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2025-08-04 39:08

(155) なにかを応援するときのスタンス、日記とラップとAuthenticity (ゲスト: yuta25)

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サマリー

このエピソードでは、音楽のファン文化と推し文化の違いや、それらの社会的影響について深く掘り下げられています。特に、BMSGやNENEさん、花に対するファンの反応を通じて、ファンダムの行動特性が考察されています。また、SKY-HIは多様な音楽の楽しみ方やヒップホップ文化について語り、ビーフの重要性やオーセンティシティの概念を探ります。さらに、マミディーとライムスターの影響力についても触れています。アーティストや音楽に関する感想や個々の経験が共有され、音楽が与える影響を探ります。SKY-HIやHIPHOPの文化についても掘り下げられています。

ファンの反応と意識
yuta25
はい、引き続きよろしくお願いします。
juneboku
お願いします。
じゃあ最初は、前回は何の話だったか、ちょっと今まとめることはできないんだけれども、聞けてよかった話がいっぱいありました。
yuta25
本当ですか。僕は結構、なんかjuneさんのこと聞いてた気がする。
juneboku
ありがとうございます。じゃあちょっと後半は、またちょっと別のアングルで。
聞いてる音楽とその人のマインドセットみたいなものがリンクする面もあるんじゃないかと思ってですね。
それはなんでそう思ったかというと、B風があったときに、
花のファンの人たちは、結構善悪っぽい捉え方をした人が多いようにすごく見えたんですよね。
つまり、花が善で、そこに攻撃をしてきた悪がいて、
正義が勝たなきゃいけないみたいな、そういう雰囲気をまとってるように見える人が、僕から見て少なくない数いて。
それに対して、NENEさんのファンなのか、ファンかわかんないけどNENEさんの音楽をこれまでも聞いてたような人たちは、
NENEさんの逆の、ここはいいけどこれはダサいみたいなところが、
NENEさんがいいか悪いかじゃなくて、行動言動一つ一つに、これはかっこいい、これはダサいみたいなのを、
切り分けてきてる人が比率として多いなって感じたんですよね。
これ何なんだろうと、そういうファン層の振る舞いに明確な違いがあるように僕には見えて、
それすごくおもしろかったんですよね、見ててね。
yuta25
なるほど、わかりますよ、僕も見てて。見える反応としては差として感じますよね。
juneboku
そうね、全件を見たわけじゃないけど、でもデータとっても優位に違うんじゃないかなって思うぐらいには、
なんかそういう景色に見えましたね。
yuta25
僕は主に、BMSG、HANAは推し文化じゃないですか。
juneboku
あ、はいはい、推してる人がいる。だから対象が人っていうね、なんかね。
yuta25
HANA推しの人がいるわけですよ。
NENEを知ってます、一生NENEのファンですって人は、いないんじゃないかな。
juneboku
いてもおかしくないけど、そういう雰囲気ではないってことですよね。
yuta25
そうそうそう。NENE推しって言ってる人はあんまりいない気がする。
juneboku
なんかその界隈では、そういう言い方をするとあんまりかっこいいって見られなさそうな雰囲気は感じるな。
yuta25
そうっすね、そうそう。なんかその違いは気がしますね。
だから推しの人は反発をやっぱしますよね。推しが攻撃されてますよね。
juneboku
だからそこってなんかやっぱ党派性なんですよね、どっちかっていうとね。
この人たちに何か言うのは許さないっていう、内容云々じゃなくて、
人の間に境界線があって、だからBMSGとかHANAとかちゃんみなさんとかが悪く言われたら黙っていられないみたいな、
敵味方思考というか、ある種の領土というかね、自分たちが大事にしてるところに侵攻を受けたみたいな、そういう反応に見えるかな。
推し文化の影響と懸念
juneboku
かなり強めの防御反応に見えたので。
yuta25
いやだって、推しってね、元は旧ジャニーズとかが多かったけど、担当とかってあったじゃないですか。
juneboku
それはね、旧Jの語彙じゃないかな。「◯◯担」ってやつは。
yuta25
あ、担。でもなんかアニメとかでも言いません?
