1. 経営者のマインドサプリ
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2022-05-27 21:15

第359回「特別ゲスト・白川正芳氏「自己対話とM&A戦略の関係性」」

第359回「特別ゲスト・白川正芳氏「自己対話とM&A戦略の関係性」」経営者のコーチングを専門とする秋山ジョー賢司が、経営者やリーダーの抱える課題に共に向き合い、「マインドのメカニズム」を基に、ゆるやかにお答えする番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast/akiyama/q/

00:01
こんにちは、エンドカツキです。秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、白川先生、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということで、久々のゲスト、久々ですよね。
私のこのポッドキャスト、ゲストの方ほとんどいませんので、いませんというか、呼んでないというか。
そうか、意外とないですもんね。ということでね、久々にゲストに出演いただいてやりたいと思います。
ということで、本日のゲスト、日本的M&A推進財団の理事、白川正芳さんにお越しいただいております。白川さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ありがとうございます。
声の感じでわかる通り、迫力のある方なんですけれども。
これね、見た目と声がすごい一致してますよね。
確かに。
そんな中なんですけど、今日はMAということで、もうすでにですね、秋山先生の共通で言う大久保先生、
あと組織マネジメントの井上先生、あと向井さん、弁護士の向井先生とかにもご出演いただいている流れを組んでおりまして、
中小企業のメインとしたスモールディールと言われるM&Aというのが、いかに日本で今大きな業界の問題になっておるのかみたいなところをですね、
ぜひ秋山先生にもですし、リスナーの皆様にも本当に知っていただきたい話だなというところで、
ぜひみたいな話をくださったので、今日はご出演いただきましたので、ちょっと概略、
白川さんの活動、白川さん自身のご紹介いただけますか。
はい。今ですね、私は日本全国の修行の先生たち、特に在留士の先生が中心なんですけれども、
約700名ぐらい会員さんで、北海道から沖縄まで所属していただいて、今言ったM&Aっていうのに取り組んでるんですが、
これもう10年、約8年、組織を作って8年、財団を作って8年になるんですけど、
なんでこの財団を作ったかというと、もともと私が所属している会計事務所は福岡県の田川市っていう、かなり田舎にあってですね、
昔は単行町ですから、一時期はものすごく栄えた町ではあるんですけれども、現在はもう非常に社用化していて、
仮想化と高齢化の激しい、日本最先端都市って僕は呼んでるんですけど、これから日本の地方都市が全部そうなっていく、
その一番先頭を走ってるような町だと。そこに在留士事務所があって、中小企業の当然、庁房をずっと見てるんですけれども、
業績はそんなに悪くない、社員数もそこそこいるみたいなところが、後継者がいないっていう理由で廃業するっていう選択肢を取らざるを得ないっていうような
03:00
現状をちらほら見るように10年ぐらい前からなって、これはでも会社がなくなると雇用の場所がなくなるし、そこの会社が何十年と培ってきた、
そういう技術とか伝統みたいなものも失われてしまうっていうことを考えると、何とか継続できないのかな、そういう道がないのかなというところで、
M&Aっていう、どこか第三者に消滅してもらうっていうところの方法があるんですが、当時ですね、僕、MAセンターさんとかですね、
ストライクさんとか大手のそういうMAの支援会社があって、そういうところにも相談に行ったんですけど、手数料がやっぱりどうしても高くて、
そういう会社さんがですね、小さな会社がテーブルに乗らないんですよね、相談に行ってもですね。なので、これはもう自分たちでやるしかない。
自分たちでやるしかないと言っても、うちの事務所で引き受けているお客様同士の中だけでのマッチングと言われても限界があるので、そこでネットワークを作ろうっていうので、
MA財団っていうのを作って、しかもそれが通常のM&Aっていうよりも、企業を売った方っていう話ではなくて、
処刑っていうことをテーマにした、そういうM&A、それを日本的M&Aって僕ら定義付けして取り組んでるんですけど、そういうのに取り組んでるっていうのが、今私が取り組んでいる仕事の内容です。
ありがとうございます。これ聞いただけでいろいろね、考えさせられる話だと思うんですけども、今回ですね、僕が話していきたいなと思ったのは、
