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2020-05-15 20:21

第253回「質問:複数の業務をどれも手放すことができない部下について・・・」

第253回「質問:複数の業務をどれも手放すことができない部下について・・・」上場企業から中小企業までエグゼクティブコーチングトレーナーとして人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が経営や人生で役立つマインドの本質についてわかりやすく解説する番組です。
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秋山ジョー賢司の稼ぐ社長のマインドセット
なぜ一流の経営者たちはぶつかる壁を次々と越えられるのか? そこに隠されたマインドの正体
ポッドキャスト稼ぐ社長のマインドセットは上場企業から中小企業まで エグゼクティブコーチングトレーナーとして人材開発を行ってきた
秋山ジョー賢司が経営や人生で役立つマインドの本質について わかりやすく解説します。
こんにちは、遠藤克樹です。秋山ジョー賢司の稼ぐ社長のマインドセット 秋山先生、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いいたします。
いきましょうかと言いたいところなんですけど、最近いかがですか?
最近、そうですね。私もそのパーソナルトレーニングしてるじゃないですか、メントレとしてのクライアントさんのね。
それがリモートというかズームでやる機会も増えてきたので。
もうほぼ今9割方ズームシフトですよね。
そうですね。もともとこういう仕事って電話とかスカイプでやった時代があったので。
はいはい。
久々にこういうのをたくさんやってるって面白いですね。
面白いと言いますと。
なんかこう皆さん対面の方がいいっていう方も多いんですけど、実はそのオンラインでこういうセッションみたいなことをやった時に意識がより相手の声のトーンに向くので。
なんかこう対面とは違う感じで相手のマインドにアプローチできるので。
すごいこう、また違った楽しさって言ったらきついですけどがあるんですよ。
それは効果的でもあるって意味ですか?
そうですね。
そうなると対面は対面でいいんでしょうけど。
なんか対面の意味も結構問われる感じもあるんですかね。このセッションとかコーチング的なものっていうのは。
対面の一番の意味はやっぱりこの部屋の同じ空気感を私が作っちゃってるので、そこに飛び込んでもらうということと。
あと自分が普段働いてる場所から遠ざけるというか、振り返るときに俯瞰してみるって言葉じゃないけども、位置を変えさせるっていうのが一番意味があるので。
そこは対面は強いですね。
特に地方からわざわざ来ている方とかはそこはそこで。
すごい価値がある。
あるけど。
そんな中で今は結構ズーム切り替えなんですね。
そうですね。
コロナ疲れ云々の話はもうちょっと聞き飽きるぐらいありますし、そういったご質問も結構いくつかいただいてはいるんですけども、
今日はちょっとコロナとは関係のないご質問が来てますので、早速ご紹介させていただきたいと思います。
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今回は医療系の経営者40代の男性ですね。
ご質問いただいておりますのでご紹介します。
少し長いのでお聞きください。
秋山先生、遠藤さんいつも楽しく学べさせていただいております。
秋山先生のメルマガの調合録は印刷して職場の事務室にも貼ってあります。
これすごいですね。
すごいですね。
社名を送っていただきたいですけど。
私はスタッフ20名程度の診療所を経営しています。
現在1人の女性スタッフにどのようにアプローチしたらよいのか悩んでいます。
複数の業務をどれでも手放すことを拒否する部下にはどのようにアプローチすればよいでしょうか。
その部下、今回AAさんとしますとあります。
Aさんはもともと医療職なのですが、現在は自由診療の営業的な業務に就いております。
