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2022-11-18 13:12

第384回 ラポールとは「対人関係のあり方」!?

第384回 ラポールとは「対人関係のあり方」!?

経営者のコーチングを専門とする秋山ジョー賢司が、経営者やリーダーの抱える課題に共に向き合い、「マインドのメカニズム」を基に、ゆるやかにお答えする番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast/akiyama/q/

00:01
こんにちは、遠藤和樹です。秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山先生よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということで、今日はラポールの前回からの続きというか、さらに深めた話をしていきたいなと思うんですが、
改めて前回の復習からいきたいと思うんですけども、ラポールとは教えていただけますかね。
ラポールとは、一般的にという言葉かもしれませんが、
ラポールとは何ですかって言うと、安心してコミュニケーションが取れる信頼関係ですと訳されることが多いです。
そうですね、という話があって。しかしって話ですよね。
しかし、そうですね。私として教わったのは、
ラポールとは、私の言葉を深く受け取ってくれた人との間に生まれるものであるという。
作るものじゃないんだっていうところですね。
さらに、ラポールというものを生まれるんだけども、プロセスが重要なので、
ラポールが生まれやすいようなプロセスを辿っていくにはという話には最後にはなるんですが、
その前にもっともっと人間が生き物として何を求めてるかってことを知ることによって、
ラポールの正体が見えてるので、ちょっとその話をお伝えしたいと思います。
私も教えていただいた話なんですけども、
まず一つ目は、人はラポールを求めてるという。ラポールが欲しいんですね。
自分の言葉を深く受け取ってほしいと思っている。それを持ってますよね。
はい。これが少し生物学的に見てほしいんですよ。
例えば、目の前にいる人がいわゆる信頼できないとか、
本当は自分のことを襲おうと思ってる人だとしますよね。
そうすると常に危機感というか、見張ってなくちゃいけないわけですよ。
ところが、この人は本当に心から信頼できると背中は任せられるというと、
その人に対して監視するというエネルギーを消耗しないんですね。
だから別な危険なことに対してフォーカスできるので、
生き物という側面から近くにいる人とは実は信頼関係を築きたいんです。
これなんとなく生き物として私は理解したんですね。
ということは、まず私たちがやらなくちゃいけないのは、
近くにいる人は安全かどうかを確認しなくちゃいけないんです。
どうやって、この隣にいる人は私にとって安全かということを確認するかということですね。
そうすると、私たちはですね、皆さんも一緒に考えてほしいですよ。
隣にいる人は私にとって安全かをどうやって確認するか。
03:00
この話はラポールですよね、テーマは。
その中において自分の隣の人は安全かどうかをどうやって確認するか。
壮大なテーマですね。
そのとき、私たちは安全かどうかを確認するかって手立てが結構難しいので、
見方にどうやってできるかどうかっていうのを考えちゃうんです。
つまり、この人は安全かどうかわからないけど、隣にいる人はね、
もし私に好感を持ったり、私を尊敬したりすると、安全だと思えるじゃないですか。
危害を加えないと助けてくれるんではないか。
もう一つは、隣にいる人が自分がもし従わせることができれば、安全だと思っちゃうじゃないですか。
ですから私たちはついついね、尊敬されたいとか好かれたいと思っちゃうんです。
隣の人が安全だから。
もしくは私たちがマウンティングしたりするのはどうしてかというと、
こいつは従わせることができるな、だから安全だと思いたいんですよ。
でも私たちは、これは安全の材料にはならないと感じてるんですね。
結局尊敬されたい尊敬されたらこの人は俺のこと尊敬してくれてるから危害を加えないと思ったところで、
それの保証はないじゃない。
あとはマウンティングしたとしても、マウンティングし続けなくちゃいけないわけですから。
そういうことを話を元に戻すと、隣の人は安全かどうかを確認するためには、
自分のことを深く理解しようとしてくれる人は安全だ、安心だというふうに認識するんです。
なぜかと言うと、そもそも人間は自分の体験からしか相手を理解できないじゃないですか。
そうすると問いとしては、
この人は私を深いレベルで理解しようとしてくれるかという問いが生まれるんですって、無意識に。
あれ、遠藤さんって私のことを深いレベルで理解しようとしてくれるかどうか、
俺は知りたい、じゃあどうやってチェックしようかっていうと、
話を一生懸命聞いてくれたり、
自分の言葉を否定しなかったり。
あとは、私と同じ体験をしてくれてると、
この人は私のことを深く理解しようとしてくれてるなーっていうと、安心感が湧く。
言われてみるとそうだなと思うんですよ。
ですからラポールは何かというと、
ラポールを生むためのプロセスとしては、
06:01
あなたはその目の前の人を深いレベルで理解したいですかってことを問われてるんですって。
深いレベルで理解しようとしてると、
結果として、ペーシングと言って、
言葉の話すスピードかトーンとかが一致になってるはずだよねと。
深く理解しようとすると、
え、ちょっと待って、さっき言ったこととはこれで合ってるの?とかってことを伝え解消するんですって。