石川さん、もともと税理司法人の方でそちらの方の仕事もしながらコンサルティングで人事とかもお詳しいんですけども、ただその中でなぜMAというものを今掲げて、既にもう実は10年近く活動されているんですよ。
それが現実のクライアントさんとのいろんな課題に向き合っていく中で、あれこれMAって大事だぞっていうところに行き着いてるんですけど、
これは秋山先生っていう、目の前の課題とか自分の中でいろいろ問うた問いがから、日本の国家の問題みたいなところまで地で行っちゃってるんで、そのあたりをこの番組ではぜひ話したら面白いんじゃないかななんて思っておりまして。
私も聞きたいし、皆さんにもどういう観点で平川さんの話を聞いていただけたら嬉しいかっていうのは、今遠藤さんが言ってたように、さらりとね、これは問題だろうって、こういうのはなくなっちゃったらまずいよねみたいなところをさらりと言っちゃったけども、
実はそうはならないわけですよ。
多くの場合は自分の仕事、悪い意味じゃなくて、自分の仕事をどうやったらうまくいくかっていうことを当然ながら考えていくはずなのに、
どんなことを考えてたら、このままじゃまずいよねっていうふうな思考になってったんですかね。
そういう意味で言えばですね、僕、新卒で今のこのくすもとアライアンスっていう税理事務所を母体とした会計グループに所属してるんですけれども、
06:01
入社当時から一貫して言われていたのが、まず仕事っていうのは問題を解決することだっていう定義が、うちの事務所ではもうみんなで共有しているキーワードなんですよね。
もう一つがですね、これは先代、今の代表のくすもとのお父様の時からずっとこれも口をすっぱくずっと言われていたのが、
我々税理事務所職員の使命っていうのが職員手帳というのが一番最初に出てくるんですけれども、
税理司法第一条に掲げる税務申告をしっかりとお手伝いするっていう使命が、税理士の使命ってあるんですけど、
その税理士の使命を全うするのは当然のこととして、それをやるのはまず前提として当然だと。
さらに経営者の無限の要求に応えるべく絶え間ない研鑽に努めよっていう言葉があるんですよね。
で、そこから派生していくと、お客様が一体何で困ってるのか、そのことにどう我々がお答えできるのかっていうところを常に徹底的に考えろっていう組織風土が、
ずっと僕、教えられてきていて、根っこにはあった気がするんですよね。
で、ちょっと余談になるかもしれないですけど、それこそ決算報告とか、経営者の方は皆さん受けると思うんですけど、
よくですね、うちの事務所でもあったんですが、決算書を持って行って説明しても、それこそ魚屋さんの社長さんに数字がどうなってますっていう説明してもわからないんですよね。
これは魚屋であって、数字の専門家じゃないと。だから税理士事務所さんに頼んでるんであって、よろしく頼むっていう、これはある意味正しいと思ってるんですけど、お客様の観点としては。
で、決算の勉強するなら魚、しっかり売ってもらった方がある意味いいわけで、で、そうすると、ただ税理士事務所の我々は、
いや、社長ももうちょっと募金の勉強ぐらいしてもらわないと、これらの説明をこれ知ってわからないって言われても困るよねって決算書は大事なのに、それこそお金を何万円も何十万ももらってるのに、
これわからないからよろしくっていうのが社長として無責任じゃないみたいなことが、今度は税理士事務所の論理としては出てくるんですよね。
でも、これってよくよく考えたら、プロとしてこっちが数字の、魚屋の社長にもわかるような説明ができていないところに問題があるんじゃないかと、決算書持って行っていきなり見せてもわからないですよねと、そしたらどんな決算報告の仕方があるのかとかいう議論がその書内で起こって、パワーポイントで決算書を動画にして説明するとか、
そんなことをやる事務所なんです。
そういう風土がうちにあったから、たぶん後継者がいない、じゃあ残念っていうところで終わっちゃダメだろうと。
これをどうすれば解決できるんだっていうところまで趣向性が発展していくっていうのは、そういう土壌があったからなんだろうなって。
その土壌っていうのは、もともと入ってびっくりとかしなかったんですか。
09:03
びっくりはしなかったですね。
そういうふうにありたいと思ってるところもあったんだと思います。僕自身も。
一番最初に入ったときに、新卒で入ったわけですから、
入った組織の中で、会社というものはどういうものなのか、仕事というのはどういうものだってことを、一番最初に提示してもらったってことなんでしょうか。
いろんなお話がずっと、まとまった新人研修の中で学びましたとかいうよりも、
やっぱり一緒に、それこそ今の楠本と仕事させてもらう機会とかあって、
それこそ新卒で入ったときに、いきなり新商品作って売りに行けっていう指示を出されたりですね。
しかも会計事務所で。