juneboku
あー、そのどのキャラが推しなのみたいな。鬼滅で言うと誰推しみたいな。ありますよね、会話としてね。
yuta25
なんかその、同担NGみたいな人いますよね。
juneboku
います、います。
yuta25
同じ担当の人とは仲良くならない。
juneboku
無理あるだろうってね。
yuta25
だから相当激しい。
juneboku
あー確かにね、確かにね。領土っぽいよね、それはね、すごく。
まあちょっとあんまり国家間の領土の話で言うとセンシティブすぎるが、でも反応の仕方としてはすごく近いものがあるように見えたなあ。
yuta25
まあだから、僕はあんま最近メディアとかでも、推し文化ってすごい良いとか、なんか推奨されたりもしてる雰囲気あるけど。
あんまどうなのかって思いますよね。
juneboku
僕ははっきり負の側面があるなと感じてますね。
yuta25
そうですね。
juneboku
特にやっぱ中高生とかを相手にしてるメディアとかで、あんまりこう、絶対善みたいに扱うのはちょっと慎重になった方がいいんじゃないかなって思うかな。
僕はなんか、自分を推し活してるっていう自意識はないんですよね。
好きな楽曲があったり、この曲あんまり乗れないなっていうのがあったり。
あって、なんか一個一個見て、だからさっきゆーとさんの話もしたけど、例えば僕一生BMSG応援しますって思ったことないし、今後も言うことは、そういう言い方をすることはないと思っていて。
僕はなんかまた別のスタートアップ文脈で見てるとこもあるから、出てきたときは巨大資本ができないことを俺たちがやってやるぜって言って、ここの業界のここが格差になってるとか腐敗してるから俺たちがやるぜって言って。
でも自分たちが大きくなったらエビルになっちゃうみたいなのって絶対繰り返すパターンだから。
BMSGもでかくなったら身動き取れなくなって、その後で出てきた振興企業に批判される立場になることは歴史の必然だと思っているので。
最近BMSGちょっと硬直してきたなとか、かつての勢いなくなっちゃったなとか、もっとわかりやすく腐敗してきたなと思ったら腐敗してるなって言えるだけの批判性は自分の中で持っておきたいなと思ってますね。
推しもだからグラデーションはあると思う。僕はBMSGは推しというまではないけど好感はあるって感じで。
yuta25
No No Girlsとかは僕はけっこう箱推しみたいな感覚でありますね、自分。No No Girls、HANA。箱推しっていう自認があるけど、そんな。一生とかではない。今んとこ。
juneboku
そこは僕らは言い切れないな。職業的なあれもあるのかもしれないけど、今の時点で言い切ることはできないみたいなところにすごく慎重な人種だとは思ってる。
yuta25
推しっていう言葉は自分には使ってもいいかなと思うけど。
juneboku
おもしろいな。僕、いわゆる本当にお仕事してますみたいな人たちをすごく視界に入るようになったから今年。その人たちと自分で、もちろんグラデーションなんだけど、すごく極端にやってる人たちいたら自分たちの力でランキング上位に連れてくぞみたいな気概を持ってる人もいるんですよ。
その先頭端から。でも確かにその人たちの行動ってめちゃくちゃ能動的だから、結果を作るぞっていう感じで、数字を積み上げるぞみたいな感じで動いてるから、この人たちめちゃくちゃ当事者で、消費者、僕からすると消費者の枠を超えて活動してるから、この人たちが押すっていう、なんか能動的な動詞を使うのはすごくわかるんですよ。
でも僕どっちかっていうと、新曲出てきたら、あ、やった、ごちそうさまでしたみたいな聞かせてもらってますみたいな感じだから、なんかそれをもって自分がこの曲をランクインさせるんだみたいな気概は全然ないから。
そこを、その一線で自分は押すまでいけてないっていう、なんか辞任なんですよね、なんかね。そんなに能動的。
音楽の広がりと新たな視点
yuta25
僕から見たら、ぜんぜんBMSG箱推しに見えます。
juneboku
いやすごい好き、yuta25さんが言う言葉で好感を持っているし、すごく応援してるけど、自分がその彼女ら彼らの未来を作ってるって感覚はないから、
ありがたく、雨が降ったら浴びてますっていう感じだから、もっと雨降らすぞみたいなその感覚はないっていう。
まあでもこれ自認の問題なんで。
yuta25
好きと押しの違いね。
juneboku
でも今自分が高校生だったら無邪気に押しって言ってると思う。
自分が一定の年齢過ぎてから出てきた概念だから、取り入れるときになんかこう1回考えちゃってるだけで、中高生だったらMAZZEL押してますって言ってると思う。
