葉を学習する能力が、
日本の人より進んでるんですよね。
ゴールが高いんですよ。
気が強いんで、
アルデンチンの人と一緒に船で生活してても、
お互いに主張し合って、
共存してるんですよ。
日本の人たちっていうのは、
気が弱かったり、大人しかったりするので、
うまくいかないんですよね、あんまり。
仲があんまり良くないまま、
船は戻ってくるんですよ。
そういう時に大体トラブルになってるのが、
貸したあげた問題みたいな形で、
例えばさっきのマンボウのレビュー。
マンボウがかかって、
引き上げるの大変だから、
船の一般船員というか、
一般の手伝いさん。
でもそれは仕事じゃなくて、
趣味じゃないですか。
だから手伝ってもいいけど、
後でビールもらうからなと。
確かにね。
でもその人たちは、
あんまりわからないんですよね、言葉が。
それでいいからやれやれみたいな。
日本の人からすれば、
自分たちは船長だったり、
機関長だったりするので、
手伝うのちょっとぐらい当たり前じゃないですか。
それでそこら辺の意識の違いがあって、
後でさっきの分も、
ビール起こせとかになったりすると、
何言ってるのこいつらみたいになって、
確かに持って行っちゃったりすると、
盗んだとかになっちゃうんですよ。
ああ、なんか、
コミュニケーションだな。
21:00
それを聞いて、
あれは何かそういうマンボウ取りました。
面白い。
面白い。
あの時にそういう話だったらしいですよって言ったら、
あ、そうなのだなって。
面白い仕事です。
あと一回、納豆を全部海に捨てられちゃった事件があって、
日本人の納豆。
冷蔵庫をシェアしている時とかに、
そこに日本の人が納豆をですね、
韓国のキムチじゃないですけど、
大事に取っておいて、
そしたら臭いじゃないですか、食べたら。
だから臭いって言って、
あともうむかついって言ったら、
ある日の日から全部海に捨てちゃった。
全部海に捨てちゃった。
全部海に捨てちゃったんですね。
そしたら、
もう捨てやがったみたいな。
すごい揉めてるんですよ。
で、一応ね、
文化的にね、
日本の習慣として大事なもんだから、
あれちょっとやめといて。
あ、それアルデンチン側の?
僕が言うんですよ、誰にするんだって。
そうすると、あれも腐ってるから、
あんなの二度と持ってくるんじゃない?
って言われて、
そしたら、
でも、どの国にもそういうもんあるでしょ?
そうですよね。
っていう話。
韓国のキムチもみんな知ってるんで、
韓国のキムチとかそうでしょ?
じゃあ袋二次にすればいいでしょ?
って。
結構気になるみたいで、
袋二次にしようって。
それでお互い納得。
めっちゃ機能してますね。
そういうのがメインの仕事でした。
アルデンチンの人たちって、
向こうの臭いもんとかないんですか?
臭いもんないですけど、
発酵食品?
チーズとか食べるけど、
そんなないですし、
ニンニクとかも、
普通の料理あるんですけど、
ニンニクとか、
ニンニク食べた日とか、
臭い臭い言ってきます。
ニンニクの匂い。
シンプルなのに、
みんな塩で。
そんな繊細なイメージ
なかったんですかね?
豪快なのか繊細なのかわからないけどね。
炭火っていう部分は結構豪快な要素だけど。
炭の文化っていうか、
あれもすごくて、
例えば船で働いてても、
船に乗ってる間とか、
毎週1回、
曜日が法律で決まってて、
その1週間に1回、
バーベキューしなきゃいけないんですよ。
アルデンチンの法律?
そう、船の。
ドラム缶で作った
バーベキューの台みたいなの。
船の上に、全部の船に設置されてるんですよ。
法律ルールは?
組合と、
組合の船の
船の船員さんたちの中で、
向こうが法律って言ってたから、僕は法律だよ。
そんなん、
福利法制的なの?
週1、
カレーの日みたいなのが
強制的に絶対ある。
やらないと、組合が乗り込んでくる。
だからもう、
船乗りが集まらない。
24:00
そんな、
面白い。
面白い。
船に炭を詰め込んで、
ドラム缶で、
船の上で炭火焼きを
結構、
全然魚の関係ない。
異文化コミュニケーションか、
面白い話。
それで、
その辺ちょっと、
船乗りの話、外れて、
今度、日本から出張で
行った時の、
食べ物の話。
ウニのところに出張のアテンドとかもやってた?
