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2017-09-07 16:42

第113回「質問:父が社長です。このまま経営しても潰れそうだと危機感があります。事業承継者として勉強すべきことはなんでしょうか?」

第113回「質問:父が社長です。このまま経営しても潰れそうだと危機感があります。事業承継者として勉強すべきことはなんでしょうか?」
上場企業から中小企業までエグゼクティブコーチングトレーナーとして人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が経営や人生で役立つマインドの本質についてわかりやすく解説する番組です。
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秋山ジョー賢司の稼ぐ社長のマインドセット
なぜ一流の経営者たちはぶつかる壁を次々と越えられるのか。そこに隠されたマインドの正体。
ポータキャスト、稼ぐ社長のマインドセットは、上場企業から中長企業までエグゼクティブコーティングトレーナーとして人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、
経営や人生で役立つマインドの本質について、わかりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。秋山ジョー賢司の稼ぐ社長のマインドセット、秋山先生、本日もよろしくお願い致します。
はい、よろしくお願いします。
さあ、質問来ております。
はい。
よろしいですか、言っちゃって。
いいですよ。
はい、では行きたいと思います。
今回の方は29歳。電気工事技術職とあります。
はい、ご紹介したいと思います。
毎回楽しく聞かせていただいております。
僕は父親が社長をしている年間売上2億の10人の小さい電気工事会社に勤めています。
10年間電気工事の技術職をして、今年に入り、電気工事の管理職兼少し営業職をさせていただいております。
電気工事会社は世の中山ほどあるのに、普通に形容しても潰れていく気がします。
なので何かと掛け算をして形容していきたいと思うので、今の僕が勉強すべきことは何でしょうか。
この方のお考えはですね、2つ書かれております。
1、MBAを取得して差別化を図り営業していく。
はい、いいじゃないですか、これ。
いいですよね。
2つあります。もう1つあります。
新たにアプリや電気の小物を組み立てをして小売業をしていく。
うん。
いいじゃないですか。
いいですね。
を考えております。
はい、今の僕には営業力は皆無ですが、よろしくお願いいたしますということですね。
ほとんどいいですねって講演されていましたから、終わっちゃいます。
でもこれいいと思いません?
MBAを取得して差別化を図るとか、営業していく。
新たにアプリや電気の小物を組み立てて小売業をしていく。
いいですね。
はい。
いいですって終わりですか?
以上。
以上ですか。
これをどう読み取りという。
えっと、私が?
はい。
MBAを取得して差別化を図る、営業していくという1つ目。
はい。
2つ目、新たにアプリや電気の小物を組み立てて小売業をしていく。
まずここで何を語っているかというと、
1番は営業するときの武器を身につけたいという話をしている。
2番は自分たちが新たに商品とかサービスを提供していくということを言っているわけですよね。
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で、この質問の中の本質的な問題点はどこにあるかということなんですよ。
はあ。
どこですかこれは。
ご本人もそうですよね。
自分自身の問題が何が本質的に問題なのかがわかるとクリアになりそうですよね。
はい。
で、それは何かというと今私が言ったように営業するときのツール、それからサービスというのは側の話なんですね。
よく私は例えばおまんじゅうで言うとあんこと川。
川の話をしているんですが、あんこはどこですかということなんですね。
この中からでは今日あんこを見つけに行く旅が始まるんですね。
あんこを見つける旅。
質問の中からあんこをどうやって見つけていくんですか。
これは非常に基本的というかいいんでね。
すごい重要なんですが、特に事業継承していく方はこれに陥りやすいんですよ。
多いですもんね。
秋山先生のクライアントさんも事業職業者、これからする方もいればいろいろいますからね。
この方がまず考えなくちゃいけないのはどうやって会社を経営していくかじゃなくて、どこに行きたいかですよ。
まず私がどうですか。
そうですね。