素直に。
やっぱ思い押しがあんまりいいことないかなとは思います。軽井沢の押しはいいと思う。
なんていうかね、エンターテイメントなんで好きな気持ちがあって、ポジティブな影響だけ受けてりゃいいって思ってるんですよね僕はね。
なんかそれをやることで、最近全然グッズも買えてなくてとかなって辛くなっちゃってると、
おーい大丈夫かみたいな楽しくてやってたはずのことなのに、
他の人ほど貢献できてないみたいな気持ちになるのは、ちょっとそれはエンターテイメントとしては僕はちょっと不健全、ちょっとそこから先は不健全かなと思うから、
そういうの何も考えずに、わーめっちゃ乗れる曲来た嬉しいとか、そんぐらいでいいんじゃないかなと思ってるね。
というのがありますね。
BFの件も、表面的な言葉の強さとか過激さで言ったら、NENEさんの書いた歌詞とかは、刺激的な言葉が使われてたと思うんだけども、
一方で敗多的な敵・味方みたいな反応で言うと、言葉こそ選ぶものの排除するみたいな、
ここ、この島から追い出してやるみたいな反応の過激さで言うと、後ろ、花のファンとかの方が怖さはあるなって感じたので、
この表面的な過激さと、もうちょっと根源的な敵・味方思考みたいな過激さ、別種類の過激さが衝突してるように見えたので、
文化が混ざる瞬間ってめっちゃおもしろいなって思いましたね。
yuta25
僕のXとかのタイムラインも、すごい花ファンとかチャンミーナーファンの人の、
なんだこれっていうような発言とかたくさん流れてきたけど、
でもなんかその人たちは、ヒップホップだったっけ?とか、別の人たちはすごい酷いことを言ってるみたいなことを言ってて、
そういうのは全然見たことないっていうか、あんまりそうなんだって思うぐらい。
だから僕は見えてる世界、なんかフィルターバブルもすごい強く働いてたのかなと。
juneboku
そうだね。だからXがなかったら、ここまでの殴り合いみたいな、スンって終わってたのかもしれない。
yuta25
それは間違いないみたいな。
Xすごいな、本当に。Xがあることで起きてることもあるよね。
juneboku
おもしろいですね。なるほどな。
yuta25
でもマインドセットの違いっていうよりは、推し文化があるかないかの違いのほうがいいんじゃないかな。
推してる人たちがめちゃくちゃ反発してるっていうふうに捉えてた。
juneboku
なるほど。
yuta25
推してるって言うと、深く推してる、ディープ推しの人たちです。
そうね。
シャロー推しの人はそうですよね。
juneboku
自他教会もあるよね、多分。
もう自分の一部みたいになっちゃってると、自分が攻撃されたみたいな感覚もあるだろうからな、きっとな。
yuta25
自他教会の話で言うと、チャンミヤとかDNSGじゃないですか、
花に対しては、親目線の人の発言を見ましたね。
かわいそうとか。
確かにね。
過保護。
それはオーディションとかをずっと見て、オーディションから見てきた、みたいな。
そういう面もある。
juneboku
確かに、親戚の子ぐらいの距離感。
娘みたいに言ってる人もいるしね、直接ね。
親目線になっちゃうって言ってる人もいるから。
それはあるんだろうな。
そこはオーディションのプロセスを見せるやつの影響ですよね。
それはB-Firstに関してもそうだったと思うしな。
最近言われるやつ、ナラティブ消費ってやつでもあるんだろうな。
yuta25
僕は興味あるのは、SKY-HIが曲でタイトル見てっていう曲があるんですけど。
juneboku
あれね、最近タイトル決まったんじゃないかな。
yuta25
リリースされてるのかな。
juneboku
いや、次のアルバムに入るんじゃないかな。
そうなんすね。
確かね、タイトルベストリベンジとかになるんじゃなかったかな。
yuta25
僕なんかYouTube感覚で見てて、歌詞の中にすごいヒップホップの人がめちゃくちゃ入ってるんですよ。
juneboku
そうそう、SKY-HIって名前をくれた人とかね。
yuta25
ノリキヨとか、シンゴニシナリとか、モニーディーとか。
もう本当に、へーって、そういう人たちと繋がりあるんだって思うので。
なので、言うまでもないけど、SKY-HIはすごく日本語ヒップホップを好きで、畑の人というか、元々。
で、なんでそこに興味持って聞いたりする人っていうのは少ないのかなって。
なんか不思議というか、みんな社長が聞いてる、社長と関わりのある人たちのこと聞けばいいなって思いましたね。
juneboku
たぶん今まで本当に全くゼロだった人にちょっとずつ流れてたりとか。