Aさんは営業成績もよく勤務員の3分の1の給与で、勤務員2人分を稼ぎます。
営業の仕事に関しても成績を上げたり、患者に喜ばれたり、やりがいも感じているようです。
一方、もともと医療職として医師のアシスタントの仕事が楽しかったらしく、
営業部門もこのまま任せられないが、医師のアシスタント業務をしたいと言っています。
経営者としては、誰でもできるアシスタント業務よりも営業成績の良いAさんには、
営業に専念してほしいと伝えていますが、本人の強い希望で、
営業の空き時間に医師のアシスタント業務を行うことを許可しています。
問題が起こるのはいかの時です。
営業の対面業務が終わったので、Aが医師のアシスタント業務に就きたいと思った時に、
他のスタッフが既にアシスタントとして医師に就いている時に、後退してと言えない。
言えずに不安を勝手に溜め込み、自分にアシスタントさせるための特別な聞くばりをしなかった医師に
怒りの矛先を向けたり、他のスタッフにヤツ当たりをしたり、
へそを曲げて部屋にこもって出てこなくなったりします。
しかし、そもそも医師は患者に集中するためにアシスタントが必要なわけで、
アシスタント後退の大変など聞くばりすることはできません。
何度も同じ問題を起こしていて、Aさんと他のスタッフの間で
後退する場合のルールを決める話し合いの時間を持たせたりしましたが、
Aの心の中にある問題でできません。
具体的に、なぜできないと思うのか、逆にどうのようにしたらできそうだと感じるかと聞いてみても
できないです、という言葉しか返ってきません。
その時の気持ちはどんな感じか、どのような声が自分の中から聞こえてくるのかと聞くと、孤独。
私一人だけ部屋にこもって、ただ患者と話しているだけ、帰る場所がないと言います。
では、院内の全患者ではなく、担当患者を減らしてはどうか。
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院長の患者だけを担当して、アシスタントも営業も行ってバランスよくやってはどうかと何度か提案しましたが、
営業成績が下がるから、全患者を担当したいと言います。
過去にAさんは、アシスタント業務と営業を両立させたくてどっちつかずになり、
全く営業成績が出ず、スランプに陥るということも経験しています。
売上を下げたくない気持ちと、意思の側という自分の帰る場所を確保したいという気持ちの二つが対立していて、
どちらも手放すことを拒否して動けなくなっているAさんに、どのような関わりをしたらよいでしょうか。
よろしくお願いいたします。
ほう、なるほど。
ということですけどね。
これは整理しつつ、どこから行きましょうかね。
まず整理しましょうか。
この方は軽症の方で、医療系で20名のスタッフがいると。
診療所を経営していると。
その一人の方が、もともと医療職で、自由診療の営業的な業務について。
自由診療の営業的な業務ということは、いろいろとお話を聞いて、
自由診療ですからね、提案するんでしょうね。
そうですね。
その営業成績がすごいいいと。
これすごいですね。
通常、勤務員の2人分稼ぐって言ってますからね。
その一方で、アシファントの業務を好きでやりたいと言ってるんだけども、
そのアシファントの業務のときに、自分に配慮してくれないと言って、
医師に対して怒りの矛先を向けてしまったり、
他の方に対してやつらたりしてしまうと。
ということなんですが、これ何が起きてるかということですよね、彼女の中で。
彼女の中ですか。Aさんの中で何が起きてるか。
ちなみに、この方の中で、なぜできないと思うか、
逆にどのようにしたらできそうだと感じるかと聞くと、
できない。できないですということしか返ってこないと。
どんな気持ちとか、自分の中からどんな声が聞こえてくるかと聞くと、
孤独。私一人だけ部屋にこもってただ患者と話してるだけ。
帰る場所がないと言ってますというふうにありますからね。
まず、できないって言ってるじゃないですか。
できないという言葉しか返ってこないですと。
ここが一つヒントなんですよ。
つまりこれは、自分のちゃんとした理由は言いたくない。
というか、察してくれと言ってるんですね。
なるほど。
