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2023-01-20 15:05

第393回 「ステイト」と「感情」の関係性とは?

第393回 「ステイト」と「感情」の関係性とは?

経営者のコーチングを専門とする秋山ジョー賢司が、経営者やリーダーの抱える課題に共に向き合い、「マインドのメカニズム」を基に、ゆるやかにお答えする番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast/akiyama/q/

00:03
こんにちは、遠藤克樹です。 秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、
秋山先生、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということで、今週も行ったいと思いますが、前回がですね、
作って終わらない目標設定の活かし方というテーマでやった中で、
ステイトの話が最後出たんですけども、意外とステイト、
この2、3ヶ月間1回もやってない、出てきてないんで、
そうですね。
大事な言葉だからやりましょうという回で、前回終わっております。
はい、そうですね。
今日はステイトということを再確認していくような回にしたいなと思ってます。
私の中ではステイトっていうのは割と重要視してまして、
ステイトって何かというとですね、
体の状態のことですね、体の内側の状態。
感情とあえて分けてるんですよ。
感情は何ですかと聞かれたら、定義的には思考から作られた気持ちですね。
気度哀楽。
ステイトっていうのは、気度哀楽を気持ちになっているときに、
体の内側どうなってるのかなということを部位で分けてるんですよ。
部位?場所?
場所ですね、箇所。
私は大体大きく分けて、前にお伝えしてる4つ。
頭、胸、溝落ち、お腹を分けてるんですね。
頭、胸、溝落ち。胸と溝落ちを分けるんですね。
それからお腹も分ける。
お腹。
このステイトの話をするときに、
ちょっと私が例え話をしてる先にそちらをお伝えしたいと思います。
例えば、遠藤さん、ボン食べておいしいって思うときってあるじゃないですか。
はい。
おいしいってある意味、感情で言うと嬉しいに近いんでしょうかね。
感情で言うと、喜び、嬉しい。
じゃあ、おいしいとか嬉しいって言うときに、
ベロでは何を感じてるかというと、味そのものじゃないですか。感覚ですよね。
甘みとか苦みとか。
そういうものを感じるときにおいしいって言うわけですよね。
感情とステイトってその感覚に似てるんですよ。
なるほど。
今で言うと味覚と感情。
おいしいってことに似てる。
楽しいもそうです。
今度はね、楽しいっていうときに、
例えば何だろう。
じゃあ私は、
さっきやったけどテニスやってて楽しいってときに、
何を感じてるかですよね、体の内側で。
例えば、楽しいって思ってるときに、そういう気持ちのときに、
頭はどういう感覚なのか、胸はどういう感覚なのか、水落ちはお腹はっていう、
そういう関係性があるってことなんですね。
感情と感覚の関係ですね。
03:02
ステイトの関係性という。
そういうふうに分けてまず捉えてます、あえて。
なぜ分けて捉えるかというと、感情的にならないためなんです。
感情的になるってどういうことかというと、
気度哀楽をベースに、
自分の行動を決めちゃうのが感情的になるっていうふうに定義してるんですね。
例えば、部下がなかなか動いてくれない。
ムカついたーって怒りじゃないですか。
怒りを抑えるために、
注意してやる、復習みたいなもんじゃないですか。
逆もありますよ。
うまくいった気持ちいい、じゃあもっとやろうとかって言うと、
気持ちいいからやるんになっちゃうんですね。
ですから、感情を感じたときにそのステイトをキャッチしないと感情的になっちゃうんです。
感情に支配されて動けちゃうから良くないっていうんですか。
感情が悪いわけじゃなくて、その感情のときに嬉しいとかムカついたーっていうときに、
どういうステイトを感じるのかってことで冷静になれるんですね。
ああ、なるほど。
アスリートを見てください。
アスリートで強い方っていうのは、
例えば格闘技でもそうですし、プロ野球の選手でも、
じゃあピンチだ、チャンスだ、絶対打ってやるぞっていう感情が湧いたときに、
絶対打ってやると思ったときにスーッとステイトを打てるステイトに戻してるはずなんですよね。