あとは、オーディション中って課題曲が、いろんなアーティストの課題曲が設定されて、その曲を5日後にパフォーマンスしますみたいなのもあるから。
そこで選ばれてる曲をオーディション、視聴者がこんな曲あるんだって聞きに行ったりすることで。
たぶん機構音楽の幅、BMSGを知ってから機構音楽の幅広がりましたって言ってる人はすごくたくさんいるんですよ。
今までポップしか知らなかったけど、とか。
あとたぶん、ガールズグループみたいな文脈から花に来た人からすると、たぶんドロップとかって今まで聞いてきた曲とはジャンルが全然違ったりするから。
juneboku
そこでこういうのもあるんだって言って、そこからスポーツファイとかアップルミュージックのレコメンドが変わったりとかもあると思うんですよね。
だから広がってるけど、たぶんそういうSKY-HIさんがお世話になったところを広くカバーするにはいたってないって感じなんじゃないかな。じわーっと。
yuta25
まあいろんな人がいる。
ビーフと音楽の境界
juneboku
今回のB風の件の後から解釈を心見てる人で、なんかXで、BMSG、普段アーティストの曲よく聞いてる人って他のも聞くんですか?みたいな4択のアンケート取ってて。
そしたら、いや、このジャンルしか聞かないみたいな中の選択肢の1個に、いやもういろいろ聞くようになったみたいな回答としては一番多かったんですよね。
yuta25
すごい理解者。
juneboku
で、なんかその2つの文化の中間ぐらいでなんかやると、どっちからも批判がきうるっていうのは、たぶんSKY-HIさんもわかってると思うんですけど。
でもそういう境界を越える活動をしない限り、たぶん広がりはないみたいな。だからやるっていう、そういう覚悟を持ってやってる感じはするから。
SKY-HIさん自身はこういうのは全部織り込み済みで、まあこういうこともあるよねみたいな。やめない、それでも別にやめないけどってやってると思うので。
SKY-HIさん自身は別に大丈夫だと思うんですけどね。わかってやってる感じがするから。
ただ、事務所もちょっとずつ5周年で大きくなってきて、いろんな人を抱えるようになったから、なかなかここがこうなるかっていうのは結構びっくりしてるかもしれない。
でもなんか混ざるのいいなと思いました。少なくとも僕はそれをきっかけで、ちょっとゆーとさんにその辺の話聞いてみようと思えたし。
なんか、そうですね。ビーフはあったけど、なんかビーフのおかげでいいこともあったよねっていうふうにしたいかな、どっちかっていうとな。
なんか嫌な気持ちしたよねで終わるのはあまりにももったいなすぎると思って。
yuta25
いや、いいことはあったでしょう。もうそれは確定だと思いますけどね。
だってSKY-HIのかっこいいラップが聞けたし、NENEの曲もかっこいい曲が2つも聞けたんで。
そう、ビーフってそこはすごいいいと思いますね。去年のダットホップとナメダルマ、ビーフも。
juneboku
ナメダルマの曲とかめちゃくちゃいいんですよね。
yuta25
あとYZERが出したアンサーの曲もそれかっこいいし。
juneboku
えー、それまだ聞いたことないな。聞いてみようかな。
yuta25
かっこいい曲は聞けるっていうのはある。音楽好き。で、そのかっこいい曲は、やっぱ重さ、体重が乗ってないと何も攻撃というか、相手に対する批判にならないから。
なんか本当っぽいんですよ言ってることは。本当な気がするって思える。
juneboku
はいはい。だからリアルかどうかわかんないけどリアリティーは感じられるってことね。
yuta25
リアリティーは、要は情報量が多いというか。
juneboku
うんうん、なるほどね。
yuta25
そうそうそう。だからそれ楽しめ、エンタメとしてはすごい。消費者目線ではありがたい。もういいことあった、既に。
juneboku
それはおもしろいな、でもそっか。新聞記事でも何でもいいけど、現実世界のこと言ってたら情報量増えるっていうのはそれはそうだもんな。
なんか漠然とした、日本はダメだとか言ってる文章読んでも、ふーんって感じだけど、もうちょっと自分、誰々の何のせいで自分の生活今こうなっちゃってて許せないって言われた方が、
ああ、それは大変だなみたいな、ちょっと足止めたくなる度合いは高まるだろうから、そういうことなんだな。
それを音楽に乗せてやってるのがヒップホップだったり、その中のビーフであったりってことなんだな。
yuta25
ヒップホップって多分、デキュメンタリー性が他のほうより強くて。
オーセンティシティの探求
juneboku