それを例えば、私が何かこういうことなんです、実はこうですって言うじゃないですか。
言ってやってもらったらダメなの。
09:04
私の気持ちを察しなさいよって言ってるんですよ。
できないですの意味ですね。
ヒントとして、孤独とか、
私の一人だけ部屋に閉じこもって患者と話してるだけ、帰る場所がない。
3つ新ヒントを差し上げますから当ててねって言ってるんですね。
なんか子供に近いですよね、これ。
なんでなんとかちゃんこれできないの。
できないもん。みたいな。
できないもん、そうですね。
プラス言ったらやってあげようとしてるんですよ、この先生は、経営者の方は。
プラスは教えない。教えたくない。
彼氏彼女で言うと、君何が欲しいみたいな。
いや言わないで、当ててほしいのにみたいな。
何でもいいよって。
そう。何でも買ってあげるから言って、いやいやって。
何でもいいよって言われて、何でもいいじゃねえ、教えろよみたいな。
まず質問者の方、とても頑張っていろんなことを考えてる方だなと思うんですね。
その一方で、このスタッフの方からすると、
今自分営業設備いいわけじゃないですか。
お給料がやってる分に対して高いわけではないとするんですよ。
やっぱりそこは認めてほしいって思っているのが普通ですよね。
実は何を分かってほしいかというと、ヒントは
自由信領の営業が上手いってことがヒントなんです。
自由信領の営業が上手いってどういうことかというと、
相手のことがちゃんとヒアリングして、
相手のアウトカバーを引き出した上で営業されてるはずなんですね。
こういうステップしましょうとか。
だから彼女は相手の気持ちを探るというのから分かるのが上手い方なので、
たまに私たちは自分の能力が高いと、それを基準にして相手に求めちゃうんですよ。
なぜ私は私の営業を見てて分かるように、
私は相手の気持ちを分かるのに、
なんでみんな私の気持ち分からないのと。
私の話のようにやってくださいよってことを強く言ってるように聞こえてくるんですね。
能力が高いゆえの孤独に落ちてる感じなんですかね。
そうなんです。
ヒントはもう一つが、孤独って言葉があったことと、
私一人だけ部屋に閉じこもって患者と話をしてるだけ。
ここに対してその喜びを感じきれてないわけですよ。
審査の場面を喋っていますよね。
だから私は営業が得意だけど好きかどうか分からないんですよ。
12:04
このご質問者の方は冒頭に、
成績を上げたり患者に喜ばれることにやりくらいも感じているようですというふうにはおっしゃっていますけどね。
それは相手が喜んでくれたら結果としてはやりがいを感じているけど、
本当にそこにやりがいを感じたら、
アシスタントの方をやらなくていいと思いません。
だから時より私たちは得意なことと望むことが違う場合もあるんですよね。
この方がアシスタントに入っているときどういうことかというと、
違う形で相手のサポートができているってことじゃないですか。
先生これ取ってとか、先生にこれ取ってくださいって言われたり、先生これどうぞみたいな。
自分が自ら動いて貢献できるっていうところが好きなんでしょうね。
最終的にその根底にあるのは、自分が認められている感が出てないんですよ全く。
ほうほうほう。成績も上がってるし。
この方のニュアンスからして評価もしてる感じはしますが。
質問者の方は評価はしてると思います。とても高く。
ただ彼女の感覚として評価されているとか、大切に扱われてるっていう感覚がないので。
ないので、他の先生なんで私のことをアシスタントに入れるように配慮してくれないのとか。
なんで他のアシスタントは私って医療の方やってるのにわかってくれないのみたいなことが起きちゃってる。
だから大切なのは彼女にどういうアプローチをしたら、
彼女は自分は評価されてると感じるかっていうところを見ていくことが大切ですね。
これどこに着地させるのか。
着地を求めるのもあれですけど、いいんですかね、このAさんという方の扱いは。
これ私は答えを言わないほうがいいと思うんですけども。
もし私だったら、着地は営業に専念する。
なぜかというと、他の医師の方たちとかアシスタントの仕事をしてもらうためには、
他の医師と他のアシスタントの人に対する協力というか、