それを打ってやる、チャンスだ、きたー、打ってやると思うと、
感情的なパフォーマンスになっちゃうので力んでしまったり。
だから優秀なアスリートの方は、
感情を感じたとしてもそこからステイトにアプローチするってことをやってるんですよ。
感覚的にやっちゃってるっていうことですかね。
あと意図的にやってる方もいらっしゃいます。
こういうトレーニングを受けてる方もいらっしゃる。
ああ、そうなんですね。
あとはビジネスでいうと、やはり優秀な経営者とか成果を出していくマネージャーっていうのは、
感情的になったとしても、そこから感情をコントロールするというよりも、
ステイトをコントロールすることによって感情に支配されないようにしていくんですね。
例えば数字が落ちたと。やばい、やばい、うちどうなるだろう。
そこからゴール設定したら違うところに行っちゃいそうじゃないですか。
そういった意味で、この感情とステイトっていうのを分けていくということがすごい重要に私は捉えています。
なるほど。これは結局何のためなんですか。感情に支配されないためってことですか。
感情に支配せないで、結果を出すためのより良いパフォーマンスをするためです。
06:08
逆に感情ってものはどう扱うことになるんですか。その場合だと。
感情というのは逆に言うといい意味では、前回飛行機の話をしたじゃないですか。目的地に向かう。
目的地に向かうんだけれども、いろんな気流とか鳥とかが来てズレちゃったみたいな。
ズレちゃったっていうことを気づくっていうのは、実は感情のほうが適してるんですね。
なるほど。ズレのアラートというんですか。
その通りです。例えば数字が落ちた。あ、俺焦ってるとか不安になってるっていうのはズレちゃってるという証拠なので。
あとは部下が動いてくれないと。なんだこの部下ムカつくなーって。あ、ズレてる。
っていうふうに、自分がズレたということを知らせてくれるためには感情はとても重要になってくるんですね。
なるほど。
そのズレたということに気づかせてくれるまでが感情のとてもいい使い方なんですが、
今度はその感情をなくすために動いちゃうわけですよ。
部下にムカついた。頭くる。なんだ頭くんだ。部下が分かってくれないからだ。
じゃあ部下を分からしてやろうって言うと、あれ?部下を分からすことが。
ああ、そういうことですか。自分の感情の嫌なものを消すための行動になっちゃうから、そもそもの目的がズレちゃってる。
そうです。感情を消すのをゴールセット、アウトカムにしちゃうので、
なるほど。
ズレた瞬間にそこから違うアウトカムになる。
なるほどね。せっかく頑張って目的のために動いて目標のためにやってたのに、
感情がガッと動いて、その感情を消すためにやったら、そもそも違う道に行っちゃってるんですよね。
そうです。
じゃあ感情が悪いかってそうではなくて、ズレたということを知らせてくれるにはとても重要な役割になってますよね。
確かに。そういう意味ではいいセンサーとも言える。
本当にいいセンサーです。これがポジティブのほうもそうですよ。やったー!まではいいんですよ。
やった!いけるんだよね。俺ってすごくね?って言うと、あれ?ちょっと大丈夫かな?
俺調子乗ってないかな?目的ずれてないかな?っていうことも気づくので、両方ですよね。
ああ、なるほど。非常にわかりやすいですね。そういうことか。
そういうことは、アウトカムとか目標を設定して日々私たちは頑張ってるので、
そこで自分の大きく感情が動いた。プラスでもマイナスでもいいんですけど、
動いた。あ、ズレたかも。じゃあステートはどういうステートが重要なんだっけ?って言うと、
前回で言うと、具体的な期を思い出すと、期は期待ですよね。
この目標が達成することによってどんなことが期待できるのかって思い出すと、
09:03
ステートズレてるステートズレてる目標ズレてるズレてるっていう風に、またそこから迎えることができるということですね。
今さらっと具体的って話ありましたが、もしご存じない方は前々回。前々回ですかね。前々回ですかね。
目標設定のための具体的というテーマになってますので、そちらのほうも聞いていただけたらなと思いますが、ということですね。
そうか。そうすると感情がセンサーとして働き、ステート感覚。
そうですね。ステート感覚。体の内側の感覚がパフォーマンスの鍵を握ってるんです。
感覚を動かしたりするためには、逆に言うとどうするんですか?感情から入るんですか?そういうことではない?