ウニもやってたんですけど、
アルゼンチン、赤指。
アルゼンチン、赤指の日本から、
日本の海外の人に連れて行って、
買い付けに付き合うっていう、
一緒に品質の確認だったりっていうのは、
チリとアルゼンチンはよく行ってたんですけど、
チリよりアルゼンチンは、
もう一個、
難しい話があって、
アルゼンチンせっかく行くって、
だいたい飛行機で、
どうですかね、
40時間くらい、
全部で、
アメリカ経由がメインで、
ドイツとかの時もあるんですけど、
裏側なんで、
そこ経由がメインですよね。
だいたい1回、
10時間、12時間くらいのやつを、
フライトやって、
休憩して、
5、6時間みたいなのあって、
で、もう1回、
12、3時間みたいなのあって、
30時間以上は絶対飛ばないんですよ。
で、またそこから、
バスだったら車だったり、
とりあえず、
ブーマサイレスまで着くじゃないですか、
で、着いた時は、
せっかく着いても疲れてるんですけど、
でも、何食べますかって、
で、やっぱりアルゼンチン料理、
肉でしょ、みたいになるんですよ。
僕は必ず言うのが、
日本食食べたかったら、
今日食べないと、もう食べれないですよと。
そこから移動するんですよ。
ブーマサイレスから、
地方に行っちゃうわけですよ。
で、地方行ったらもう、
だから、日本食食べたかったら、
今日しかないです。
それは選択難しいじゃないですか。
日本食1日目に食べるやつ、まずいないです。
そう言われても。
でも、一応警告してないといけない。
言ったら言ったから。
確かに大事かもしれない。
で、そこでもうお腹いっぱい肉食べて、
ほんともう当分いいや、みたいになるんですよ。
で、着くじゃないですか。
着いたら、
お客さんとか、
せっかく来たから、
夜ご飯、
招待します。
何個も会社もあるときとか、
昼も招待してもらって、夜も招待してもらって、
昼も招待してもらって、なるじゃないですか。
全部一緒なんですよ。
食べ物が全部、もう下手したら、
レストランも一緒のときあるんですよ。
そうすると、
あんまなくて、
そうすると、さすがに、
もう2日目ぐらいで、
量が多いんですよ。
重いし。
27:00
そうすると、
ちょっともう、
日本食じゃないかなって、
言ったりしないですから。
ないないない。
途中から、
もう肉は勘弁してください、みたいになると、
次はピザしかないんですよね。
ピザはありますけど、
ピザは、
イタリア系の意味が多いから、
すごい文化としてあるんですけど、
そんなおいしくないんです。
チーズの香りはあんまなくない。
そこまで。
そんなんで、
せっかく日本から来てくれたお客さんで、
接待する方も、
生産者の人も、
ピザはいいのかよって。
肉食えよ、みたいな。
いやー。
誰と肉行ったの?みたいになっちゃう。
昨日、
他の人と行ったから、
俺の肉は食えない。
そういうのもあるんで、
それで肉地獄になって、
もう嫌だって言って、
なっちゃうんですよ。
選挙食じゃないな、
肉ですね。
お客さんと一回、
ケンカになっちゃって、
嫌だって言ってたら、
お昼とかも、
忙しかったんで、
工場に行かなきゃいけなくて、
お昼だから、
買ってきて、
ビーフカツみたいな、
サンドイッチみたいなのじゃなくて、
逆にいいですけど、
いい加減にしろみたいな、
さっぱりしちゃったんで、
お客さんと僕が言いだらせるみたいになって、
ケンカになっちゃったら、
そばにいた現地の優しい、
検品とかする現地の人が、
それ見てて、
スーパーに買い物行って、
一生懸命その田舎ではあるのを、
さっぱりしたり、
米とか、
味噌を頑張って買ってきて、
ホテルの人に、
その日検品したエビを、
ホテルの人にあげて、
キッチンを使う権利を、
ホテルで、
今日キッチン借りたから、
ちょっと俺で作るみたいな感じで、
全然、
すごい上手じゃないけど、
麺と味噌汁とエビを、
一生懸命日本食みたいな、
めちゃくちゃいい人!