今思えば割と無茶苦茶なんだけど、そういう土壌がやっぱり活かされてる気はしますね。
ダメなのかな。手当の話とかはダメなんですかね。
ダメじゃないんでしょうけど、意味が分かるか分かんないですけど。
僕の一番最初にもらった給与明細には、基本給ともう一つ空手奨励手当っていう、
唯一手当が一つだけあって、入社の条件が極真空手に入門すること。
ちょっとここだけ聞くと訳分かんない会計事務所になっちゃうんで。
そうそう、そういう事務所だったから。
あれですよね。何て言うんだろうな。
真っ向勝負ですよね、極真空手。
本当に白川さんとか見てると、
多分クライアントさんの現場に行った時に、本当に殴りしに行っているんだろうなというところから、
多分MAというのが生まれてきてるっていうのを、
こういういろんなところのポイントポイントで感じさせられるので、
ちょっと振ってしまったんですよ。
なるほど、でも直接打撃制、実践経営勉強会、
景曲会っていうのをやってたんですよね。
経営者のための極真空手の会で景曲会って言うんですけど、
もう直接打撃制じゃないとダメだと。
でも今遠藤さんが言ってくれたみたいに、
お客様の問題とか、そういうのを本当に取り扱おうと思うと、
やっぱり中途半端なことをやってても火傷しちゃうので、
やるなら本当にガップリ向き合って、
それこそ殴り合いしますかっていうぐらいの覚悟がないといけないんでしょうけど、
そういうのをずっと教えてもらってきたんでしょうね。
後継者がいない。
ちょっと聞いていいですか。
お客さんから真っ向勝負とか殴り合いっていうのを言語としてわかるんですよ。
ただ実際殴るっていうか、
相手にダメですよダメですよ、社長さんって言ってもしょうがないじゃないですか。
感覚的に真っ向勝負で殴り合いってどういうことをされるというか。
12:03
そうですね。言語化しておかないと勘違いされそうです。
それは多分痛みがわかるっていうことなんじゃないかなとは思うんですけれども、
そういうことで困ってること、困ってるものをどう解決できるのかっていうところまで、
どこまで踏み込んで考えられるかだとは思うんですよね。
もう本当にNA財団もそうですけれども、
後継者がいなくて、自分が大事に育ててきた子どものような会社を、
ある意味、固まざるを得ないっていうところに置かれている経営者の方が、
これもよく話すんですけど、スモールリールのM&Aって正直儲からないんですよ。
大きい会社のM&Aの方がかえって手がかからないぐらいで、
もうMAのことがよくわかってる人たちがいるし、
専門部隊も会社の中にあったりするぐらいのところは、
我々が支援することって、早々相手を見つけてきてマッチングするっていうようなところが一番重くなるんですけど、
小さな会社のM&Aのお手伝いって、MAを見たこともなければ聞いたこともないっていうレベルのところから一緒に歩んでいくことになるので、
やっぱり大体…。
儲からないっていうのは支援者側がっていうことかですね。
というか経営者がですね。
経営者がですね。
売り買いにおいての売買益が儲からないっていう。
だからそれだけ手間がかかるお手伝いをしているのに、
小さな会社のM&Aって報酬体系がレーマンで、規模が大きい方が手数料が大きくなる仕組みになっているケースが多いので、
小さな会社のM&Aってどうしても支援した後の報酬が小さいんですよね。
手間はかかる割には報酬が小さい。
だったら手間がかからずに報酬が大きい方をやった方がプレイヤーとしては見返りが大きいよねっていう世界なので、
基本的にはあんまりやりたい仕事ではないんだと思うんですよね。
ビジネスの趣旨を考えたら。
もっといい仕事がよそにあるというか。
美味しい仕事がっていうニュアンスになってくるんですかね、それは。
でも本当に目の前に困っている社長がいたときに、じゃあこれは誰がやるんだっていう、そういう話だと思うんですけど。
でもビジネスとしては成立させないといけないから、そこに創意工夫がまた必要になるっていう話だとは思うんですけど、
常に問題が出てくるからですね、そこをどうクリアしていくのかっていうことを常に考えていかざるを得ないんですけど。
今もそんなところで、なかなか700名の会員さんはいるんだけど、
具体的にもう一歩踏み出せないんですって言われる会員さんが多くて、
そこをどうクリアするのかって問題がつきないんですけど。
ということは、さっき言った真っ向勝負とかがっぷり四つっていうのは、
相手の問題、社長さんが固まらないと固めたくないのと、
15:01
そこの気持ちに対して白川さんたちはどんな感じで向き合っていくんですか。
どんな感じで。
これもいろんな表現はあるんですけど、
例えばすごくわかりやすく言うと、
楠本からは代表、ここの会社資金繰りがちょっとやばくてって言ったら、
一回資産票投げつけられたことがあって、代表から。