会うとかも思い出すのが一番重要ですね。何のためにやってるんだっけ?っていうと感覚が戻るんです。
だから常にどうしたらいいんだろう?っていうのもズレてるので、不安というふうに。
どうしたかったんだろう?僕はどこに向かいたかったんだろう?というふうに思い出すとステートはスーッと戻っていく。
やりたいこととか目標が明確な方の何かぶつかっても何もどうしてなさそうな感じなのはそういうところにあるんですかね?
そうですね。
最低説明をしようとすると。
ところが、これがなかなか私たちは難しいのは、そもそも感情ということは認識できてもステートという概念をなかなか知らないじゃないですか。
だから感情が動いちゃうんです。感情はすごい重要なんですよ。
だから感情は重要なんですが、感情のまま動くというのは成果を達成するということを考えた場合に不都合が多くなっちゃう。
目標がズレちゃうから。
あとは、ステートのとき4Vと言いましたが、頭とか胸は日々私たちは実は感じてるんですよ。
頭が痛いとか胸が苦しいとかって結構感じやすいんですよ。
4V?
4Vっていうのはごめんなさい。
頭、胸、溝、お腹、4つある中で、ステートという概念は知らなくても、頭と胸の間隔はわりと感じてるんですね。日々。
頭きたーとか言うぐらいですからね。胸が痛いとか。
でもそこって感情と直結しやすい場所ではあるので、私が4つちゃんと感じてくださいって言ってるのは、
頭、胸だけじゃなく水落ちとか、お腹のほうがより重心がぶれなくなってくる確率が高いので、そこへのアクセスを気にしてもらってます。
お腹の感覚って感じようと思ってる。
意識しないと感じられなそうですね。
お腹今触っても、お腹ちょっと出始めたなぐらい。
違うステートになっちゃいますね。
12:00
確かにそうです。ステートが目的からズレました。
最後に、ステートを扱うときの中事項としては、水落ちお腹までちゃんとやりましょうということと、
水落ちとかお腹が、胸と同じくらいはっきり感じ取れるものという考え方は捨てていいんです。
胸は結構感じやすいので、それぐらいお腹とかも感じてないといけないんじゃないかって私たちは思っちゃうので、
そこまではっきりと感じないことも多いですね。
なんとなくずっしりしてるとか、そのぐらいの程度で全然OKです。
なるほど。ということで今日は久々にステートと、ステートと感情の関係という感じもあるかもしれませんけど、
非常にここを感情は、今起きていることへのアラートとしてね、
センサーとして使うことができるし、逆にそこを消したり、それに踊らされてしまうと感情に飲み込まれてしまうので、
改めて目的に回帰するための。
目的を思い出すと、
もう一回ステートを戻していくと。
そうですね。
なるほどね。
ブレない人っていうのはやっぱり、目的を思い出すとステートがスーッと戻ってるので、
こっちから見るとブレないな、この人はって思うんですよね。
でも人はそうやって人を見たときに意外とステートを見えてるかもしれないですね。
そうかもしれませんね。
はい。ということで今日はステートやってきました。
次回はここにひも付けていくと。
ここにひも付けることもそうですし、今まで全体でひも付いてくるんですけども、
結局具体的ゴールもステートも質問を使ってるんですよ、問いを。
具体的にはどういうことだろうとか、
僕のアウトカムはどこだったんだろう。
というわけで次回は質問、問いかけについて、
改めてポイントをしっかりとお伝えしていきたいなというふうに考えてます。
なるほどですね。
もう10月から久々にいろんな概念を整理してきた中で、
ある意味総集編かもしれないですね。
そうですね。
体の機能を活かすための、結局問いというのがどうなのかやっていきたいと思いますので、
ぜひ楽しみにしていてください。ありがとうございました。
はい。ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
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