そしたら、
昔はずっと不機嫌だったんですけど、
ここまでしてくれて、
ありがとう!みたいになって、
商売もいい方向に進んだっていう。
いい話!
いい話!
そこまで、
食べ物は大変です。
肉地獄になるんですね。
今回、アルゼンチン赤エビ会だったはずなんですけど、
日本はずっと肉の話。
すべて焼きとしよう!
食べないんですよね、全く。
マンボウしか出てきてないですね。
そうなっちゃいますね。
国がそうなら。
エビでちょっと聞くと、
アルゼンチン赤エビを扱いつつ、
いろんなエビがあるじゃないですか。
バナメ、ブラックとか。
おだえらさんが一番好きなエビって何?
確かに。
30:00
僕でも、
アルゼンチンのエビが一番好きです。
一生懸命。
また戻ってきた。
アルゼンチン赤エビ。
アルゼンチン赤エビ。
とりあえず食べるのは生がいいんですか?
さっき言ったレンチン。
レンチンは家でやらないですけど、
おすすめですよね。
家で、
頭をなるべく
無駄にしないように。
最近は、
頭を一生懸命
味噌汁にしたり。
どうしたらいいかなと思って。
考えてるんですか。
味噌も出ますもんね、
アルゼンチンの頭から。
頭って、
甘エビの頭とかが
値段が上がっちゃったから不足してるんで。
アルゼンチンの頭とかって
どうするのかなと思うんですけど。
みんなにすごい問い合わせがあるんですけど。
これが問題が、そもそも
工場には
頭を取って送っちゃってるじゃないですか。
だからいつも
頭が来ないんですよね。
その頭は現地に捨てられちゃってるんですか。
現地ではそれが環境問題になってて。
環境問題はもったいないですね。
いろいろな頭を捨てるじゃないですか。
それを
それが
最初はトラックで
その辺にぶん投げてたんですよ。
そこにものすごくハエとかが
風向きによっては
街に
そういうのがあって
今はちゃんと処分しましょうっていう風に
でもやっぱ処分なんで
ゴミに
アップサイクルの種が。
それさっき言った
食用に無理して剥くよりは
洗浄乾燥の工場だけ作って
飼料とかにしてると
めちゃくちゃ儲かりそうですよね。
ただやっぱり
酸化防止剤って薬に
船の上でつけちゃってるので
発片防止の
全部一旦飼料できる
そうしないとすぐ黒くなっちゃう。
そうなんですか。
だから一応
頭は濃度濃くなりやすいんですね。
頭に消化器官が入ってるんで
濃度が濃く濃く溜まっちゃうんですね。
だから輸出も
日本に輸入するときに
基準値大幅に増加。
また乾燥したりすると
濃度がどんどん上がっちゃう。
そこがなかなか難しい。
なるほど。
ここはなんか
知恵の出し所で
次の飯のために
還元すれば何とかするかも。
今日の技術を作れる。
ただやっぱり
値段が高くなる。
値段がいくらになるしかない。
そこでやってもらうために
いくらかというのは難しいですね。
なるほどな。
エビってやっぱ
ちょっと油断して
ゴミ箱の横に
落ちてたりすると
大変な臭いになったりする。
だからそれは結構
その辺にみんな捨てちゃったりとか。
向こうのエビ工場は
苦労あるんですかね。
33:00
よく問題になってますね。
新たなビジネスの種を
いただいた。
せっかくたくさん水産品を
処理というか
取って処理されてるのに
あんまり現地の人も
魚について魚はあんま食べないし
ホタテの貝殻とか
ホウツクで粉にして
水田の土壌改良材とか
最近水質改良材とかにしてる。
おそらく肥料には
してるところがあるはずです。
肥料にはしてます。
ホウツク産光防災の濃度のところが
いろんなところの
障壁になりそうですね。
だからその肥料というか
魚糞みたいにする工場みたいなところに
自分たちでそこまで
持っていかなきゃいけないとか
そういうルールができてる。
じゃあそこで何か
そこまで全部まとまっても
処理できないから
捨ててるんじゃないですか。
課題も見つかりましたけど
アルゼンチン赤エビの他に
このエビがこれから
暑そうみたいなんてあるんですか?