お前は俺の会社をどうしてくれるんやって言って叱られたんですよね。
お客さんのことだと思ってるからそんな中途半端な報告になるんやと。
お前これお父さんの会社とかお兄さんの会社と思ったら、
そんな悠長なことが言えるのかと。
もっと大変なことになったんです、どうしたらいいでしょうかって。
それならわかるけど、資金繰りがちょっと悪いんですよねって。
そもそもそこがお客様の全然立場に立とうとしていないし、
問題なんだって言って指導してもらったこととかあるんですけど。
わかりやすく言えばやっぱりそういう自分の身内とか、
だったらそんな態度じゃないでしょっていうお話は、
本当にわかりやすい視点だと思うんですけど。
どうか。お客様がお客様でない感じですね、今の話が。
お客様がサービスの価値を提供してる、
こっちは提供する側みたいな。
ここは受け取り側っていうことだけではない気がすごいしますよね。
でもそう捉えるなっていう指導をずっとされてきてますよね。
だからMA後継者がいない、
じゃあどっか会社がいないか探す、いない。
じゃあダメですねじゃなくて、
じゃあどうしたらいいんだっていう、
そこまで思考が展開していかざるを得ないっていう、
そんな話だと思うんですけど。
そういった背景をもとに今回のこのMA推進財団が立ち上がったところ、
きっとあるんですよね。具体的な事例みたいな。
そうですね。あります。
それこそ僕基本的に今MA財団やってますけど、
MAってもともとの響き自体を聞いた時は大嫌いな仕事だと思ってましたから、
まさか自分がこのMAの支援をするようになるとは思ってなかったんですよ。
なんか事業を売り返してよりもっと儲かっていきましょうみたいな、
いやいやそこで働いてる社員とかの気持ちはどうなるのみたいなところがあったりして。
ハゲたかみたいなところのイメージがすごい吸い込まれてますもんね。
そこしても敵対的買収とか、いい印象が全然なかったからですね。
でもそれでもやっぱり小さな会社のお手伝いをして、
病気になられた社長さんが一番最初きっかけだったんですけど、
やりたくてもやれないっていうところから、
でも本当に喜んでいただいて、
こういう処刑の仕方ってあるんだなって、
そこでちょっとM&Aに対する認識が僕も変わったとか、
そんな事例はありましたね。
そこの事例って少し具体的に教えていただけますか?
18:00
製造業なんですけれども、
うちの小物崎さんの会社が、
世界シェアをもう20%近く持っている非常に優秀な製造業さんで、
そのモーターを作ってるんですけど、
モーターの胃型を作る胃物の会社の社長さんが、
やっぱり病気で継続ができなくなるっていう話で、
白川さんここを何とかしたいっていうお話だったんですよね。
で、そこのきつくお手伝いをさせていただいたっていうのがあったんですけど、
これ多分セミナーでもよく、
災難をなぜ作ったのかっていう話をするんですけど、
20分30分平気でかかっちゃうので、
具体的に話していくと。
次回行きますか?それとも20分ぐらいかかります?この話。
20分は、もう短くしても10分ぐらいでよ。
すごいストーリーがあるわけですね。
この話はぜひね、次回やりますか?
そうですね。ここまで言ってめっちゃ聞こえた。
聞かせねえのかよみたいなね。
じゃあそこのあたり、どうやって明財団が立ち上がったのか。
クライアントさんとの向き合いの中で生まれたストーリーをぜひ教えていただきたいなと思っておりますが、
一旦気づいたら本当ですね、もう20分経ってるんですが。
ちょっと雑のぶりで申し訳ないんですけど、ここまで聞いていかがでしたか。
確認したいんですが、白川さんって今お勧めしてる全実法人あるじゃないですか。
そこではどんな立場の方なんですか。
グループの中にいくつか会社があるんですけど、
その中のくすもと広瀬総合会計事務所っていう株式会社の代表取締役をしてるんです。
ということは、社員として入って、そして今はグループの中の社長になってるってことですね。
そうですね。
なおかつその社長になってながら、今回MAに関する財団を立ち上げたってことじゃないですか。
そうですね。
この辺も刺激になりますよね。
お勤めをした方がグループの代表になり、代表になった方が、
新しく自分の中でそういう社会的な意味のある財団を立ち上げていったっていう。
めちゃめちゃ白木さん自身のそういうのに、今私は興味がめちゃめちゃありますね。
その辺りも含めて、次回お話を伺いましょうか。
ということで、今日のところ一旦ここで終わりたいと思います。
若田さん、秋山先生、ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
番組では、秋山城ケンジへの質問を受け付けております。
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