なるほどね。
yuta25
中でもそのビーフの曲っていうのは最たるものの一つなんじゃないかな。
juneboku
なるほどね。いや、ちょっと掘ってみよう。僕なんかすごく夢中になれる要素がいっぱいあるな、こうして見るとな。
あると思いますよ、本当に。向いてると思う。
まあでも確かにそういうのはいいんでってね。歌詞とかよくて、もうなんかメロディだけ聴いてるんだよねって人もいるから音楽ね。
そういう楽しみの人もいるじゃないですか、耳で。多分僕耳よりはもうちょっと頭を使って楽しんでるから、多分これまでのいろいろ見ても。
そういう意味でそうだよね、歌詞に着目して。リリック気にしながらいろんなヒップホップやってみるのはいいだろうな、おもしろい。
yuta25
僕もヒップホップすごい好きだけど、なんかヒップホップの文化でなんかボースティングっていうのがあって、すごい自分を強く見せる。
juneboku
あーはいはいはい、ありましたね。
yuta25
等身大ではなくて、めっちゃ高い車乗ってて、なんか女にも囲まれてて、なんか金持ってるみたいな。
なんかそういうのはそんな興味ないですよね。
juneboku
あーおもしろいね、その成分は。そっか。それよりは等身大の方か。
yuta25
日本でも。日本コラップでもそういうのは最近はよくあるけど、これ好きなんですよ。
juneboku
SKY-HIさんでも結構その辺のビッグマウスが好きだと思うね。あの人多分そういう歌詞の書き方してると思う。
特にビーファーストは名前としても1位になるとかそういうの言ってるし、俺たちがナンバーワンだみたいなことをずーっと歌詞では言い続けてるから、まあそれはスタンスというかね、そういうスタンスで。
yuta25
まあまあ、それがアイドルとして誇大広告、ハイプだから、まあありですよね。ただラップとして聞くとなんか、あんまり。
juneboku
えーおもしろい。
yuta25
な気がしますね。
juneboku
でもまあそれ自体は別にどのジャンルでもあるもの。M-1のね、あの決勝も「俺たちが 一番 おもしろい」って言いながらそのなんかコンビ紹介入るから、まあそういうものぐらいで思ってたかな。
俺たちが一番だって。まあなんかスポーツとかでもまあそうだなと思って、特に競技になればなるほど、順位とかつくやつになればなるほど、俺が一番強い。まあ格闘技でもあるよな。
yuta25
そうですね。
juneboku
ビッグマウスとか、もう1ラウンドでやってやりますよみたいな感じは。あれはなんていうか、あれはなんかすごく動物的だなって思って見てる。なんか孔雀が羽広げるみたいなもんだと思って。
yuta25
そう。そういうのは嘘だから。
juneboku
まあでも本当に自分が一番上手いと思って言ってる分にはまた違うのかもしれないですけどね。
yuta25
まあ確かにね。
juneboku
なんか思ってない、自分が1位だと思えてないのに俺がナンバーワンだって言ったらそれはちょっと空虚になっちゃうかもしれないですね。
yuta25
そうですね。
juneboku
わ、おもしろいな。そこでやっぱりオーセンティシティが出てくるんだよな。
yuta25
そう思います。オーセンティシティはおもしろい、本当に。
juneboku
おもしろいテーマで。多分ヒップホップのやってる人たちとかすると、それが何か偽物感とか出ると一気にダサいっていう評価になっちゃうんだろうなと思って。
yuta25
ヒップホップはよくフェイクって言いますからね。お前が言ってることを。
juneboku
ああ、フェイクね。
yuta25
フェイク野郎とか。
juneboku
嘘つき野郎ってこと。中身がないみたいなことに対して厳しい批判があるんだ。
マミディーと音楽の未来
yuta25
そうですね。
juneboku
それってなんかやっぱり楽曲単位でそれの評価がちゃんとされるって感じがあるんですよね、ドジョーとしてね。
yuta25
はいはいはい。
juneboku
人というよりは、今回の曲はフェイクだなみたいな、なんかそういう印象はあります。
フェイクばっかりやってたら嘘つき野郎っていうアーティストそのものの評価はもう下がっていくんだろうけども、
ちょっと嘘っぽい曲出しても次のやつがリアリティ強かったら、やるじゃんみたいな。そこはなんかそこでちゃんと評価されるっていう印象がありますね。
おもしろいなあ。そっか。いや、画前興味が出てきたな。
いいっすね。
まあでもドラゴンアッシュとか聴いてたしな。流行ってたんだよな、ドラゴンアッシュは。
yuta25
H.Y.とかのラップの人います?