今後ついでいく自分がどこに行きたい。
会社があります、こういう状況です、どうしたらいいですか。
脳みそが動かないんですよ。
いわゆる一言で言ってしまうとアウトカム不在なんですね。
アウトカムロス。
アウトカムが不在だと自分が何をしていいかがわからなくなるんです。
ということはこの方が重要なのは将来経営者になっていくと思うんですけども、少し時間があるので、
それまでに自分が経営を通して何をしたいのということを徹底的に見ていく必要があるんですね。
私この話は何度も繰り返すんですけども、たとえ話で不思議の国のアリスの話をするじゃないですか。
何度もありましたね。
もう一度言うとアリスが森の中に入ってしまって迷っていると。
そこに猫がいてアリスがどこに行ったらいい、どうしたらいいですかと。
そしたら猫がどこに行きたいの?アリスはどこでもいいから。
だったらどうやっていいじゃん。
全く一緒。
つまりここじゃないどこかに行きたいと言われても何も生まれてこないんです。
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彼としては今電気工事の会社がこういう状況で世の中にはいっぱいあるねと。
そこからは出したいという気持ちは伝わってきますが、そこから出したいではダメですよと。
何も機能しないし動かないんです。
脳が動かないんです。
だから彼が今まだ経営者ではないので、ちょっと時間があるので、
会社とか業を通して何をしたいんだろう、僕の人生としてと言うと人生論になっちゃうんですけども、
そこを見ていかないと多分答えはないんですね。
いわゆるアウトカムだったり、この方のコアビジョンというところがないと。
動けない。
何も始まっていかないわけですね。
そうするとそれがないからこそ手法に走ってしまうんですね。
NBAを取ったらいいなとか、こういうサービスをしたらいいなとか。
じゃあ本来であればそのコアビジョンを実現するためにNBAを取得するといいのかとか。
そうそう。
コアビジョンを実現するために新たなアプリや電気の行為用意があるとか、いいのかって話が考え方ができればいいんだけど、
そこがないから答えようがないというのが今の現状ですという感じになるんですか。
答えようがないということと、今の彼の答えはそこをしっかり見ること。
それって怖いんですよ。
怖いもん。
だって先に手法をいただいた方が頑張れると思いません?
安心できますね。
じゃあNBAを取ろうよとか。
動けますもんね。
でもよく考えてください。
じゃあ一番のNBAを取得しました、それを使って差別化するときに、差別化して営業して何するの?
結局また同じところに戻ってしまう。
つまり電気工事会社でNBAを持っている営業マンとして頑張ってやった、
そこで少し変わっているというか、姿勢があって少し数字が動いた、その後どうするんですか?
やっぱり安康不在状態のところに戻ってきてしまう。
そうですね。
やっぱり見ていただきたいのは現状なんですね。
たぶん彼がもっともっと10年とか20年前だったら構わなかったんです。
なぜかというと日本全体が経済が右肩上がりなので手法を変えることによって数字は伸びたんです。
でも今は明らかに企業一つ一つが世の中に何をもたらしたいんですか?というところ問われちゃってるんで。
ビジネスという業を通して何をしたいんですか?ということを見ていかないといけないし、
それが持っている経営者は強いですよ。
結局、秋山先生のクライアントさんの方々で、
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特に同じような経営者の事業職業をしなきゃいけない方々というのは、
そこをまずは見ていくし、そこを手にしている方々なんですか?
雰囲気が違うじゃないですか。ゴリゴリしているというか変わっているというか。
たぶん皆さん聞いている方は俺のことかなと思っている気がします。
いやあなたのことですよ。
ですから特に事業を受け継いでいく時っていうのは、
自分が起業する時っていうのは何かやりたいこととかあったわけですよね。
継ぐ時こそ、ある意味チャンスだと思うんですよ。
だって電気工事っていうのは別にどうでもいいわけでしょ。
極端に言うと。
極端に言うと。
だとすると側はなんとなくあるんだから、
それを通して俺は何したいんだってことをめちゃめちゃ考えているわけですか。
そうですよね。
企業の方ってあんこあるけど側がないから両方頑張っていかなきゃいけないんですけど、
あんこさえ手にしてしまえば側があるから使えばいいわけか。
そういう意味で。
そうなるとそもそも経営者の方は、私が言っているのは、
あなたは社長じゃないですよって言ってるんですよ。
え?
え?