自然とってことですね。
この目の前の人を深く理解しよう理解しようとすると、だんだんその人の体験が、
あなたはこんなに辛かったんだ、しんどかったんだってなってくるので、
ミラーリングって言って、仕草や表情などが一致するんですって。
なるほどね。テクニックから入るんじゃなく、
相手のことを深く理解しよう理解しようとすると、
世間で言われる今のミラーリングとか、
体回収とか、ペーシングっていうのが行っていますよ。
結果論的にね。
そもそもNLPっていうのは、非常に優秀な心理療法家が、
どうやってこの人が患者さんに対してアプローチしてるのかってことを観察して分析して体系化したものがNLPなので、
なるほどなぁと思いますね。
心を寄せてすごく聞いてくれるおばあちゃんとか、
爽快爽快とか言いながら言われてみると、ものすごいペーシングですよね。
こっちより自分のことわかってんじゃねえかなーみたいな。
あれはまさに身心から入って、
別に彼ら絶対ペーシングなんてことは知らないはずだけど、
できてるっていうのはそういうところなんですかね。
そうですね。
じゃあここまできてね、私たちは2つ考えなくちゃいけなくて、
1つは目の前の人を深いレベルで理解しようとしてるか、理解したいのかということを問いかけていただきたい。
その答えはそれぞれだと思うんですよ。
それがいい悪い多いと言って、まずは問いかけてみる。
もう一つは、目の前の部下は深いレベルで理解しようとは実は思っていないと。
それでも自分にはこの責務があるから、なんとかやり遂げたいという場合もあるじゃないですか。
そういう場合、私はテクニックをテクニックとして使うのもありな気がするんですよ。
つまり、今度は逆で行きます。
ミラーリングとか振り返りとか、伝え返しとか、ペーシングを行っていくと、
肩から入ると気持ちとか感覚が変わるってのもありますよね。
特に日本はそれが得意で、
空手とか肩はとりあえずわからなくてもいいから、
一生懸命肩やっていくと、心が磨かれるってこともあるので。
09:02
いやー、今は俺は目の前の部下、深いレベルで理解したいとなかなか思えないんだと。
悔しいけどと。
それは私の本当の正直な気持ちですと。
でも今私はこのプロジェクトはどうしても成功させなくちゃいけない。
だとするならば、部下のことをより知らなくちゃいけないと。
そのためには本気で、ミラーリングとか伝え返しとかペーシングをやってみようと。
やっていく中で、この人のことを深いレベルで理解しようとしたくなるかもしれないじゃないですか。
ですから、今自分が目の前の人、特定の人と深いレベルで理解しようとしたいと思えてる人は、
自然にペーシング、ミラーリングができると思いますので、そのまま続けていただきたいし、
なかなかできないんだ、苦しい、でも成果を出しなくちゃいけないというスギムを持たれてる方は、
これはテクニックだけども、テクニックを繰り返すことによってそういう気持ちにも俺は慣れるという可能性を持って、
やっていただくといいなというふうに私自身は考えてます。
なるほど。そういうことですね。
アポールということの前提となるマインドみたいなものは、当然相手の言葉を深く受け取るというこの気持ちだけど、
一方でそれをやるために結果的に出てくるテクニックがあるので、
このテクニックこれから入ってそのマインドを手にするか、マインドを前提にやるかっていうのは両方あるよね。
そうですね。
仕事でよくわかんない初めての人にいきなり深く知りたいって、そこまでテクニック入ろうよという関係も当然存在するでしょうから。
ということでラポール2回に渡ってきましたけれども、いわゆるラポールを前提とするテクニックっていうのが、
今日出てきたミラーリングとかあの辺のことが、テクニックとしてはそういうことになるんですか。
そうですね。ミラーリングとか地帯回避とかペーシング。
あとはそのペーシングの中でも声をペーシングするとか、あとは音質を見てね、あとは呼吸。
あとはその結果として、ペーシングの結果として相手と同調するとか共感するとか、あとは妥当性承認っていろんなやり方があるんです。
いろいろ聞いたことのある言葉が今飛び交ってましたが、その辺に派生していくのが本格になるのはこのラポールのためにそういうスキルが存在するんですね。
この辺りはね、一個一個技術として話し出すと、ポッドキャストでは扱い切れるところじゃないと思いますので、詳しくはインナーダイビング、秋山先生のスクールといった方がいいんですかね。
その中ですべて解説もしてくださっておりますので、ぜひそちらのほうもチェックしていただけると、いろいろ深く学べるんじゃないかと思いますので、併用して学んでいただけたらなと思います。
さて、そんな中で終わりますが、次回はラポールまだ行くのか。そろそろちょっとテーマを変えてね。
ラポールにもとても重要な5巻をお話ししたいと思います。
12:03
5つの6巻。第6巻、5巻の5巻。
そうですね。間隔の話をしたいなと。
5巻はたぶん1回じゃ終わらなそうなので、まず5巻全容をお伝えしながら、何回かやっていくことになりそうですけども、楽しみにしていただけたらと思います。
現在秋山先生の経営者のマインドサプリは、ポッドキャストのみならず、Amazonミュージック、スポーティファイ、ボイシー、あと何かありましたっけ、いろんなところで聞けるようになっておりますので、皆さんの環境に合わせて聞いていただけたら嬉しく思います。
ということで終わりましょう。ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
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