値回しというか、手筈も必要になってきちゃうわけですよ。
ところが、きちんと質問者の方が彼女に対して、
彼女がわかりやすい、彼女が実感できる、評価されてる感を作ってあげたら、
もっともっと今やってる自由信業の営業のほうにシフトしていけると思うんですよね。
そちらのほうが早いと思いますね。
15:03
これでも、仕組みとか外部環境の問題もある要素があるじゃないですか。
メンタルの話と、外部環境がメンタルを作るのでという意味で。
勤務員の3分の1の給料で、勤務の2倍稼ぐ人にというのを普通におっしゃってますけど、
これ本人たぶん気づいてますよね。
実は、さっき言った答えの一つがそこ。一つなんですよ。
彼女が私が評価されている、他のスタッフではなく他の先生ではなく、
この病院から評価されてるってことを実感できる方法としては、
そこはもう一度見てみるっていうのもアレなんですね。
逆に、ここを3分の1で2倍稼いでるってことをさせてるから、
彼女としては当然立場が上になっても不思議じゃないですよね。
不思議じゃないですよね。
よく経営者の方は、あのスタッフはお給料じゃないんだと、
やりがいなんだっていうふうにおっしゃる方いますが、
それは外れないかもしれませんが、
やっぱり適切な評価、お給料に対する適切な評価っていうのは、
意外に受け手の側の方は、意識は私がお金じゃないですと言いつつも、
評価されている、求められているってことはとてもわかりやすいので、
ここは一回見直したほうが私もいいと思いますね。
そうですよね。
ただ、根底にあるいは営作に起きてることは、
自分の中では認められていないと思っているのが根底ってことですね。
そうです。その根底をちゃんと相手がわかる。
経営者の方は認めてるんです。
認めてるんだけど、彼女としては認めてるという感じを得ることができない。
そこのキャップを詰めてってほしいんですよ。
例えば、給料という概的なもので詰めていく方法もあれば、
コミュニケーションとして彼女の内的な方にアプローチするって方法もありますけど、
これ内的なアプローチって何ができるんですか。
秋山先生ならできそうですよ。恐ろしいテクニックを使ってね。
ただ、放送でこんだけ優秀な女性を、どうなんですかね。
まず私の基本は挨拶です。
いいですね。そうきました。
そうです。挨拶のときに、経営者の方が堂々と大きな大らかなオーナーで、
おはよって、大樹のような、富士山でもいいんですけど、
そういう感じでおはよとか、最近調子はどう?って。
18:00
ここからやってほしいですね。
経営者の方って、このスタッフを抜けてほしくないって人がいると、
無意識に、そんなつもりはないんだけどステートを下げてしまって、
若干下から入るようなことをしてしまう場合があるんです。
逆に、こういうふうに能力が高い人は、安心して力を発揮できる場所を求めてますので。
ですから、外的要因の給料じゃないところをまず第一本目は、
挨拶とか声掛けのときの、姿勢と声の出し方ですね。
なるほど。いろんなファクターがある中で、いろんなソリューションがありますけど、
挨拶、給料のところを考えてみる。このあたりが一つ。
いやいやいや、挨拶すごい重要。
声掛けをするときのステートと声の出し方という意味ですか?
ここは給料の話はカットで、挨拶で。
いやいや、給料もちゃんと考えたほうがいいと思いますよ。
相手にわがままではないですけど、彼女の場合は、
そういうポジションを取らせるような環境設定をしないことですよね。
なるほど。
お給料はお給料と適切に評価してるよ。
そこは文句を言わせないじゃなくて、きちんと数字で評価してるよとやっていくことが重要ですね。
特に彼女は、もっと営業のほうに行ったら伸びると思いますしね。
というわけで、いったいやってまいりましたが、
またね、畳めていろいろ状況が変わると思いますので、
ご質問がありましたらお待ちしております。
というわけで、今日のところは終わりたいと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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