juneboku
そうそうそう。なんかH.Y.はなんだ、当時ミクスチャーとかって言われてたのかな。
なんかあんまり分かってなかったけど、なんかメロディーもあるし、ラップもあって、
H.Y.は僕19歳くらいから聴いてるから、なんかそのメロディーの中にラップパートがあるのは、
多分あの頃にH.Y.とかドラゴンアッシュのおかげで、多分自然なものとして受け取るようになったかな。
で、リプライムも聴いてたから、その流れでチェルミコとかも好きだったりするんで、
なんか成分成分では、そうですよね、あるんだよなあ。おもしろいなあ、本当に。
yuta25
おもしろいですよ。で、やっぱドラマとか人間関係とかも、ほんとプロレスっぽいとこはあると思うんですね。
juneboku
そうか。現実と実続きなんだな。
yuta25
そうそう。だからSKY-HIがそのタイトル未定で名前出してる人たちとか聞いて、
SKY-HIとこういう関係があったんだろうなとか。
juneboku
確かにね。そこからやってみるのはおもしろいかもしれないですね。
タイトル未定とかもう語りに近いというかね。
yuta25
あれはすごいオーセンティシティが強いですね、あの曲。
juneboku
特にその出てくる人たちのこと、知ってる人からすると、
へえって思うところがあるんでしょう。そういうことあったんだなっていうね。
yuta25
あとやっぱなんか、障害みたいな、障害というか、なんか自分が苦しかったりとか。
juneboku
はいはいはいはい。
yuta25
それもいい、なんか本当っぽい。
juneboku
ああ、そうだ。で、そのヒップホップ結構その痛みの当事者が歌うと、
その体重乗りやすいみたいな歌ってる人いて。
ありますね。
でもそれが行きすぎると、なんか痛みあるやつしかなんかやっちゃいけないみたいになるから、
そこ難しいみたいなこと言ってる人いたな。
yuta25
ああ、そういうことですね。
白人がラップして、なんかヒップホップの一員が。
エミネムとか。
juneboku
エミネムね。
エミネムの話出てくるよね、この話するとね。
yuta25
エミネム。
juneboku
エミネム、エミネムっていうのはな。
8マイルは普通に流行ったからな、自分の周りでもな。
yuta25
ありましたね。
juneboku
あれ、それも19歳ぐらいのときじゃないかな、8マイル。
ゆうとさんも中学か高校ぐらいのときじゃない?たぶん8マイル流行った。
yuta25
高校生かな、中学生。
juneboku
うん。いましたね。いやーおもしろい。
だからそうそう、要所要所ではなんかあったんだよな、自分の人生の中にも。
入り口というかね。なんかあんまりそっちにずしずし進んでいかなかっただけであったから、
いや今がそのタイミングなんだな、いやわかりました。
今自分ヒップホップいろいろ楽しむときなんだなっていうのがわかりました。
yuta25
そう、そうなんですか。
ヒップホップってなんかちょっとやっぱ怖いとか、あんまり悪い印象も多いですからね。
juneboku
それは悪い人が目立つとそうなっちゃうっていうことなんだろうな。
yuta25
なんかね、そのSKY-HIタイトルみたいで、なんかノリキヨと約束したとかなんか言ってて。
juneboku
あー、ノリキヨさん。
yuta25
ノリキヨってね、タイマーで3年間、2年ぐらい捕まってるのかな、もう最近出てきた。
juneboku
うん。
yuta25
なんかね、そういう人の名前社長出しちゃって大丈夫かな。
juneboku
心配してない。
まあでもそこはSKY-HIさんなりのオーセンティシティなんでしょうね。
なんか、なかったことにはしないっていう。
なんか、そこは綺麗に見せるためになかったことにしないっていうスタンスなんでしょうね。
SKY-HIさんそういうの好きそう。
いや、おもしろいな。じゃあ、そうね。
マミディーさんってライムスターの人ですか。
ライムスター。
なんか今やってるオーディションの中でもマミディーさんの名前出してて。