確かに
アルゼンチン赤エビはこれだみたいな
資源的な
聞いたことがあります。
アルゼンチンのエビが
今の寿司屋さんとかで
足りないんですよね。
それでその代わりというか
前から
上手くいかなかったり
少しの価値しかやってないんですけど
モザンビークの
エビが
似てるんですよ。
アルゼンチン赤エビじゃないけど
似てるエビが
それとか
価値は下がるんですか?
モザンビークのエビの方が
アルゼンチンのエビの方が安いと思います。
昔は
アルゼンチンの方が高くて
モザンビークの方が
代わりみたいな感じだったんですけど
日本の会社も何社か
昔はやったんですけど
結局うまくいかなくてやめてたんですけど
今は一社は
やってます。
アルゼンチンのエビの
寿司ネタの方は
コンペラン不足だったり
そういうので足りないんですよ。
それはいまちょっと
いいんじゃないかな
モザンビークか
調べるとすぐ出てきますね
某寿司屋さん
ちょうど
今月とかにフェアみたいな
今の話なのかな
伊勢海老も安さ追求してたら
結局マナガスカルの伊勢海老になってきた
アフリカとか
ここにまだ安いエビが
売ってたりするんでしょうね
生で食べるのはちょっと
大変ですからね
リスクもあるし
みんな探してるけど
36:00
難しいですよね
だいぶ安いところ
日本の人が一番高く
プライスリーダーになっているものは
ほとんどないので
全部そうっすね
確かに輸入品しんどいですけど
いい時間になってきました
小谷さん聞きすっこんだことないですか?
大丈夫?
小谷さん今
これから食べたいものとかあります?
気になってる
食的なのは
せっかく何食べっていう
今も一番気になってるのは
ペルー料理ですよね
意外なところ
ペルー料理って
南米ではペルー料理が
一番おいしい
有名な南米の
フォークさんとかみんなペルー料理の人
ペルーなんで
実際食べる
チリとかだと
サーモンに
偏ってたり
肉とかで
ブラジルは
ちょっと
豆の黒いの飲み込みみたいな
ペルーは
日本の人に感覚が似てるというか
トウモロコシとか芋とか
鶏肉とか
セビーチェみたいなのもあります
セビーチェもペルー料理ですね
結構バランスが
取れてて
1回しか行ったことないんですけど
すごくおいしかった
日本でも
ペルー料理屋さんって結構あって
どこでも
おいしいんで
料理はおいしい
気になってきた
全部一緒なもんだと思ってたな
南米
ペルーが一番特徴が
おいしい
綺麗ですね
芋と
デカい
トウモロコシの使い手みたいな
意味です
揚げ物も全部あるし
アンデスですかね
ペルーは実際現地に行くと
ペルーとかあの辺はちょっと水道の水
飲めないリスクがあるので
チリとアルゼンチンは
水道水は割と飲めるんですけど
首都から南は
飲める
北の方はちょっと
砂漠とかの方はちょっとあれなんですけど
あと南米は割と飲めない
向こうも山脈側
ウイニエンゴとかのペルーじゃないですか
ウイニは違います
ウイニはブリビア
いい水が来てそうな気がしますけど
北の方は
ダメなんですよね
南の方は寒かったり
全然飲めます
そうなんですね
ペルー料理はまさか
全然カバーしてなかった
欲しい
次回魚食系オフ会
ペルー料理屋で開催
日本結構ありますね
スペインの料理屋とかって
すごく多いと思うんですけど
それはもう流行ってるというか
バル的な
次はペルー料理が来るのかもしれないですね
39:00
トレンド的にも
ありがとうございます
そろそろいい時間なんで
締めていきましょうかね
小平さん本日はお忙しいところ
現地での収録まで来ていただいて
ありがとうございました
最後に
お知らせしたいこととかあれば
どうぞ
アルデンシーのエビを
たくさん食べてください
ブローカーなので
食べたら増えるでしょう
めくりめくって小平さんが調達してるかもしれない
あなたのエビは
小平さんに言うかもしれない
というところで
アルデンシーの赤エビ
みなさん食べていきましょう
ありがとうございました
バイバイ
39:51

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