ちょちょちょ、ポイントがありました。
社長じゃないですよね。
社長ですよね。
社長じゃないですよ。
社長というロール、役割をしているだけであって、
会社も自分じゃないですよって。
だから自分の人生でやりたいこととかやらなくちゃいけないことを見つけて、
それを会社という箱を使ってやるとか、
社長というロールを使ってやるっていうことがその人の人生だし、
そしてこのやり方の方が今の時代はビジネスとして勝てるわけですよ。
でもみんな多くの方は自分の人生っていうのを一旦脇に置いて、
会社とか社長ってやっちゃうわけじゃないですか。
勝つのは難しい。
この方のこういう意味ですごいのは、
このご質問って普通に見たらですよ。
結婚されたんとかに質問を投げればいいのかなというような、
しかもマインドの話が出てないという中において、
これを秋山先生に質問してくるこのセンス、
この回答がもらえるこのセンス、
この方なんかちょっと無意識の使い方が素晴らしそうですよね。
遠藤先生が私が言いたかったこと言っちゃいましたね。
本当そうで、
多分彼はなぜこれを私に質問したか、
意識レベルではないと思うんですよ。
だけど無意識的に秋山さんに聞くと、
これじゃない答えが来るんじゃないかなってことを
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無意識では感じ取っているはずだと思います。
ですよね。
だって質問の答えにほぼ回答されてないですからね、
この真ん中では。
でも本質的なところにいてすごいなと思いました。
本当本当。
で、これを皆さんやっていただかないと、
例えばA、1番2番ありますけども、
やったところで動けるからちょっと気持ちいいんですよ。
なんかこう、自分は動けている感があるんですね。
そこからはちょっと脱せられる感がありそうですもんね。
特に彼の場合は年齢が今29歳ですね。
それでやみくもに動くっていうことではなくて、
やっぱり29歳30歳に向けて、
自分はこれからどうやって自分の人生を
謳歌したいかなってことを真剣に考える
いいタイミングではありますよね。
どうやって仕事をしていくんだじゃなくて。
極論で言うと秋山先生のコアマインドプログラムを受け取るのが最強だったと思うんですけど、
この方が今このタイミングで自分自身でできることがあるとすれば何がありますかね。
自分自身でできることがあるとするならば、
本当に今までの自分の人生を振り返ってみて、
こんなことあんなことあった、これが嬉しかった悔しかった、
そうしたら自分は残りの人生をどういうふうに生きていきたいんだとか、
謳歌したいんだってことを考えてほしいんですよ。
29歳は若いですが、30歳。
80歳で死んじゃうとしますよね。
あと50年間。
その50年間を仮にね、どうやって自分は生きていきたいかです。
ちなみに50年間ってどれくらいの長さだと思います?
どういう質問ですか?
50年間がどういう長さ?
あっという間。
そのくらいしか答えられません。
4月になると花見があるじゃないですか。
花見をあと50回やったら終わりですよね。
そこですか?
ほんとほんと。
目がキラキラしてる。
だってそう思いません?
あと50回花見の季節が来たら終わるってことですよ。
そう言われると悲しいです。今桜が散りました。
でもそんなもんですって。
花見じゃなくてもいいですよ。
それを50年後、48年後に気づいてあと2年よりも、
このタイミングで掴めるならそれはほんと素晴らしいですね。
そういった意味ではもうちょっといい意味で煽ってあげると、
今80歳って言いましたけど、
仮にお仕事を何歳までやっていくのとか、
あと60歳になった時にはこうなりたいなとかあるじゃないですか。
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それを考えたら花見30回ですよ。
花見へのこだわりなんですか?
新しい気が来たなっていう。
正月でもいいんですけど、正月って言うと、
その後また正月気分になっちゃうでしょ。
だらっとしちゃうんですね。
それぐらいの時間しかないんで、
それをちゃんとなんとなく感じて、
どうやって残りの時間の旅、人生を謳歌したいかってことを
考えるにはすごいいいタイミングです。
そういうことですね。
秋山先生のいろんなKindleもあればPodcastもあれば、
コマンディでやってるような2時間のセミナーもありますので、
そういうところをうまく使っていただくといいかもしれないので、
ぜひまずはコアビジョンの探す旅ですかね。
大好きな世界に入っていただきたいですね。
また何かありましたら、ぜひ質問をお待ちしております。
秋山先生、本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
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