SKY-HIさんは若い頃にマムさんによく相談して、絶対話聞いてくれたらしくて、こんなことあって。
若手の話をよく聞いてたらしくて。
なんで話聞いてくれるんですかって聞いたら、
昔の自分にしか見えないってお前らが。
だから自分が困ってたら助けたいじゃんって言われたらしくて。
それを受けて、今SKY-HIさん10代の男性向けのオーディションやってるんですけど。
教えられることは全部教えるって言って。
育成に本気って流れてて。
その文脈でマミディーさんの名前出したんで、めっちゃお世話になった人なんだろうなって思って、その話聞いてましたね。
yuta25
ライムスターとかはおすすめですね。
僕はめっちゃ好きだから。
juneboku
そうですよね。たまるさんのもあるし。
映画の文脈もあるしね、ゆうたさんからすると。
yuta25
普通の音楽はいいですよ。
それはいいですよね。
juneboku
そっかそっか。その辺改めて、そうなんだよな。
日本のヒップホップ誌をちょっと見て順番に聞いてくるだけでもめっちゃおもしろそうだよな。
ステアドラパーも興味あるし、それもライブ味まで見れたからね。
yuta25
ステアドラパーとかライムスターとか見てると、音楽もいいし、すごい年上じゃないですか。
juneboku
そうですよね。
yuta25
で、年上の人たちは元気でやってて、それだけですごいなって思います。
音楽の影響と体験
yuta25
元気をもらえるというね。
juneboku
それはあるよね。この年になってもこんな楽しいことでやってていいんだっていうのもあるだろうしね。
それいいですね。
よし、やっていこう。
良かったし、なんとなくいつだ。この間、木曜日ぐらいに。
ゆうたさんとこのテーマ一回話しとくと、少なくとも自分にとっては何かいいことありそうだなっていう直感が働いたんで、誘ってみたんですけど。
yuta25
ありがたいです。何かあったのかな。
juneboku
ありましたよ。分かんないとこ聞けたし。
今日のこの後のBGMはそっちにしてみようって思ったし、今だと配信サービスにあればプレイリストとかもあるだろうし、気軽に聞けるので。
半日とか流しておいて、この曲気になるって思ったらそっから入ってもいいだろうし。
あとそうだな、男子教室の先生が、あの人なんか全然こだわりなさそうなんだけど、すごいこの曲なんだろうっていうの流してくるんだよな。
で、レッスン終わった後に、さっき流した曲誰の曲ですかって聞いたら、なんかいつも適当に流してるから分かんないんだよねとか言って、全然教えてくれないんだよね。
yuta25
そう、なんか嬉しい。聞かれたら嬉しいですけどね。自分がチョイスした曲。
juneboku
なんかね、たぶんバイブスなんだろうな。そうなんだよ。だから全然教えてくれないんだけど、一旦録音はしてあるから、男子教室に行ってるときの。
帰ってきてから、この曲かなとか言って探しててね。そしたらね、いろいろ。昨日はね、パンピーのシナリオフィルムって曲が良かったですね。
この辺もいいんだよな。
yuta25
パンピーもいいです。
juneboku
いいですよね。ちょっとずつ触れてはいるんだな。深掘りしよう。ありがとうございます。いいきっかけをいただきました。
yuta25
あと地方とかね、なんかそういうのも目指してるとか。
juneboku
あ、そっか。結構あれだよね。
yuta25
レペゼン、各地でレペゼンしてる人に対して。そういうのも、地元性があっていいと思います。
juneboku
ありますよね。なんだっけな。新小岩歌ってる人いた気がするんだよな。新小岩だったかな。
なんか一回そう、僕が都内でどっかに住んでるときにそこの歌ってる人いて、めちゃくちゃ具体的な地名とか商店街の名前とか出てきたりするじゃないですか。
J-POPでもあるけど具体的な地名で作るのが、椎名林檎さんとか愛子さんとかでもあるけど、確かにHIPHOPはいいですよね。なんかそういうのフックになるからいいですね。
yuta25
そこ特徴だから、それもジュンさんのライフスタイルに合ってると思う。
確かに。
点々としてるから。
juneboku
しかもそれって実際住んでる人が歌わないと、なんていうか、むなしくなっちゃうから。
yuta25
ホントっぽくないからね。
juneboku
そうそう。北海道に住んでる人が大阪の歌とか作っても、なんか全然体重乗らないと思うから、そうやって北海道の歌歌えばいいじゃんって感じですもんね。そこいいですね。
なるほどな。いや、いいですね。だから結構人生が問われるというか、ちゃんと生活してないと体重乗ったものができないっていうところはいいですね。
うん、それは好みだわ。
いや、いいこと教えてもらいました。じゃあちょっといろいろ聞いていくんで、聞いては日記に書いたりしていくと思うんで、はい。
SKY-HIの考え
juneboku
ちょっとゆーちゃんから気になることあったら教えてください。
yuta25
ぜひぜひ。僕はDMS中、SKY-HIをウォッチし続けて、情報をウォッチしてるんです。
juneboku
はいはい、ちょっとSKY-HI。そうそうそう。SKY-HIさんはでも本当に、なんかあの人ずっとこの5年思ってることを、同じことをずっと言い続けてる感じがするから、手をかえしなおかえ。
たぶん本当に思ってるんだと思います。SKY-HIさんは僕はそう感じるので、それがどこまで行くのかは、ちょっと見届けたいなって思いますね。
yuta25
SKY-HIとチャメライ、NENEは問題意識みたいなのは根底では結構共通してると思う。ありそうですよね。
juneboku
うん、じゃあもともとたぶん仲いいですよね。SKY-HIさんのラジオに、ゆるふわギャング2人ゲストって言ってた回とか。
yuta25
すごい昔。
juneboku
だから別に仲いいんだろうなって思ってて。なんだっけな、SKY-HIのファンの人で、SKY-HIが怖いのは、この後もしフェスとか番組とかでNENEさんと共有することあったら、めっちゃ笑顔で近づいて握手して、この間ありがとねーって言いそう。
ちょっと想像つくからおもしろいなって思って。この間ねーよかったねーありがと盛り上がったねーとか言ってて、笑顔で握手求めそうって言ってて。それはされる方からしたら怖いかもな。でもなんかそういうメンタリティー、別に敵だと思ってなさそう。
yuta25
あり得なくはない感じありますね。
juneboku
SKY-HIさんはたぶん誰のこともそんなに敵と思ってないんじゃないか。業界構造とかはなんとかセニアとは思ってそうだけど、別に特定の個人とかグループとか事務所とかアーティストとかを敵っていうよりは、一緒にやってこうぜっていう感じをすごいするからな。
それでいろいろ前例のないことやって、今はそれが当たり前。この5年でぶち壊すことに成功した慣習とかもあるから、すごいおもしろいですね。チェンジメーカーだなっていうのはおもしろいです。次は何やってくれるんだろうっていうのはありますね。
よしじゃあちょっとZoomの残り時間もあれだから締めるか一旦。ありがとうございます今回。いや良かったです。
yuta25
こちらこそ。
juneboku
めっちゃ良かったです。ちょっとまた聞きたくなったら、このアーティストはこうなんですかとか聞きに行ったりすると思うので。
yuta25
楽しみですね。
juneboku
またいろいろ教えてください。
yuta25
こちらこそ。いつもありがとうございます。
juneboku
いやいやこちらこそ。
yuta25
出させてもらって、仲良くしてもらって。
juneboku
いやいやこちらこそ。確かに。僕に見えてないものを見てそうだなっていうところがいつも楽しくて、いろいろ話しかけちゃいますね。
ありがとうございます。
じゃあ今回何度目かの登場、ゆーたさんに春木生活に来ていただきました。ありがとうございました。
yuta25
ありがとうございました。
juneboku
ではでは。
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コメント

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